水田雑草ヒルムシロの花 [2019年09月05日(Thu)]
暫くぶりにヒルムシロ(多年生の水草)の花の写真を撮る事が出来ました。 6年前に苗を見つけてもらってバットに植えていましたが、その後他の雑草に覆われてしまいこの数年は確認出来なくなっていました。今春あらためて草を取り除き水を張って様子を見ていたところ、7月ごろにヒルムシロの浮葉が展開し、昨日花を確認できました。 次の東歌に詠まれている「たはみづら」をヒルムシロ(ヒルムシロ科)に当てる説があります。 【歌】 安波をろの をろ田に生はる たはみづら 引かばぬるぬる 我を言な絶え (巻十四・3501) 【口語訳】 安波の峰の 山田に生える たはみづらのように 私が引いたらずるずるとどこまでもついて来て 私との仲を絶やさないでくれ (『萬葉集全注』より) 以前の記事は次のURL に載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/646 畑のあちらこちらでツユクサの花が見られます。万葉歌では、つきくさ(原文は月草・鴨頭草と表記)として詠まれています。歌の解説記事は次のURLに載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/73 秋の七種(くさ)の一つハギの花が咲き始めました。 オミナエシは長い間花を楽しめます。 |
Posted by
katakago
at 18:06