ナンバンギセルが開花 [2015年08月25日(Tue)]
ナンバンギセル(はまうつぼ科)が咲き始めました。ススキなどに寄生する植物です。以前は地植えのススキの株下で栽培管理していましたが、そのうち消えてしまい、長年育てておられる方にあらためて種を貰って、鉢植えのイトススキの株下に蒔いて育てています。写真は今年初めて花芽が出て来たものです。 万葉歌で、おもひくさ(原文は思草と表記)として詠まれている植物がこのナンバンギセルにあたるとされています。 【歌】 道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今更々に 何をか思はむ (I‐2270) 歌の解説記事は次のURLに載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/175 万葉歌には詠まれていませんが、裏山でキツネノカミソリ(ひがんばな科)が咲いていました。 |
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katakago
at 09:45