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ヤブコウジ [2012年01月04日(Wed)]

 今日は午後から雪がちらつき、裏山の植物園でもうっすらと積もりました。

 ヤブコウジの写真と歌は、昨年11/21にも紹介していますが、ここでは、雪と一緒に詠まれた万葉歌を紹介します。次の二首はいずれも大伴家持の歌です。
【歌】 この雪の 消残る時に いざ行かな 山橘の 実の照るも見む (R-4226)
【口語訳】 この雪の 消えてしまわないうちに さあ行こう 山橘の 実の輝くさまを見よう
 題詞には、雪が降った日に作った歌一首とあり、深紅の実が白い雪に映える様子を見たいと詠んでいます。天平勝宝二年(750)、越中に赴任していた時の歌です。

 もう一首は、天平勝宝八年(756)に詠まれています(この時家持は兵部少輔)。題詞には、「冬十一月五日(太陽暦の十二月五日)の夜、ちょっと雷鳴がし、雪が降って庭に積もった。その時たまたま感興を覚えて、まずは作った短歌一首」とあります。
【歌】 消残りの 雪に合へ照る あしひきの 山橘を つとに摘み来な (S-4471)
【口語訳】 消え残る 雪と照り映えている (あしひきの) 山橘を 摘んで来てみやげにしよう
 「合へ照る」については、『新編日本古典文学全集 万葉集』によれば、「山橘の赤い実が白雪と色を対照させて輝いていることをいう」とあります。
Posted by katakago at 18:44
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