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コオニユリが開花 [2021年06月12日(Sat)]
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 ヤマザクラの株元でコオニユリが咲き始めました。例年になく早い開花です(写真後方にはカワラナデシコとオミナエシが写っています)。
 ユリが詠まれた次の万葉歌(常陸国の防人歌)の解説を以前の記事(次のURL)に載せています。
【歌】 筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも かなしけ妹そ 昼もかなしけ (巻二十・4369)
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/33

 カワラナデシコに続きオミナエシの開花株も増えてきました。
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 朝夕の草取りで、ハマユウの生育場所もスッキリしました。 
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Posted by katakago at 15:33
ハナショウブとサギ [2021年06月08日(Tue)]
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 花菖蒲園傍のお隣の田んぼでは水が張られて田植えの準備が進んでいます。今朝、その水田に飛来した2羽のサギを見かけました。ハナショウブとサギが水面に映っています。

 離れた場所から見ると黄色の花が目立ちますが、他の種類の株もまだ花を咲かせています。
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Posted by katakago at 10:31
キキョウが一輪開花 [2021年06月05日(Sat)]
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 カワラナデシコ、オミナエシに続き、キキョウ(キキョウ科)が早くも一輪開花しました。万葉歌で「あさがほ」と詠まれている植物について諸説ある中、キキョウにあてる説が有力です。
【歌】 朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲き増さりけり (巻十・2104)
【口語訳】 朝顔は 朝露をやどして 咲くと言われているが 夕方の淡い光の中の方が ずっと美しく見えるよ
 「あさがほ」は、次の山上憶良の「秋の七種(くさ)」の歌にも詠まれています。
【歌】 秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種(くさ)の花 (巻八・1537)
【歌】 萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花 (巻八・1538)

 ベニバナ(キク科)の蕾も膨らんできました(今月下旬には開花見込み) 
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 裏山のアジサイも見頃
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 裏山では、サカキ(サカキ科)の花が咲いています。
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 サカキが詠まれた万葉歌(大伴坂上郎女の長歌 巻三・379)は、以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/64
Posted by katakago at 14:52
カワラナデシコが咲きだしました [2021年06月03日(Thu)]
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 カワラナデシコ(ナデシコ科)が畑のあちらこちらで咲きだしました。万葉歌では26首詠まれており、大伴家持はなでしこの可憐な姿を格別に好んだようで、そのうち11首も詠んでいます。ここではその中からた次の4首を載せておきます。
【歌】 我がやどの なでしこの花 盛りなり 手折りて一目 見せむ児もがも (巻八・1496)
【口語訳】 家の庭の なでしこの花が 今真っ盛りだ 手折って一目 見せてやるような女の子がいたらよいのに
【歌】 我がやどに 蒔きしなでしこ いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む (巻八・1448)
【歌】 わが家の庭に 蒔いたなでしこは いつになったら 花が咲くことだろうかそしたら あなたと見なして眺めよう
【歌】 なでしこが 花見るごとに 娘子らが 笑まひのにほひ 思ほゆるかも (巻十八・4114)
【口語訳】 なでしこの 花を見るたびに いとしい娘子(妻の坂上大嬢をさす)の 笑顔のあでやかさ そのあでやかさが思われてならない
【歌】 なでしこが その花にもが 朝な朝な 手に取り持ちて 恋ひぬ日なけむ (巻三・408)
【口語訳】 なでしこの 花であなたがあればよい そうしたら毎朝 手に取り持って いとおしまない日とてないでしょう

 オミナエシ(スイカズラ科)も咲き始めた株が見られます。
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 蓮池では、ハス(ハス科)の立ち葉が旺盛に伸びてきました。
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 水を張った花菖蒲園では、咲いた花が水面に映っています。
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Posted by katakago at 13:54
ビワとサクランボを収穫 [2021年05月31日(Mon)]
  この時期、畑や果樹園では草が一斉に伸びてきて、梅雨の晴れ間は草刈りに追われています。
 今年もビワがたくさん生り、サクランボとともに収穫できました。
 袋掛けしたビワの木
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 袋を外したビワの果実
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 収穫したビワとサクランボ(孫達へも送ってやれそうです)
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 アーモンド(品種:ダベイ)も沢山実を付けており、秋の収穫が楽しみです。
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Posted by katakago at 10:54
ヤマアジサイが開花 [2021年05月28日(Fri)]
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 裏山のヤマアジサイ(アジサイ科)が咲き始めました。アジサイが詠まれた万葉歌は、以前の記事に紹介しています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/63
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/374
 自宅庭のアジサイも咲き始めました。
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 裏山のクワ(クワ科)の木で実が生っているのを見つけました。
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 クワが詠まれた万葉歌は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/46
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/351

 昨年採取したハマユウ(ヒガンバナ科)の種が発芽していました。昨秋に播種した残りで、早速畑に植え付けました。
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 ハナショウブ(アヤメ科)が一斉に咲き始めました。
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 畑に植えているミヤギノハギ(マメ科)が咲き始めていました。この時期と9月の2回花を楽しめます。
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Posted by katakago at 14:26
ハナショウブが咲き始めました [2021年05月22日(Sat)]
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 蓮池傍の花菖蒲園では、今年も花が咲き始めました。これから来月中旬ごろまで色とりどりの花を楽しめそうです。
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 大型バットで育てているジュンサイ(ジュンサイ科)が、今週初めより花を咲かせ始めました。
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 万葉歌では「ぬなは(原文は蓴と表記)」と詠まれています。揺れ動く女の恋心を、浮葉性多年生水草のジュンサイに譬えた次のような歌(巻七の譬喩歌)があります。
【歌】 我が心 ゆたにたゆたに 浮き蓴 辺にも沖にも 寄りかつましじ (巻七・1352)
【口語訳】 わたしの心は浮きぬなはのようにゆらゆらと動いて、岸辺にも沖にも寄ることはできそうにもない(この恋を進めるとも進めないとも決めかねます)。
 口語訳を採った『萬葉集全歌講義』では、「じゅんさいは、食用に摘むために引けば揺れ動き、手を離したらゆったりと水上にただよっている。じゅんさい摘みの生活の中から生まれた隠喩。」と解説されています。
 
 蓮池ではハスの立ち葉が伸びてきました(花は来月下旬ごろからか)。その間でアサザが毎日花を咲かせています。
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Posted by katakago at 11:03
ウツギの花が咲いています [2021年05月20日(Thu)]
 裏山ではこの時期、ウツギ(アジサイ科)の花をはじめ、センダン(センダン科)やテイカカズラ(キョウチクトウ科)の花がが咲いています。
 ウツギの花
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 ウツギは万葉歌では「うのはな」と詠まれています。
【歌】 五月山 卯の花月夜 ほととぎす 聞けども飽かず また鳴かぬかも (巻十・1953)
【口語訳】 五月の山に卯の花が咲いている美しい月夜に、ホトトギスの声はいくら聞いても飽きない。また鳴かないかなあ。
 卯の花が詠まれた24首中、⒙首には同時にホトトギスが詠まれています。以前の記事は次のURL に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/32

 センダンの花
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 万葉歌では「あふち」と詠まれています。
【歌】 妹が見し 楝の花は 散りぬべし 我が泣く涙 いまだ干なくに (山上憶良 巻五・798)
【口語訳】 妻が見た 楝の花は もう散ってしまいそうだ わたしの泣く涙は まだ乾かないのに
 この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/38

 テイイカカズラの花
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 テイイカカズラは、万葉歌の「つた」にあてる説があります。柿本人麻呂の石見相聞歌では「延(は)ふつたの」と詠まれており、解説は以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/28
Posted by katakago at 09:18
エゴノキの花 [2021年05月07日(Fri)]
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 裏山に自生しているエゴノキ(エゴノキ科)の花が真っ盛りです(花は長さ2〜3cmほどの柄の先端に垂れ下がって付く)。エゴノキは万葉歌の「山ぢさ」にあたるとみられています。
【歌】 山ぢさの 白露重み うらぶれて 心に深く 我が恋止まず (巻十一・2469)
【口語訳】 山ちさがしとどに置いた白露の重さでうなだれるようにうちしおれて、心の底深く私の恋は止むことがない
 巻十一の寄物陳思歌(物に寄せて思ひを陳ぶる歌)に分類されており、「山ぢさの白露重み」は「うらぶれて」を起こす序(山ぢさの花に露がいっぱい置いてうなだれしおれている様子が比喩の序)となっています。
 以前の記事で紹介した歌(ちさと詠まれている)は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/24

 マユミ(ニシキギ科)の花も咲いています(晩秋には実がはじけて中から赤い種が花を咲かせたように見える)。
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マユミが詠まれた万葉歌は、以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/231

 ノイバラ(バラ科)も咲き始めました(万葉歌では「うまら」と詠まれている)。
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 ノイバラが詠まれた万葉歌については次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/29
Posted by katakago at 10:18
アサザの花が咲き始めました [2021年05月03日(Mon)]
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 蓮池に混植しているアサザ(ミツガシワ科)の花が早くも咲き始めました。万葉歌であざさ(原文は阿耶左と表記)と詠まれている植物が、アサザにあたるとされています。アサザが詠まれた歌は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/49
 この歌(巻十三・3295)で、地名に「三宅の原」と詠まれていることより、この三宅の原は、奈良県磯城郡三宅町とみられ、アサザは町の花に指定されています。一昨年、三宅町から9名の方が私どもの植物園に見えられました。その時の記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1534

 カキツバタで、先月掲載のものとは異なる株(色が濃い紫色)も咲き始めました。
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 タブノキ(クスノキ科)の花が咲いています。
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 タブノキは万葉歌ではつまま(原文は都万麻と表記)と詠まれています。歌と解説は以前記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/22

 キリ(キリ科)の花が青空に映えています。
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Posted by katakago at 16:13
ホオノキの花 [2021年04月25日(Sun)]
 万葉歌に、ホオノキ(モクレン科)が詠まれており、畑に苗木を植えていますが、花が咲くまでにはまだ大分かかりそうです。
 日本植物画倶楽部会員の方から、お住いの近くにホオノキのあることを教えていただきました。川西市赤松字北谷97の高原寺(浄土真宗本願寺派)の墓地の入り口に植えられています。昨年は花の時期を逸してしまい、今年こそは花の写真を撮れればとここ二週間、日曜日毎に現地に通いました。二週間前はまだ蕾、一週間前は葉は展開するも蕾の状態で、今朝、ようやく咲き始めた花の写真を撮ることが出来ました。
 二週間前(4月11日)の様子
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 一週間前(4月18日)の様子
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 今日(4月25日)の様子
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 ホオノキの葉(朴葉)は食物を盛ったり包んだりするのに用いられ、万葉歌では、「ほほがしは」と詠まれています。
【歌】 我が背子が 捧げて持てる ほほがしは あたかも似るか 青き蓋 (講師僧恵行 巻十九・4204)
【口語訳】 長官が 捧げて持っておられる ほおがしわの枝は そっくりですね 青いきぬがさに
 題詞によれば、折り取った保宝葉(ほほがしは)を見て作った歌二首の一首目。二首目は、
【歌】 皇祖(すめろき)の 遠き御代御代は い敷き折り 酒飲むといふそ このほほがしは
 (大伴家持 巻十九・4205)
【口語訳】 古の 天皇の御代には 折り畳んで 酒を飲んだそうですよ このほおがしわは
 一首目の「我が背子」は家持を指し、「蓋(きぬがさ)」は貴人の後ろから差し掛ける柄のついた織物の傘(一位は深緑色)で五位には用いられないが、従五位下の家持が持つほおの葉を一位の人が用いる蓋のように詠って、宴の主人(あるじ)家持をほめ讃えたとみられています。
Posted by katakago at 14:38
カキツバタが開花 [2021年04月24日(Sat)]
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 ハス池の傍でカキツバタ(アヤメ科)が咲き始めました。
カキツバタが詠まれた万葉歌を二首載せておきます。
【歌】 かきつはた 衣に摺り付け ますらをの 着襲ひ狩する 月は来にけり (大伴家持 巻十七・3921)
【口語訳】 かきつばたで 衣を摺り染めにし ますらおが 着飾って狩をする その月は来た
 「狩する月」は、薬狩りをする4月(旧暦)
【歌】 住吉(すみのえ)の 浅沢小野の かきつはた 衣に摺り付け 着む日知らずも (巻七・1361)
【口語訳】 住吉の 浅沢小野の かきつばたを 衣に摺り付けて 着るのはさていつのことやら
 「衣に摺り付け」の摺るは摺り染めにすることで、布の上に型紙や型木を当てて、その上から染料(ここではカキツバタの濃紫色の花汁)を付けた刷毛で擦って模様を染め出す捺染と考えられています(『新編日本古典文学全集 萬葉集』より)。
 二首目の歌は譬喩歌で、「かきつはた」に作者が思いを寄せる女性を、「衣に摺り付け」に妻として迎えることが譬えられています(結婚の日を待ち望む男の歌)。

