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久しぶりに孫との再会 [2021年12月31日(Fri)]
 今月中旬に受診した人間ドックの結果が届きました。生化学検査の一部の項目(脂質・糖代謝)で経過観察となっていたものの、幸い直ぐに治療を必要とする所見はないとのことで、ひとまずホットしています。
 一昨日、コロナが落ち着いているこの時期に、6歳になったばかりの孫が鳥取から帰って来てくれました。一緒にお正月を迎えるのは二年ぶりです。4泊5日の限られた日程ですが賑やかに過ごせそうです。
 畑でユズを収穫
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 果樹園では木登り
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 畑でサトイモ掘り
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 収穫したユズでゆずポン酢作りのお手伝い
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 庭では縄跳びを楽しんでいました
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 田んぼの畦道で凧揚げを楽しみました
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Posted by katakago at 13:51
ヤブツバキが咲き始めました [2021年12月23日(Thu)]
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 膝を痛めてから、裏山に行くこともなかったのですが、今朝暫くぶりに出かけてみると、ヤブツバキが咲き始めていました。開花時期はいつもより早いようですが、花はこれから3月頃まで楽しめるものと思われます。
「つらつら椿 つらつらに」と詠まれた万葉歌を載せておきます。
【歌】 巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ偲はな 巨勢の春野を (坂門人足 巻一・54)
【歌】 河上の つらつら椿 つらつらに 見れども飽かず 巨勢の春野は (春日蔵首老 巻一・56)
 これらの歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/781

 殺風景となった師走の畑で、思いもかけず花桃が咲いているのを見つけました。
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 カワラナデシコが未だ咲いていました。
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 自宅庭に咲くツバキ(白侘助)
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 自宅のサンルームでは妻が育てているランの花が咲いています。
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 先週、しばらくぶりに人間ドックを受診しました。膝を痛める前の10月初め、コロナも落ち着いていた頃に近くの病院に予約を入れたところ、受診希望者も増えてきたためか受診時期がかなり遅くなってしまいました。今回、胃カメラ検査と共にオプション検査の大腸内視鏡検査・肺がん検査(マルチスライスCT)や腫瘍マーカー検査も行い、結果報告書は2〜3週間後に届くとのことです。大阪・京都ではオミクロン株の市中感染の報告もあり、病院通いは避けたいものです。
Posted by katakago at 15:29
キャベツを収穫 [2021年11月29日(Mon)]
 先月下旬に膝を痛め、農作業が以前のように捗っていません。夏から秋にかけて花を咲かせた草花、特にハギの枝やキキョウなど枯れた茎の片付けなどが残っています。目下、リハビリのため近所の整形外科に通いながら、畑に出かけても写真を撮るぐらいです。万葉のカルチャー講座へも出席できていません。
 ただ、野菜類(キャベツ・ブロッコリー・ダイコン・タマネギ・ソラマメ・エンドウ・ミズナ・コマツナなど)はその前に植えていたので、今のところ順調に生育しており、キャベツを一株収穫できました。
 キャベツは4株植えています。
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 先月中旬に苗を移植したタマネギ(早生と中生併せて150株ほど)
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 発芽後生育してきたソラマメ
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 発芽後蔓が伸びてきたエンドウが気になっていましたが、やっと支柱を立てネットを張ってやれました。
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Posted by katakago at 15:11
イロハモミジも色づき始めました [2021年11月28日(Sun)]
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 黄葉していたイチョウ(23日の記事)も、すっかり散ってしまい、入れ替わりに裏山のイロハモミジ(ムクロジ科)が色づき始めました。
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万葉歌には、「かへるて」と詠まれています。ニ首あるうちの一首を載せておきます。
【歌】 我がやどに もみつかへるて 見るごとに 妹をかけつつ 恋ひぬ日はなし (大伴田村大嬢 8・1623)
【口語訳】 家の庭に 色づいたかえでを 見るたびに あなたのことを 恋しく思わない日はありません
 関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/234
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/568

 コナラの葉も紅葉しています。
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 この時期未だ、フジバカマが一株花を咲かせていました。 
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 果樹園の陽だまりではカワラナデシコが咲いていました。
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 タカサゴユリが二輪咲いていました。咲き終わった株では刮ハが見られる一方、蕾を付けている株もありました。
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カワラナデシコや タカサゴユリは耐寒性があるようです。

Posted by katakago at 16:47
イチョウの黄葉 [2021年11月23日(Tue)]
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 イチョウの葉が黄葉し散り始めています。昨年に続き銀杏もたくさん採れました。
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 この時期の植物園は、これまで楽しませてくれた草花も枯れてしまい、すっかり初冬の景色になってしまいました。
 蓮池の様子(今年は蓮池の中に入って雑草を取り除いてやりました)
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 カワラナデシコがまだ二か所で咲いていました。
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 キキョウも最後の一輪を見つけました。
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 赤く熟したノイバラの偽果(果序)
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 裏山ではヤブコウジが赤い実を付けています。
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 万葉歌では、やまたちばな(原文は山橘・夜麻多智婆奈と表記)として5首詠まれています。
【歌】 あしひきの 山橘の 色に出でよ 語らひ継ぎて 逢ふこともあらむ (春日王 巻四・669)
【口語訳】 (あしひきの) 山橘のように 思いを口に出してしまえ 人が語り伝えてくれて 逢えることもあろう
 関連記事は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/232
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/252
Posted by katakago at 12:09
多田神社に玉垣寄進 [2021年11月13日(Sat)]
 多田神社は境内(16,000坪)全域が国史跡に指定されており(S26.6.9)、本殿・拝殿・随神門は国の重要文化財に指定されています(S41.6.11)。この度ご縁があって、境内整備事業のための玉垣を寄進いたしました。
 本日午後その竣工式があり、昇殿して参拝し玉垣の前で神事が執り行われました。
 多田神社拝殿
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 史跡多田院保存活用事業記念の玉垣(左端が寄進したもの)
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 玉垣の前で(参道左側)
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 父が寄進した玉垣の前で(参道を挟んでほぼ向かい側にある)
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Posted by katakago at 17:17
温州ミカンも色づきました [2021年11月09日(Tue)]
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 果樹園の柑橘類では、9月下旬に収穫した極早生の「日南(ひな)の姫」に続き、早生の温州ミカンが色づき収穫を始めました(写真上は「宮川早生」)。
 「石地温州」(下の写真)は実も大きく、甘みが強くて食味の評価もよさそうです。
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 3年目の苗木で今年初めて6個の実が生りました(品種は小原紅早生)。
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 先月下旬に軒先に吊るした西条柿(渋柿)の様子(17日目)
今年はカビも生えずにうまく仕上がりそうです。
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 中はジューシーでとても甘くなっています。
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Posted by katakago at 13:38
カリンを収穫ーカリン酒とジュレジャム作り [2021年11月07日(Sun)]
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 カリンの実がたくさん生ったので、カリン酒とジュレジャムを作りました(一昨年に続き2回目)。
カリン酒作り
 洗浄したカリン3個(約1kg)の種とワタを除いて輪切りにし、氷砂糖(全部で1kg)と交互に重ねてビンに詰め、ホワイトリカー(アルコール35%)1.8リットルを加えて貯蔵(半年後にカリンを取り出し濾過して1年ほど熟成させる)
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カリンのジュレジャム作り
 カリン3個(約1kg)の種とワタを除いて輪切りにし、1.3リットルほどの水を加えて弱火で煮る(1時間ほど)
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 ザルで濾してシロップを得る
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 このシロップにグラニュー糖500gを加えて弱火でかき混ぜながら煮詰めると、色が朱色に変わりとろみが出る
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 煮沸済みのビンに詰めて完成
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Posted by katakago at 16:02
西条柿の干し柿作り [2021年10月23日(Sat)]
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 西条柿(渋柿)がたくさん採れたので、干し柿を作ってみることにしました。
 ヘタを残して皮をむいた状態
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 吊るす前に、沸騰させた湯に10秒程度くぐらせるのが重要(カビが生えるのを抑える)。
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 西条柿の熟柿(じゅくし)は中心部がゼリー状で糖度も高く格別の味です(一部は冷凍保存)。
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 ユズも色づいてきました。
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 今年はカリンの実がたくさん生っています。
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 姫リンゴ(アルプス乙女)も実を付けていました(今年は全部で6個)。
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Posted by katakago at 16:34
フジバカマに飛来したアサギマダラ [2021年10月19日(Tue)]
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 フジバカマが咲いている時期はアサギマダラに出逢えるかもしれないと、カメラを携帯して畑に出かけるようにしています。今日、幸いにもアサギマダラがフジバカマに止まっているのを見つけることが出来ました。アサギマダラは長い渡りをする蝶として知られています。一昨年はマーキングされた個体を見つけることが出来ました。石川県羽咋郡宝達志水町の宝達山から飛来したことが判明しています(関連記事は下記のURLに掲載)。
 今日見つけた個体は、マーキングはされていませんでしたが、羽の一部が少し傷んでおり、遠くから飛来したものと思われます。
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 2年前のマーキングされたアサギマダラの記事
神戸新聞取材中に見つけたアサギマダラ
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1594
石川県羽咋郡宝達山より飛来したことが判明
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1597
神戸新聞NEXTの紹介記事
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1601
北國新聞にも取り上げられた
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1606

Posted by katakago at 16:20
10月に開花したハマユウ [2021年10月12日(Tue)]
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 例年、ハマユウは7〜8月にかけて花を咲かせますが、今年は珍しく10月になってから花を咲かせている株があります。

 この時期は、咲いている花も僅かとなりましたが、いくつか写真を載せておきます。
 ススキの穂とフジバカマ
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万葉歌ではススキは、「すすき」・「をばな」と詠まれています。
【歌】 さ雄鹿の 入野のすすき 初尾花 いつしか妹が 手を枕かむ (巻十・2277)
【口語訳】 (さ雄鹿の) 入野のすすきの 初尾花のように初々しい娘(こ) いつになったらあの娘の手を枕にすることだろう
 「さ雄鹿の」は、鹿が野に分け入る、の意でかけた「入野」の枕詞で、「初尾花」は、穂が出たばかりの尾花で、初々しい女性の姿のたとえとして用いられています。

 オミナエシで花を咲かせている最後の株
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 茎を切り戻したキキョウはまだ花を咲かせています。
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 この時期花を咲かせているヒオウギもあります。
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 夏に咲き終わった株では、花後に形成された刮ハがはじけて中から黒い球形の種子がみられます。万葉歌で「ぬばたま」と詠まれているのがこのヒオウギの種子と考えられています。全て枕詞(黒・夜・暗・夢などにかかる)として用いられています。
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【歌】 ぬばたまの 黒髪変はり 白けても 痛き恋には あふ時ありけり (沙弥満誓 巻四・573)
【口語訳】 (ぬばたまの) 黒髪が 白髪に変っても つらい恋に 出会う時はあるものですね
関連記事は以前の記事(下記のURL)に載せています 。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/170
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/188
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/457


Posted by katakago at 14:19
五輪塔(木田氏中興塔)移設後の神事 [2021年10月08日(Fri)]
 本日午前、五輪塔移設後の神事を多田神社の神官に執り行って頂きました。コロナ下でもあり参列者は地元の親戚と工事関係者に限定して実施しました。
 この日に参加できなかった子供や孫達、離れた親戚のためにも神事の様子を写真に残しておきます。
 五輪塔の前に設えられた祭壇 
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 齋木禰宜による祝詞奏上
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 新造した外宮に御霊をお移しする神事
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 五輪塔前で玉串奉奠
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 外宮の前で玉串奉奠
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 五輪塔の説明版(ステンレスエッチングスタンド)の除幕
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 神事が終わってお礼の挨拶
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Posted by katakago at 16:36
ドングリいろいろ [2021年10月04日(Mon)]
 この時期、ブナ科のアラカシ・クヌギ・シラカシの木に実が生っています。いずれも殻斗(かくと)に堅果がひとつの「ドングリ」です。
 アラカシ
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 次の万葉歌(・・・橿の実の ひとりか寝(ぬ)らむ ・・・)では「ひとり」の枕詞として用いられています。
【歌】 しなでる 片足羽川の さ丹塗の 大橋の上ゆ 紅の 赤裳裾引き 山藍もち 摺るれる衣着て ただひとり い渡らす児は 若草の 夫(つま)かあるらむ 橿の実の ひとりか寝らむ 問はまくの 欲しき我妹(わぎも)が 家の知らなく (巻九・1742)
 この歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/291

 クヌギ(万葉歌では「つるはみ」と詠まれている)
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 クヌギの実の煎じ汁を用いる「橡染め」は鉄の媒染剤では黒色になり、当時、それは一般に下層階級の着る衣の色とされていました。大伴家持の次のような歌があります。
【歌】 紅は うつろふものそ 橡(つるはみ)の なれにし衣に なほ及(し)かめやも (巻十八・4109)
【口語訳】 紅は 色褪せるもの 橡染めでも 着慣れた衣に やはり及ぼうか
 この歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/47
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1325

 シラカシ(十数年前に苗木を植えた株で今年初めて実が生りました)
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【歌】 あしひきの 山道(やまぢ)も知らず 白橿の 枝もとををに 雪の降れれば (巻十・2315)
【口語訳】 (あしひきの) 山道もどこだかわからない 白橿の 枝もたわむほどに 雪が降っているので
 関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/265

Posted by katakago at 10:35
フジバカマが咲き始めました [2021年10月02日(Sat)]
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 フジバカマ(キク科)の花が咲き始めました。万葉歌では、山上憶良の秋の七草の歌(五・七・七・五・七・七の旋頭歌)に詠まれています(この歌のみ)。
【歌】 萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花 (巻八・1538)
この歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/173

