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先祖の来歴を記す石碑を探し当てました(大仙寺境内で) [2014年03月13日(Thu)]
 猪名川万葉植物園としている裏山の一角に、木田氏中興塔が建てられています(一枚目の写真)。この五輪塔の側面には建塔の趣旨が刻まれており、それによると寛政二年(1790)庚戌十二月に木田新左衛門重規によって建てられたことが分かります。2006年に『手づくり万葉植物園の四季』を自費出版するに際して、この側面に刻まれた碑文の拓本(2枚目の写真)をとり、坂東俊彦氏(東大寺図書館)により解読してもらいました(3枚目の写真)。
 その現代語訳は、「木田氏の始祖は源満仲である。(満仲に始まる)源氏は多田郷に二百年余り住んでいた。(二百年余りを経た)秋圓居士の代になって浪華に移り住み、今ちょうど二百年になろうとしている。(秋圓居士は)木田氏の中興である。木田院と称して、その来歴を石に刻んだ。それは浪華城の南の大仙禅寺にある。子孫の木田新左衛門重規が中興の陣跡とされる田に塔を建て、大いに冥福を祈って追善した。」となります(注目個所に下線を施した)。
 
 その時以来、木田氏の中興とされる秋園居士の来歴が刻まれた石碑を、是非とも探し当てたいと思っていました。浪華城とは大阪城で、大仙禅寺は大仙の名から堺方面のお寺かと思い、これまでネットで調べたりしていましたが見当たりませんでした。ところが最近、大阪市内にそれも大阪城の南に大仙寺という禅宗のお寺が在ることが分かり、訪ねてみました(3/10)。 

 木田氏中興塔
IMG_3290m.jpg

 碑文の拓本(額装にしました)
IMG_5729m.jpg

 拓本写真と解読文
IMG_0003m.jpg


 大仙寺(大阪市中央区谷町9丁目5-6)は臨済宗妙心寺派の禅寺で、このお寺には江戸時代の豪商淀屋一族の墓が在ることで知られています(淀屋研究会代表の毛利信二さんのホームページ)。それらの墓は、傍に説明板が設置されていたのですぐ分かりました(左奥)。その近くにひときわ大きな石碑が目に入り、近づいて碑面を眺めると、見覚えのある文字を見つけることが出来ました。「木田院」や「秋圓居士」を目にした時には久しぶりに興奮してしまいました。

 大仙寺で見つけた秋園居士に関する石碑
IMG_5724m.jpg

 畳一畳ほどの石碑の碑面(写真のコピーに注目個所をマーカーで記した)
IMG_0001m.jpg

 漢字の長文で、いずれ読み下し出来ればと思いますが、碑文からは、「出自満仲」、「源公」、「多田郷二百餘歳」、「木田院」、「秋圓居士」など、裏山に建てられた五輪塔に刻まれた碑文と共通の文字が読み取れます(写真ではマーカー)。
 こちらの住職によると、この石碑の施主の子孫が岡山に居られるとのことで、機会があればお逢いして話が出来ればと思っています。

 なお、五輪塔の関連記事は、多田神社の萬燈会の記事(下記のURL)でも触れています。
    ↓
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/441
        

Posted by katakago at 07:04
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https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/783
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