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若菜祭に参加(4/6) [2014年04月07日(Mon)]
 昨日(4/6)は奈良県明日香村で「若菜祭」が開催され出かけて来ました。
 桜は満開を過ぎ散り始めていましたが、川原寺付近の明日香川沿い(1枚目の写真)や橘寺(2枚目の写真)の花はまだ十分楽しめました。
IMG_6053m.jpg
IMG_6062m.jpg

 犬養万葉記念館は、万葉学者の故犬養孝先生の業績(学術分野では万葉風土学を確立、多くの人々に万葉の世界を広め、飛鳥の古都保存にも尽力)を顕彰するために2000年4月1日に開館され、明日香を訪れる万葉ファンの立ち寄り先となっています。4月1日は先生の誕生日にあたり、毎年4月の第一日曜日に若菜祭が行われています(午前中は記念館で神事、午後は明日香村中央公民館で講演会)。これまでは講演会のみの参加でしたが、今年は初めて神事にも参列しました(15回目)。

 神事は、記念館の活動の発展を祈念して飛鳥坐神社の飛鳥弘文宮司により執り行われました。
 神事の後お話をされる飛鳥宮司  
IMG_6048m.jpg

 記念館の運営については、今年度から明日香村の方針で少し変わって行きそうなのが気がかりです。

 講演会では、大濱眞幸先生(元関西大学教授)が「天平二十年四月一日の大伴家持」と題して、四月一日に掾久米朝臣広繩の館の宴で詠まれた次の四首の歌群を取り上げられました。
 卯の花の 咲く月立ちぬ ほととぎす 来鳴きとよめよ 含みたりとも (Q-4066)
 二山の 山に隠れる ほととぎす 今も鳴かぬか 君に聞かせむ (Q-4067)
 居り明かしも 今夜は飲まむ ほととぎす 明けむ朝は 鳴き渡らむそ(Q-4068)
 明日よりは 継て聞こえむ ほととぎす 一夜のからに 恋ひ渡るかも (Q-4069)

 以下、当日の先生の資料より、「季節観から見た四首のまとめ」を載せておきます。
 この年の夏四月一日(太陽暦五月六日)が”立夏の前日”に当たり、それは十九年に一度しかない珍しい巡り合わせで、そのような日だからこそ宴が催され、これらの歌群が成立したとみられています(立夏前日の夏四月一日は、ほととぎすの初音を心待ちにする者にとって、その思いを詠むのに誠に相応しい日)。 

 講演される大濱眞幸先生
IMG_6064m.jpg

 ところで、先生の父上(故大濱嚴比古氏)も万葉学者で、お名前の”眞幸”は、次の万葉歌に因んで付けられたそうです。
 岩代の 濱松が枝を 引き結び 眞幸くあらば また還り見む (有間皇子挽歌 A-141)
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Posted by katakago at 21:30
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