 秋の七草のうち、この時期他にススキ・ハギ・オミナエシ・キキョウの花が見られます。
 ススキの穂(万葉歌では「すすき」・「をばな」と詠まれている)
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 ハギ 名残の花が見られました。
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 オミナエシ 切り戻した株で新しい花が咲いています。
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 キキョウ(万葉歌では「あさがほ」とする説)
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Posted by katakago at 11:15
シロバナマンジュシャゲとカラスアゲハ [2021年09月22日(Wed)]
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 自宅横の畑では、シロバナマンジュシャゲ(ヒガンバナ科)が咲いています。ヒガンバナ科のショウキズイセンとヒガンバナの雑種で、亡くなった母が植えていたものと思われます。この花にカラスアゲハが飛来してきたのを見かけ写真に撮ることが出来ました。

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Posted by katakago at 18:03
ミカンが色づき始めました [2021年09月20日(Mon)]
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 多種類植えている柑橘類の中で、そのうちの一株が早くも色づき始めました(極早生の温州ミカンで品種は「日南(ひな)の姫」)。先週から色づき具合を見ながら少しづつ収穫して味見しています。一部は孫達にも送ってやりました。温州ミカンはこの他、10月中旬ごろに収穫できる「宮川早生」・「石地温州」も植えています。

 ヤマナシの実がたくさん生っています。野生種で実は固く食べられませんが万葉植物として栽培しています。関連記事は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/574
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1099
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 クリは先月の早生の「丹沢」に続き「銀寄」・「筑波」の収穫時期を迎えました。
 「銀寄」のイガ
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 「筑波」のイガ
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 今朝拾ってきた栗と最後に掘り上げたラッカセイ
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 ヒガンバナがあちらこちらで咲いています。
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Posted by katakago at 10:37
ラッカセイの試し掘り [2021年09月15日(Wed)]
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 5月に播種したラッカセイを数株掘り上げてみました。一部まだ未熟なものもありましたが、より分けて孫達にも送ってやれました(生のものは茹で上げて食します)。
 新ショウガも掘り上げてみました(ショウガの収穫は初めてです)。
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 ミョウガの花が咲いていました。
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 先月末に準備した畑には、ハクサイ・キャベツ・ブロッコリーの苗併せて⒛数株を植え付けました(防虫ネットを被せています)。 
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 畦道ではヒガンバナが真っ盛りです。
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Posted by katakago at 11:46
ヒガンバナが咲き始めました [2021年09月11日(Sat)]
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 昨日、畦の草刈りをしている際に、ヒガンバナの花茎が伸びているのに気づきました。今朝見てみると花が開いているものもありました。万葉歌で「いちし」と詠まれている植物がヒガンバナにあたるとの説(牧野富太郎博士)があります。
【歌】 道の辺の いちしの花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻は (巻十一・2480)
【口語訳】 道のほとりの いちしの花のように はっきりと人々は知ってしまった 私の恋しく思っている妻の事を
関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/172

 ポットで栽培しているミズアオイ(ミズアオイ科)の花が咲き始めました(万葉歌では「なぎ」と詠まれている)。
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ミズアオイについては以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1564

 シロバナサクラタデの群生
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 シロバナサクラタデとヨメナの花
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 ツユクサの花(万葉歌では「つきくさ」と詠まれている)
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 「つきくさ」は9首詠まれており、その花汁で染めた衣の色が変わり易いため、6首までが「うつろふ」という意味で用いられています。
【歌】 月草の うつろひ易く 思へかも 我が思ふ人の 言も告げ来ぬ (大伴坂上大嬢 巻四・583)
【口語訳】 月草のように変わり易いお心をもっておいでだからでしょうか 私の慕わしく思う方からのお便りもありません
 月草が詠まれた万葉歌については、次のURL に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/73
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/383

 この時期も咲いているヒオウギ
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 ヒオウギの種子(万葉歌では「ぬばたま」と詠まれており、全て黒・夜・暗・夢などの枕詞として用いられている)
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 季節外れに咲いたフジの花(万葉歌では「ときじきふぢ」と詠まれている)
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 昨年播種したハマユウ(写真右手前) 周囲に繁茂していた雑草を取り除いてやりました。
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Posted by katakago at 11:51
ハギの花が咲いています [2021年09月09日(Thu)]
 ハギ(マメ科)は万葉歌で最も多く詠まれている植物で、当園でも多くの株を植栽しています。先月下旬から畑の数か所で花を咲かせています。
 ミヤギノハギ(写真右)とオミナエシ(左)
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 シロバナミヤギノハギも咲いています。
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 ハギが詠まれた万葉歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
【歌】 我が岡に さ雄鹿来鳴く 初萩の 花妻問ひに 来鳴くさ雄鹿 (大伴家持 巻八・1541)
【口語訳】 わが岡に 雄鹿が来て鳴いている 初萩の 花を妻問おうとして 来鳴く雄鹿よ
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/143
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/174
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/456

 開花後、茎の途中から切り戻したキキョウ(キキョウ科)が再び花を咲かせています。
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 刈り残した畦道でニラ(ヒガンバナ科)の花が咲いています。
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 ニラが詠まれた万葉歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています(万葉歌では「みら」)。
【歌】 伎波都久(きはつく)の 岡のくくみら 我摘めど 籠にも満たなふ 背なと摘まさね (巻十四・3444)
【口語訳】 伎波都久の 岡のくくみらは わたしが摘んでも 籠いっぱいになかなかならないわ そんならあの人と摘みなさいな
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/162

 オケラ(キク科)の花も咲いています。
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 オケラが詠まれた万葉歌は以前の記事(次のURL)に載せています(万葉歌では「うけら」)。
【歌】 恋しけば 袖も振らむを 武蔵野の うけらが花の 色に出なゆめ (巻十四・3376)
【口語訳】 恋しくなったら 袖ぐらい振りますのに 武蔵野の おけらの花のように 目立ったことをしないでくださいね
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/182

Posted by katakago at 16:23
五輪塔(木田氏中興塔)の移設工事(2) [2021年09月08日(Wed)]
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 昨年来より計画し準備を進めてきた五輪塔(木田氏中興塔)の裏山からの移設工事は、昨日、新造した外宮(外に祭る祠)の設置で完了しました。
 来月に、多田神社の神官により移設後の神事を執り行ってもらう予定です。コロナ下でもあり内輪で行い、いずれコロナが収束すればお披露目の機会を持てればと思っています。

 以下、工事の記録を写真で残しておきます。
移設工事(1)の記事(7/28)は次のURLに
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1755

 五輪塔、願燈(一対)、外宮台石の基礎工事(6/30)
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 五輪塔の台石と願燈の一部を移設(7/29)
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 願燈の移設完了、外宮台石の設置(8/10)
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 五輪塔本体の移設(8/24)
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 五輪塔(木田氏中興塔 寛政二年 西暦1790年建立)の銘文と大仙寺の木田院碑(宝暦八年 西暦1758年建立)銘文の説明版(ステンレスエッチングスタンド)を設置
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 説明版の原図
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 大仙寺の木田院碑は木田氏中興塔銘文にその存在の記載があり、平成26年(2014)に探し当てることが出来たもので、この説明版には両方の銘文と訓読文を掲載しています。
 詳細は、自費出版本『木田家のルーツを尋ねるー石碑の銘文に導かれてー』に掲載しています。関連の記事は次のURL に
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1060

 新造の外宮(以前の祠は昭和57年3月に父が設置)
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Posted by katakago at 13:48
早朝から畝立て作業 [2021年08月31日(Tue)]
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 今朝は、これから秋にかけて野菜の苗を植え付けるために、元肥を施し耕運機で耕して畝立て作業を行いました。日中の作業は熱中症の危険性があるため、5時半ごろから開始して8時には一旦作業を終えました。マルチシートを被覆する作業が残っています。

 夏野菜は、キュウリやトマトの収穫時期は終わり、ナスの他オクラは今でも毎朝収穫しています。
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 畑の奥では、時期をずらして播種したヒマワリが咲いています。 
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Posted by katakago at 15:29
ノカンゾウが咲いています [2021年08月26日(Thu)]
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 今月中旬からノカンゾウが咲いています。万葉歌で、わすれぐさ(原文表記は萱草)と詠まれている植物は、ヤブカンゾウやこのノカンゾウと考えられています。関連万葉歌の解説は、ヤブカンゾウとワスレグサの以前の記事(次のURL)に載せています。
 ヤブカンゾウ
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/82
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/385
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1745
 ノカンゾウ
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/468

 ところで、近年被子植物の所属科名が変更されてきています。DNA塩基配列を用いた分子系統学的解析により構築された分類体系によるもので、1993年に生まれ増補と改訂を重ね、2016年にAPG*IV分類体系として完成されました(『フィールド版 改訂新版 日本の野生植物』より)。
これによると、ヤブカンゾウやノカンゾウはススキノキ科になっています。なお、『新分類 牧野日本植物図鑑』では、ワスレグサ科(ススキノキ科)となっており、以前の記事ではワスレグサ科としていました。
*APG:国際プロジェクトである被子植物系統研究グループ(Angiosperm Phylogeny Group)

 畑では今も、オミナエシに混じってタカサゴユリが咲いています。 
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Posted by katakago at 14:39
早くも栗拾い [2021年08月22日(Sun)]
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 このところの長雨によるのか、早くも8月のこの時期に、早生のクリ(品種は丹沢)のイガがたくさん落下していました。イガの周辺にははじけたイガから飛び出した栗の実も転がっていました。
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 今朝、これだけの収穫がありました。
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 来月中旬には、栗の他の品種(銀寄と筑波)を収穫できる予定です。。
Posted by katakago at 11:04
昆陽寺のスダジイ [2021年08月21日(Sat)]
 3年ほど前から準備中(現在2回目の校正中)の万葉植物関連の本で、植物の写真を担当しています(ほかにコラムと「万葉植物一覧」も)。ほとんどはこの猪名川万葉植物園で撮影したものを使用し、園内では撮影できない限られた植物は、外部(春日大社万葉植物園、大阪市立長居植物園、明日香村など)で撮影してきました。今春、ホオノキは川西市赤松の高原寺で花の写真を撮影できました。

 万葉歌で詠まれた「椎(しひ)」はスダジイ(ブナ科)が相応しいとのことで、当園にも苗木を十数年前に植えていますが、未だドングリは見られません。そこでネットで検索してみたところ、近隣の伊丹市寺本の昆陽寺(高野山真言宗の寺院)に大きなスダジイのあることを知り、出かけてきました。
 昆陽寺は、行基が創立した畿内49院の一つで、天平三年(731)の創建。
 山門
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 山門の裏側から
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 境内奥の鎮守堂傍のスダジイの巨木(伊丹市指定保存樹木)
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 高い梢に殻斗(かくと)を見つけることが出来ました。
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 成熟すると殻斗が裂けて堅果(けんか)が裸出する(9〜11月頃か)。   
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Posted by katakago at 14:50
アーモンドを収穫 [2021年08月07日(Sat)]
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 アーモンド(品種はダベイ)は苗木を植えて7〜8年程になりますが、今年はたくさん実が生りました。果肉に割れ目が見られたので収穫してみました。
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 中果皮(果肉)の中の核を取り出し、くるみ割り器を用いて殻を割り、中から仁を取り出しました。この仁が食用となります。
 くるみ割り器を使って核を割る(写真右は核を半分に割ったところ、左が仁)
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 写真上段の右から順に、果肉を半分に割った状態、果肉から取り出した核、核を割った状態(左半分の殻に仁)、写真下段は核から取り出した仁
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 これだけ取り出すのにもずいぶん時間がかかってしまいました。仁はフライパンで乾煎りすると食べられるそうですがとても面倒です。

 果樹は、柑橘類、クリ、カキ、ナツメの他イチジクやポポーも栽培しています。
 イチジクは間もなく収穫できそう
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 ポポー(収穫できるのは来月か)
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 カリン(11月頃に収穫予定)
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 柑橘類のデコポン(収穫できるのは来年の2月頃)
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Posted by katakago at 15:21
朝焼け [2021年08月06日(Fri)]
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 毎日暑い日が続いています。この時期の農作業(野菜の水遣りや草刈りなど)は、早朝(5時過ぎから)の一時間ほどと夕方の日没までの一時間ほどをあてて行っています。今朝畑に出かける際、写真のような朝焼けが見られました。

 オミナエシを背にミソハギやタカサゴユリが咲いています。
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 花が終わったハマユウの刮ハが膨らんできました。
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 今朝の蓮池の様子(蕾も見られるものの花托が目立ちます)
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Posted by katakago at 15:15
月下美人が開花 [2021年08月01日(Sun)]
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 ゲッカビジン(サボテン科)の花が咲きました。10年以上前に購入したポット植えの株で、冬期はガラス室に置きそれ以外はシラカシの生垣にポットを吊るして管理しているものです(普段の世話は妻が行っています)。昨日夕方、夜中には咲くかもしれないと思いながら確認するのを忘れて寝てしまい、夜中に思い出して今日未明(午前3時半ごろ)花の写真を撮ることが出来ました(明るくなると花は萎んでしまいます)。


 大型バットで栽培しているヒシ(ミソハギ科)の花が咲いています。
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 ヒシが詠まれた万葉歌を載せておきます。
【歌】 君がため 浮沼(うきぬ)の池の 菱摘むと 我が染めし袖 濡れにけるかも (柿本朝臣人麻呂歌集 巻七・1249)
【口語訳】 あなたのために 浮沼の池の 菱を摘んでいるうちに 自分で染めた袖は 濡れてしまいました
 関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/129

