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ススキの穂(初尾花) [2012年09月22日(Sat)]
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 ススキ(いね科)の穂が出てきました。万葉歌には、すすき(原文は須為寸・為酢寸などと表記)または、をばな(尾花)として詠まれています(昨年10/16の記事参照)。先に紹介した秋の七種(ななくさ)の一つです(8/22の記事)。

 ここでは、巻十の歌を紹介します。
【歌】 さ雄鹿の 入野のすすき 初尾花 いつしか妹が 手を枕かむ (I-2277)
【口語訳】 (さ雄鹿の) 入野のすすきの 初尾花(はつおばな)のように初々しい娘(こ) いつになったらあの娘(こ)の 手を枕にすることだろう
 「さ雄鹿の」は、鹿が野を分け入る、の意でかけた「入野」の枕詞で、「初尾花」は穂が出たばかりの尾花で、初々しい女性の姿のたとえとして用いられています。三句までが初々しい女性の比喩的序詞となっています。『萬葉集全歌講義』には、うら若いおとめとの結婚を早くと待ち望んでいる男の歌、とあります。


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Posted by katakago at 09:41
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