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摂津の酒 ― 池田と呉春をめぐって ― [2012年11月24日(Sat)]
 大阪大学総合学術博物館では今、創立10周年を記念して第15回企画展が開催されています。「ものづくり上方”酒”ばなし ― 先駆・革新の系譜と大阪高工醸造科 ―」と題して、日本の酒造りを牽引してきた上方および大阪大学(前身は大阪高工醸造科)の位置について、技術・社会・文化など多方面にわたって各種資料が展示されています。
 次の写真はそのチラシです(会期は来年1/19まで)。
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 今日はこの特別展にちなんで特別講演会が開催されました(於大阪大学会館講堂)。冷泉為人氏(冷泉家時雨亭文庫理事長)が「摂津の酒ー池田と呉春をめぐってー」と題して講演されました。
IMG_2208m.jpg
 江戸時代に池田(大阪府池田市)は酒と炭で大いに栄えたと言われています。得られた経済力でいわゆる壇那衆が生まれ、彼らが文人墨客の支援者となりました。この壇那衆の中には酒造家もあり、呉春は池田の酒造家では荒木李渓・山川星府、神戸大石灘の松岡士川(蕪村の弟子)らと交流することになります。。
 呉春は金座年寄役であった松村家の長子(1752年生れ)で、20歳前後で与謝蕪村に入門したと考えられています。30歳の時に師蕪村の勧めで、池田の川田田福(蕪村の俳諧の弟子)のもとに寄宿するようになり、翌年、池田の古名「呉服(くれは)」に因んで姓を「呉」とし、春に改名したので名を「春」として、姓名を「呉春」としたそうです。次の写真はその当時に画かれたものです。 
IMG_2212m.jpg

 呉春の画風が文人画の蕪村風から応挙風(四条派)に変わってゆくのをスライドで説明して頂きました。
IMG_2258m.jpg

 ところで、池田市には「呉春」の銘柄の酒造会社(呉春酒造株式会社)が一社だけ残っています。
Posted by katakago at 21:50
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