 裏山の垣根に絡まってヘクソカズラ(アカネ科)の花が咲いていました。
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 ヘクソカズラが詠まれた万葉歌を載せておきます。歌では屎葛(くそかずら)と表記。
【歌】 ざうけふに 延(は)ひおほとれる 屎葛 絶ゆることなく 宮仕へせむ (高宮王 巻十六・3855)
 関連記事は次のURL を、
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/116

Posted by katakago at 15:58
季節外れに咲いたフジ [2021年07月31日(Sat)]
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 畑に設置した藤棚でフジの花が咲いていました。
 季節外れに咲いたフジが詠まれた万葉歌があります(ときじきふぢ 原文表記は非時藤)。
題詞によれば、大伴家持が、時期外れの藤の花と萩の紅葉(もみじ)と二つの物を折りとって、妻の坂上大嬢に贈った歌二首のうちの次の歌です。時期は左注に天平十二年六月(太陽暦740年7月3〜31日にあたる)とあります。
【歌】 我がやどの 時じき藤(ふぢ)の めづらしく 今も見てしか 妹が笑(ゑ)まひを (巻八・1627)
【口語訳】 家の庭の 時ならぬ藤のように めづらしく 今も見たいものです あなたの笑顔を

 ハギの花も咲き始めています。
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 タカサゴユリが咲き始めました。
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 オミナエシの花に止まるアオスジアゲハ
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 この時期、植物園の木々でセミが盛んに鳴いています。
 クマゼミ
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 アブラゼミ
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 ニイニイゼミ
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 セミが詠まれた万葉歌(遣新羅使人の歌)を載せておきます。
【歌】 石走(いはばし)る 滝もとどろに 鳴く蝉の 声をし聞けば 都し思ほゆ (大石蓑麻呂 巻十五・3617)
 以前の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/114

 蓮池の花もだいぶ少なくなり花托が目立つようになりました(蕾も見られますが)。
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Posted by katakago at 13:47
五輪塔(木田氏中興塔)の移設工事(1) [2021年07月28日(Wed)]
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 猪名川万葉植物園を開設した裏山の五輪塔(木田氏中興塔 寛政二年 西暦1790年建立)については、このブログでも何度か取り上げていますが、周囲の木(アラカシ)や孟宗竹の根の影響により傾きが見られいずれ倒壊の恐れもあるため、自宅敷地内に移設して末永く子孫に伝えることとしました。

木田氏中興塔の関連記事は次のブログに載せています。
木田氏中興塔と大仙寺の木田院碑について
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/783
 自費出版本(『木田家のルーツを尋ねるー石碑の銘文に導かれてー』)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1060

 今朝から工事が始まりました。移設完了までの経緯を記録として載せておきます。

 先月(6/7)、移設に先立ち多田神社の神官に神事を執り行って頂いた。
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 今日は、ラフタークレーン車で五輪塔(基礎・塔身・笠・請花・宝珠)と願燈一対の運び出し作業
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 基礎の内部
竹の根が中まで入り込んで中の壺も破損していた。
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 壺と内部から見つかった鏡
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 鏡(直径8.6p)の裏面
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絵が描かれているので紙の上から鉛筆で擦ってみたところ藤原光政の銘が確認できた。
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 鏡が収められていた壺の破片
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 仮置き場に運び出された五輪塔と願燈の各部位(明日から移設据え付け作業予定)
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Posted by katakago at 16:43
多田神社参拝(宝物殿特別公開中) [2021年07月25日(Sun)]
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 ご本殿(国指定重要文化財)
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 多田神社のご祭神は、源満仲公をはじめ、頼光、頼信、頼義、義家の五公が祀られています。今年は、二の宮の源頼光公の没後一千年にあたり、「壱阡年大祭記念事業」の一環として宝物殿の特別公開が行われています(7/31までの土・日・祝)。川西市の6月の「広報かわにし」(milife N0.1386)でも紹介されており、是非出かけようと思いながらとうとう最終週になってしまい、今朝出かけてきました。
 次の2枚は、「宝物殿特別公開」のパンフレット、川西市の「広報かわにし」より
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 特別公開の宝物殿では、源家の宝刀「鬼切丸」(平安時代の太刀 銘 安綱)が展示されています。源頼光(満仲の長男)は、四天王(渡辺綱・卜部李武・碓井貞光・坂田金時)を従え大江山で「酒呑童子(しゅてんどうじ)」という鬼を退治したという伝説があり、この「鬼切丸」はその鬼退治に使われたと伝わっています。
 この記念事業では御神宝とする「現代の鬼切」となる太刀が奉製され、展示されていました(製作は吉原義人氏)。


Posted by katakago at 12:21
サトイモとハスの葉 [2021年07月22日(Thu)]
 今年も、畑には夏野菜(ナス、トマト、キュウリ、オクラ、シシトウなど)の他、秋の収穫用にサツマイモ、ラッカセイやサトイモも栽培しています。
 巻十六に、サトイモとハスの葉が詠まれた歌があります。サトイモは「うも」、ハスの葉は「はちすば」と詠まれています。
【歌】 蓮葉(はちすば)は かくこそあるもの 意吉麻呂が 家なるものは 芋(うも)の葉にあらし (長忌寸置麻呂 巻十六・3826)
【口語訳】 蓮の葉とは こんなものをいうのか さては意吉麻呂の 家にあるのは 里芋の葉だな
 宴などの場で歌われた笑いと機知の強調された歌(戯笑歌)で、以前の解説記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/106
 サトイモの葉
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 ハスの葉
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ハマユウが次々と開花しています。
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 花が終わったベニバナは来年の播種用に種を採取しました(鋭い棘があるので厚手の手袋を使用)。
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Posted by katakago at 11:40
トコロの花 [2021年07月14日(Wed)]
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 トコロ(ヤマノイモ科)の花が咲いています。トコロは蔓性多年草で、その根茎のえぐみが薄れる冬に掘り取って食用にされるようです。
 万葉歌では「ところづら」と詠まれており、以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1552

 畦道にコヒルガオ(ヒルガオ科)が咲いていました。
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 万葉歌で、「かほばな」と詠まれている植物をヒルガオにあてる説があります。
【歌】 高円の 野辺のかほ花 面影に 見えつつ妹は 忘れかねつも (大伴家持 巻八・1630)
【口語訳】 高円の 野辺のかお花のように 面影に ちらついて見えてあなたのことは 忘れられない

 蕾のハマユウ(7/10掲載)も花が咲きました。
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 今朝の蓮池で
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Posted by katakago at 10:39
ハマユウが咲き始めました [2021年07月10日(Sat)]
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 ハマユウ(ヒガンバナ科)は畑の数か所に20株ほど植えていますが、その一株で花が咲き始めました。蕾を付けた株もありこれから順次花を楽しめそうです。ハマユウは万葉歌に次の一首のみ詠まれています(以前の記事は次のURL)。
【歌】 み熊野の 浦の浜木綿 百重(ももへ)なす 心は思へど 直(ただに)に逢はぬかも (柿本人麻呂 巻四・496)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/126
 ハマユウの蕾
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 蓮池では紅白取り混ぜ池全面で咲きだしました。
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Posted by katakago at 10:30
ハスの花 続報 [2021年07月07日(Wed)]
 今朝雨が降り出す直前に撮影した蓮池の写真を掲載しておきます。
 昨日も、近くの方が見に来られていましたが、これから一月近く花を楽しんでもらえればと思っています。なお、蓮池脇は里道で農家の方の通行の邪魔になるため、写真撮影時の三脚の使用はご遠慮願っています。
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 次の写真は、昨日花弁が開ききっていなかった株です。
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Posted by katakago at 10:20
ようやくハスの花が咲き始めました [2021年07月06日(Tue)]
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 例年は、6月下旬には最初の開花株が見られたのですが、今年は7月になって、今朝ようやく花が咲き始めました。

 明日には花弁が大きく開くものと思われます。
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 ハスの蕾で見かけたシオカラトンボ
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 昨年播種したヒオウギが一斉に咲き始めました。
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Posted by katakago at 10:41
開花間近の蓮池で [2021年07月03日(Sat)]
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 梅雨の晴れ間の蓮池の様子を載せておきます。来週にも開花が見られそうです。

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 ハスの葉っぱに溜まった水
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 次の万葉歌を以前の記事に載せています。
【歌】 ひさかたの 雨も降らぬか 蓮葉(はちずば)に 溜まれる水の 玉に似たる見む (巻十六・3837)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/85

 蓮池の脇でセリ(セリ科)の花が咲いています。
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 セリが詠まれた次の万葉歌は以前記事に載せています。
【歌】 あかねさす 昼は田賜(た)びて ぬばたまの 夜の暇(いとま)に 摘める芹これ (葛城王 巻二十・4455)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1141

 キキョウの花が真っ盛りです。
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Posted by katakago at 11:19
ヒオウギが咲き始めました [2021年06月29日(Tue)]
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 ヒオウギ(アヤメ科)の花が咲き始めました。秋には花後に形成された刮ハがはじけて中から黒い球形の種子が見られます。万葉歌に詠まれている「ぬばたま」(原文は夜干玉・奴婆多麻・烏玉などと表記)はこのヒオウギの種と考えられています。万葉歌では全て枕詞(黒・夜・暗・夢などにかかる)として用いられています。以前の関連記事はヒオウギの種子の写真と共に以下のURLに載せています。
【歌】 ぬばたまの 黒髪変り 白けても 痛き恋には あふ時ありけり (沙弥満誓 巻四・573))
【歌】 あかねさす 昼は物思(も)ひ ぬばたまの 夜はすがらに 音(ね)のみし泣かゆ (中臣朝臣宅守 巻十五・3732)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/170
【歌】 相思はず 君はあるらし ぬばたまの 夢(いめ)にも見えず うけひて寝(ぬ)れど (巻十一・2589)
【歌】 我が背子が かく恋ふれこそ ぬばたまの 夢に見えつつ 寝(い)ねらえずけれ (巻四・639)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/188
【歌】 現(うつつ)には 逢ふよしもなし ぬばたまの 夜の夢(いめ)にを 継ぎて見えこそ (大伴旅人 巻五・807)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/457

 ツユクサ(ツユクサ科)の花が咲いています。
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 ツユクサは万葉歌では、つきくさ(原文は月草・鴨頭草と表記)として詠まれています。ツユクサで染めた衣の色が変わり易いため、ツユクサが詠まれた9首中6首までが「うつろふ」という意味で用いられています。以前の記事は次のURLに載せています。
【歌】 月草に 衣色どり 摺らめども うつろふ色と 言ふが苦しさ (巻七・1339)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/73
【歌】 朝(あした)咲き 夕(ゆふへ)は消(け)ぬる 月草の 消ぬべき恋も 我(あれ)はするかも (巻十・2291)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/149
【歌】 月草の うつろひ易く 思へかも 我(あ)が思ふ人の 言も告げ来ぬ (巻四・583)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/383

 畑のあちらこちらでオミナエシ(スイカズラ科)が一斉に咲き始めました。
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 オミナエシが詠まれた万葉歌は、以前の記事に載せています。
【歌】 手に取れば 袖さへにほふ をみなへし この白露に 散らまく惜しも (巻十・2115)
【歌】 をみなへし 佐紀沢の辺の ま葛原 いつかも繰りて 我が衣に着む (巻七・1346)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/99

 ベニバナの花が真っ盛りです。
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 畦の草刈りの際にヤブカンゾウを残しておきました。
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 今年はハスの開花は例年よりも遅く、来月半ばからと思われます(写真左右に蕾)。
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Posted by katakago at 11:19
ヤブコウジの花 [2021年06月24日(Thu)]
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 ヤブコウジ(サクラソウ科)の花が咲いていました。秋には小さな赤い実を付けるので気づきますが、花の時期は見過ごしてしまいそうです(今回は蕾と花の写真を撮れました)。万葉歌では、やまたちばな(原文は山橘・夜麻多智婆奈と表記)として5首詠まれています。歌の解説は赤い実を付けた写真と共に以前の記事に載せています。
【歌】 あしひきの 山橘の 色に出(い)でて 我は恋ひなむを 人目難(かた)みすな (巻十一・2767)
【歌】 あしひきの 山橘の 色に出でよ 語らひ継ぎて 逢ふこともあらむ (春日王 巻四・669)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/232

【歌】 この雪の 消(け)残る時に いざ行(ゆ)かな 山橘の 実の照るも見む (大伴家持 巻十九・4226)
【歌】 消残りの 雪に合へ照る あしひきの 山橘を つとに摘み来(こ)な (大伴家持 巻二十・4471)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/252

 自宅庭で撮影したスギゴケとノキシノブの写真も載せておきます。
 スギゴケ(スギゴケ科)
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 コケが詠まれた次の万葉歌は以前の記事に載せています。
【歌】 み吉野の 青根が峰の 苔席(こけむしろ) 誰か織りけむ 経緯(たてぬき)なしに (巻七・1120)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/43
 
 ノキシノブ(ウラボシ科)
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 万葉歌に、しだくさ(原文は子太草と表記)と詠まれているのがノキシノブと考えられています。その歌については次のURLに載せています。
【歌】 我がやどは 甍しだ草 生ひたれど 恋ひ忘れ草 見るにいまだ生ひず (巻十一・2475)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/103