 ビオトープ池ではショウブ(ショウブ科)の花が咲いていました。花茎の中ほどに肉穂花序(淡黄緑色の小花を密集)を付けています。葉は独特の匂いをもち、これが邪気を払い疫病を除くものと言われ、端午の節句に用いられるようになりました。
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 蓮池では、アサザの葉っぱに混じって、早くもハスの葉も出てきました(写真中央)。
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 裏山では、コバノミツバツツジに続いて、今、ヤマツツジが咲いています。
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 キリ(キリ科)の花も咲き始めました。
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 畑では、フジの花が満開です。 
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Posted by katakago at 11:20
ヒシの新葉が出てきました [2021年04月15日(Thu)]
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 畑に設置した水槽で、ヒシ(ミソハギ科)の実が発芽して新葉が出てきました(夏には白い花を咲かせる)

 別の水槽で栽培しているジュンサイ(ジュンサイ科)も数が増えてきました。
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 畑に植えているアマドコロ(キジカクシ科)の花が咲いています。万葉歌で、にこ草(原文は似児草と表記)と詠まれた植物にあてる説があります。
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 畑に設えた藤棚では早くも花が咲き始めました。
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 カワラナデシコ(ナデシコ科)も例年より早く咲き始めました。
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 オキナグサ(キンポウゲ科)の花後(痩果は花柱が長く伸び、老人の白髪のような白毛を密生させている)
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Posted by katakago at 10:47
ツツジも開花 [2021年04月09日(Fri)]
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 ツツジ類も咲き始めました。
【歌】 風早の 美保の浦廻の 白つつじ 見れどもさぶし なき人思へば (河辺宮人 巻三・434)
【口語訳】 風早の 美保の浜辺の 白つつじは 見ていても楽しくはない 死んだ人のことを思うから
 題詞には、和同四年(711)、河辺宮人が姫島の松原で美人(おみな)の死骸を見て、悲しんで作った歌四首とあり、これはその一首目です(巻三の挽歌)。
 コバノミツバツツジも咲いています。
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 ヨグソミネバリ(カバノキ科)の新葉と雄花序
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 雄花序の拡大(長枝の先端部に新芽が開くのと一緒に下垂して開く)
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 木質は柔軟なため弓材とされ、万葉歌では、木そのものを詠んだ歌はなく、「引く」などの枕詞として「梓弓」が集中に33例あります。例歌は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1581

 ユズリハ(ユズリハ科)の新葉
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【歌】 古に 恋ふる鳥かも ゆづるはの 御井の上より 鳴き渡り行く (弓削皇子 巻二・111)
【口語訳】 亡き父帝を 慕う鳥でしょうか ゆずりはの 御井の上から 鳴いて飛んでゆくのは
 題詞には、持統天皇が吉野に行幸された時の歌で、弓削皇子が、都に残る額田王に贈った歌とあり、この「古(いにしへ)」は、弓削の皇子にとっては父であり、額田王にとってはかつての夫であった天武天皇をさしています。

Posted by katakago at 14:45
一年遅れの入学式 [2021年04月05日(Mon)]
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 昨年孫娘が入学した名古屋大学で、一年遅れで2020年度入学生の入学式が、今日の午後開催されました(豊田講堂で2回に分けて実施)。その模様は大学ホームページで同時中継され視聴できました。
 コロナ禍、オンライン中心で対面授業は限られた一年であったようで、充実した本来の学生生活が取り戻せるよう、あらためてコロナの早期収束を願っています。

 以下の写真はパソコン画面より
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 松尾清一総長の挨拶
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Posted by katakago at 17:08
ビワの袋掛け [2021年04月04日(Sun)]
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 今年もビワがたくさん実を付けています。昨日午後、3時間ほどかけて200枚の袋掛けを終えました。6月頃の収穫が楽しみです。

 スモモの花に続いて、今、西洋スモモ(プルーン)の花が咲いています。昨年は、花のみに終わってしまいましたが、今年は実が生るのを期待しています。
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 姫リンゴの花も咲いています。
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 カリンも例年になく早く花を咲かせています。
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 暖地桜桃に続き、サクランボの花も咲いています。昨年はカメムシの被害に遭いまともな収穫は出来ませんでした。 
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 植物園の花木の様子(ヤマナシやヤマザクラが次々と咲いています)。
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Posted by katakago at 11:22
カラタチの花 [2021年04月03日(Sat)]
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 カラタチ(ミカン科)の花が咲き始めました。植物園に植えている柑橘類では最も早く花を咲かせます。万葉歌では、巻十六に、題詞に「忌部首、数種(くさぐさ)の物を詠む歌一首」とある次の歌があります。数種の物は、からたち・茨・倉・屎・櫛で、宴などきわめてくだけた集団の場での即興とみられています。
【歌】 からたちの 茨刈り除け 倉建てむ 屎遠くまれ 櫛造る刀自 (巻十六・3832)
【口語訳】 からたちの いばらを刈り除いて 倉を建てるのだ 屎は遠くに行ってせい 櫛造りのおばちゃんよ

 アケビ(アケビ科)の花が咲いていました。
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 万葉歌で、さのかた(原文は狭野方と表記)と詠まれている植物を蔓性植物のアケビにあてる説があります(『萬葉集私注』他)。
【歌】 狭野方は 実にならずとも 花のみに 咲きて見えこそ 恋のなぐさに (巻十・1928)
【口語訳】 さのかたは 実を結ばなくても 花だけでも 咲いて見せてください 恋の慰めに

 五輪塔の傍では、一重のヤマブキの花が真っ盛りです。
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【歌】 山吹の 立ちよそひたる 山清水 汲みに行かめど 道の知らなく (高市皇子 巻二・158)
【口語訳】 山吹が 咲き匂っている 山清水を 汲みに行きたいが 道が分からないことよ
 十市皇女(天武天皇の長女、母は額田王)に対する挽歌。上三句は、死後の世界を意味する中国の「黄泉」の語を意訳して黄色い山吹と清水で表しているとみられています(『新編日本古典文学全集 萬葉集』)。

 八重のヤマブキも咲いています。
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 シャガ(アヤメ科)も咲き始めました。
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 裏山では、この時期ニリンソウ(キンポウゲ科)群生が見られます。
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 今年初めて、タケノコを収穫しました。
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Posted by katakago at 20:16
アスパラガスが出芽 [2021年03月31日(Wed)]
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 畑では、アスパラガスの芽が出てきました。昨年株数を増やしたので、これからは毎朝収穫できそうです。
 タマネギも5月頃には収穫できそうです。
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 ジャガイモの芽も出てきました(収穫は6月頃)。
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 ソラマメやエンドウも花が咲いています(収穫は5月中旬か)。 
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Posted by katakago at 11:07
ヤマブキが咲き始めました [2021年03月27日(Sat)]
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 裏山では、ヤマブキ(バラ科)が咲き始めました。タチツボスミレも咲いています。ヤマブキとスミレが詠まれた万葉歌を次に載せておきます。
【歌】 山吹の 咲きたる野辺の つほすみれ この春の雨に 盛りなりにけり (高田女王 巻八・1444)
【口語訳】 山吹が 咲いている野辺の つぼすみれは この春雨の中 今真っ盛りである
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 ヤマブキの傍のアセビ(ツツジ科)の花も真っ盛りです。

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【歌】 我が背子に 我が恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり (巻十・1903)
【口語訳】 あなたを わたしが恋しく思うことは 奥山の あしびの花のように 今や真っ盛りです
 「奥山のあしびの花」は、「今盛りなり」にかかる比喩の序詞で、「奥山」と限定したのは人知れずひそかに思うさまを表そうとしたものととみられています(『萬葉釈注』他)。

 畑では、ヤマザクラが次々と花を咲かせています。
 センダイヤ(ヤマザクラの一種で牧野富太郎博士が命名)が開花
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 オオシマザクラが開花
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 ヤマナシ(バラ科)も咲き始めました。
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Posted by katakago at 15:34
ヤマザクラも開花 [2021年03月23日(Tue)]
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 裏山のエドヒガンに続いて、畑に植えているヤマザクラの一株が咲き始めました(例年よりも早い開花)。

 シキミ(マツブサ科)の花も咲いています。
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 シキミが詠まれた万葉歌は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/282

 ヒトリシズカ((センリョウ科)が咲き始めました。
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万葉歌(巻十三・3314)の「つぎね」にあてる説があります。関連記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/30
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/304

 裏山の入り口でアマナ(ユリ科)が咲いていました。
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Posted by katakago at 13:33
スモモも開花 [2021年03月18日(Thu)]
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 果樹園では、スモモ(バラ科)も開花しました(例年になく早い開花)。5株植えており、この時期の花と共に初夏には果実の収穫も楽しみです。
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 スモモは、万葉歌に次の一首が詠まれています。
【歌】 我が苑の 李の花か 庭に散る はだれのいまだ 残りたるかも (大伴家持 巻十九・4140)
 この歌の解釈では、二句切れ説(『萬葉集全注』ほか)と三句切れ説(『新編日本古典文学全集 萬葉集』ほか)があり、以前の記事で紹介しています(次のURL)。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/305

 畑では、数株に増えたオキナグサ(キンポウゲ科)が花を咲かせています。
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 次の万葉歌(巻十四の東歌)に詠まれた「ねつこぐさ」をオキナグサにあてる説があります。
【歌】 芝付きの 御宇良崎なる ねつこ草 相見ずあらば 我恋ひめやも (巻十四・3508)
【口語訳】 芝付きの 御宇良崎(みうらさき)にある ねつこ草のようなあの娘を 見さえしなかったなら わたしはこうも恋い慕おうか
関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/299
Posted by katakago at 11:30
エドヒガンが開花 [2021年03月17日(Wed)]
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 裏山の斜面に植えているエドヒガンが開花しました。11年ほど前に苗木を植えたもので、2年前から花を咲かせるようになりました。
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 エドヒガンはウバヒガンとも呼ばれ、葉が出る前に花を咲かせ、萼筒(花の柄)が丸く膨れているのが特徴です。
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エドヒガンの関連記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1491

 万葉集中、サクラが詠まれた歌は、「さくらばな」が22例、「さくらのはな」が12例、「さくら」が5例、「やまざくらばな」が2例、「やまざくら」が1例あります。
 春雨を花が咲くのを促すものと詠んだ歌として、
【歌】 春雨に 争ひかねて 我がやどの 桜の花は 咲きそめにけり (巻十・1869)
【口語訳】 春雨に 逆らえなくて 家の庭の 桜の花は ほころび始めた
 春雨に花が散るのを惜しむ歌として、
【歌】 春雨は いたくな降りそ 桜花 いまだ見なくに 散らまく惜しも (巻十・1870)
【口語訳】 春雨よ ひどくは降るな 桜花が まだよく見ないうちに 散ったら惜しい 

Posted by katakago at 09:38
カタクリが開花 [2021年03月11日(Thu)]
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 畑の作業が一段落したので、久しぶりに裏山に出かけて倒木の片付けなどを行いました。
 裏山の二か所でカタクリ(ユリ科)の花が咲いていました(例年よりも早い開花)。
カタクリが詠まれた万葉歌は、大伴家持の次の一首のみです。
【歌】 もののふの 八十娘子(やそをとめ)らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花 (巻十九・4143)
【口語訳】 (もののふの) 群なす乙女が 汲みさざめく 寺井のほとりの かたかごの花よ
カタクリの関連記事は次のURL に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/288

 アセビ(ツツジ科)も咲き始めました。
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Posted by katakago at 16:45
ツクシを見つけました [2021年03月09日(Tue)]
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 この時期、未だスギ花粉の飛散が続いていますが、畑ではジャガイモの植え付けや、昨年秋に植えたタマネギ、ソラマメ、エンドウなどの株元の草取り、果樹園では収穫を終えた柑橘類の剪定など、農作業に追われています。
 果樹園のクリの木の株元や畑のあちらこちらでツクシを見つけました。
 ツクシの傍ではタチツボスミレも咲いていました。
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 オキナグサの蕾が膨らんできました。
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 早くも、サクランボ(暖地桜桃)の花が満開となりました。
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 桜の中ではこの株が一番早く花を咲かせますが、一年前もちょうどこの頃咲いていました。当時(2020.3.7)は農作業をしながら、孫娘の大学入試合格発表を待っていました。コロナ禍で入学式は中止となりましたが、この4月には、2021年度の入学式と共に、2020年度入学生の入学式も行われるようです(4/5)。大学のホームページで同時中継されるので楽しみにしています。
 昨年の記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1643

