カキツバタが咲き始めました [2020年05月02日(Sat)]
新型コロナウイルス感染の収束が見通せず、今年の連休は孫たちの帰省も叶いません。
2月中旬以来、公共交通機関を利用する外出は控え、カルチャーセンターの講座も4月からは休講になっています。そのため、もっぱら裏山や畑での農作業で日々過ごしています。お陰で例年になく園内の草取りもはかどっています。秋の草花が咲く頃には収束することを願っています。 蓮池の一角に植えているカキツバタ(アヤメ科)が咲き始めました。その花の色は濃紫色で、和名は、花汁を布にこすりつけて染める昔の「書きつけ」という行事から転訛したといわれています。 【歌】 かきつはた 衣に摺り付け ますらをの 着襲ひ狩する 月は来にけり (大伴家持 巻十七・3921) 【口語訳】 かきつばたで 衣を摺り染めにし ますらをが 着飾って狩をする その月は来た カキツバタが詠まれた万葉歌の解説は、次のURLに載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/8 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/324 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/591 裏山では新緑が映える季節となりました。 イロハモミジ(ムクロジ科)の花と翼果 カツラ(カツラ科)の若葉 ユズリハ(ユズリハ科)の新葉が広がってきました。 昨年苗木を移植したホオノキ(モクレン科)の新葉が展開してきました。 |
Posted by
katakago
at 13:28