Posted by katakago at 14:45
裏山でヤブカンゾウが開花 [2021年06月21日(Mon)]
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 裏山のアジサイの傍では早くもヤブカンゾウ(ワスレグサ科)が一輪咲いていました(畑では今月末か)。ヤブカンゾウは、万葉歌では「わすれぐさ」(原文表記は萱草)として詠まれています。当時、「わすれぐさ」を身に付けると憂苦を忘れるという俗信があったようです(注1 参照)。ヤブカンゾウが詠まれた歌は以前の記事(次のURL)に載せています。
【歌】 忘れ草 我が紐に付く 香具山の 古りにし里を 忘れむがため (大伴旅人 巻三・334)
【歌】 忘れ草 我が下紐に 付けたれど 醜(しこ)の醜草 言にしありけり (大伴家持 巻四・727)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/82
【歌】 忘れ草 垣もしみみに 植ゑたれど 醜の醜草 なほ恋ひにけり (巻十二・3062)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/385

 裏山のネムノキ(マメ科)は大きくなって、花の写真を撮るのも困難になりました。
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 次の写真は猪名川河畔で撮影しました。
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 ネムノキが詠まれた万葉歌(大伴家持と紀女郎との贈答歌)については以前の記事(次のURL)に載せています。
【歌】 昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木(ねぶ)の花 君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ (紀女郎 巻八・1461)
【歌】 我妹子が 形見の合歓木は 花のみに 咲きてけだしく 実にならじかも (大伴家持 巻八・1463)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/89

 注1 中国の『文選』巻五十三「養生論」には、「合歓ハ忿ヲ蠲キ、萱草ハ憂ヲ忘レシム(合歓は怒りをのぞき、萱草は憂いを忘れさせる)」とあります。

 今朝、蓮池で花芽が伸びてきているのを見つけました。
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 花芽の拡大写真
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 畑ではヒマワリも咲き始めました。
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Posted by katakago at 17:21
ベニバナが咲き始めました [2021年06月19日(Sat)]
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 ベニバナ(キク科)が咲き始めました。万葉歌では、くれなゐ(原文表記は紅・呉藍など)と詠まれています。
 ベニバナが詠まれた万葉歌は以前の記事(次のURL)に載せています。
【歌】 紅の 花にしあらば 衣手に 染め付け持ちて 行くべく思ほゆ (巻十一・2827)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/81
【歌】 紅の 深染めの衣 色深く 染(し)みにしかばか 忘れかねつる (巻十一・2624)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/363
【歌】 紅に 衣染めまく 欲しけども 着てにほはばか 人の知るべき (巻七・1297)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/384
【歌】 紅の 八入(やしほ)の衣 朝な朝(さ)な なれはすれども いやめづらしも (巻十一・2623)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/854

上記の歌など、紅花染めの工程を踏まえて詠まれたとみられる表現があり、以前に、紅花摘みを行い、紅花染めの体験会も実施しました(関連記事は下記のURL)。 
 紅花摘みの記事
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1011
 紅花染めと万葉歌
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/947
 紅花染の体験会
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1134

 畑ではキキョウが一斉に咲き始めました。
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 ヤブカンゾウの蕾(開花は今月下旬ごろ)
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 ヒオウギの蕾(開花は来月上旬ごろ)
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Posted by katakago at 14:27
スモモを収穫 [2021年06月18日(Fri)]
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 スモモは万葉歌にも詠まれており4株植えています。いずれも今年はたくさん実を付けています。そのうちの一株で実が熟してきました。木が大きくなり防鳥ネットをかけるのも困難で使用しなかったのですが、幸い鳥による被害もなく数回にわたって収穫できました。高枝切りを用いての収穫作業は毎回1時間以上かかってしまいましたが、孫達へも送ってやれた他、今年は地元でも購入してもらえました。
 次の写真は一回分の収穫果実
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 果樹園に植えている柿の木には小さな実が生っています(写真の品種の他、太秋、興津二十号、次郎、富有、禅寺丸などを栽培)。
 甘柿の早秋
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 甘柿の花御所
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 渋柿の西条
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 ポポーの果実(収穫は8月頃)
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 クリ(品種は銀寄)には小さなイガが出来ています。
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Posted by katakago at 17:52
コオニユリが開花 [2021年06月12日(Sat)]
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 ヤマザクラの株元でコオニユリが咲き始めました。例年になく早い開花です(写真後方にはカワラナデシコとオミナエシが写っています)。
 ユリが詠まれた次の万葉歌(常陸国の防人歌)の解説を以前の記事(次のURL)に載せています。
【歌】 筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも かなしけ妹そ 昼もかなしけ (巻二十・4369)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/33

 カワラナデシコに続きオミナエシの開花株も増えてきました。
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 朝夕の草取りで、ハマユウの生育場所もスッキリしました。 
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Posted by katakago at 15:33
ハナショウブとサギ [2021年06月08日(Tue)]
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 花菖蒲園傍のお隣の田んぼでは水が張られて田植えの準備が進んでいます。今朝、その水田に飛来した2羽のサギを見かけました。ハナショウブとサギが水面に映っています。

 離れた場所から見ると黄色の花が目立ちますが、他の種類の株もまだ花を咲かせています。
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Posted by katakago at 10:31
キキョウが一輪開花 [2021年06月05日(Sat)]
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 カワラナデシコ、オミナエシに続き、キキョウ(キキョウ科)が早くも一輪開花しました。万葉歌で「あさがほ」と詠まれている植物について諸説ある中、キキョウにあてる説が有力です。
【歌】 朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲き増さりけり (巻十・2104)
【口語訳】 朝顔は 朝露をやどして 咲くと言われているが 夕方の淡い光の中の方が ずっと美しく見えるよ
 「あさがほ」は、次の山上憶良の「秋の七種(くさ)」の歌にも詠まれています。
【歌】 秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種(くさ)の花 (巻八・1537)
【歌】 萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花 (巻八・1538)

 ベニバナ(キク科)の蕾も膨らんできました(今月下旬には開花見込み) 
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 裏山のアジサイも見頃
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 裏山では、サカキ(サカキ科)の花が咲いています。
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 サカキが詠まれた万葉歌(大伴坂上郎女の長歌 巻三・379)は、以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/64
Posted by katakago at 14:52
カワラナデシコが咲きだしました [2021年06月03日(Thu)]
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 カワラナデシコ(ナデシコ科)が畑のあちらこちらで咲きだしました。万葉歌では26首詠まれており、大伴家持はなでしこの可憐な姿を格別に好んだようで、そのうち11首も詠んでいます。ここではその中からた次の4首を載せておきます。
【歌】 我がやどの なでしこの花 盛りなり 手折りて一目 見せむ児もがも (巻八・1496)
【口語訳】 家の庭の なでしこの花が 今真っ盛りだ 手折って一目 見せてやるような女の子がいたらよいのに
【歌】 我がやどに 蒔きしなでしこ いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む (巻八・1448)
【歌】 わが家の庭に 蒔いたなでしこは いつになったら 花が咲くことだろうかそしたら あなたと見なして眺めよう
【歌】 なでしこが 花見るごとに 娘子らが 笑まひのにほひ 思ほゆるかも (巻十八・4114)
【口語訳】 なでしこの 花を見るたびに いとしい娘子(妻の坂上大嬢をさす)の 笑顔のあでやかさ そのあでやかさが思われてならない
【歌】 なでしこが その花にもが 朝な朝な 手に取り持ちて 恋ひぬ日なけむ (巻三・408)
【口語訳】 なでしこの 花であなたがあればよい そうしたら毎朝 手に取り持って いとおしまない日とてないでしょう

 オミナエシ(スイカズラ科)も咲き始めた株が見られます。
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 蓮池では、ハス(ハス科)の立ち葉が旺盛に伸びてきました。
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 水を張った花菖蒲園では、咲いた花が水面に映っています。
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Posted by katakago at 13:54
ビワとサクランボを収穫 [2021年05月31日(Mon)]
  この時期、畑や果樹園では草が一斉に伸びてきて、梅雨の晴れ間は草刈りに追われています。
 今年もビワがたくさん生り、サクランボとともに収穫できました。
 袋掛けしたビワの木
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 袋を外したビワの果実
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 収穫したビワとサクランボ(孫達へも送ってやれそうです)
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 アーモンド(品種:ダベイ)も沢山実を付けており、秋の収穫が楽しみです。
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Posted by katakago at 10:54
ヤマアジサイが開花 [2021年05月28日(Fri)]
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 裏山のヤマアジサイ(アジサイ科)が咲き始めました。アジサイが詠まれた万葉歌は、以前の記事に紹介しています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/63
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/374
 自宅庭のアジサイも咲き始めました。
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 裏山のクワ(クワ科)の木で実が生っているのを見つけました。
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 クワが詠まれた万葉歌は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/46
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/351

 昨年採取したハマユウ(ヒガンバナ科)の種が発芽していました。昨秋に播種した残りで、早速畑に植え付けました。
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 ハナショウブ(アヤメ科)が一斉に咲き始めました。
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 畑に植えているミヤギノハギ(マメ科)が咲き始めていました。この時期と9月の2回花を楽しめます。
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Posted by katakago at 14:26
ハナショウブが咲き始めました [2021年05月22日(Sat)]
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 蓮池傍の花菖蒲園では、今年も花が咲き始めました。これから来月中旬ごろまで色とりどりの花を楽しめそうです。
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 大型バットで育てているジュンサイ(ジュンサイ科)が、今週初めより花を咲かせ始めました。
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 万葉歌では「ぬなは(原文は蓴と表記)」と詠まれています。揺れ動く女の恋心を、浮葉性多年生水草のジュンサイに譬えた次のような歌(巻七の譬喩歌)があります。
【歌】 我が心 ゆたにたゆたに 浮き蓴 辺にも沖にも 寄りかつましじ (巻七・1352)
【口語訳】 わたしの心は浮きぬなはのようにゆらゆらと動いて、岸辺にも沖にも寄ることはできそうにもない(この恋を進めるとも進めないとも決めかねます)。
 口語訳を採った『萬葉集全歌講義』では、「じゅんさいは、食用に摘むために引けば揺れ動き、手を離したらゆったりと水上にただよっている。じゅんさい摘みの生活の中から生まれた隠喩。」と解説されています。
 
 蓮池ではハスの立ち葉が伸びてきました(花は来月下旬ごろからか)。その間でアサザが毎日花を咲かせています。
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Posted by katakago at 11:03
ウツギの花が咲いています [2021年05月20日(Thu)]
 裏山ではこの時期、ウツギ(アジサイ科)の花をはじめ、センダン(センダン科)やテイカカズラ(キョウチクトウ科)の花がが咲いています。
 ウツギの花
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 ウツギは万葉歌では「うのはな」と詠まれています。
【歌】 五月山 卯の花月夜 ほととぎす 聞けども飽かず また鳴かぬかも (巻十・1953)
【口語訳】 五月の山に卯の花が咲いている美しい月夜に、ホトトギスの声はいくら聞いても飽きない。また鳴かないかなあ。
 卯の花が詠まれた24首中、⒙首には同時にホトトギスが詠まれています。以前の記事は次のURL に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/32

 センダンの花
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 万葉歌では「あふち」と詠まれています。
【歌】 妹が見し 楝の花は 散りぬべし 我が泣く涙 いまだ干なくに (山上憶良 巻五・798)
【口語訳】 妻が見た 楝の花は もう散ってしまいそうだ わたしの泣く涙は まだ乾かないのに
 この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/38

 テイイカカズラの花
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 テイイカカズラは、万葉歌の「つた」にあてる説があります。柿本人麻呂の石見相聞歌では「延(は)ふつたの」と詠まれており、解説は以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/28
Posted by katakago at 09:18
エゴノキの花 [2021年05月07日(Fri)]
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 裏山に自生しているエゴノキ(エゴノキ科)の花が真っ盛りです(花は長さ2〜3cmほどの柄の先端に垂れ下がって付く)。エゴノキは万葉歌の「山ぢさ」にあたるとみられています。
【歌】 山ぢさの 白露重み うらぶれて 心に深く 我が恋止まず (巻十一・2469)
【口語訳】 山ちさがしとどに置いた白露の重さでうなだれるようにうちしおれて、心の底深く私の恋は止むことがない
 巻十一の寄物陳思歌(物に寄せて思ひを陳ぶる歌)に分類されており、「山ぢさの白露重み」は「うらぶれて」を起こす序(山ぢさの花に露がいっぱい置いてうなだれしおれている様子が比喩の序)となっています。
 以前の記事で紹介した歌(ちさと詠まれている)は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/24

 マユミ(ニシキギ科)の花も咲いています(晩秋には実がはじけて中から赤い種が花を咲かせたように見える)。
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マユミが詠まれた万葉歌は、以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/231

 ノイバラ(バラ科)も咲き始めました(万葉歌では「うまら」と詠まれている)。
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 ノイバラが詠まれた万葉歌については次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/29
Posted by katakago at 10:18
アサザの花が咲き始めました [2021年05月03日(Mon)]
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 蓮池に混植しているアサザ(ミツガシワ科)の花が早くも咲き始めました。万葉歌であざさ(原文は阿耶左と表記)と詠まれている植物が、アサザにあたるとされています。アサザが詠まれた歌は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/49
 この歌(巻十三・3295)で、地名に「三宅の原」と詠まれていることより、この三宅の原は、奈良県磯城郡三宅町とみられ、アサザは町の花に指定されています。一昨年、三宅町から9名の方が私どもの植物園に見えられました。その時の記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1534

 カキツバタで、先月掲載のものとは異なる株(色が濃い紫色)も咲き始めました。
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 タブノキ(クスノキ科)の花が咲いています。
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 タブノキは万葉歌ではつまま(原文は都万麻と表記)と詠まれています。歌と解説は以前記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/22

