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木々の黄葉 [2019年11月29日(Fri)]
 先日(24日)の尺八定期演奏会で、今年の大きな行事も終わりホッとしています。
 ただし、2年後には都之雨社100周年の記念演奏会があり、それにも参加できるように日々の練習は続けたいと思っています。

 裏山ではイチョウが、畑ではヤマナシの葉が黄葉しています。
 イチョウ(苗木を植えて14年ほどになります)
IMG_0356m.jpg

 ヤマナシ(実生から育てて10年近く)
IMG_0358m.jpg

 もう一本は実は残っていますが葉は散ってしまいました。
IMG_0357m.jpg

 万葉歌では、ナシは3首詠まれていますが、うち2首は。ナシが「無し」に通ずるので「妻梨の木」と掛けて詠まれています。
【歌】 もみち葉の にほひは繁し 然れども 妻梨の木を 手折りかざさむ (巻十・2188)
【口語訳】 黄葉の色は実にさまざまだ。しかし私は妻無しの梨の木を折って髪挿しにしよう。
【歌】 露霜の 寒き夕の 秋風に もみちにけりも 妻梨の木は (巻十・2189)
【口語訳】 露の置くこの寒い夕の秋風に黄葉したらしい。妻無しという梨の木は。
(口語訳は、いずれも岩波文庫『万葉集』より)
 『新編日本古典文学全集 萬葉集』の解説には、「作者は独身か。わざとひがんでいるように戯れて詠んだものか」とあります。

 今週初め、所用で訪れた満願寺境内ではイロハモミジの鮮やかな紅葉が見られました。
IMG_0225m.jpg
Posted by katakago at 20:25
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