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美酒発掘(橿考研博物館秋季特別展) [2013年10月07日(Mon)]
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 奈良県立橿原考古学研究所付属博物館では、秋季特別展「美酒発掘」が開催中です(10/5〜11/24)。昨日(10/6)は午後から県立万葉文化館(明日香村)で開催された「万葉古代学公開シンポジウム」に参加するついでに、博物館に立ち寄りました。10時半からは担当の学芸員が案内してくれました。
 文献史料としては、『三国志魏書』倭人条に「人性嗜酒(人の性、酒を嗜む)」とあり(次の写真)、日本人にとって酒とは古くから関わりあいがあります。考古資料からは縄文時代前期中ごろから中期(紀元前7900〜6000年ごろ)の青森県三内丸山遺跡などからヤマグワ・ヤマブドウ等の種子を主体とする廃棄物層で、果汁が搾り取られたとみなしうる状況が確認されているそうです(果汁を発酵させれば果実酒の存在が想定されるようです)。
 百衲本の影印より
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 『日本書紀』崇神天皇条に、大物主大神(大神神社の主祭神)へ奉げる酒造りを司る「掌酒(さかびと)」に高橋邑の活日(いくひ)が任じられたとの記載があります(三輪の地と酒の醸造との関連を記す文献史料の初出)。考古学的に注目されるのは、三輪山の山腹に所在する磐座(いわくら)の一つである山ノ神遺跡から、『延喜式』(巻40「酒造雑器」)に記された酒造道具に共通するとみられる土製模造品の出土です。これらの遺物の発見により、古墳時代(5世紀ごろ)に三輪山祭祀が本格化したと考えられています(以上展覧会図録より)。
 現在、大神神社は全国の醸造元の信仰を集めています(毎年11/14には醸造安全祈願祭(酒まつり)が斎行される)。
Posted by katakago at 14:43
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