 キリ(キリ科)の花が青空に映えています。
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Posted by katakago at 16:13
ホオノキの花 [2021年04月25日(Sun)]
 万葉歌に、ホオノキ(モクレン科)が詠まれており、畑に苗木を植えていますが、花が咲くまでにはまだ大分かかりそうです。
 日本植物画倶楽部会員の方から、お住いの近くにホオノキのあることを教えていただきました。川西市赤松字北谷97の高原寺(浄土真宗本願寺派)の墓地の入り口に植えられています。昨年は花の時期を逸してしまい、今年こそは花の写真を撮れればとここ二週間、日曜日毎に現地に通いました。二週間前はまだ蕾、一週間前は葉は展開するも蕾の状態で、今朝、ようやく咲き始めた花の写真を撮ることが出来ました。
 二週間前(4月11日)の様子
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 一週間前(4月18日)の様子
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 今日(4月25日)の様子
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 ホオノキの葉(朴葉)は食物を盛ったり包んだりするのに用いられ、万葉歌では、「ほほがしは」と詠まれています。
【歌】 我が背子が 捧げて持てる ほほがしは あたかも似るか 青き蓋 (講師僧恵行 巻十九・4204)
【口語訳】 長官が 捧げて持っておられる ほおがしわの枝は そっくりですね 青いきぬがさに
 題詞によれば、折り取った保宝葉(ほほがしは)を見て作った歌二首の一首目。二首目は、
【歌】 皇祖(すめろき)の 遠き御代御代は い敷き折り 酒飲むといふそ このほほがしは
 (大伴家持 巻十九・4205)
【口語訳】 古の 天皇の御代には 折り畳んで 酒を飲んだそうですよ このほおがしわは
 一首目の「我が背子」は家持を指し、「蓋(きぬがさ)」は貴人の後ろから差し掛ける柄のついた織物の傘(一位は深緑色)で五位には用いられないが、従五位下の家持が持つほおの葉を一位の人が用いる蓋のように詠って、宴の主人(あるじ)家持をほめ讃えたとみられています。
Posted by katakago at 14:38
カキツバタが開花 [2021年04月24日(Sat)]
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 ハス池の傍でカキツバタ(アヤメ科)が咲き始めました。
カキツバタが詠まれた万葉歌を二首載せておきます。
【歌】 かきつはた 衣に摺り付け ますらをの 着襲ひ狩する 月は来にけり (大伴家持 巻十七・3921)
【口語訳】 かきつばたで 衣を摺り染めにし ますらおが 着飾って狩をする その月は来た
 「狩する月」は、薬狩りをする4月(旧暦)
【歌】 住吉(すみのえ)の 浅沢小野の かきつはた 衣に摺り付け 着む日知らずも (巻七・1361)
【口語訳】 住吉の 浅沢小野の かきつばたを 衣に摺り付けて 着るのはさていつのことやら
 「衣に摺り付け」の摺るは摺り染めにすることで、布の上に型紙や型木を当てて、その上から染料(ここではカキツバタの濃紫色の花汁)を付けた刷毛で擦って模様を染め出す捺染と考えられています(『新編日本古典文学全集 萬葉集』より)。
 二首目の歌は譬喩歌で、「かきつはた」に作者が思いを寄せる女性を、「衣に摺り付け」に妻として迎えることが譬えられています(結婚の日を待ち望む男の歌)。

 ビオトープ池ではショウブ(ショウブ科)の花が咲いていました。花茎の中ほどに肉穂花序(淡黄緑色の小花を密集)を付けています。葉は独特の匂いをもち、これが邪気を払い疫病を除くものと言われ、端午の節句に用いられるようになりました。
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 蓮池では、アサザの葉っぱに混じって、早くもハスの葉も出てきました(写真中央)。
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 裏山では、コバノミツバツツジに続いて、今、ヤマツツジが咲いています。
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 キリ(キリ科)の花も咲き始めました。
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 畑では、フジの花が満開です。 
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Posted by katakago at 11:20
ヒシの新葉が出てきました [2021年04月15日(Thu)]
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 畑に設置した水槽で、ヒシ(ミソハギ科)の実が発芽して新葉が出てきました(夏には白い花を咲かせる)

 別の水槽で栽培しているジュンサイ(ジュンサイ科)も数が増えてきました。
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 畑に植えているアマドコロ(キジカクシ科)の花が咲いています。万葉歌で、にこ草(原文は似児草と表記)と詠まれた植物にあてる説があります。
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 畑に設えた藤棚では早くも花が咲き始めました。
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 カワラナデシコ(ナデシコ科)も例年より早く咲き始めました。
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 オキナグサ(キンポウゲ科)の花後(痩果は花柱が長く伸び、老人の白髪のような白毛を密生させている)
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Posted by katakago at 10:47
ツツジも開花 [2021年04月09日(Fri)]
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 ツツジ類も咲き始めました。
【歌】 風早の 美保の浦廻の 白つつじ 見れどもさぶし なき人思へば (河辺宮人 巻三・434)
【口語訳】 風早の 美保の浜辺の 白つつじは 見ていても楽しくはない 死んだ人のことを思うから
 題詞には、和同四年(711)、河辺宮人が姫島の松原で美人(おみな)の死骸を見て、悲しんで作った歌四首とあり、これはその一首目です(巻三の挽歌)。
 コバノミツバツツジも咲いています。
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 ヨグソミネバリ(カバノキ科)の新葉と雄花序
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 雄花序の拡大(長枝の先端部に新芽が開くのと一緒に下垂して開く)
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 木質は柔軟なため弓材とされ、万葉歌では、木そのものを詠んだ歌はなく、「引く」などの枕詞として「梓弓」が集中に33例あります。例歌は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1581

 ユズリハ(ユズリハ科)の新葉
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【歌】 古に 恋ふる鳥かも ゆづるはの 御井の上より 鳴き渡り行く (弓削皇子 巻二・111)
【口語訳】 亡き父帝を 慕う鳥でしょうか ゆずりはの 御井の上から 鳴いて飛んでゆくのは
 題詞には、持統天皇が吉野に行幸された時の歌で、弓削皇子が、都に残る額田王に贈った歌とあり、この「古(いにしへ)」は、弓削の皇子にとっては父であり、額田王にとってはかつての夫であった天武天皇をさしています。

Posted by katakago at 14:45
一年遅れの入学式 [2021年04月05日(Mon)]
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 昨年孫娘が入学した名古屋大学で、一年遅れで2020年度入学生の入学式が、今日の午後開催されました(豊田講堂で2回に分けて実施)。その模様は大学ホームページで同時中継され視聴できました。
 コロナ禍、オンライン中心で対面授業は限られた一年であったようで、充実した本来の学生生活が取り戻せるよう、あらためてコロナの早期収束を願っています。

 以下の写真はパソコン画面より
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 松尾清一総長の挨拶
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Posted by katakago at 17:08
ビワの袋掛け [2021年04月04日(Sun)]
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 今年もビワがたくさん実を付けています。昨日午後、3時間ほどかけて200枚の袋掛けを終えました。6月頃の収穫が楽しみです。

 スモモの花に続いて、今、西洋スモモ(プルーン)の花が咲いています。昨年は、花のみに終わってしまいましたが、今年は実が生るのを期待しています。
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 姫リンゴの花も咲いています。
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 カリンも例年になく早く花を咲かせています。
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 暖地桜桃に続き、サクランボの花も咲いています。昨年はカメムシの被害に遭いまともな収穫は出来ませんでした。 
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 植物園の花木の様子(ヤマナシやヤマザクラが次々と咲いています)。
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Posted by katakago at 11:22
カラタチの花 [2021年04月03日(Sat)]
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 カラタチ(ミカン科)の花が咲き始めました。植物園に植えている柑橘類では最も早く花を咲かせます。万葉歌では、巻十六に、題詞に「忌部首、数種(くさぐさ)の物を詠む歌一首」とある次の歌があります。数種の物は、からたち・茨・倉・屎・櫛で、宴などきわめてくだけた集団の場での即興とみられています。
【歌】 からたちの 茨刈り除け 倉建てむ 屎遠くまれ 櫛造る刀自 (巻十六・3832)
【口語訳】 からたちの いばらを刈り除いて 倉を建てるのだ 屎は遠くに行ってせい 櫛造りのおばちゃんよ

 アケビ(アケビ科)の花が咲いていました。
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 万葉歌で、さのかた(原文は狭野方と表記)と詠まれている植物を蔓性植物のアケビにあてる説があります(『萬葉集私注』他)。
【歌】 狭野方は 実にならずとも 花のみに 咲きて見えこそ 恋のなぐさに (巻十・1928)
【口語訳】 さのかたは 実を結ばなくても 花だけでも 咲いて見せてください 恋の慰めに

 五輪塔の傍では、一重のヤマブキの花が真っ盛りです。
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【歌】 山吹の 立ちよそひたる 山清水 汲みに行かめど 道の知らなく (高市皇子 巻二・158)
【口語訳】 山吹が 咲き匂っている 山清水を 汲みに行きたいが 道が分からないことよ
 十市皇女(天武天皇の長女、母は額田王)に対する挽歌。上三句は、死後の世界を意味する中国の「黄泉」の語を意訳して黄色い山吹と清水で表しているとみられています(『新編日本古典文学全集 萬葉集』)。

 八重のヤマブキも咲いています。
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 シャガ(アヤメ科)も咲き始めました。
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 裏山では、この時期ニリンソウ(キンポウゲ科)群生が見られます。
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 今年初めて、タケノコを収穫しました。
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Posted by katakago at 20:16
アスパラガスが出芽 [2021年03月31日(Wed)]
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 畑では、アスパラガスの芽が出てきました。昨年株数を増やしたので、これからは毎朝収穫できそうです。
 タマネギも5月頃には収穫できそうです。
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 ジャガイモの芽も出てきました(収穫は6月頃)。
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 ソラマメやエンドウも花が咲いています(収穫は5月中旬か)。 
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Posted by katakago at 11:07
ヤマブキが咲き始めました [2021年03月27日(Sat)]
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 裏山では、ヤマブキ(バラ科)が咲き始めました。タチツボスミレも咲いています。ヤマブキとスミレが詠まれた万葉歌を次に載せておきます。
【歌】 山吹の 咲きたる野辺の つほすみれ この春の雨に 盛りなりにけり (高田女王 巻八・1444)
【口語訳】 山吹が 咲いている野辺の つぼすみれは この春雨の中 今真っ盛りである
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 ヤマブキの傍のアセビ(ツツジ科)の花も真っ盛りです。

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【歌】 我が背子に 我が恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり (巻十・1903)
【口語訳】 あなたを わたしが恋しく思うことは 奥山の あしびの花のように 今や真っ盛りです
 「奥山のあしびの花」は、「今盛りなり」にかかる比喩の序詞で、「奥山」と限定したのは人知れずひそかに思うさまを表そうとしたものととみられています(『萬葉釈注』他)。

 畑では、ヤマザクラが次々と花を咲かせています。
 センダイヤ(ヤマザクラの一種で牧野富太郎博士が命名)が開花
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 オオシマザクラが開花
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 ヤマナシ(バラ科)も咲き始めました。
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Posted by katakago at 15:34
ヤマザクラも開花 [2021年03月23日(Tue)]
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 裏山のエドヒガンに続いて、畑に植えているヤマザクラの一株が咲き始めました(例年よりも早い開花)。

 シキミ(マツブサ科)の花も咲いています。
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 シキミが詠まれた万葉歌は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/282

 ヒトリシズカ((センリョウ科)が咲き始めました。
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万葉歌(巻十三・3314)の「つぎね」にあてる説があります。関連記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/30
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/304

 裏山の入り口でアマナ(ユリ科)が咲いていました。
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Posted by katakago at 13:33
スモモも開花 [2021年03月18日(Thu)]
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 果樹園では、スモモ(バラ科)も開花しました(例年になく早い開花)。5株植えており、この時期の花と共に初夏には果実の収穫も楽しみです。
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 スモモは、万葉歌に次の一首が詠まれています。
【歌】 我が苑の 李の花か 庭に散る はだれのいまだ 残りたるかも (大伴家持 巻十九・4140)
 この歌の解釈では、二句切れ説(『萬葉集全注』ほか)と三句切れ説(『新編日本古典文学全集 萬葉集』ほか)があり、以前の記事で紹介しています(次のURL)。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/305

 畑では、数株に増えたオキナグサ(キンポウゲ科)が花を咲かせています。
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 次の万葉歌(巻十四の東歌)に詠まれた「ねつこぐさ」をオキナグサにあてる説があります。
【歌】 芝付きの 御宇良崎なる ねつこ草 相見ずあらば 我恋ひめやも (巻十四・3508)
【口語訳】 芝付きの 御宇良崎(みうらさき)にある ねつこ草のようなあの娘を 見さえしなかったなら わたしはこうも恋い慕おうか
関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/299
Posted by katakago at 11:30
エドヒガンが開花 [2021年03月17日(Wed)]
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 裏山の斜面に植えているエドヒガンが開花しました。11年ほど前に苗木を植えたもので、2年前から花を咲かせるようになりました。
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 エドヒガンはウバヒガンとも呼ばれ、葉が出る前に花を咲かせ、萼筒(花の柄)が丸く膨れているのが特徴です。
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エドヒガンの関連記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1491

 万葉集中、サクラが詠まれた歌は、「さくらばな」が22例、「さくらのはな」が12例、「さくら」が5例、「やまざくらばな」が2例、「やまざくら」が1例あります。
 春雨を花が咲くのを促すものと詠んだ歌として、
【歌】 春雨に 争ひかねて 我がやどの 桜の花は 咲きそめにけり (巻十・1869)
【口語訳】 春雨に 逆らえなくて 家の庭の 桜の花は ほころび始めた
 春雨に花が散るのを惜しむ歌として、
【歌】 春雨は いたくな降りそ 桜花 いまだ見なくに 散らまく惜しも (巻十・1870)
【口語訳】 春雨よ ひどくは降るな 桜花が まだよく見ないうちに 散ったら惜しい 

