ヤブマメの花 [2011年09月26日(Mon)]
裏山の植物園の竹垣に、ヤブマメの蔓が絡まって花を咲かせています。次の万葉歌(5/21にも掲載)に、ノイバラ(うまら)と一緒に詠まれている「延ほ豆」の豆(原文は麻米と表記)をヤブマメとする説があります。 【歌】 道の辺の 茨の末に 延ほ豆の からまる君を はかれか行かむ (上丁丈部鳥 S-4352) 【口語訳】 道ばたの 茨の先に 這いまつわる豆の蔓のように まつわりつくあなたと 別れて行くことか この歌の解説については、5/21掲載の記事を参照ください。 なお、5/21に掲載したノイバラには、いま写真のような果序が出来ており11月中旬頃にはこれが赤く色づきます。 |
Posted by
katakago
at 13:38