初雪 [2017年12月14日(Thu)]
今朝、このシーズン初めて雪がうっすらと積もっていました(写真は蓮池の様子)。裏山や果樹園、野菜畑も見て回りました。 裏山のクマザサの葉も雪を被っていました。 【歌】 笹の葉は み山もさやに さやげども 我は妹思ふ 別れ来ぬれば (巻二・133 柿本人麻呂) 【口語訳】 笹の葉は 全山さやさやと 風に吹かれ乱れているが それでもわたしは妻のことを思う 別れて来たので この歌は、人麻呂の「石見相聞歌」と称される長歌の反歌で、関連記事は次のURLに載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/445 ヤブコウジの葉にも 【歌】 この雪の 消残る時に いざ行かな 山橘の 実の照るも見む (巻十九・4226 大伴家持) 【口語訳】 この雪の消えてしまわないうちに さあ行こう 山橘の 実の輝くさまを見よう 果樹園で(実が生っているのはデコポン) 野菜畑のマルチにも 裏山のイロハモミジは未だ散らずに朝日に輝いていました。 |
Posted by
katakago
at 11:23