Posted by katakago at 09:38
カタクリが開花 [2021年03月11日(Thu)]
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 畑の作業が一段落したので、久しぶりに裏山に出かけて倒木の片付けなどを行いました。
 裏山の二か所でカタクリ(ユリ科)の花が咲いていました(例年よりも早い開花)。
カタクリが詠まれた万葉歌は、大伴家持の次の一首のみです。
【歌】 もののふの 八十娘子(やそをとめ)らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花 (巻十九・4143)
【口語訳】 (もののふの) 群なす乙女が 汲みさざめく 寺井のほとりの かたかごの花よ
カタクリの関連記事は次のURL に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/288

 アセビ(ツツジ科)も咲き始めました。
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Posted by katakago at 16:45
ツクシを見つけました [2021年03月09日(Tue)]
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 この時期、未だスギ花粉の飛散が続いていますが、畑ではジャガイモの植え付けや、昨年秋に植えたタマネギ、ソラマメ、エンドウなどの株元の草取り、果樹園では収穫を終えた柑橘類の剪定など、農作業に追われています。
 果樹園のクリの木の株元や畑のあちらこちらでツクシを見つけました。
 ツクシの傍ではタチツボスミレも咲いていました。
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 オキナグサの蕾が膨らんできました。
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 早くも、サクランボ(暖地桜桃)の花が満開となりました。
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 桜の中ではこの株が一番早く花を咲かせますが、一年前もちょうどこの頃咲いていました。当時(2020.3.7)は農作業をしながら、孫娘の大学入試合格発表を待っていました。コロナ禍で入学式は中止となりましたが、この4月には、2021年度の入学式と共に、2020年度入学生の入学式も行われるようです(4/5)。大学のホームページで同時中継されるので楽しみにしています。
 昨年の記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1643

 アンズの花も咲き始めました。
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Posted by katakago at 14:54
シダレヤナギの芽吹き [2021年03月03日(Wed)]
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 シダレヤナギが芽吹いてきました。万葉歌に、柳は39首詠まれており、梅と一緒に詠まれたものが16首あります。植物園では、柳の傍で白梅も咲いています。
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 大宰府の「梅花の宴」で詠まれた梅の歌より、柳と一緒に詠まれた歌を載せておきます。
【歌】 梅の花 咲きたる園の 青柳は 蘰にすべく なりにけらずや (少弐粟田大夫 巻五・817)
【口語訳】 梅の花の 咲いている園の 青柳は 蘰にできそうに 芽吹いたではありませんか
 蘰は、柳などの枝や蔓性植物を輪状にした髪飾り。
梅と柳が仏前の供花として詠まれた例として、次の歌を載せておきます(巻十の相聞歌より)。
【歌】 梅の花 しだり柳に 折り交(まじ)へ 花にそなへば 君に逢はむかも (巻十・1904)
【口語訳】 梅の花を しだれ柳に 折り交ぜて お花に供えたら 君にお逢いできようか
この歌の以前の解説記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/794

 ブータン大輪ミツマタ 幹が枯れて脇から伸びた枝に花を付けています。
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 今日、3月3日は上巳(じょうし)の節句(桃の節句)。花桃が今も咲いています。
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 ネコヤナギの雄花序ーその後
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 サクランボ(暖地桜桃)の花が間もなく咲きそうです。
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 アンズの蕾も色づいてきました。
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 畑では菜の花が真っ盛りです。
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Posted by katakago at 14:53
モモの花が咲き始めました [2021年02月23日(Tue)]
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 裏山の花桃が咲き始めました。例年よりも早い開花です。
モモを詠んだ万葉歌では次の大伴家持の歌がよく知られています(赴任先の越中で詠まれた)。
【歌】 春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子 (巻十九・4139)
【口語訳】 春の園は まるで一面紅色に照り輝いている その桃の花の樹の下まで照り映える道に つと出で立っているおとめよ (『萬葉集全注』より)
 以前の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/286
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/791

 裏山のヤブツバキ(ツバキ科)も咲き始めました(白梅はまだ咲いています 。写真右)
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【歌】 河上の つらつら椿 つらつらに 見れども飽かず 巨勢の春野は (春日蔵首老 巻一・56)
【口語訳】 川べりの つらつら椿 つらつらと 見て飽きない 巨勢の春景は
 ツバキが詠まれた歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/275
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/542
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/781

 先日、植物画でネコヤナギを描かれる方がお見えになり、詳細に観察されていました。画材のサンプルも提供できました。
 ネコヤナギの雄花序の様子
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 畑ではオオイヌノフグリ(オオバコ科)が咲いています。 
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Posted by katakago at 14:02
白梅が見ごろ [2021年02月08日(Mon)]
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 裏山の白梅が見ごろとなりました。
万葉歌で、ウメはハギに次いで多く詠まれています(118首)。天平二年正月十三日(西暦730年2月8日)に、大宰帥大伴旅人が開いた「梅花の宴」では32首の梅の歌が詠まれています。その序文に「・・・時に、初春の令月にして、気淑く風和(やはら)ぐ。梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす。・・・」とあり、新元号「令和」の典拠となっています。この宴の最初の歌をあげておきます。
【歌】 正月(むつき)立ち 春の来らば かくしこそ 梅を招(を)きつつ 楽しき終へめ (大宰大弐紀卿 巻五・815)
【口語訳】 正月になり 春が来たなら こうやって 毎年梅を迎えて 歓を尽くしましょう
 大宰府万葉会では、毎年このころ大宰府政庁跡で「大宰府梅花の宴」が開催されており、昨年は、この行事に初めて参加しました。この時の模様は次のURLに掲載してます。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1636
 また、新元号「令和」関連記事やウメの以前の記事は次のURLを参照ください。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1496
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/274

 畑に植えているヤブツバキは、まもなく花を開きそうです。
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 ネコヤナギが芽吹き始めました。
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 万葉歌にスギが詠まれているので植えていますが、雄花序がびっしり付いています。憂鬱な花粉症の季節となりました。
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 水槽では早くもジュンサイの芽が見られます。
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Posted by katakago at 13:26
柑橘類を収穫 [2021年01月28日(Thu)]
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 柑橘類は、味見をしながら収穫時を探ってきました。ハッサク(上の写真では右側)には苦味成分が含まれますが、甘味もあり十分に食べられると判断し、今朝収穫しました。今年は段ボール箱に3杯採れました。苦み成分はナリンギン(ポリフェノールの一種)で、血中脂肪酸の分解や抗アレルギー作用などがあるそうです。
 今回は、ハッサクの他、デコポン(不知火)や甘夏も一部収穫しました
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収穫後は寒肥を施しました。
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Posted by katakago at 17:05
雪の日の植物園で [2021年01月12日(Tue)]
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 今年初めての雪が降り、植物園も雪景色となりました(写真は裏山入り口付近)。
 年の初めに降った雪を詠んだ万葉歌を二首あげておきます。
天平十八年(746)正月、元正太上天皇の御在所での雪掃きの宴で、葛井連諸会が詠んだ歌。
【歌】 新(あらた)しき 年の初めに 豊の稔(とし) しるすとならし 雪の降れるは (巻十七・3925)
【口語訳】 新しい 年の初めに 今年豊作の 前触れをするのでありましょう こんなに雪が降るのは
 もう一首は、大伴家持の歌で、題詞には、「三年(天平宝字三年、759)正月一日に、因幡国の庁にして、饗(あへ)を国郡の司等に賜ふ宴の歌一首」とあります(万葉集最後の歌でもある)。
【歌】 新(あらた)しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事(よごと) (巻二十・4516)
【口語訳】 新しい年の初めに立春が重なった。今日降る雪のようにますます重なれ良い事よ。
 これらの歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/520
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/527

 ヤブコウジ(万葉歌では山橘)が赤い実を付けています。  
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 雪と一緒にヤブコウジ(山橘)が詠まれた大伴家持の歌を二首載せておきます。
【歌】 この雪の 消(け)残る時に いざ行かな 山橘の 実の照るも見む (巻十九・4226)
【口語訳】 この雪の 消えてしまわないうちに さあ行こう 山橘の 実の輝くさまを見よう
 題詞には、雪が降った日に作った歌一首とあり、深紅の実が白い雪に映える様を見たいと詠んでいます。天平勝宝二年(750)、家持が越中に赴任していた時の作。
【歌】 消(け)残りの 雪に合(あ)へ照る あしひきの 山橘を つとに摘み来(こ)な (巻二十・4471)
【口語訳】 消え残る 雪と照り映えている (あしひきの) 山橘を 摘んで来てみやげにしよう
 天平勝宝八年(756)、家持が兵部少輔の頃の歌で、題詞には、「冬十一月五日(太陽暦の十二月五日にあたる)の夜、ちょっと雷鳴がし、雪が降って庭に積もった。その時たまたま感興を覚えて、先ずは作った短歌一首」とあります。

 咲き始めた白梅も雪を被っていました。 
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 沫雪と梅の歌を一首載せておきます。
【歌】 沫雪に 降らえて咲ける 梅の花 君がり遣(や)らば よそへてむかも (角朝臣広弁 巻八・1641)
【口語訳】 沫雪に 降られて咲いている この梅の花を あなたの許にあげたら 人が噂するでしょうか

 蓮池の様子
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 果樹園で(写真手前はハッサク)
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Posted by katakago at 12:03
コロナ禍の新年 [2021年01月03日(Sun)]
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 コロナ禍の新年、三密を避けて今朝、地元の多田神社に出かけてきました。階段上の南大門(県指定重要文化財)の両脇には、無病息災とコロナ退散祈願の大きな幟が立てられていました。境内は予想どおり参拝者で密集することなく、ゆっくりとお参りできました。
 今春大学二年と高校三年になる孫娘たちが、本来の学生生活を取り戻せるようコロナの早期収束を願っています。
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 昨年末に5歳になった三番目の孫娘は、Lineのテレビ電話で久しぶりにその成長ぶりを見せてくれました。
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Posted by katakago at 14:15
師走に咲いた白梅 [2020年12月29日(Tue)]
 明日からは、このシーズン最大級の寒波が襲来するとの予報が出ています。
 暫くぶりに裏山に出かけてみたところ、黄葉したモミジの葉はほとんどが散っていましたが、未だ枝に残っているのも見られました。。
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 散り敷いたモミジの葉
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 裏山の植物園入り口の白梅は、今月中旬には蕾を確認していましたが、今日改めてじっくり枝を見渡してみると、一輪咲いているのを見つけました。この時期の開花は珍しいです。
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 万葉歌にウメを詠んだ次のような歌があります。
【歌】 十二月(しはす)には 沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く 含(ふふ)めらずして
(紀小鹿女郎 巻八・1648)
【口語訳】 十二月には 沫雪が降ると 知らないからか 梅の花が咲いている 蕾のままで待っていないで (蕾のままでいれば沫雪に出逢わないで済んだであろうに)
 蕾の写真とともに次の歌も載せておきます。
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【歌】 含(ふふ)めりと 言ひし梅が枝 今朝降りし 沫雪にあひて 咲きぬらむかも (大伴村上 巻八・1436)
【口語訳】 蕾の状態だと聞いていた梅の枝は、今朝降った沫雪に誘われて咲いてしまっただろうか (『萬葉集全歌講義』より)
 当時、春雨に逢うと花が咲くと考えられていたように(巻四・786・792など)、雪に出逢うと梅が咲くとも考えられていたらしく、同じ発想の歌(巻十九・4283)があります(『萬葉釈注』)。
Posted by katakago at 14:01
師走の植物園で [2020年12月10日(Thu)]
 このところ日中は暖かい日が続き、少しづつ畑での片付け作業を行っています。16株植えたハクサイも収穫を終え、今は、ブロッコリーの他、ダイコンやカブを収穫できるようになりました。

 植物園の傍の畑の様子
右手前の畝ではソラマメとエンドウが伸びてきました。後方の果樹園では、ハッサクや甘夏が色づいています。
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 今春、マルチを敷いた畝にヒオウギの種子を播種しました(マルチがないとスギナをはじめ雑草が繁茂し草取りが大変です)。
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 12月になっても花を咲かせている株がありました(通常の開花時期は7月中旬)。
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 まだ花を咲かせているタカサゴユリが一株ありました。 
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 カワラナデシコ(ナデシコ科)も咲いていました。
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裏山でアカネの果実とジャノヒゲの種子を見つけました。
 アカネ(アカネ科)の黒い球形の液果
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 ジャノヒゲ(キジカクシ科)の濃青色の球形の種子
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Posted by katakago at 12:15
裏山のモミジの紅葉 [2020年12月09日(Wed)]
 苗木から育てた20本ほどのモミジ(ムクロジ科)も、10年近く経つと晩秋の裏山を彩ってくれます。

 万葉歌では、秋に色づいた樹木や草の葉を「もみち、もみちば」、色づくことを「もみつ」と詠まれています(上代では清音のモミチ)。
 次の歌は、柿本人麻呂の「石見相聞歌」の反歌の一首(もみち葉の原文表記は黄葉)。
【歌】 秋山に 落つるもみち葉 しましくは な散りまがひそ 妹があたり見む (巻二・137)
【口語訳】 秋山に 散るもみじ葉よ しばらくは 散り乱れてくれるな 妻の辺りを見たい
 次の歌は、大伴田村大嬢が異母妹の坂上大嬢に贈った歌(もみつの原文表記は黄変)。
【歌】 我がやどに もみつかへるて 見るごとに 妹にかけつつ 恋ひぬ日はなし (巻八・1623)
【口語訳】 家の庭に 色づいたかえでを 見るたびに あなたのことを 恋しく思わない日はありません

