CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
<< 2020年11月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
コナギ [2011年08月16日(Tue)]

 今朝、蓮池でコナギの花が咲いているのを見つけました。コナギは、水田の一年生雑草で、万葉歌にも詠まれています(原文は古奈宜・子奈伎と表記)。
【歌】 苗代の 小水葱が花を 衣に摺り なるるまにまに あぜかかなしけ (M-3576)
【口語訳】 苗代の 小水葱の花を 衣に摺り付けたが なじむにつれて なんでこういとしいのか
 この歌は、巻14の東歌で比喩歌に分類されています。「衣に摺る」は、布の上に型紙や型木を当て、その上から染料をつけた刷毛で摺って模様を染め出す、捺染とみられています。但し、コナギの花の色は青紫色ですが、染色が可能なほどに色は濃くないため、実際に用いられたかは不明です。この比喩歌の解釈として、『萬葉集全注』では、「衣に摺り付けて染めることを、女を我がものとしたことに譬え、衣を着馴れることを女と馴れ親しむことに懸ける」と解説されています。
 同じ巻14の上野国の歌にもコナギが詠まれています。
【歌】 上野 伊香保の沼に 植ゑ小水葱 かく恋ひむとや 種求めけむ (M-3415)
【口語訳】 上野の 伊香保の沼で 植えこなぎではないが こう恋い悩もうと思って 種を手に入れたのだろうか 
 この歌では、上三句が、「種求む」を起こす比喩式序詞。「種」は原因で、恋に悩む因を作った自分の行為を後悔した歌と解されています。



 同じ蓮池で、シオカラトンボとイトトンボも見つけました。水辺にはトンボの仲間が集まってきます。シオカラトンボは交尾の後、雌が尾を何度も水面に当てて産卵していました。

Posted by katakago at 15:51
この記事のURL
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/139
コメントする
コメント
プロフィール

katakagoさんの画像
カテゴリアーカイブ
リンク集
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/index2_0.xml