 アンズの花も咲き始めました。
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Posted by katakago at 14:54
シダレヤナギの芽吹き [2021年03月03日(Wed)]
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 シダレヤナギが芽吹いてきました。万葉歌に、柳は39首詠まれており、梅と一緒に詠まれたものが16首あります。植物園では、柳の傍で白梅も咲いています。
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 大宰府の「梅花の宴」で詠まれた梅の歌より、柳と一緒に詠まれた歌を載せておきます。
【歌】 梅の花 咲きたる園の 青柳は 蘰にすべく なりにけらずや (少弐粟田大夫 巻五・817)
【口語訳】 梅の花の 咲いている園の 青柳は 蘰にできそうに 芽吹いたではありませんか
 蘰は、柳などの枝や蔓性植物を輪状にした髪飾り。
梅と柳が仏前の供花として詠まれた例として、次の歌を載せておきます(巻十の相聞歌より)。
【歌】 梅の花 しだり柳に 折り交(まじ)へ 花にそなへば 君に逢はむかも (巻十・1904)
【口語訳】 梅の花を しだれ柳に 折り交ぜて お花に供えたら 君にお逢いできようか
この歌の以前の解説記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/794

 ブータン大輪ミツマタ 幹が枯れて脇から伸びた枝に花を付けています。
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 今日、3月3日は上巳(じょうし)の節句(桃の節句)。花桃が今も咲いています。
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 ネコヤナギの雄花序ーその後
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 サクランボ(暖地桜桃)の花が間もなく咲きそうです。
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 アンズの蕾も色づいてきました。
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 畑では菜の花が真っ盛りです。
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Posted by katakago at 14:53
モモの花が咲き始めました [2021年02月23日(Tue)]
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 裏山の花桃が咲き始めました。例年よりも早い開花です。
モモを詠んだ万葉歌では次の大伴家持の歌がよく知られています(赴任先の越中で詠まれた)。
【歌】 春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子 (巻十九・4139)
【口語訳】 春の園は まるで一面紅色に照り輝いている その桃の花の樹の下まで照り映える道に つと出で立っているおとめよ (『萬葉集全注』より)
 以前の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/286
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/791

 裏山のヤブツバキ(ツバキ科)も咲き始めました(白梅はまだ咲いています 。写真右)
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【歌】 河上の つらつら椿 つらつらに 見れども飽かず 巨勢の春野は (春日蔵首老 巻一・56)
【口語訳】 川べりの つらつら椿 つらつらと 見て飽きない 巨勢の春景は
 ツバキが詠まれた歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/275
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/542
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/781

 先日、植物画でネコヤナギを描かれる方がお見えになり、詳細に観察されていました。画材のサンプルも提供できました。
 ネコヤナギの雄花序の様子
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 畑ではオオイヌノフグリ(オオバコ科)が咲いています。 
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Posted by katakago at 14:02
白梅が見ごろ [2021年02月08日(Mon)]
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 裏山の白梅が見ごろとなりました。
万葉歌で、ウメはハギに次いで多く詠まれています(118首)。天平二年正月十三日(西暦730年2月8日)に、大宰帥大伴旅人が開いた「梅花の宴」では32首の梅の歌が詠まれています。その序文に「・・・時に、初春の令月にして、気淑く風和(やはら)ぐ。梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす。・・・」とあり、新元号「令和」の典拠となっています。この宴の最初の歌をあげておきます。
【歌】 正月(むつき)立ち 春の来らば かくしこそ 梅を招(を)きつつ 楽しき終へめ (大宰大弐紀卿 巻五・815)
【口語訳】 正月になり 春が来たなら こうやって 毎年梅を迎えて 歓を尽くしましょう
 大宰府万葉会では、毎年このころ大宰府政庁跡で「大宰府梅花の宴」が開催されており、昨年は、この行事に初めて参加しました。この時の模様は次のURLに掲載してます。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1636
 また、新元号「令和」関連記事やウメの以前の記事は次のURLを参照ください。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1496
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/274

 畑に植えているヤブツバキは、まもなく花を開きそうです。
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 ネコヤナギが芽吹き始めました。
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 万葉歌にスギが詠まれているので植えていますが、雄花序がびっしり付いています。憂鬱な花粉症の季節となりました。
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 水槽では早くもジュンサイの芽が見られます。
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Posted by katakago at 13:26
柑橘類を収穫 [2021年01月28日(Thu)]
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 柑橘類は、味見をしながら収穫時を探ってきました。ハッサク(上の写真では右側)には苦味成分が含まれますが、甘味もあり十分に食べられると判断し、今朝収穫しました。今年は段ボール箱に3杯採れました。苦み成分はナリンギン(ポリフェノールの一種)で、血中脂肪酸の分解や抗アレルギー作用などがあるそうです。
 今回は、ハッサクの他、デコポン(不知火)や甘夏も一部収穫しました
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収穫後は寒肥を施しました。
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Posted by katakago at 17:05
雪の日の植物園で [2021年01月12日(Tue)]
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 今年初めての雪が降り、植物園も雪景色となりました(写真は裏山入り口付近)。
 年の初めに降った雪を詠んだ万葉歌を二首あげておきます。
天平十八年(746)正月、元正太上天皇の御在所での雪掃きの宴で、葛井連諸会が詠んだ歌。
【歌】 新(あらた)しき 年の初めに 豊の稔(とし) しるすとならし 雪の降れるは (巻十七・3925)
【口語訳】 新しい 年の初めに 今年豊作の 前触れをするのでありましょう こんなに雪が降るのは
 もう一首は、大伴家持の歌で、題詞には、「三年(天平宝字三年、759)正月一日に、因幡国の庁にして、饗(あへ)を国郡の司等に賜ふ宴の歌一首」とあります(万葉集最後の歌でもある)。
【歌】 新(あらた)しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事(よごと) (巻二十・4516)
【口語訳】 新しい年の初めに立春が重なった。今日降る雪のようにますます重なれ良い事よ。
 これらの歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/520
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/527

 ヤブコウジ(万葉歌では山橘)が赤い実を付けています。  
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 雪と一緒にヤブコウジ(山橘)が詠まれた大伴家持の歌を二首載せておきます。
【歌】 この雪の 消(け)残る時に いざ行かな 山橘の 実の照るも見む (巻十九・4226)
【口語訳】 この雪の 消えてしまわないうちに さあ行こう 山橘の 実の輝くさまを見よう
 題詞には、雪が降った日に作った歌一首とあり、深紅の実が白い雪に映える様を見たいと詠んでいます。天平勝宝二年(750)、家持が越中に赴任していた時の作。
【歌】 消(け)残りの 雪に合(あ)へ照る あしひきの 山橘を つとに摘み来(こ)な (巻二十・4471)
【口語訳】 消え残る 雪と照り映えている (あしひきの) 山橘を 摘んで来てみやげにしよう
 天平勝宝八年(756)、家持が兵部少輔の頃の歌で、題詞には、「冬十一月五日(太陽暦の十二月五日にあたる)の夜、ちょっと雷鳴がし、雪が降って庭に積もった。その時たまたま感興を覚えて、先ずは作った短歌一首」とあります。

 咲き始めた白梅も雪を被っていました。 
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 沫雪と梅の歌を一首載せておきます。
【歌】 沫雪に 降らえて咲ける 梅の花 君がり遣(や)らば よそへてむかも (角朝臣広弁 巻八・1641)
【口語訳】 沫雪に 降られて咲いている この梅の花を あなたの許にあげたら 人が噂するでしょうか

 蓮池の様子
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 果樹園で(写真手前はハッサク)
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Posted by katakago at 12:03
コロナ禍の新年 [2021年01月03日(Sun)]
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 コロナ禍の新年、三密を避けて今朝、地元の多田神社に出かけてきました。階段上の南大門(県指定重要文化財)の両脇には、無病息災とコロナ退散祈願の大きな幟が立てられていました。境内は予想どおり参拝者で密集することなく、ゆっくりとお参りできました。
 今春大学二年と高校三年になる孫娘たちが、本来の学生生活を取り戻せるようコロナの早期収束を願っています。
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 昨年末に5歳になった三番目の孫娘は、Lineのテレビ電話で久しぶりにその成長ぶりを見せてくれました。
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Posted by katakago at 14:15
師走に咲いた白梅 [2020年12月29日(Tue)]
 明日からは、このシーズン最大級の寒波が襲来するとの予報が出ています。
 暫くぶりに裏山に出かけてみたところ、黄葉したモミジの葉はほとんどが散っていましたが、未だ枝に残っているのも見られました。。
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 散り敷いたモミジの葉
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 裏山の植物園入り口の白梅は、今月中旬には蕾を確認していましたが、今日改めてじっくり枝を見渡してみると、一輪咲いているのを見つけました。この時期の開花は珍しいです。
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 万葉歌にウメを詠んだ次のような歌があります。
【歌】 十二月(しはす)には 沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く 含(ふふ)めらずして
(紀小鹿女郎 巻八・1648)
【口語訳】 十二月には 沫雪が降ると 知らないからか 梅の花が咲いている 蕾のままで待っていないで (蕾のままでいれば沫雪に出逢わないで済んだであろうに)
 蕾の写真とともに次の歌も載せておきます。
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【歌】 含(ふふ)めりと 言ひし梅が枝 今朝降りし 沫雪にあひて 咲きぬらむかも (大伴村上 巻八・1436)
【口語訳】 蕾の状態だと聞いていた梅の枝は、今朝降った沫雪に誘われて咲いてしまっただろうか (『萬葉集全歌講義』より)
 当時、春雨に逢うと花が咲くと考えられていたように(巻四・786・792など)、雪に出逢うと梅が咲くとも考えられていたらしく、同じ発想の歌(巻十九・4283)があります(『萬葉釈注』)。
Posted by katakago at 14:01
師走の植物園で [2020年12月10日(Thu)]
 このところ日中は暖かい日が続き、少しづつ畑での片付け作業を行っています。16株植えたハクサイも収穫を終え、今は、ブロッコリーの他、ダイコンやカブを収穫できるようになりました。

 植物園の傍の畑の様子
右手前の畝ではソラマメとエンドウが伸びてきました。後方の果樹園では、ハッサクや甘夏が色づいています。
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 今春、マルチを敷いた畝にヒオウギの種子を播種しました(マルチがないとスギナをはじめ雑草が繁茂し草取りが大変です)。
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 12月になっても花を咲かせている株がありました(通常の開花時期は7月中旬)。
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 まだ花を咲かせているタカサゴユリが一株ありました。 
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 カワラナデシコ(ナデシコ科)も咲いていました。
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裏山でアカネの果実とジャノヒゲの種子を見つけました。
 アカネ(アカネ科)の黒い球形の液果
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 ジャノヒゲ(キジカクシ科)の濃青色の球形の種子
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Posted by katakago at 12:15
裏山のモミジの紅葉 [2020年12月09日(Wed)]
 苗木から育てた20本ほどのモミジ(ムクロジ科)も、10年近く経つと晩秋の裏山を彩ってくれます。

 万葉歌では、秋に色づいた樹木や草の葉を「もみち、もみちば」、色づくことを「もみつ」と詠まれています(上代では清音のモミチ)。
 次の歌は、柿本人麻呂の「石見相聞歌」の反歌の一首(もみち葉の原文表記は黄葉)。
【歌】 秋山に 落つるもみち葉 しましくは な散りまがひそ 妹があたり見む (巻二・137)
【口語訳】 秋山に 散るもみじ葉よ しばらくは 散り乱れてくれるな 妻の辺りを見たい
 次の歌は、大伴田村大嬢が異母妹の坂上大嬢に贈った歌(もみつの原文表記は黄変)。
【歌】 我がやどに もみつかへるて 見るごとに 妹にかけつつ 恋ひぬ日はなし (巻八・1623)
【口語訳】 家の庭に 色づいたかえでを 見るたびに あなたのことを 恋しく思わない日はありません

 万葉集中、モミチ・モミチバ・モミツの用例は100例を超える。赤系統の色で表記したものは「紅葉」「赤葉」が各一例のみ。動詞「モミツ」に赤を当てたのは次の二例 ー「秋芽子乃下葉赤(秋萩の下葉もみちぬ)」(巻十・2205)、「秋山之木葉文末赤者(秋山の木の葉もいまだもみたねば)」(巻十・2232) − のみ。他は仮名書きを除けば、名詞は黄葉、動詞は黄葉・黄変・黄色などで表されています。この傾向は、中国の六朝から初唐までのモミチの用字の傾向と一致し、その文字の導入によると考えられています(小島憲之『上代日本文学と中国文学 中』)。

