タブノキの花 [2022年04月14日(Thu)]
タブノキ(クスノキ科)の花が咲いています。万葉歌ではつまま(原文は都万麻と表記)と詠まれています。大伴家持が越中でタブノキを詠んだ歌は以前の記事(次のURL)に載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/22 カバノキ科のヨグソミネバリ(ミズメ)の新葉と雄花序 雄花序は長枝の先端部に新芽が開くのと一緒に下垂して開く 。木質は柔軟なため弓材とされ、万葉歌では木そのものを詠んだ例はなく、「引く」等の枕詞として「梓弓」が集中に33例あります。例歌は次のURLに載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1581 ユズリハ(ユズリハ科)の新葉(常緑でありながら新葉が出ると古い葉が下垂して落ちる) ユズリハが詠まれた弓削皇子(ゆげのみこ)の歌は次のURLに載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/251 ヤマザクラが次々と咲いています(株毎に咲く時期、花弁の形や色、葉の色などが異なる)。 |
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katakago
at 11:24