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レクチャー&コンサート(尺八演奏を楽しむ) [2013年10月07日(Mon)]
 昨年、NHKカルチャーで筝曲の歴史と演奏を聴く講座があり参加しました。演奏の合間に、尺八と合奏する代表的な曲の作曲者の解説もなされ、大変興味深い講座でした(若い人の参加も見られました)。尺八に関してもこのような講座があればと思っていたところ、朝日カルチャー中之島教室で、星田一山先生が「尺八演奏を楽しむレクチャー&コンサート」をされる記事(下記の写真)が目につき受講しました(10/5)。
IMGm.jpg

 講座では、尺八の歴史と魅力についてのレクチャーの合間に、童謡や宮崎駿のアニメの主題歌などや、箏と合奏される「春の海」、尺八本曲「朝風」の演奏も聴かせていただきました。尺八のファンが増えることを願っています。
  
 尺八の歴史について
 尺八は初唐の呂才が創始したと伝えられ(『唐書』呂才伝)、我が国へは雅楽の楽器として奈良時代に伝来した。正倉院には八管(真竹の他に象牙・石・玉で作られたもの)が現存しています(平成18年、20年の正倉院展に出品)。唐時代の小尺(一尺=24.6cm)で、現在の尺八(一尺八寸管)よりも短く、また、指孔は6孔で三つの節を持つ(現在のものは、5孔で節は七つ)。
 雅楽の楽器としての尺八は平安時代半ば以降次第に衰退し、中世に入ると、指孔が5孔で竹の節が一節の一節切(ひとよぎり)が現れる(当日は珍しい実物を見せていただきました)も、18世紀には次第に衰退し、江戸時代には普化宗(ふけしゅう)と呼ばれる禅宗の一派が形成されると、法器として尺八が用いられるようになった(虚無僧以外の一般人の演奏は禁じられた)。明治になり普化宗が廃されると、尺八も法器から楽器になり、琴古流・都山流などの近代尺八へと至っています。
 ちなみに都山流の創始者は中尾都山(本名は琳三、明治9年大阪府枚方町に生まれる)で、大阪市天満で教授を開始した明治29年2月15日が創立記念日となっています。  

 尺八を吹く音声菩薩(東大寺大仏殿前の金銅八角燈籠)
IMG_0342s.jpg

 昨年、なら燈花会に出かけた折(2012.8.14)に撮影したもので、この八角燈籠の他の三面には笙(しょう)・銅跋子(どうばっし)・横笛を奏でる音声菩薩像が浮き彫りにされています(天平仏教美術の名品で国宝になっている)。

 
なお、昨年受講した講座「箏のルネッサンス」の記事は下記のURL
       ↓
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/453
Posted by katakago at 11:45
この記事のURL
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/713
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