以下裏山のイロハモミジの写真を掲載しておきます。
 五輪塔前のモミジ
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 以下の写真は斜面に植えたモミジ
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Posted by katakago at 15:00
草花の種子 [2020年11月23日(Mon)]
 夏から秋にかけて花を咲かせた草花も、今ではほとんど枯れてしまいそのあと片付けを行っています。キキョウ・オミナエシ・ヒオウギ・タカサゴユリなどで種子が出来ていました。
 晩秋の蓮池(写真手前)の様子 
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 キキョウの刮ハ(この中に細かい種が出来ています)
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 キキョウの種子
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 オミナエシの種子
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 ヒオウギの種子
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 今春播種した株が今頃花を咲かせています。
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 タカサゴユリの種子
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 この時期に咲いたタカサゴユリ
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 裏山のイチョウの葉は全て散り落ちていました。
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 銀杏も落ちていました。
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Posted by katakago at 15:20
木々の黄葉 [2020年11月18日(Wed)]
 この時期、咲いている草花は名残のフジバカマと咲き始めたノジギクくらいですが、木々の黄葉が楽しめます。
 ヤマナシの葉も黄色く色づきました。
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万葉歌では、「妻無し」の名を持つ梨の木の意に掛けて「妻梨の木」が詠まれています。
【歌】 もみち葉の にほひは繁し 然れども 妻梨の木を 手折りかざさむ (巻十・2188)
【口語訳】 もみじ葉の 彩りはとりどりだ でもやはり妻なしの木を 折って髪に挿そう
【歌】 露霜の 寒き夕の 秋風に もみちにけりも 妻梨の木は (巻十・2189)
【口語訳】 露の 冷たい夕べの 秋風で 紅葉したのだな 妻なしの木は
 類例として、「君待つ」の意に掛けて「君松の木」(巻六・1041)、「夫(つま)待つ」の意に掛けて「夫松の木」(巻九・1795)が詠まれています

 桜紅葉(さくらもみじ)
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 秋に樹木や草の葉が赤や黄色に色づくこと、またその葉を、万葉歌ではもみち(名詞)・もみつ(動詞)と詠まれ、その表記のほとんどが「黄葉」です。関連記事を下記のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1312
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/226

 庭のイロハモミジ(ムクロジ科)が真っ赤に紅葉しました
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 ケヤキ(アサ科)の黄葉も見られます。
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 今年初めて銀杏が生ったイチョウ(イチョウ科)も見事に黄葉しました。
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 裏山では赤い実を付けたヤブコウジ(サクラソウ科)を見つけました。
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 畑ではノジギク(キク科)が咲き始めました。
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Posted by katakago at 14:42
キジバトの群ー刈り取られた田んぼで [2020年11月07日(Sat)]
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 先月中旬にコンバインで刈り取られたお隣の田んぼで、キジバトの群れが落ち穂を漁っていました。近づくと一斉に飛び上がって行きました。

 この時期の植物園の様子をいくつかの写真で紹介しておきます。
秋の七草のうち、フジバカマ(キク科)が今も咲いています。写真左手前はタカサゴユリの蕾で、これからも花を咲かせそうです。
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 初夏に白い花を咲かせたノイバラ(バラ科)は、赤い果序を付けています。
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 マユミ(ニシキギ科)の実がピンク色に色づきました。
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 実がはじけて中から赤い種が花を咲かせているように見えます。
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 マユミが詠まれた万葉歌は次の一首。
【歌】 南淵(みなぶち)の 細川山に 立つ檀(まゆみ) 弓束(ゆづか)巻くまで 人に知らえじ (巻七・1330)
【口語訳】 南淵の 細川山に 立つ檀の木 弓に出来上がるまで 人に知られないようにしようね
 この歌の関連記事は次のURLに掲載しています。 
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/231

 ネコヤナギ(ヤナギ科)の芽
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 キリ(キリ科)の花の蕾
昨年末に大きく剪定したため今年は花は咲かなかったのですが、来年はたくさん咲きそうです。
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Posted by katakago at 15:09
ジャガイモとハクサイを収穫 [2020年11月01日(Sun)]
 2か月ほど前に植え付けたジャガイモとハクサイの一部を収穫しました。
 ジャガイモ(品種はキタアカリ)はまだ茎が枯れるまでには至っていなかったのですが、一部掘り起こしてみると、数は少ないながら大きな芋が出来ていました。
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 今朝はハクサイを3株収穫しました。外見は立派に育っていましたが、防虫ネットをしてあっても殺虫剤は使用していないためか、表面の葉っぱには虫がついていました(中心部は大丈夫そうです)。
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 先月下旬にはタマネギ苗を200株ほど植え付けました。
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Posted by katakago at 10:30
温州ミカンを収穫 [2020年10月30日(Fri)]
 果樹園では、温州ミカン(品種は宮川早生)の収穫時期を迎えました。
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 黄色く色づいた温州ミカン
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 今日収穫した一部(色づき始めてから毎朝味見をしながら収穫時期を探っていました)
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 これから来春にかけて下記の品種の収穫が見込まれます。
 石地温州(収穫時期は来月下旬ごろ)
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 せとか(収穫時期は2~3月ごろ)
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 不知火(収穫時期は3月ごろ)
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 ハッサク(収穫時期は4月ごろ)
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Posted by katakago at 16:54
裏山で見つけたドングリ [2020年10月28日(Wed)]
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 裏山のアラカシ(ブナ科)にはドングリがたくさん生っています。殻斗(かくと)に堅果が一個であることより、万葉歌で、「橿の実」は「ひとり」の枕詞に用いられています。その長歌の一部を載せておきます。
【歌】 ・・・ ただひとり い渡らす児は 若草の 夫(つま)かあるらむ 橿の実の ひとりか寝(ぬ)らむ ・・・ (巻九・1742)
 この歌の解説は、ヤマアイの記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/291

 裏山で拾ったクヌギ(写真左)とコナラのドングリ
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 クヌギ(ブナ科)のドングリを煎じた汁は、灰汁(あく)媒染では黄褐色の染料(鉄媒染では黒色)となる。万葉歌では、「つるはみ」と詠まれています。
【歌】 紅は うつろふものそ 橡(つるはみ)の なれにし衣に なほ及(し)かめやも (巻十八・4109)
【口語訳】 紅は 色褪せるもの 橡染めでも 着馴れた衣に やはり及ぼうか
 当時、鉄媒染による橡染めの黒色の衣服は、一般に下層階級の着るものと考えられていたようです。この歌の関連記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/47

 コウヤボウキ(キク科)の花が咲き始めました。
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 コウヤボウキが詠まれた万葉歌は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/201

 ヤマナシ(バラ科)の実(桜紅葉を背景に)
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 イチョウ(イチョウ科)は10数年前に苗木を植えたものですが、今年初めて銀杏が生りました。
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 マユミ(ニシキギ科)の実も色づいてきました。
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Posted by katakago at 17:12
アサザが今も咲いています [2020年10月22日(Thu)]
 夏の時期、華やかだった蓮池も、今は枯れた葉が目立つようになりました。お陰で光が水面まで差し込むようになり、混植しているアサザが勢いを増してきました。少ないながら花も見つけることが出来ました。
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 蓮池で見つけたアサザ
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 自宅庭の水槽で栽培しているアサザ(葉は旺盛に繁っています)
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この時期、フジバカマ以外で咲いている草花を載せておきます。
 タカサゴユリ
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 キキョウとハギの花の名残
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 ヨメナの花とイヌタデ
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 ヒオウギの種子(万葉歌で「ぬばたま」にあてる説)
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Posted by katakago at 14:21
フジバカマが咲いています [2020年10月14日(Wed)]
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 畑に植えているヤマザクラの葉っぱが紅葉してきました。草花では、フジバカマ(キク科)が咲いています(白い花も)。万葉歌では、次の山上憶良の秋の七種(くさ)の歌(旋頭歌)に詠まれています(この歌一首のみ)。
【歌】 萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花 (巻八・1538)
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 昨年(10/23)、アサギマダラの飛来が見られましたが、今年はまだ見かけません。
昨年の記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1594
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1601
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1606

 フジバカマが咲くこの時期、他の秋の七草では、萩や葛の花は既に咲き終わり、なでしこ、をみなへし、あさがほ(キキョウ)、尾花(ススキ)が見られます。 

 カワラナデシコが一輪咲いていました。
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 オミナエシの大部分は花が終わりましたが、一部開花株が見られます。
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 キキョウ(万葉歌では、あさがほの有力候補)が今も咲いています。
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 ススキは畑でも植えていますが、群生を見るため車で50分ほどの山間地(兵庫県猪名川町)に出かけてきました。
 山の斜面で穂をなびかせるススキの群生
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 田んぼの畦道付近で
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Posted by katakago at 13:28
10月に咲いたハマユウ [2020年10月12日(Mon)]
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 ハマユウの一株が、10月になってから花を咲かせました。通常は7~8月ごろの開花で、近年では珍しいことです(写真右脇は、刮ハがはじけ球形の黒い種子(万葉歌では、ぬばたま)を付けたヒオウギ)。

 今年は多くの株で開花が見られ、種子がたくさん得られました(来春播種して苗を殖やす予定)。
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 昨年採取した種を今春播種したもの(開花までには数年かかる)
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Posted by katakago at 13:36
オケラの花 [2020年09月30日(Wed)]
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 裏山ではオケラ(キク科)が花を咲かせていました。万葉歌では、いずれも巻十四の東歌に、うけら(原文は宇家良と表記)と詠まれています。
関連記事は次のURL に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/182
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/476

 裏山の竹垣に絡まって咲くアカネ(アカネ科)の花
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 アカネは、その根から緋色の染料が得られる。万葉歌では(原文は茜・茜草・赤根などと表記)、植物そのものを詠んだ歌はなく、「あかねさす」として茜色の照り映える意で、枕詞(日・月・照・昼・紫などにかかる)として用いられています。
以前の記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/168
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/452

 畑では、今春播種したヒオウギ(アヤメ科)がこの時期にも花を咲かせています。
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Posted by katakago at 11:12
ナンバンギセルが開花 [2020年09月27日(Sun)]
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 鉢植えで栽培しているイトススキ(イネ科)の株元でナンバンギセル(ハマウツボ科)が開花しました。ナンバンギセルはススキの他ミョウガ、サトウキビなどに寄生する植物で、万葉歌では、おもひぐさ(原文は思草と表記)と詠まれています(次の一首)。
【歌】 道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今更々に 何をか思はむ (巻十・2270)
【口語訳】 道端の 尾花の陰の 思い草のように いまさら 何を思い迷いましょうか
 関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/175

畑の畦道では、ヒガンバナの他、ニラやヨメナの花が咲いています。
 ニラ(ヒガンバナ科)の花
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 ニラは万葉歌では、みら(原文は美良と表記)と詠まれており、歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/162

 ヨメナ(キク科)の花
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 ヨメナは万葉歌では、うはぎ(原文は宇波疑・菟芽子と表記)と詠まれています。
以前の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/107
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/279

 果樹園では、クリ(銀寄・筑波)の収穫時期を迎えました。
 クリ(銀寄)のイガ
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 クリは一つのイガに実が三つ出来ることから、万葉歌ではその真ん中に注目して「三栗の中」と言い、同音の「那賀」にかけた枕詞としても詠まれています。
【歌】 三栗の 那賀に向かへる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もが (巻九・1745)
関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/164

Posted by katakago at 17:55
ヒガンバナが真っ盛り [2020年09月23日(Wed)]
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 先週(9/15)、ヒガンバナが咲き始めたことを記事にしましたが、今、あちらこちらの畦道で真っ赤な花を咲かせています。
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 ハス池の傍ではヤナギタデ(タデ科)が花を咲かせていました。葉が食用となり、万葉歌にも詠まれています。
【歌】 我がやどの 穂蓼古幹(ふるから) 摘み生(お)ほし 実になるまでに 君をし待たむ (巻十一・2759)
【口語訳】 家の庭の 穂蓼の古い茎が 摘んでも伸びて 実がなるまでも長く あなたを待ちましょう
 この歌の関連記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/111
 ヤナギタデ
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 シロバナサクラタデ
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 ミヤギノハギに続いてシラハギ(写真後方)も咲きだしました。
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 ミズアオイが今も咲いています。
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 昨夜、庭のフェンスに吊るした鉢植えの月下美人(サボテン科)が咲きました(写真は午後8時ごろ)。
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Posted by katakago at 12:35
ヒガンバナも咲き始めました [2020年09月15日(Tue)]
 草刈りを終えた畦道では、ヒガンバナ(ヒガンバナ科)の花茎が一斉に伸びてきました。一部では開花したものも見られます。万葉歌で、いちし(原文は壱師と表記)と詠まれている植物にヒガンバナをあてる説があります。関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/172
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 山上憶良が詠んだ「秋の七種(くさ)」のうち、ハギ、オミナエシ、キキョウのほか、ススキの穂も見られ、フジバカマが蕾を付けています。
 オミナエシ(写真手前)とミヤギノハギ
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 キキョウ(万葉歌ではあさがほ)
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 ススキの穂
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 フジバカマの蕾(開花は来月、昨年はアサギマダラも飛来))
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 ヒオウギは7月ごろに花を咲かせますが、今春畑に播種したものでこの時期に花を咲かせているものがあります。播種したその年での開花は初めてです(通常開花までには1〜2年)。
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Posted by katakago at 14:38
ハギの花が咲き始めました [2020年09月09日(Wed)]
 今日はようやく気温も30℃を下回り、このところ伸びてきていた畦の草刈りが捗りました。
 畑に植えているミヤギノハギも咲き始めました。
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 萩は万葉歌では最も多く詠まれている植物です(141首)。そのうちのいくつかを以前の記事(次のURL)で紹介しています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/143
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/174
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/436
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/456

