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ヤマブキの花 [2013年04月07日(Sun)]
 
IMG_3688m.jpg
 ヤマブキの花(一重)が咲いています。八重はこれからです。
ヤマブキは万葉歌には17首詠まれており、一昨年、昨年の記事でも紹介しています。
                ↓
   URL https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/6
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/daily/201204/15

ここでは別の歌を載せておきます。
【原文】 花咲而 実者不成登裳 長気 所念鴨 山振之花 (I‐1860)
【読み下し文】 花咲きて 実は成らねども 長き日に 思ほゆるかも 山吹の花
【口語訳】 花だけ咲いて 実はならないのに 長い間待たれることよ 山吹の花は
 「実は成らねども」は、八重の品種には実が成らないのでこのように言われるが、集中、「実成らず」・「実に成らず」は、しばしば実らぬ恋の比喩に用いられるため、この歌にも寓意があるかとする説もあります。
 
 植物の種類は異なりますが、大伴家持の紀女郎への贈答歌では次のように詠まれています。
【歌】 我妹子が 形見の合歓木は 花のみに 咲きてけだしく 実にならじかも (G‐1463)
【口語訳】 あなたに 頂戴したねむは 花ばかり 咲いておそらく 実を結ばないのではないでしょうか
『新編日本古典文学全集 萬葉集』によれば、この歌には、「あなたの私に対する愛情は一時的なものではないでしょうか、の寓意がある」と解説されています。 


Posted by katakago at 20:19
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https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/569
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