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明日香の万葉文化館を訪ねて [2013年11月04日(Mon)]
 今年は和銅六年(713)に風土記編纂の命が出て1300年目にあたります。奈良県立万葉文化館では、統一テーマ「風土記1300年記念」と銘打って、3回のシリーズで講演会(万葉古代学講座)が予定されており、昨日(11/3)はその一回目があり出かけて来ました。
IMG_4881m.jpg

 今回の演題は「出雲国風土記と古事記」で、井上さやか氏(万葉文化館主任研究員)が講演されました。先月「飛鳥を愛する会」で島根県を訪れたこともあり、この演題に興味がありました。
 『続日本紀』元明天皇和銅六年五月二日条に、「畿内と七道との諸国の郡(こほり)・郷(さと)の名は、好(よ)き字を着けしむ。その郡の内に生(な)れる、銀・銅・彩色・草木・禽(とり)・獣・魚・虫等の物は、具(つぶさ)に色目を録し、土地の沃塉(よくせき)、山川原野の名号の所由(しょいう)、また古老の相伝ふる旧聞・異事は、史籍に載して言上せしむ。」とあります。
 『出雲国風土記』は現存する5つの内の一つで唯一の完本とされる。九郡。郷は六十二とあり、その郡や郷の名の謂れに関連して多くの神が登場します。その一例として、総記には、「出雲と号くる所以は、八束水臣津野命(やつかみずおみづのみこと)、詔りたまひしく、『八雲立つ』と詔りたまひき。故れ、八雲立つ出雲と云ふ」とあります。今回の講演では56の神名が挙げられました。
 意宇郡(おうのこほり)母理郷(もりのさと)の個所で登場する所造天下大神大穴持命(あめのしたつくりまししおほかみおほなもちのみこと)は、『古事記』上巻では、速須佐之男命(はやすさのをのみこと)の五世孫である大国主神(おほくにぬしのかみ)の五つある亦の名の一つとして、大穴牟遅神(おほあなむぢのかみ)が出て来ます。他の三つは、葦原色許男神(あしはらしこをのかみ)・八千矛神(やちほこのかみ)・宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)です。なお、『古事記』で語られる稲羽素兎神話や八千矛神神話などの出雲神話は、『日本書紀』には出てきません。

 万葉文化館の前庭の木々も大分紅葉が見られるようになりました(写真左手前はヤマボウシ(みずき科)。
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Posted by katakago at 10:41
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