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ツユクサ [2011年06月23日(Thu)]

 ツユクサは、万葉歌では、つきくさ(原文は月草・鴨頭草と表記)として詠まれています。9首詠まれていますが、つきくさで染めた衣の色が変わりやすいため、6首までが「うつろふ」という意味で用いられています。
【歌】 月草に 衣色どり 摺らめども うつろふ色と 言ふが苦しさ (F-1339)
【口語訳】 月草で 衣を染めて 摺りたいが 変わりやすい色だと 聞くのがつらい
 この歌は、巻7の比喩歌に分類され、草に寄する十七首のうちの一首です。「衣色どり摺る」に、求婚を受け入れる意を、「うつろふ色」に、さめやすく移り気な心を譬えているとみられています。表の意味は、口語訳のようになりますが、裏の意味は、「あの人を自分の夫に決めようと思うけれど、世間では浮気がちであるといわれているのが心苦しい」となります(女の歌です)。この歌については、井手至先生の「万葉集歌鑑賞」講座(NHKカルチャー)で、今年の1月に解説していただきました。

Posted by katakago at 08:09
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