 万葉集中、モミチ・モミチバ・モミツの用例は100例を超える。赤系統の色で表記したものは「紅葉」「赤葉」が各一例のみ。動詞「モミツ」に赤を当てたのは次の二例 ー「秋芽子乃下葉赤(秋萩の下葉もみちぬ)」(巻十・2205)、「秋山之木葉文末赤者(秋山の木の葉もいまだもみたねば)」(巻十・2232) − のみ。他は仮名書きを除けば、名詞は黄葉、動詞は黄葉・黄変・黄色などで表されています。この傾向は、中国の六朝から初唐までのモミチの用字の傾向と一致し、その文字の導入によると考えられています(小島憲之『上代日本文学と中国文学 中』)。

以下裏山のイロハモミジの写真を掲載しておきます。
 五輪塔前のモミジ
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 以下の写真は斜面に植えたモミジ
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Posted by katakago at 15:00
草花の種子 [2020年11月23日(Mon)]
 夏から秋にかけて花を咲かせた草花も、今ではほとんど枯れてしまいそのあと片付けを行っています。キキョウ・オミナエシ・ヒオウギ・タカサゴユリなどで種子が出来ていました。
 晩秋の蓮池(写真手前)の様子 
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 キキョウの刮ハ(この中に細かい種が出来ています)
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 キキョウの種子
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 オミナエシの種子
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 ヒオウギの種子
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 今春播種した株が今頃花を咲かせています。
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 タカサゴユリの種子
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 この時期に咲いたタカサゴユリ
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 裏山のイチョウの葉は全て散り落ちていました。
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 銀杏も落ちていました。
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Posted by katakago at 15:20
木々の黄葉 [2020年11月18日(Wed)]
 この時期、咲いている草花は名残のフジバカマと咲き始めたノジギクくらいですが、木々の黄葉が楽しめます。
 ヤマナシの葉も黄色く色づきました。
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万葉歌では、「妻無し」の名を持つ梨の木の意に掛けて「妻梨の木」が詠まれています。
【歌】 もみち葉の にほひは繁し 然れども 妻梨の木を 手折りかざさむ (巻十・2188)
【口語訳】 もみじ葉の 彩りはとりどりだ でもやはり妻なしの木を 折って髪に挿そう
【歌】 露霜の 寒き夕の 秋風に もみちにけりも 妻梨の木は (巻十・2189)
【口語訳】 露の 冷たい夕べの 秋風で 紅葉したのだな 妻なしの木は
 類例として、「君待つ」の意に掛けて「君松の木」(巻六・1041)、「夫(つま)待つ」の意に掛けて「夫松の木」(巻九・1795)が詠まれています

 桜紅葉(さくらもみじ)
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 秋に樹木や草の葉が赤や黄色に色づくこと、またその葉を、万葉歌ではもみち(名詞)・もみつ(動詞)と詠まれ、その表記のほとんどが「黄葉」です。関連記事を下記のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1312
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/226

 庭のイロハモミジ(ムクロジ科)が真っ赤に紅葉しました
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 ケヤキ(アサ科)の黄葉も見られます。
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 今年初めて銀杏が生ったイチョウ(イチョウ科)も見事に黄葉しました。
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 裏山では赤い実を付けたヤブコウジ(サクラソウ科)を見つけました。
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 畑ではノジギク(キク科)が咲き始めました。
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Posted by katakago at 14:42
キジバトの群ー刈り取られた田んぼで [2020年11月07日(Sat)]
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 先月中旬にコンバインで刈り取られたお隣の田んぼで、キジバトの群れが落ち穂を漁っていました。近づくと一斉に飛び上がって行きました。

 この時期の植物園の様子をいくつかの写真で紹介しておきます。
秋の七草のうち、フジバカマ(キク科)が今も咲いています。写真左手前はタカサゴユリの蕾で、これからも花を咲かせそうです。
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 初夏に白い花を咲かせたノイバラ(バラ科)は、赤い果序を付けています。
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 マユミ(ニシキギ科)の実がピンク色に色づきました。
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 実がはじけて中から赤い種が花を咲かせているように見えます。
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 マユミが詠まれた万葉歌は次の一首。
【歌】 南淵(みなぶち)の 細川山に 立つ檀(まゆみ) 弓束(ゆづか)巻くまで 人に知らえじ (巻七・1330)
【口語訳】 南淵の 細川山に 立つ檀の木 弓に出来上がるまで 人に知られないようにしようね
 この歌の関連記事は次のURLに掲載しています。 
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/231

 ネコヤナギ(ヤナギ科)の芽
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 キリ(キリ科)の花の蕾
昨年末に大きく剪定したため今年は花は咲かなかったのですが、来年はたくさん咲きそうです。
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Posted by katakago at 15:09
ジャガイモとハクサイを収穫 [2020年11月01日(Sun)]
 2か月ほど前に植え付けたジャガイモとハクサイの一部を収穫しました。
 ジャガイモ(品種はキタアカリ)はまだ茎が枯れるまでには至っていなかったのですが、一部掘り起こしてみると、数は少ないながら大きな芋が出来ていました。
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 今朝はハクサイを3株収穫しました。外見は立派に育っていましたが、防虫ネットをしてあっても殺虫剤は使用していないためか、表面の葉っぱには虫がついていました(中心部は大丈夫そうです)。
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 先月下旬にはタマネギ苗を200株ほど植え付けました。
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Posted by katakago at 10:30
温州ミカンを収穫 [2020年10月30日(Fri)]
 果樹園では、温州ミカン(品種は宮川早生)の収穫時期を迎えました。
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 黄色く色づいた温州ミカン
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 今日収穫した一部(色づき始めてから毎朝味見をしながら収穫時期を探っていました)
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 これから来春にかけて下記の品種の収穫が見込まれます。
 石地温州(収穫時期は来月下旬ごろ)
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 せとか(収穫時期は2~3月ごろ)
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 不知火(収穫時期は3月ごろ)
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 ハッサク(収穫時期は4月ごろ)
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Posted by katakago at 16:54
裏山で見つけたドングリ [2020年10月28日(Wed)]
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 裏山のアラカシ(ブナ科)にはドングリがたくさん生っています。殻斗(かくと)に堅果が一個であることより、万葉歌で、「橿の実」は「ひとり」の枕詞に用いられています。その長歌の一部を載せておきます。
【歌】 ・・・ ただひとり い渡らす児は 若草の 夫(つま)かあるらむ 橿の実の ひとりか寝(ぬ)らむ ・・・ (巻九・1742)
 この歌の解説は、ヤマアイの記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/291

 裏山で拾ったクヌギ(写真左)とコナラのドングリ
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 クヌギ(ブナ科)のドングリを煎じた汁は、灰汁(あく)媒染では黄褐色の染料(鉄媒染では黒色)となる。万葉歌では、「つるはみ」と詠まれています。
【歌】 紅は うつろふものそ 橡(つるはみ)の なれにし衣に なほ及(し)かめやも (巻十八・4109)
【口語訳】 紅は 色褪せるもの 橡染めでも 着馴れた衣に やはり及ぼうか
 当時、鉄媒染による橡染めの黒色の衣服は、一般に下層階級の着るものと考えられていたようです。この歌の関連記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/47

 コウヤボウキ(キク科)の花が咲き始めました。
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 コウヤボウキが詠まれた万葉歌は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/201

 ヤマナシ(バラ科)の実(桜紅葉を背景に)
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 イチョウ(イチョウ科)は10数年前に苗木を植えたものですが、今年初めて銀杏が生りました。
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 マユミ(ニシキギ科)の実も色づいてきました。
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Posted by katakago at 17:12
アサザが今も咲いています [2020年10月22日(Thu)]
 夏の時期、華やかだった蓮池も、今は枯れた葉が目立つようになりました。お陰で光が水面まで差し込むようになり、混植しているアサザが勢いを増してきました。少ないながら花も見つけることが出来ました。
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 蓮池で見つけたアサザ
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 自宅庭の水槽で栽培しているアサザ(葉は旺盛に繁っています)
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この時期、フジバカマ以外で咲いている草花を載せておきます。
 タカサゴユリ
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 キキョウとハギの花の名残
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 ヨメナの花とイヌタデ
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 ヒオウギの種子(万葉歌で「ぬばたま」にあてる説)
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Posted by katakago at 14:21
フジバカマが咲いています [2020年10月14日(Wed)]
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 畑に植えているヤマザクラの葉っぱが紅葉してきました。草花では、フジバカマ(キク科)が咲いています(白い花も)。万葉歌では、次の山上憶良の秋の七種(くさ)の歌(旋頭歌)に詠まれています(この歌一首のみ)。
【歌】 萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花 (巻八・1538)
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 昨年(10/23)、アサギマダラの飛来が見られましたが、今年はまだ見かけません。
昨年の記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1594
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1601
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1606

 フジバカマが咲くこの時期、他の秋の七草では、萩や葛の花は既に咲き終わり、なでしこ、をみなへし、あさがほ(キキョウ)、尾花(ススキ)が見られます。 

 カワラナデシコが一輪咲いていました。
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 オミナエシの大部分は花が終わりましたが、一部開花株が見られます。
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 キキョウ(万葉歌では、あさがほの有力候補)が今も咲いています。
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 ススキは畑でも植えていますが、群生を見るため車で50分ほどの山間地(兵庫県猪名川町)に出かけてきました。
 山の斜面で穂をなびかせるススキの群生
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 田んぼの畦道付近で
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Posted by katakago at 13:28
10月に咲いたハマユウ [2020年10月12日(Mon)]
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 ハマユウの一株が、10月になってから花を咲かせました。通常は7~8月ごろの開花で、近年では珍しいことです(写真右脇は、刮ハがはじけ球形の黒い種子(万葉歌では、ぬばたま)を付けたヒオウギ)。

 今年は多くの株で開花が見られ、種子がたくさん得られました(来春播種して苗を殖やす予定)。
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 昨年採取した種を今春播種したもの(開花までには数年かかる)
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Posted by katakago at 13:36
オケラの花 [2020年09月30日(Wed)]
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 裏山ではオケラ(キク科)が花を咲かせていました。万葉歌では、いずれも巻十四の東歌に、うけら(原文は宇家良と表記)と詠まれています。
関連記事は次のURL に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/182
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/476

 裏山の竹垣に絡まって咲くアカネ(アカネ科)の花
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 アカネは、その根から緋色の染料が得られる。万葉歌では(原文は茜・茜草・赤根などと表記)、植物そのものを詠んだ歌はなく、「あかねさす」として茜色の照り映える意で、枕詞(日・月・照・昼・紫などにかかる)として用いられています。
以前の記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/168
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/452

 畑では、今春播種したヒオウギ(アヤメ科)がこの時期にも花を咲かせています。
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Posted by katakago at 11:12
ナンバンギセルが開花 [2020年09月27日(Sun)]
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 鉢植えで栽培しているイトススキ(イネ科)の株元でナンバンギセル(ハマウツボ科)が開花しました。ナンバンギセルはススキの他ミョウガ、サトウキビなどに寄生する植物で、万葉歌では、おもひぐさ(原文は思草と表記)と詠まれています(次の一首)。
【歌】 道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今更々に 何をか思はむ (巻十・2270)
【口語訳】 道端の 尾花の陰の 思い草のように いまさら 何を思い迷いましょうか
 関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/175

畑の畦道では、ヒガンバナの他、ニラやヨメナの花が咲いています。
 ニラ(ヒガンバナ科)の花
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 ニラは万葉歌では、みら(原文は美良と表記)と詠まれており、歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/162

 ヨメナ(キク科)の花
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 ヨメナは万葉歌では、うはぎ(原文は宇波疑・菟芽子と表記)と詠まれています。
以前の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/107
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/279

 果樹園では、クリ(銀寄・筑波)の収穫時期を迎えました。
 クリ(銀寄)のイガ
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 クリは一つのイガに実が三つ出来ることから、万葉歌ではその真ん中に注目して「三栗の中」と言い、同音の「那賀」にかけた枕詞としても詠まれています。
【歌】 三栗の 那賀に向かへる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もが (巻九・1745)
関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/164

Posted by katakago at 17:55
ヒガンバナが真っ盛り [2020年09月23日(Wed)]
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 先週(9/15)、ヒガンバナが咲き始めたことを記事にしましたが、今、あちらこちらの畦道で真っ赤な花を咲かせています。
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 ハス池の傍ではヤナギタデ(タデ科)が花を咲かせていました。葉が食用となり、万葉歌にも詠まれています。
【歌】 我がやどの 穂蓼古幹(ふるから) 摘み生(お)ほし 実になるまでに 君をし待たむ (巻十一・2759)
【口語訳】 家の庭の 穂蓼の古い茎が 摘んでも伸びて 実がなるまでも長く あなたを待ちましょう
 この歌の関連記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/111
 ヤナギタデ
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 シロバナサクラタデ
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 ミヤギノハギに続いてシラハギ(写真後方)も咲きだしました。
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 ミズアオイが今も咲いています。
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 昨夜、庭のフェンスに吊るした鉢植えの月下美人(サボテン科)が咲きました(写真は午後8時ごろ)。
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Posted by katakago at 12:35
ヒガンバナも咲き始めました [2020年09月15日(Tue)]
 草刈りを終えた畦道では、ヒガンバナ(ヒガンバナ科)の花茎が一斉に伸びてきました。一部では開花したものも見られます。万葉歌で、いちし(原文は壱師と表記)と詠まれている植物にヒガンバナをあてる説があります。関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/172
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 山上憶良が詠んだ「秋の七種(くさ)」のうち、ハギ、オミナエシ、キキョウのほか、ススキの穂も見られ、フジバカマが蕾を付けています。
 オミナエシ(写真手前)とミヤギノハギ
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 キキョウ(万葉歌ではあさがほ)
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 ススキの穂
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 フジバカマの蕾(開花は来月、昨年はアサギマダラも飛来))
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 ヒオウギは7月ごろに花を咲かせますが、今春畑に播種したものでこの時期に花を咲かせているものがあります。播種したその年での開花は初めてです(通常開花までには1〜2年)。
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Posted by katakago at 14:38
ハギの花が咲き始めました [2020年09月09日(Wed)]
 今日はようやく気温も30℃を下回り、このところ伸びてきていた畦の草刈りが捗りました。
 畑に植えているミヤギノハギも咲き始めました。
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 萩は万葉歌では最も多く詠まれている植物です(141首)。そのうちのいくつかを以前の記事(次のURL)で紹介しています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/143
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/174
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/436
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/456