 畑ではオミナエシとともにノカンゾウ(ワスレグサ科)が今も咲いています。
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 万葉歌で「忘れ草」と詠まれている植物は、このノカンゾウやヤブカンゾウ(6〜7月に開花)と考えられています。関連記事は次のURL に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/468

 裏山に植えているヨグソミネバリ(カバノキ科)の果穂を見つけました(高木になったので脚立に上って撮影)。
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 ヨグソミネバリ(アズサ)は万葉歌では、「引く」などの枕詞として「梓弓」が33首詠まれています。関連記事は昨年のブログ(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1581

 果樹園でカキの木で見つけたゴマダラチョウ
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Posted by katakago at 15:12
秋の収穫を楽しみに [2020年08月26日(Wed)]
 今月になってから、猛暑続きでしかも雨が全く降りません(夕立ちすらも無し)。日が陰るのを待って、畑で栽培している野菜類(ナス、トマト、オクラ、ラッカセイ、サツマイモ、アスパラガスなど)への水遣りが日課となっています。
 果樹類はそのうち雨が降ってくれるのではと待っていましたがその兆候もなく、昨日夕方、柑橘類などにも水を供給しました。2か所の果樹園は水路からから離れているため、ポンプで汲み上げ100mほどのホースを引っ張っての作業です。

 温州ミカン(宮川早生)  このほか、デコポン、ハッサク、甘夏、キンカンなども栽培 
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 カキ(太秋) このほか富有、次郎、花御所、西条なども栽培
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 ポポー(来月にも収穫できるか) 
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 クリ(早生の丹沢) このほか銀寄、筑波も栽培
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 イチジク(間もなく収穫できるか)
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Posted by katakago at 11:25
真夏に咲いたフジーときじきふぢ(非時藤) [2020年08月19日(Wed)]
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 猛暑が続く中、フジの花が咲いていました。季節外れに咲いた花に興趣を抱いて詠まれた次の歌があります。
【歌】 我がやどの 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑まひを (巻八・1627 大伴家持)
【口語訳】 家の庭の 時ならぬ藤のように めずらしく 今も見たいものです あなたの笑顔を
 この歌の解説は、ナツフジ(マメ科)の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/135

 畑に植えているヤマナシ(バラ科)やナツメ(クロタキカズラ科)に果実が生っています。
 ヤマナシの実
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 ナツメの実
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 ナシとナツメが詠まれた万葉歌に次の一首があります。
梨棗 黍に粟次ぎ 延ふ葛の 後も逢はむと 葵花咲く (巻十六・3834)
この歌の解説記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/574

 咲き終わったヒオウギ(アヤメ科)では刮ハがはじけて中から黒い球形の種子が見られます。
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 万葉歌で、ぬばたま(原文は野干玉・奴婆多麻・烏玉などと表記)と詠まれているのは、このヒオウギの種子とみられています。集中全て、枕詞(黒・夜・暗・夢などにかかる)として用いらています。ぬばたまが詠まれた例歌は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/170
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/188
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/457

 今朝の蓮池で(花が見られたのは3株)
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Posted by katakago at 11:15
ミズアオイが咲き始めました [2020年08月13日(Thu)]
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 ミズアオイ(ミズアオイ科)は昨年2株を購入して栽培を始めましたが、今年初めて花が咲きました。次の万葉歌で、なぎ(原文は水葱と表記)と詠まれている植物がミズアオイにあたると見られています。
【歌】 醤酢(ひしほす)に 蒜(ひる)搗き合(か)てて 鯛願ふ 我にな見えそ 水葱の羹(あつもの)  (巻十六・3829 長忌寸意吉麻呂)
 題詞には、「酢・醤(ひしお)・蒜・鯛・水葱を詠む」とあり、この歌は以前のノビルの記事(下記のURL)でも取り上げています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/36
 昨年のミズアオイの写真と記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1564
  
 畑では、オミナエシに混じって開花したタカサゴユリが目立ってきました。
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 カノコユリも咲いています。
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 ハマユウが今も咲いています(膨らんだ刮ハも見られる)。
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Posted by katakago at 14:06
タカサゴユリが咲き始めました [2020年08月07日(Fri)]
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 オミナエシの黄色を背景にタカサゴユリが咲き始めました。
 ミソハギ(ミソハギ科)の傍でも 
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 裏山ではキツネノカミソリ(ヒガンバナ科)が咲いていました(春に葉を出し夏に枯れてから花茎を出す)。
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 ミツマタの株元でも咲いていました。
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 この時期、植物園の木々ではセミが盛んに鳴いています。
セミ(原文は蟬と表記)が詠まれた遣新羅使人の歌をあげておきます。
【歌】 石走る 滝もとどろに 鳴く蟬の 声をし聞けば 都し思ほゆ (巻十五・3617 大石蓑麻呂)
【口語訳】 岩の上をほとばしり流れる 滝にもまして響き鳴く蝉の 声を聞いていると 都が思い出される
 この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/114
 
 ケヤキの木で見つけたアブラゼミ(右)とクマゼミ
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 クマゼミ
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Posted by katakago at 16:24
ケイトウの花 [2020年08月05日(Wed)]
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 今年はケイトウ(ヒユ科)の播種時期が遅れたため、ようやく花が咲きました。万葉歌では、からあゐ(原文は韓藍・鶏冠草などと表記)と詠まれています。
 布に摺り移す(朱色がかった色に染める)のによい花として我が国に移入され(韓渡来の藍)、観賞用にも植栽されていたようです。
ケイトウが詠まれた万葉歌は以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/118
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/147
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/405


 咲き終わったハマユウで刮ハが膨らんできました。
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 白の鹿の子百合に続いて赤の鹿の子百合も咲いています。
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 裏山ではヤブラン(キジカクシ科)の花が咲き始めていました。
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 今朝の蓮池で(間もなく花も終わりで花托が目立ってきました)
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Posted by katakago at 14:05
白鹿の子百合 [2020年07月30日(Thu)]
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 裏山では、白鹿の子百合が咲いています。
垣根に絡まったナツフジの花房も見つけました。ナツフジは万葉歌の「ときじきふぢ」とみる説もあります。
 ナツフジ(マメ科)の花房
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 トコロ(ヤマノイモ科)の花
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万葉歌では、ところづらと詠まれています。
【歌】 天皇(すめろぎ)の 神の宮人 ところづら いや常(とこ)しくに 我かへり見む (巻七・1133)
【口語訳】 代々の天皇にお仕えする宮人として、(ところづら) いよいよとこしえに私はまた来て見よう。
 ここで、「ところづら」は同音の「常(とこ)しく」の枕詞で、上三句は常(とこ)シクのトコを起こす序詞(有枕序詞)。

 ヒシ(ミソハギ科)の花
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 ヒルムシロ(ヒルムシロ科)の花
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 今朝の蓮池で
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 ハスの花托
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Posted by katakago at 12:08
オニユリが咲いています [2020年07月24日(Fri)]
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 ユリ類では、すでに咲き終わったヒメユリ、ササユリ、ヤマユリに続いて、カシワの木の傍でオニユリが咲いています(花はコオニユリに似ていますが葉腋に珠芽が出来る)。来月には、カノコユリやタカサゴユリの花が見られます。

 畑ではオミナエシ(スイカズラ科)が満開です。
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オミナエシを詠んだ万葉歌に次のような一首があります。
【歌】 手に取れば 袖さへにほふ をみなへし この白露に 散らまく惜しも (巻十・2115)
【口語訳】 手に取ると 袖まで染まる おみなえしが この白露に 散ったら惜しい
 当時、「にほふ」はある素材が美しく照り映えるとして表現されています。
オミナエシの関連記事を次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/99

 今朝の蓮池で
咲き終わった株の花托も目立つようになりましたが、来月上旬ごろまでは花を楽しめそうです。
先日は、市内の保育士の方が子供たちにハスの葉で遊ばそうと葉を求めて訪ねてこられました。
葉っぱに溜まった水は玉のように転がり、茎から水を押し込むと葉から霧状の水が噴き出します。
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Posted by katakago at 13:23
ヒオウギが咲いています [2020年07月19日(Sun)]
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 畑のあちらこちらに植えているヒオウギ(アヤメ科)が花を咲かせています。すでに咲き終わったものでは刮ハが膨らんできました。秋にはこれがはじけて中から黒い球形の種子を覗かせます。これが万葉歌に詠まれた「ぬばたま」とみられています。

 ヒオウギの花の蜜を吸うカラスアゲハ(♂)
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 ナミアゲハ(♀)
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 数多く栽培している中で偶に黄色の花弁(斑点無し)の株が見られます。
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 今朝の蓮池の様子(ハスの花の後方にはオミナエシやキキョウ、ミソハギなどが見られます)
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 ハマユウは今でも次々と咲いています。
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 午後、植物画でベニバナを担当される方が見えられました。
花が終わった頭花の状態の観察と画材の採取が目的です。植物形態学の視点から詳しく観察し細密に描写されます。
 このところの雨続きで採種の時期が遅れてしまい、種子がだいぶ落下していました。
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 花の終わったベニバナの頭花の部分と種子
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Posted by katakago at 16:47
ヤマユリが開花 [2020年07月09日(Thu)]
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 このところの雨続きで裏山には足が向かなかったのですが、雨の合間に出かけたところヤマユリが咲いていました。
 常陸国の防人歌に、次のようなユリを詠んだ歌があります。
【歌】 筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも かなしけ妹そ 昼もかなしけ (巻二十・4369)
【歌】 筑波嶺の さ百合の花のように 夜床でも いとしい妻は 昼間もいとしい
この歌の関連記事は下記のURLに掲載しています(花の写真はヒメサユリ)。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/33
 ヤマユリの写真と万葉歌は以前の記事にも載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/97
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/660

 畑ではハマユウが次々と花を咲かせています。
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 昨日の午後、雨の合間を縫って日本植物画倶楽部の方々が見えられました。アサザ、ベニバナ、キキョウを担当される方々は、生育状況を熱心に観察され、画材を選ばれていました(アサザ、ベニバナでは2度目の来訪)。
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Posted by katakago at 08:53
ノキシノブ [2020年07月04日(Sat)]
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 万葉植物関連の本に掲載用の写真を撮りなおしています。万葉歌に、しだくさ(原文表記は子太草)と詠まれているのがノキシノブとみられています。ウラボシ科のシダ植物で(写真は順にウメ、アラカシの幹に着生)、葉の裏に胞子嚢群が目のように対をなして並んでいる様子を撮る事が出来ました(ヤツメランともいわれる)。万葉歌には1首のみ詠まれ、以前にも取り上げていますがここでも載せておきます。古今相聞往来歌類の上、寄物陳思歌(物を媒介にして自己の恋情を述べる歌)の1首です。
【歌】 我がやどは 甍しだ草 生ひたれど 恋忘れ草 見るにいまだ生ひず (巻十一・2475 柿本人麻呂歌集)
【口語訳】 わが家には 屋根のしだなら 生えているが 恋忘れ草は いくら見ても生えていない
 「恋忘れ草」は忘れ草(ヤブカンゾウ)のことで、当時、それを着けると恋の苦しみから逃れられるという俗信があり、その恋忘れ草は一向に生えてこない(わたしは押さえても押さえきれない恋に悩んでいる)。「甍しだ草」は「恋忘れ草」のないことをいうための対比表現(『新編日本古典文学全集 萬葉集』より)。
 畑のあちらこちらでヤブカンゾウ(忘れ草)が咲いています。
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 今朝の蓮池の様子(開花株も増えてきました)
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 ハマユウも次々と咲いています。
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Posted by katakago at 17:38
ネムノキの花が咲いています [2020年07月01日(Wed)]
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 裏山ではネムノキ(マメ科)の花が咲いていました。木が大きくなり花の写真を撮るには望遠レズが必要です(250oを使用)。ネムノキが詠まれた万葉歌(原文は合歓木と表記)と関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/89
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1135


 今朝の蓮池で
蕾の数も増え次々と開花しています。
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Posted by katakago at 11:55
ヤブカンゾウの花 [2020年06月28日(Sun)]
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 果樹園脇の畦道で、ヤブカンゾウ(ワスレグサ科)が一輪咲いていました。蕾を付けている株も多数あり、来月初めにかけて花を楽しめます。
万葉歌では、わすれぐさ(原文は萱草と表記)として詠まれています。歌の解説は下記のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/82
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/385

 ツユクサ(ツユクサ科)の花が咲いていました。
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万葉歌では、つきくさ(原文は月草、鴨頭草と表記)と詠まれています。
ツユクサが詠まれた万葉歌の解説は以前の記事(次のURL)に野出ています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/73
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/149
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/383

