カラタチの実が生りました [2016年10月13日(Thu)]
カラタチは昨年から花を咲かせるようになりましたが、今年初めて実が生りました。万葉歌には次の歌一首のみ詠まれており、歌の解説と花の写真は以前の記事に載せています。 【歌】 からたちの 茨刈り除け 倉建てむ 屎遠くまれ 櫛造る刀自 (O‐3832 忌部首) https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/985 この時期、畑ではフジバカマやキキョウの他、ヨメナの花が咲いています。 ヨメナは集中に二首あり(万葉歌では、うはぎ)、いずれも食用に関係して詠まれています(春の若芽が食用にされたようです)。 【歌】 妻もあらば 摘みて食げまし 沙弥の山 野の上のうはぎ 過ぎにけらずや (A‐221 柿本人麻呂) 【歌】 春日野に 煙立つ見ゆ 娘子らし 春野のうはぎ 摘みて煮らしも (I‐1879) |
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katakago
at 19:43