 畑ではオミナエシとともにノカンゾウ(ワスレグサ科)が今も咲いています。
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 万葉歌で「忘れ草」と詠まれている植物は、このノカンゾウやヤブカンゾウ(6〜7月に開花)と考えられています。関連記事は次のURL に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/468

 裏山に植えているヨグソミネバリ(カバノキ科)の果穂を見つけました(高木になったので脚立に上って撮影)。
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 ヨグソミネバリ(アズサ)は万葉歌では、「引く」などの枕詞として「梓弓」が33首詠まれています。関連記事は昨年のブログ(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1581

 果樹園でカキの木で見つけたゴマダラチョウ
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Posted by katakago at 15:12
秋の収穫を楽しみに [2020年08月26日(Wed)]
 今月になってから、猛暑続きでしかも雨が全く降りません(夕立ちすらも無し)。日が陰るのを待って、畑で栽培している野菜類(ナス、トマト、オクラ、ラッカセイ、サツマイモ、アスパラガスなど)への水遣りが日課となっています。
 果樹類はそのうち雨が降ってくれるのではと待っていましたがその兆候もなく、昨日夕方、柑橘類などにも水を供給しました。2か所の果樹園は水路からから離れているため、ポンプで汲み上げ100mほどのホースを引っ張っての作業です。

 温州ミカン(宮川早生)  このほか、デコポン、ハッサク、甘夏、キンカンなども栽培 
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 カキ(太秋) このほか富有、次郎、花御所、西条なども栽培
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 ポポー(来月にも収穫できるか) 
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 クリ(早生の丹沢) このほか銀寄、筑波も栽培
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 イチジク(間もなく収穫できるか)
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Posted by katakago at 11:25
真夏に咲いたフジーときじきふぢ(非時藤) [2020年08月19日(Wed)]
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 猛暑が続く中、フジの花が咲いていました。季節外れに咲いた花に興趣を抱いて詠まれた次の歌があります。
【歌】 我がやどの 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑まひを (巻八・1627 大伴家持)
【口語訳】 家の庭の 時ならぬ藤のように めずらしく 今も見たいものです あなたの笑顔を
 この歌の解説は、ナツフジ(マメ科)の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/135

 畑に植えているヤマナシ(バラ科)やナツメ(クロタキカズラ科)に果実が生っています。
 ヤマナシの実
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 ナツメの実
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 ナシとナツメが詠まれた万葉歌に次の一首があります。
梨棗 黍に粟次ぎ 延ふ葛の 後も逢はむと 葵花咲く (巻十六・3834)
この歌の解説記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/574

 咲き終わったヒオウギ(アヤメ科)では刮ハがはじけて中から黒い球形の種子が見られます。
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 万葉歌で、ぬばたま(原文は野干玉・奴婆多麻・烏玉などと表記)と詠まれているのは、このヒオウギの種子とみられています。集中全て、枕詞(黒・夜・暗・夢などにかかる)として用いらています。ぬばたまが詠まれた例歌は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/170
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/188
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/457

 今朝の蓮池で(花が見られたのは3株)
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Posted by katakago at 11:15
ミズアオイが咲き始めました [2020年08月13日(Thu)]
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 ミズアオイ(ミズアオイ科)は昨年2株を購入して栽培を始めましたが、今年初めて花が咲きました。次の万葉歌で、なぎ(原文は水葱と表記)と詠まれている植物がミズアオイにあたると見られています。
【歌】 醤酢(ひしほす)に 蒜(ひる)搗き合(か)てて 鯛願ふ 我にな見えそ 水葱の羹(あつもの)  (巻十六・3829 長忌寸意吉麻呂)
 題詞には、「酢・醤(ひしお)・蒜・鯛・水葱を詠む」とあり、この歌は以前のノビルの記事(下記のURL)でも取り上げています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/36
 昨年のミズアオイの写真と記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1564
  
 畑では、オミナエシに混じって開花したタカサゴユリが目立ってきました。
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 カノコユリも咲いています。
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 ハマユウが今も咲いています(膨らんだ刮ハも見られる)。
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Posted by katakago at 14:06
タカサゴユリが咲き始めました [2020年08月07日(Fri)]
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 オミナエシの黄色を背景にタカサゴユリが咲き始めました。
 ミソハギ(ミソハギ科)の傍でも 
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 裏山ではキツネノカミソリ(ヒガンバナ科)が咲いていました(春に葉を出し夏に枯れてから花茎を出す)。
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 ミツマタの株元でも咲いていました。
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 この時期、植物園の木々ではセミが盛んに鳴いています。
セミ(原文は蟬と表記)が詠まれた遣新羅使人の歌をあげておきます。
【歌】 石走る 滝もとどろに 鳴く蟬の 声をし聞けば 都し思ほゆ (巻十五・3617 大石蓑麻呂)
【口語訳】 岩の上をほとばしり流れる 滝にもまして響き鳴く蝉の 声を聞いていると 都が思い出される
 この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/114
 
 ケヤキの木で見つけたアブラゼミ(右)とクマゼミ
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 クマゼミ
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Posted by katakago at 16:24
ケイトウの花 [2020年08月05日(Wed)]
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 今年はケイトウ(ヒユ科)の播種時期が遅れたため、ようやく花が咲きました。万葉歌では、からあゐ(原文は韓藍・鶏冠草などと表記)と詠まれています。
 布に摺り移す(朱色がかった色に染める)のによい花として我が国に移入され(韓渡来の藍)、観賞用にも植栽されていたようです。
ケイトウが詠まれた万葉歌は以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/118
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/147
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/405


 咲き終わったハマユウで刮ハが膨らんできました。
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 白の鹿の子百合に続いて赤の鹿の子百合も咲いています。
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 裏山ではヤブラン(キジカクシ科)の花が咲き始めていました。
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 今朝の蓮池で(間もなく花も終わりで花托が目立ってきました)
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Posted by katakago at 14:05
白鹿の子百合 [2020年07月30日(Thu)]
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 裏山では、白鹿の子百合が咲いています。
垣根に絡まったナツフジの花房も見つけました。ナツフジは万葉歌の「ときじきふぢ」とみる説もあります。
 ナツフジ(マメ科)の花房
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 トコロ(ヤマノイモ科)の花
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万葉歌では、ところづらと詠まれています。
【歌】 天皇(すめろぎ)の 神の宮人 ところづら いや常(とこ)しくに 我かへり見む (巻七・1133)
【口語訳】 代々の天皇にお仕えする宮人として、(ところづら) いよいよとこしえに私はまた来て見よう。
 ここで、「ところづら」は同音の「常(とこ)しく」の枕詞で、上三句は常(とこ)シクのトコを起こす序詞(有枕序詞)。

 ヒシ(ミソハギ科)の花
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 ヒルムシロ(ヒルムシロ科)の花
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 今朝の蓮池で
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 ハスの花托
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Posted by katakago at 12:08
オニユリが咲いています [2020年07月24日(Fri)]
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 ユリ類では、すでに咲き終わったヒメユリ、ササユリ、ヤマユリに続いて、カシワの木の傍でオニユリが咲いています(花はコオニユリに似ていますが葉腋に珠芽が出来る)。来月には、カノコユリやタカサゴユリの花が見られます。

 畑ではオミナエシ(スイカズラ科)が満開です。
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オミナエシを詠んだ万葉歌に次のような一首があります。
【歌】 手に取れば 袖さへにほふ をみなへし この白露に 散らまく惜しも (巻十・2115)
【口語訳】 手に取ると 袖まで染まる おみなえしが この白露に 散ったら惜しい
 当時、「にほふ」はある素材が美しく照り映えるとして表現されています。
オミナエシの関連記事を次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/99

 今朝の蓮池で
咲き終わった株の花托も目立つようになりましたが、来月上旬ごろまでは花を楽しめそうです。
先日は、市内の保育士の方が子供たちにハスの葉で遊ばそうと葉を求めて訪ねてこられました。
葉っぱに溜まった水は玉のように転がり、茎から水を押し込むと葉から霧状の水が噴き出します。
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Posted by katakago at 13:23
ヒオウギが咲いています [2020年07月19日(Sun)]
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 畑のあちらこちらに植えているヒオウギ(アヤメ科)が花を咲かせています。すでに咲き終わったものでは刮ハが膨らんできました。秋にはこれがはじけて中から黒い球形の種子を覗かせます。これが万葉歌に詠まれた「ぬばたま」とみられています。

 ヒオウギの花の蜜を吸うカラスアゲハ(♂)
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 ナミアゲハ(♀)
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 数多く栽培している中で偶に黄色の花弁(斑点無し)の株が見られます。
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 今朝の蓮池の様子(ハスの花の後方にはオミナエシやキキョウ、ミソハギなどが見られます)
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 ハマユウは今でも次々と咲いています。
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 午後、植物画でベニバナを担当される方が見えられました。
花が終わった頭花の状態の観察と画材の採取が目的です。植物形態学の視点から詳しく観察し細密に描写されます。
 このところの雨続きで採種の時期が遅れてしまい、種子がだいぶ落下していました。
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 花の終わったベニバナの頭花の部分と種子
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Posted by katakago at 16:47
ヤマユリが開花 [2020年07月09日(Thu)]
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 このところの雨続きで裏山には足が向かなかったのですが、雨の合間に出かけたところヤマユリが咲いていました。
 常陸国の防人歌に、次のようなユリを詠んだ歌があります。
【歌】 筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも かなしけ妹そ 昼もかなしけ (巻二十・4369)
【歌】 筑波嶺の さ百合の花のように 夜床でも いとしい妻は 昼間もいとしい
この歌の関連記事は下記のURLに掲載しています(花の写真はヒメサユリ)。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/33
 ヤマユリの写真と万葉歌は以前の記事にも載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/97
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/660

 畑ではハマユウが次々と花を咲かせています。
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 昨日の午後、雨の合間を縫って日本植物画倶楽部の方々が見えられました。アサザ、ベニバナ、キキョウを担当される方々は、生育状況を熱心に観察され、画材を選ばれていました(アサザ、ベニバナでは2度目の来訪)。
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Posted by katakago at 08:53
ノキシノブ [2020年07月04日(Sat)]
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 万葉植物関連の本に掲載用の写真を撮りなおしています。万葉歌に、しだくさ(原文表記は子太草)と詠まれているのがノキシノブとみられています。ウラボシ科のシダ植物で(写真は順にウメ、アラカシの幹に着生)、葉の裏に胞子嚢群が目のように対をなして並んでいる様子を撮る事が出来ました(ヤツメランともいわれる)。万葉歌には1首のみ詠まれ、以前にも取り上げていますがここでも載せておきます。古今相聞往来歌類の上、寄物陳思歌(物を媒介にして自己の恋情を述べる歌)の1首です。
【歌】 我がやどは 甍しだ草 生ひたれど 恋忘れ草 見るにいまだ生ひず (巻十一・2475 柿本人麻呂歌集)
【口語訳】 わが家には 屋根のしだなら 生えているが 恋忘れ草は いくら見ても生えていない
 「恋忘れ草」は忘れ草(ヤブカンゾウ)のことで、当時、それを着けると恋の苦しみから逃れられるという俗信があり、その恋忘れ草は一向に生えてこない(わたしは押さえても押さえきれない恋に悩んでいる)。「甍しだ草」は「恋忘れ草」のないことをいうための対比表現(『新編日本古典文学全集 萬葉集』より)。
 畑のあちらこちらでヤブカンゾウ(忘れ草)が咲いています。
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 今朝の蓮池の様子(開花株も増えてきました)
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 ハマユウも次々と咲いています。
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Posted by katakago at 17:38
ネムノキの花が咲いています [2020年07月01日(Wed)]
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 裏山ではネムノキ(マメ科)の花が咲いていました。木が大きくなり花の写真を撮るには望遠レズが必要です(250oを使用)。ネムノキが詠まれた万葉歌(原文は合歓木と表記)と関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/89
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1135


 今朝の蓮池で
蕾の数も増え次々と開花しています。
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Posted by katakago at 11:55
ヤブカンゾウの花 [2020年06月28日(Sun)]
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 果樹園脇の畦道で、ヤブカンゾウ(ワスレグサ科)が一輪咲いていました。蕾を付けている株も多数あり、来月初めにかけて花を楽しめます。
万葉歌では、わすれぐさ(原文は萱草と表記)として詠まれています。歌の解説は下記のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/82
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/385

 ツユクサ(ツユクサ科)の花が咲いていました。
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万葉歌では、つきくさ(原文は月草、鴨頭草と表記)と詠まれています。
ツユクサが詠まれた万葉歌の解説は以前の記事(次のURL)に野出ています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/73
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/149
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/383

 昨日掲載のハスの今朝の様子です(赤も開花)。
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 果樹園の草刈り中に見つけたハクセキレイ(草刈りエンジンの音も気にせず飛来)
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Posted by katakago at 17:30
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