 昨日掲載のハスの今朝の様子です(赤も開花)。
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 果樹園の草刈り中に見つけたハクセキレイ(草刈りエンジンの音も気にせず飛来)
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Posted by katakago at 17:30
ハマユウが開花 [2020年06月27日(Sat)]
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 ハマユウ(ヒガンバナ科)は害虫の被害に遭い株数が少なくなったのですが、そのうちの一株が花を咲かせています。蕾を付けている株もみられます。
万葉歌には、柿本人麻呂の次の一首があります。
【歌】 み熊野の 浦の浜木綿 百重(ももへ)なす 心は思へど 直(ただ)に逢はぬかも (巻四・496)
【口語訳】 み熊野の 浦の浜木綿のように 百重にも 心では思っているが 直には逢えないものだね
 この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/126

 畑では、オミナエシやキキョウが咲き乱れています。
オミナエシとキキョウ(写真後方)
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 キキョウとベニバナ(写真後方)
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 蓮池では、3株目の開花が見られました。
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 これから次々と開花が見込まれます。
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Posted by katakago at 10:18
ベニバナが見ごろ [2020年06月22日(Mon)]
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 畑ではベニバナ(キク科)の花が真っ盛りです。
新型コロナ禍で先月までは見学案内を自粛していましたが、今朝、今年3件目の来園者がありました。日本植物画倶楽部会員の方です。再来年に、万葉植物をテーマにボタニカルアート展が計画されており、ベニバナを担当されるとのことです。この時期、ベニバナの他、カワラナデシコ、キキョウ、オミナエシ、ヒオウギ、ハスやヒシの花を見ていただけました。
ベニバナが詠まれた万葉歌は下記の記事に紹介しています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/81
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/363
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/384

 大型バットで栽培しているヒシ(ミソハギ科)が今年初めて花を咲かせました。
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 ヒシが詠まれた万葉歌は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/129

 ハスの2株目が開花しました。
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 キキョウ(キキョウ科)も畑のあちらこちらで咲きだしました。
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キキョウが詠まれた万葉歌は下記の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/77
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/389

 ヒオウギ(キク科)は畑の数か所に植えていますが、日当たりの良い場所では花が咲き始めています。
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Posted by katakago at 15:22
ハスの花 今年初めて開花 [2020年06月18日(Thu)]
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 10日前に蕾の写真を掲載していたハス(ハス科)が開花しました(今年初めての花)。朝からの雨で、ハスの葉っぱに水が溜まっています。
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万葉歌に次のような一首があります。
【歌】 ひさかたの 雨も降らぬか 蓮葉(はちすば)に 溜まれる水の 玉に似たる見む (巻十六・3837)
【口語訳】 (ひさかたの) 雨でも降ってくれ 蓮の葉に 溜まった水の 玉に似たさまを見よう
この歌の関連記事は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/85

 蓮池では、ハスの立ち葉に隠れるように、アサザ(ミツガシワ科)が今も咲いています。
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 畑ではカワラナデシコ(ナデシコ科)に続きキキョウ(キキョウ科)も咲いています。
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 裏山の植物園入り口付近ではアジサイ(アジサイ科)が咲いています。
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Posted by katakago at 11:50
ヒルムシロの花 [2020年06月14日(Sun)]
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 大型バットで栽培しているヒルムシロ(ヒルムシロ科)の花(穂状花序)が咲きました。根茎は泥中にあって繁殖し水田の多年生雑草の一つでもありますが、万葉歌に詠まれている、たはみづら(原文は多波美豆良と表記)にあてる説があります。巻十四の東歌に次のように詠まれています。
【歌】 安波(あは)をろの をろ田に生(お)はる たはみづら 引かばぬるぬる 我を言な絶え (巻十四・3501)
【口語訳】 安波の峰の 山田に生える たはみづらのように 私が引いたらずるずるとどこまでもついて来て 私との仲を絶やさないでくれ (口語訳は『萬葉集全注』より)
 ここで、上三句の「安波をろの をろ田に生はる たはみづら」は、第四句(引かばぬるぬる)を起こす序。

 畑に植えているベニバナが咲き始めました。
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 果樹園の甘夏の小枝で羽化直後のナミアゲハを見かけました。
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Posted by katakago at 13:38
梅雨入り直前の畑で [2020年06月10日(Wed)]
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 畑の片隅でヒマワリが一輪開花しました。昨年のこぼれ種が発芽して生育したもので、十数株ありこれから順次花を咲かせます。
 このところ雨が降らず、朝夕は夏野菜(キュウリ、ナス、トマト、オクラ、ピーマンなど)の水遣りが欠かせなかったのですが、ようやく梅雨入りで暫くはこの作業から解放されそうです。

 お隣の田んぼには水が張られ田植えの準備が整っています。写真は田んぼの水面に映る花菖蒲です(この時期にしか撮れない1枚)。
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 ミソハギ(ミソハギ科)が一株咲き始めました。
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 果樹園ではアンズが色づいてきました。
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Posted by katakago at 15:59
サカキの花 [2020年06月09日(Tue)]
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 裏山のサカキ(サカキ科)の花(白色の五弁花)が咲いています。万葉歌では、大伴坂上郎女の長歌に詠まれています(原文は賢木と表記)。長歌の一部を載せておきます。
【歌】 ひさかたの 天の原より 生(あ)れ来(きた)る 神の命 奥山の さかきの枝に しらか付け 木綿(ゆふ)取り付けて ・・・・・(巻三・379)
【口語訳】 (ひさかたの) 天の原から 天下られた 先祖の神よ 奥山の 榊の枝に しらかを付け 木綿(ゆう)も取り付けて ・・・・・
この歌の解説は、以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/64

 裏山ではササユリのもう一株が咲きました。
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 昨年秋に発芽したベニバナ(キク科)の鉢植えです。今春畑に播種したものより一足先に開花しました。畑に植えているものの開花は来週末頃かと思われます。
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Posted by katakago at 16:55
ハスの蕾 [2020年06月08日(Mon)]
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 蓮池ではハスの立ち葉が旺盛に繁茂してきました。その中で今朝蕾を付けている株に気づきました(今月中には開花か)。

 蓮池傍の花菖蒲はもうしばらく花を楽しめそうです。昨日、畑で孫たちとLINEのビデオ通話を行い、花菖蒲他、カワラナデシコ、キキョウ、ハギなどの映像を送ってやれました。
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 ヒオウギの一株が花を咲かせました(この時期の開花は初めてです)。
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Posted by katakago at 09:42
ササユリが開花 [2020年06月06日(Sat)]
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 裏山ではササユリの一株が開花しました。
【歌】 道の辺の 草深百合の 花笑みに 笑みしがからに 妻と言ふべしや (巻七・1257)
【口語訳】 道端の草の繁みに生えている百合の 花が咲くように わたしがちょっとほほえんだ ただそれだけのことで わたしを妻だなどとおっしゃっては困ります。
この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/55

 今年初めてキキョウの花が見られました。
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 ベニガク(アジサイ科)の花(がく片の装飾花は最初は白で日を追って淡いピンク色に変わる)
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 クワ(クワ科)の実
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【歌】 たらちねの 母がその業(な)る 桑すらに 願へば衣に 着るといふものを (巻七・1357)
【口語訳】 (たらちねの) 母の仕事の 桑でさえ 願えば衣に 着られるというのに
この歌の口語訳は『新編日本古典文学全集 萬葉集』に拠りましたが、故井手至先生の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/351

 ナツメ(クロタキカズラ科)の花
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Posted by katakago at 11:24
ミヤギノハギが咲き始めました [2020年06月04日(Thu)]
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 ミヤギノハギ(マメ科)の一株が早くも咲き始めました。このハギは6月と9月に花を咲かせます。

 畑では、ヤマザクラの株下でカワラナデシコ(ナデシコ科)が咲いています。
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 カワラナデシコに混じってオミナエシ(スイカズラ科)も茎が伸びてきました。そのうちの一株は蕾を付けていました。
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 間もなく開花しそうなキキョウ(キキョウ科)が一株ありました。ほかの株は今月下旬から開花が見込まれます。
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 早くも蕾を付けているヒオウギ(アヤメ科)を見つけました(通常開花が見られるのは7月中旬ごろ)。
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Posted by katakago at 11:36
ビワを収穫 [2020年06月03日(Wed)]
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 今月になって、毎日ビワの収穫を行っています(袋掛けしたものは200個)。今朝は、ジャガイモも一緒に収穫しました。
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 袋掛けには手間がかかりましたが、品質の良い果実がたくさん得られました(孫たちにも送ってやれました)。

 先月期待していたサクランボは、カメムシの被害により残念な結果になってしまいました。。

 ビワの次はアンズを収穫できそうです(今月中旬ごろ)。
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 ポポーも実が生っています(収穫できるのは8〜9月か)。
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Posted by katakago at 11:46
ヒメユリが開花 [2020年06月01日(Mon)]
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 裏山の斜面に植えているヒメユリが咲きました。万葉歌には、大伴坂上郎女の次の一首のみ詠まれています。
【歌】 夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は 苦しきものそ (巻八・1500)
【口語訳】 夏の野の 繁みに咲いている ひめゆりのように 相手に知ってもらえない恋は 苦しいものです。この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/379

 ササユリの蕾もだいぶ膨らんできました(一株は今週末にも開花か)。
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 畑の畦道で見つけたチガヤ((イネ科)の花穂
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 万葉歌では、つばな(原文は茅・茅花などと表記)と詠まれています。以前の記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/352


 
Posted by katakago at 11:39
ツタとテイカカズラ [2020年05月31日(Sun)]
 万葉歌に詠まれている植物につた(原文は都多などと表記))があります。現在の植物のツタ(ブドウ科)のほかテイカカズラ(キョウチクトウ科)とする説があります。この時期、裏山ではツタの若葉とテイカカズラの花が見られます。
 柿本人麻呂の石見相聞歌第二群の長歌(巻二・135)には、「・・・・さ寝し夜は いくだもあらず 延ふつたの 別れし来れば ・・・」とあり、「延ふつたの」は、つたの蔓が絡みあって伸び広がって分岐することから「別れ」にかかる枕詞です。この歌の全文は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/28

 ケヤキの大木に伸びてゆくツタ
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 ヒノキの幹に絡まりついたツタ(秋には紅葉が見られる)
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 テイカカズラ(キョウチクトウ科)の花
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 裏山ではヤマアジサイが咲いています。
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Posted by katakago at 10:17
ジュンサイの花 [2020年05月30日(Sat)]
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 ジュンサイ(ジュンサイ科)は昨年苗を4株購入し、大型バットで育てていますが、殖えてきた株のうち2株が花を咲かせています。万葉歌では蓴(ぬなは)と詠まれています。
【歌】 我が心 ゆたにたゆたに 浮き蓴 辺にも沖にも 寄りかつましじ (巻七・1352)
【口語訳】 わたしの心は ゆったりしたり動揺したりで 浮き蓴(ぬなわ)のように 岸にも沖にも 寄ってしまえそうにない
 ジュンサイの昨年6月の記事(写真と万葉歌)は次のURL
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1525

 万葉歌に詠まれた水生植物は、アサザ、ハス、ジュンサイのほか、ヒシ、ミズアオイ(水葱 なぎ)、ヒルムシロ(たはみづらに当てる説)などがあり、これらも育てています。
 ヒシ(ミソハギ科)が大型バット全面に広がってきました(花はこれから)。
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 ミズアオイ(ミズアオイ科)
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 ミズアオイの花と万葉歌は昨年8月の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1564

 ヒルムシロ(ヒルムシロ科)の葉が展開
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Posted by katakago at 11:01
花菖蒲が咲き始めました [2020年05月28日(Thu)]
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 蓮池に隣接して植えている花菖蒲が咲き始めました。これから来月中ごろまで色とりどりの花が楽しめます。今朝の時点での開花株の写真を1枚づつ載せておきます。
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 蓮池ではハスの立ち葉が池全面に広がってきました。
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Posted by katakago at 14:32
カワラナデシコの花 [2020年05月22日(Fri)]
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 畑のあちらこちらでカワラナデシコ(ナデシコ科)の花が見られるようになりました。大伴家持は、ナデシコの可憐な花を格別に好んだようで、11首も詠んでいます。そのうちの一首を載せておきます。
【歌】 我がやどの なでしこの花 盛りなり 手折りて一目 見せむ児もがも (巻八・1496)
【口語訳】 家の庭の なでしこの花が 今真っ盛りだ 手折って一目 見せてやるような女の子がいたらよいのに

 裏山では、センダン(万葉歌ではあふち)、ウツギ(万葉歌ではうのはな)、タチバナの花が咲いています。
 センダン(センダン科)の花
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【歌】 我妹子に 楝の花は 散り過ぎず 今咲けるごと ありこせぬかも (巻十・1973)
【口語訳】 いとしい妻に逢う、そのアウではないが、楝(おうち)の花は散り過ぎることなく、今咲いているそのままで、ずっといてほしいものだなあ。
 ここでは「我妹子に」は、「逢ふ」から同音で「あふち」に掛かる枕詞で、「あふち」のアウに「逢う」の意で掛けられています。

