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ノジギクの花 [2011年11月09日(Wed)]

 久しぶりに植物園の写真をお届します。畑の一角の植物園分園では、いまノジギク(きく科)の花(白の他に黄色も)が咲いています。ノジギクは、本来近畿から九州の、海岸に近い山麓や崖に生える多年草です。万葉歌で、ももよぐさ(原文は母々餘具佐と表記)と詠まれている植物に、ノジギクを充てる説があります(ももよぐさを花弁の多い草との理解から菊の異名とする説)。ただし、他の植物(ツユクサ、ヨモギなど)を当てる説もあり定説はありません。万葉歌には次の一首のみ詠まれています。
【歌】 父母が 殿の後の ももよ草 百代いでませ 我が来るまで (壬生部足国 S-4326)
【口語訳】 父母の お住まいの裏庭の ももよ草の 百代もお達者でいなされや おれが帰って来る日まで
 『万葉集』巻二十には、天平勝宝七年(755)二月に難波に結集し、その後国ごとに船に乗って筑紫に派遣された東国の防人たちの歌が84首載せられており、これはその一首です。これらの歌は、時の兵部少輔大伴家持の命によって、東国諸国の防人部領使がそれぞれの国の防人歌を集め記して、家持に進上したものです。この歌は、佐野郡(さやのこおり、遠江国の旧郡名)の防人が、別れに臨んで父母の安全を祈って詠んだ歌です。上三句は、モモヨを起こす同音の序です。百代は長い年月をいう。

 畑でヒメアカタテハを見つけました。
Posted by katakago at 14:35
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