 ウツギ(アジサイ科)の花(万葉歌では卯の花)
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 タチバナ(ミカン科)の花
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 万葉歌では、卯の花(ウツギ)やタチバナは同時にホトトギスとともに詠まれている例が多くあります。それぞれ一首づつ載せておきます。
【歌】 卯の花の 咲く月立ちぬ ほととぎす 来鳴きとよめよ 含みたりとも (大伴家持 巻十八・4066)
【口語訳】 卯の花の 咲く月が来たぞ ほととぎすよ 来鳴きとよもせ まだ蕾であっても
【歌】 我がやどの 花橘に ほととぎす 今こそ鳴かめ 友に逢へる時 (大伴書持 巻八・1481)
【口語訳】 家の庭の 花橘に ほととぎすよ 今こそ鳴いておくれ 友に逢っているこの時に

 八朔の花とナミアゲハ
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 ハナショウブの蕾(来月初旬にかけて見頃を迎えます)
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 ササユリの蕾(開花は来月中旬か)
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 ヒメユリの蕾(開花は来月下旬ごろか)
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Posted by katakago at 11:54
柑橘類の花が咲いています [2020年05月13日(Wed)]
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 下草刈りを終え今はすっきりしている果樹園では、柑橘類が辺りに芳香を漂わせて花を咲かせています。温州ミカン(宮川早生、石地温州)、八朔、甘夏、デコポン、キンカンなどを栽培しています。

 クルミは昨年大幅に剪定しましたが、今年も花を咲かせました。
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 サクランボ(品種不明)がたくさん実を付けています。木が大きくなり防鳥ネットを被せるのに苦労しました(収穫できるのは来月か)。
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Posted by katakago at 13:24
エゴノキの花が咲いています [2020年05月12日(Tue)]
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 エゴノキ(エゴノキ科)が白い五弁花を下向きに咲かせています。万葉歌で、やまぢさ、ちさと詠まれている植物にエゴノキをあてる説があります。
【歌】 山ぢさの 白露重み うらぶれて 心に深く 我が恋止まず (巻十一・2469)
【口語訳】 山ちさがしとどにおいた白露の重さでうなだれるようにうちしおれて、心の底深く わたしの恋は止むことはない
 「ちさ」が詠まれた歌は、この歌を含め以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/24
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1113


 蓮池ではアサザの花が増えてきました。
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 ハスの立ち葉も伸びてきました(開花は来月下旬からを予想)。
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Posted by katakago at 13:54
クログワイの塊茎 [2020年05月06日(Wed)]
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 万葉植物関係の出版物に掲載する写真を整理中です。これまで撮りためてきた中で、その植物の特徴を示すのに1枚の写真では十分ではないものもあり、あらためて時期を変えて撮りなおしています。その一つが写真に示したクログワイ(カヤツリグサ科)の塊茎です。クログワイ(水田の強害草の一つ)は秋に地下茎の先端に塊茎をつけ、翌年に新芽を出して新しい株になりますが、株元を掘り起こしてみるとこの時期でも写真のような塊茎が残っていました(この塊茎は食用になる)。
 万葉歌で、ゑぐ(原文は佪具・恵具と表記)として2首詠まれています。そのうちの一首は、
【歌】 あしひきの 山沢ゑぐを 摘みに行かむ 日だにも逢はせ 母は責むとも (巻十一・2760)
【口語訳】 (あしひきの) 山沢のゑぐを 摘みに行く 日ぐらいは逢っておくれ お母さんに叱られても
 クログワイの夏(8月)の写真とこの歌の解説記事は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/426


蓮池脇では カキツバタが順次咲いています。
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Posted by katakago at 16:07
カキツバタが咲き始めました [2020年05月02日(Sat)]
 新型コロナウイルス感染の収束が見通せず、今年の連休は孫たちの帰省も叶いません。
 2月中旬以来、公共交通機関を利用する外出は控え、カルチャーセンターの講座も4月からは休講になっています。そのため、もっぱら裏山や畑での農作業で日々過ごしています。お陰で例年になく園内の草取りもはかどっています。秋の草花が咲く頃には収束することを願っています。

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 蓮池の一角に植えているカキツバタ(アヤメ科)が咲き始めました。その花の色は濃紫色で、和名は、花汁を布にこすりつけて染める昔の「書きつけ」という行事から転訛したといわれています。
【歌】 かきつはた 衣に摺り付け ますらをの 着襲ひ狩する 月は来にけり (大伴家持 巻十七・3921)
【口語訳】 かきつばたで 衣を摺り染めにし ますらをが 着飾って狩をする その月は来た
カキツバタが詠まれた万葉歌の解説は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/8
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/324
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/591

裏山では新緑が映える季節となりました。
 イロハモミジ(ムクロジ科)の花と翼果
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 カツラ(カツラ科)の若葉
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 ユズリハ(ユズリハ科)の新葉が広がってきました。
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 昨年苗木を移植したホオノキ(モクレン科)の新葉が展開してきました。
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Posted by katakago at 13:28
早くもアサザが一輪開花 [2020年04月30日(Thu)]
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 蓮池に混植しているアサザ(ミツガシワ科)が一輪咲きました。例年になく早い開花です。アサザは多年生の浮葉植物で、地下茎から葉を出して水面に浮かべ黄色の花を咲かせます。万葉歌であざさ(原文は阿耶左と表記)と詠まれている植物がアサザにあたるとされています。アサザが詠まれた万葉歌の解説は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/49

 ビオトープ池ではショウブ(ショウブ科)の花が咲いていました。花茎の中ほどに肉穂花序(淡黄緑色の小花を密集)を付けています。葉は独特の匂いをもち、これが邪気を払い疫病を除くものと言われ、端午の節句に用いられるようになりました。
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ショウブは万葉歌では、あやめぐさ(原文は菖蒲草、菖蒲、安夜女具佐などと表記)として詠まれています。万葉歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/330
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/594

 カワラナデシコ(ナデシコ科)も咲き始めました。畑のあちらこちらで発芽した苗が生育し、これから秋にかけて順次花が見られます。
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 ヤマザクラの最後の一株が花を咲かせています。
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Posted by katakago at 13:45
フジの花が咲いています [2020年04月24日(Fri)]
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 7年前、畑に設置した藤棚でフジの花が見ごろとなりました。
フジは集中27首詠まれており、その多くは花房の風に揺れるさまを波にたとえて藤波と詠まれています。
【歌】 恋しけば 形見にせむと 我がやどに 植ゑし藤波 今咲きにけり (山部赤人 巻八・1471)
【口語訳】 恋しくなったら 偲びぐさにしようと思って 家の庭に 植えた藤の花は 今咲き始めた
【歌】 藤波の 花は盛りに なりにけり 奈良の都を 思ほすや君 (大伴四綱 巻三・330)
【口語訳】 藤の花は 今満開になりました 奈良の都を 恋しく思われますか帥(そち)も
 これらの歌の解説は以前の記事(下記のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/7
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/590

 昨年から畑の一角に設置した大型バットで水生植物を育てています。万葉歌に詠まれたコナギ、ミズアオイ、クログワイ、ヒルムシロ、ヒシ、ジュンサイなどで、このうちヒシとジュンサイの新葉が展開してきました。
 ヒシ(ミソハギ科)
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 ジュンサイ(ジュンサイ科) 先月よりだいぶ増えてきました。
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Posted by katakago at 14:42
タブノキの花 [2020年04月21日(Tue)]
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 タブノキ(クスノキ科)の花が咲いています。花の写真はこのブログでは今回が初めての掲載です。タブノキは万葉歌ではつまま(原文は都万麻と表記)として詠まれています。つままが詠まれた万葉歌は大伴家持が越中で詠んだ次の一首のみです。
【歌】 磯の上の つままを見れば 根を延へて 年深からし 神さびにけり (大伴家持 巻十九・4159)
【口語訳】 磯の上の つままを見ると 根を張って 年を久しく経たらしい 神々しくなっている
 この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/22

 コウゾ(クワ科)の雌花序
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 コウゾ関連の以前の記事は次のURL
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/13

 カシワ(ブナ科)の若葉
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 カシワが詠まれた万葉歌は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/10
Posted by katakago at 16:58
アマドコロが咲いています [2020年04月18日(Sat)]
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 ポット苗を購入し畑に移植して栽培しているアマドコロ(キジカクシ科)の花が咲き始めました。裏山に自生しているナルコユリ(キジカクシ科)に草姿や花の形が似ていますが、ナルコユリの茎には稜がなく、アマドコロの茎は6稜の違いがあります。
 万葉歌で、にこ草(原文は似児草と表記)と詠まれている植物にアマドコロをあてる説があります(他にイノモトソウ科のハコネシダとする説も)。
アマドコロの関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/589

 裏山ではシャガの花が盛りで、ヤマブキやタチツボスミレもまだ花を咲かせています。
 五輪塔前のシャガの花
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 タチツボスミレと八重のヤマブキ
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 挿し木で殖やしたツバキの苗木を10年ほど前に裏山に数本植えていますが、そのうちの一株が初めて花を咲かせました。庭に植えられている園芸種(品種名は不明)でヤブツバキに比べ花は大型です。
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Posted by katakago at 11:27
折れたヤマザクラが開花 [2020年04月17日(Fri)]
 裏山に自生していたヤマザクラが昨年根元から折れてしまい、いずれ片づけなければと思いながら放置していたところ、折れた幹が斜面に転がった状態で花を咲かせていました。
 すぐ近くは住宅地として開発され擁壁(写真右上)が迫っており、最近は幹の傾きが気にはなっていたのですが、支柱の設置などの対応まで手が回っていませんでした。
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 折れた幹が斜面に転がり落ちていました。
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 このような状態で花を咲かせているのは驚きです。  
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このヤマザクラは8年前の記事(次のURL)に写真を掲載していたものです。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/319



 畑に植えているヤマザクラ(品種名は不明)が株毎に今も花を咲かせています
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Posted by katakago at 14:36
タマネギを収穫 [2020年04月14日(Tue)]
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 タマネギは200株ほど栽培していますが、その一部を収穫してみました。今年の出来は良さそうです。
 アスパラガスも収穫できるようになりました。
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 このほか栽培中の野菜は、写真左からエンドウ、ソラマメ、ジャガイモ、エダマメです。
エンドウとソラマメは今花が咲いており来月には収穫できそうです。先月種芋を植え付けたジャガイモは茎が伸びてきました。エダマメも発芽してきました。
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Posted by katakago at 11:37
カラタチの花 [2020年04月11日(Sat)]
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 裏山ではカラタチ(ミカン科)の花が咲き始めました。当園の柑橘類では一番早く花を咲かせます。
 カラタチは万葉歌では、巻十六の題詞に「忌部首、数種の(くさぐさ)の物を詠む歌一首」とある次の歌に詠まれています。
【歌】 からたちの 茨刈り除け 倉建てむ 屎遠くまれ 櫛造る刀自 (巻十六・3832)
【口語訳】 からたちの いばらを刈り除いて 倉を建てるのだ 屎は遠くに行ってせい 櫛造りのおばちゃんよ
『萬葉集釈注』の解説には、「宴などきわめてくだけた集団の場における即興とみられ、題詞にある数種の物は、からたち・茨・倉・屎・櫛で、その選択は詠み手自身に任されて詠んだのがこの物名歌」とあります。

 アケビ(アケビ科)の花が咲いていました。
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 万葉歌で、さのかた(原文は狭野方と表記)と詠まれている植物を蔓性植物のアケビにあてる説があり、例歌を以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/979


 裏山ではヤマブキが見頃です。
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 オキナグサ(キンポウゲ科)その後
花後多数の花柱が長く伸長し球状になります。これが老人の白髪頭に似ているため漢名で白頭翁の名があります。
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 裏山ではニリンソウ(キンポウゲ科)が咲いていました。
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Posted by katakago at 13:21
ニワトコの花 [2020年04月09日(Thu)]
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 ニワトコ(レンプクソウ科)の花が咲きました(このブログでは初めての写真掲載)。万葉歌では、「やまたづ」と詠まれ向ヒ・迎ヘの枕詞として用いられています。例歌は、2/13の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1640

 ヤマザクラが順次花を咲かせています。
 満開のオオヤマザクラ
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 次の2株は品種名不明 
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Posted by katakago at 11:36
木々の芽吹き(ユズリハ、ヨグソミネバリ) [2020年04月08日(Wed)]
 裏山では、モミジやカツラ、クヌギの若葉とともに、ユズリハやヨグソミネバリの新芽が見られるようになりました。

 ユズリハ(ユズリハ科)の新芽(中央部)と雄花
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 枝先の先端部で黄緑色の新葉が出始めています。新葉が展開すると古い葉は垂れ下がり落葉する(新葉に位置を譲る)ことより、その名がつけられたそうです。
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ユズリハが詠まれた万葉歌は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/251

 ヨグソミネバリ(カバノキ科) 
雌花序(短枝の先端に上向きに着く)と雄花序(長枝の先端部に葉芽が開くのと一緒に下垂して開く)。木質は柔軟なため弓材とされ、万葉歌では、木そのものを詠んだ例はなく、「引く」などの枕詞として「梓弓」が集中に33例あります。例歌は昨年の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1581

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 コバノミツバツツジも一斉に開花しました。
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 五輪塔前のヤマブキが八分咲きです。
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 シャガの花が咲き始めました。
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Posted by katakago at 13:15
ツツジも開花 [2020年04月04日(Sat)]
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 裏山では白いツツジが咲き始めました。白つつじが詠まれた万葉歌を載せておきます。
【歌】 風早の 美保の浦廻の 白つつじ 見れどもさぶし なき人思へば (河辺宮人 巻三・434)
【口語訳】 風早の 美保の浜辺の 白つつじは 見ていても楽しくない 死んだ人のことを思うから 
 この歌の題詞には、和同四年(711)、河辺宮人が姫島の松原で美人(おみな)の死骸を見て、悲しんで作った歌四首とあり、これはその一首目(巻三の挽歌)。
【歌】 をみなへし 佐紀野に生ふる 白つつじ 知らぬこともて 言はれし我が背 (巻十・1905)
【口語訳】 佐紀野に生い茂る白つつじではないが、全く自分の知らないことでもって、噂をたてられた我が夫よ
 この歌は巻十の春の相聞(花に寄する)。「をみなへし」は「咲く」の意で地名の佐紀野にかかる枕詞。また、第三句までが、同音(シラ)で「知らぬ」を起こす序詞。

 コバノミツバツツジも間もなく咲きそうです。
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 フジの蕾が膨らんできました。
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 センダイヤが満開です。
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 ヤマナシの花も満開です。 
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 裏山に植えている枝垂桜も咲いています。
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Posted by katakago at 17:11
裏山でタケノコ掘り [2020年04月02日(Thu)]
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 雨上がりの裏山でタケノコが出ているのを見つけ、早速掘り上げました。

 裏山ではヤマブキ(一重)が咲き始めました。
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 八重咲きの株も花が見られます。
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ヤマブキが詠まれた万葉歌は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/6
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/309
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/569

 タチツボスミレ
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万葉歌に、ヤマブキとスミレが詠まれた歌があります。
【歌】 山吹の 咲きたる野辺の つほすみれ この春雨に 盛りなりけり (高田女王 巻八・1444)
【口語訳】 山吹が 咲いている野辺の つぼすみれは この春雨の中 今真っ盛りである
Posted by katakago at 11:03
ヤマナシの花 [2020年03月31日(Tue)]
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 ヤマナシの花が咲き始めました。実生から育てて13年ほど経ちますが、数年前から秋にはたくさんの小さな実を付けるようになりました。。ナシが詠まれた万葉歌は以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/574
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1099

 裏山のヤブツバキの株元ではヤマアイ(トウダイグサ科)の花が咲いています。ヤマアイはわが国では最も古い染料植物の一つ(葉を乾燥して搗き出した汁で藍色に染める)。
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ヤマアイ(万葉歌ではやまあゐ)が詠まれた歌の解説は以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/291

 裏山ではヒトリシズカ(センリョウ科)が咲いています。
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 万葉歌で、「つぎねふ(原文は次嶺経と表記) 山背道を ・・・」と詠まれる長歌(巻十三・3314)がありますが、『和名抄』に及己(豆木禰久佐、つきねくさ)とあることより、これをヒトリシズカやフタリシズカの古名とし、「つぎねの生えているところの山背道を」と解する説があります(『万葉植物事典』)。フタリシズカの記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/30

 山の斜面でクサイチゴの花が咲いていました。
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Posted by katakago at 14:59
プルーンの花が咲きました [2020年03月30日(Mon)]
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 果樹園では、サクランボ、アンズ、スモモに続きプルーンの花が咲いています。この株は昨年初めて花を数輪付けたものの実が生らなかったのですが、今年は多数の花を咲かせているので果実を収穫できるのではと期待しています。

 ビワ(夏だより)の実(そろそろ袋掛けをしなくては)
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 カキ(次郎)の新芽
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Posted by katakago at 12:15
桜の花いろいろ [2020年03月29日(Sun)]
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 裏山の桜(品種名は不明)は、満開です。
サクラが詠まれた万葉歌を巻十(四季分類の巻)の春の雑歌より三首あげておきます。
【歌】 あしひきの 山の際(ま)照らす 桜花 この春雨に 散り行かむかも (1864)
【口語訳】 (あしひきの) 山あいを照らしている 桜花は この春雨に 散りゆくことであろうか
【歌】 春雨に 争ひかねて 我がやどの 桜の花は 咲きそめにけり (1869)
【口語訳】春雨に 逆らえなくて 家の庭の 桜の花は ほころび始めた
【歌】 春雨は いたくな降りそ 桜花 いまだ見なくに 散らく惜しも (1870)
【口語訳】 春雨よ ひどくは降るな 桜花が まだよく見ないうちに 散ったら惜しい 
なお、サクラが詠まれた万葉歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/319

 25日に掲載のヤマザクラは今は満開です。
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 エドヒガンは昨年初めて僅かな花を咲かせましたが今年はその数も増えました。
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 ヤマザクラの一種センダイヤ(牧野富太郎博士命名)が咲き始めました。
花弁の色が濃いピンク色です。
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 オオシマザクラ(花弁は真っ白)も咲き始めました。
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Posted by katakago at 14:53
ヤマザクラも咲き始めました [2020年03月25日(Wed)]
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 ヤマザクラの一株で花が咲き始めました(葉の展開と同時に開花)。これから4月の上旬にかけてオオヤマザクラ、オオシマザクラ、センダイヤなどの開花が見込まれます。
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サクラが詠まれた万葉歌については、以前記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/319

 シダレヤナギの芽吹き
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 シダレヤナギの花穂(葉が伸びきらないうちに黄緑色の花を咲かせる)。
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シダレヤナギが詠まれた万葉歌は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/296

 裏山ではイロハモミジの若葉が見られます。
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Posted by katakago at 11:12
万葉植物園が企業のPR誌で紹介 [2020年03月24日(Tue)]
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 新元号「令和」の出典が『万葉集』であったことより、昨年は新聞(毎日新聞、神戸新聞)にも、私どもの猪名川万葉植物園の取材記事が掲載されましたが、今回、地元の尼崎信用金庫の会報誌「あましん元気Aクラブ ご利用ガイド2020年度」にも取り上げられました。
 「〜今だからこそ知りたい古典の世界〜万葉集ゆかりの地を訪ねて 魅力を再発見」の特集企画で、近隣の万葉植物園(春日大社、いなみ野万葉の森、西田公園、大阪市立長居植物園など)や関連施設(奈良県立万葉文化館)とともに紹介されました(企画編集はサンケイリビング新聞社)。誌面では、昨年自費出版した『猪名川万葉植物園だより』もふれられています。この会報誌をきっかけに、万葉歌に詠まれた植物にも関心を寄せていただければと思っています。
 掲載された尼崎信用金庫の会報誌「あましん元気Aクラブ」(ご利用ガイド2020年度保存版)の表紙
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Posted by katakago at 11:24
エドヒガンが開花 [2020年03月21日(Sat)]
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 裏山では、10年ほど前に苗木を植えたエドヒガンが咲き始めました。昨年初めて花が見られましたが、今年は多くの蕾をつけており満開の時期が楽しみです。昨年の記事は次のURL に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1491

 果樹園ではスモモの花が満開です。
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【歌】 我が苑の 李の花か 庭に散る はだれのいまだ 残りたるかも (大伴家持 巻十九・4140)
【口語訳】 わが園の 李の花が 庭に散っているのだろうか それとも薄雪がまだ 残っているのであろうか
 この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/305

 裏山ではカタクリの蕾が膨らんでいました。
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 蓮池では早くもアサザの葉が出てきました。
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 大型バットで栽培しているジュンサイも葉が出てきました。
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Posted by katakago at 11:32
アセビの花 [2020年03月15日(Sun)]
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 裏山ではアセビ(ツツジ科)の花が見頃です。万葉歌では、あしび(原文は馬酔木、安志妣などと表記)と詠まれています。
【歌】 磯の上に 生ふるあしびを 手折らめど 見すべき君が ありといはなくに (大伯皇女 巻二・166)
【口語訳】 磯のほとりに 生えているあしびを 折りたいが お見せする相手のあなたが いるわけではないのに
【歌】 我が背子に 我が恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり (巻十・1903)
【口語訳】 あなたを わたしが恋しく思うことは 奥山のあしびの花のように 今やまっ盛りです
これらの歌の解説は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/292 

 シキミ(マツブサ科)の花
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【歌】 奥山の しきみが花の 名のごとや しくしく君に 恋ひ渡りなむ (大原眞人今城 巻二十・4476)
【口語訳】 奥山の しきみの花の 名のように しきりにあなたを 思い続けることか
この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/282

 ミツマタ(ジンチョウゲ科)の花
万葉歌で、さきくさ(原文は三枝と表記)と詠まれている植物をミツマタとする説があります(『萬葉集釈注』他)。
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【歌】 春されば まづ三枝の 幸くあらば 後にも逢はむ な恋ひそ我妹 (巻十・1895 柿本朝臣人麻呂歌集)
【口語訳】 春になると まず咲く三枝(さきくさ)のように 幸(さき)く−無事でさえあったら あとでも逢えよう そう恋しがるなよおまえ
この歌の以前の記事は、
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/285

 スモモが咲き始めました。
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裏山では、ユリ科のアミガサユリやアマナが咲いています。
 アミガサユリ(バイモ)
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 アマナの花
子供の頃(60年以上前)は畦道で咲いていましたが、この頃は見かけなくなりました。
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 ネコヤナギその後
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Posted by katakago at 14:16
アオサギを見かけました [2020年03月14日(Sat)]
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 今朝雨の中、蓮池傍の花菖蒲畑(新芽が出ています)でアオサギが飛来しているのを見かけました。飛翔する写真が撮れたので掲載しておきます。
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 万葉歌に鷺が詠まれた歌があり以前の記事(次のURL)に紹介しています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/896
Posted by katakago at 11:28
オキナグサが開花 [2020年03月12日(Thu)]
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 畑では、オキナグサ(キンポウゲ科)の花が咲き始めました。例年よりも早い開花です。万葉歌(巻十四の東歌)に、ねつこぐさ(原文は根都古具佐と表記)と詠まれている植物をオキナグサにあてる説があります(『増訂萬葉植物新考』など)。
【歌】 芝付きの 御宇良崎なる ねつこ草 相見ずあらば 我恋ひめやも (巻十四・3508)
【口語訳】 芝付きの 御宇良崎(みうらさき)にある ねつこ草のようなあの娘子を 見さえしなかったなら わたしはこうも恋い慕おうか
 この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/299

 果樹園では、バラ科のアンズやアーモンドの花が咲き始めました。
 アンズの花
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 アーモンド(品種はダベイ)
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 サクランボ(暖地桜桃)は満開です。
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Posted by katakago at 13:11
桜(サクランボ、暖地桜桃)が開花 [2020年03月07日(Sat)]
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 植物園に多種類植えている桜で、毎年一番早く咲くサクランボ(暖地桜桃)の花が咲き始めました。3月初旬の開花は初めてです。
 今日は、午後4時に孫娘の合格発表が大学のホームぺージ上で行われるとのことで、畑で農作業をしながらその時を待っていました。草むしりは落ち着かない時間を過ごすには向いているようです。夕方、志望校(名古屋大学 工学部)合格の知らせを聞いてホッとしています。昨年末には志望分野について相談を受けていましたが、新たな進路が決まりよかったです。充実した学生生活を送れるよう祈っています。

 畑に植えている八重咲きの花桃も見頃です。
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 ネコヤナギの花穂
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 畑でツクシを見つけました。
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 裏山の入り口ではフキノトウが出ていました。
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Posted by katakago at 19:13
モモの花が咲き始めました [2020年03月01日(Sun)]
 先月11日以降、公共交通機関を利用した外出は控えています。毎週通っていたカルチャーセンターの尺八教室も一か月近く休んでいます(自宅での練習は続けていますが)。
 植物園では、ウメやヤブツバキに続きモモの花(一重)も咲き始めました(例年よりも早い開花)。今朝は花の蜜を吸うメジロを見かけました。
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【歌】 春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子 (大伴家持 巻十九・4139)
【口語訳】 春の園は まるで一面紅色に照り輝いている その桃の花の樹の下まで照り映える道に つと出で立っているおとめよ (口語訳は『萬葉集全注』より)
 この歌の解説は以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/286

 モモの花の蜜を吸うメジロ
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 ミツマタにやってきたメジロ
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Posted by katakago at 12:49
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