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2023年02月19日

リンゴチップス・ラボ、開催!

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(リンゴチップス・ラボ参加者のみなさん)
長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は18日と19日の両日、食農体験活動充実につなげようと、リンゴ・野菜乾燥機組合のご協力のもと、リンゴ・野菜乾燥機を使った取り組みを検討するための実験(ラボ)を開催しました。運営スタッフにシニア大学生も加え、両日、延べ大人9人・子ども5人の合計14人でリンゴチップス等作りに挑戦しました。

▼18日
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(リンゴを洗い、芯を取り、さまざまな厚さ・形状に切り分けました)
この日の午前中、先ずは芋井社会会館で保存してあったリンゴ18キロを切り分けました。仕上がりの違いを知るためにいろいろ試してみようと、スライスの厚さを1センチ、5ミリ、2ミリに加え、リンゴカッターで12等分に切り分けました。

いもい農場運営スタッフとシニア大学生の連携で、効率良い作業の課題を洗い出しつつ作業を行いました。

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(専用かごにクッキングシートを敷き、リンゴを並べました)
昼食後、乾燥機が設置されている農村環境改善センターへ場所を移し、乾燥機へセットを行いました。「実験」ということで、サツマイモとカボチャも乾燥機へセットしました。

▼19日
18日に乾燥時間を24時間でセットしたので、19日の乾燥終了時間に再度集まり、仕上がりを確認するとともに、大試食大会。同時に、活動で取り組むタイミングや方法等、具体的なイメージを共有する話し合いを実施しました。
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(話し合い中に乾燥終了となり、喜びの拍手が沸きました)

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(仕上がりの香りを嗅ぐ参加者ら)

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(試食をして、感想を紙に書いて共有)

芋井地区のファン作りと食農体験活動の充実につなげるために、活動中に出る「間引きダイコン、ダイコンの葉の乾燥」「大量に収穫できるミニトマトの乾燥」「リンゴチップス作り」「活動紹介のツールでリンゴチップスの活用」「高大生がバスでいもい農場に集うための活動資金作り」等で活用をしていこうと話し合いました。今回の実験の課題と成果を、2023年度の活動で活かしていきます。

▼実験結果
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(好みは別れましたが、5ミリ・1センチに切ったリンゴが「おいしい」という結果になりました)
5ミリ「はじめはパリ、続いて味わいがくる」「形がきれい」「味が濃い」
1センチ「乾燥具合が良い」「リンゴの味が残っている」「味がしっかりしていてパリパリしている」

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(2ミリに切ったリンゴ)
2ミリ:「酸味の効いた、ポテトチップスのよう」「パリパリ」

伝田乾燥機組合長のご厚意で、フライドポテトのように角切りにしたリンゴも提供いただきました。こちらは、「食べやすい!」「若い人に、ポテトに変えて食べてほしい」「高大生や現代っ子に受け入れられそう」といった感想がありました。実験にご協力いただき、ありがとうございました。
posted by 西沢 at 20:04| Comment(0) | 活動こぼれ話

2023年02月16日

2022年度活動報告書&2023年度チラシ、完成!

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長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は16日、2022年度活動報告書と2023年度チラシを完成させました。

▼2022年度活動報告書
活動の様子を可視化し、内外に伝える目的で作成しました。表紙を飾る9枚の写真は、この9枚でいもい農場の活動の全てを語ることのできる、選りすぐりを集めました。

ご希望の方には郵送でお送りしますので、お気軽に、メールまたは、電話でお知らせください。

imoi.hirose@gmail.com
090-9358-3286(西沢)

▼2023年度のチラシ
毎年、チラシ作成で活動への応援をいただいている「株式会社アクテック」様に依頼を行いました。「天空の里 いもい農場は青いチラシ」のイメージはそのままに、「天空のフィールド」を伝えられるよう、作成しました。今後、準備でき次第、チラシ配布、新聞紙面等で参加者を募ってまいります。
posted by 西沢 at 17:53| Comment(0) | 活動こぼれ話

2023年02月05日

第9回通常総会を開催しました

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長野市芋井地区で、食農体験活動の場を設ける天空の里 いもい農場は4日、第9回通常総会を開催しました。冒頭、五味代表から、活動を支えていただいたスタッフに労いを伝えるとともに、来年度へメッセージがあり、その後、議題に沿って論議を行い、すべての案が可決、承認されました。

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(運営事務局の事務所からオンラインで総会を行いました)

【2022年度第9回通常総会概要】
●日時 2月4日(土)10:00〜12:25
●会場 Zoom
●参加構成員 
・ 正会員(議決権あり)14名中14名参加(内7名は委任参加) 
・ 陪席(議決権なし)3名参加(運営スタッフ候補1名・北信州応援団1名・シニア大学生1名)
●議事
1.代表挨拶
2.備忘録・議事録・各種活動報告の確認
3.2022年度のまとめと2023年度の進め方(案)
(1)「2022年の記録(映像)」「活動通信(冊子)」
(2)食農体験活動
(3)文字絵リンゴ作り
(4)高大生・シニア大学生受け入れについて
4.会計(案)
(1)2022年度 収支計算書・経費執行状況
(2)2022年度 会計監査報告
(3)2023年度 予算
5.2023年度 さまざまな活動計画(案)
(1)芋井地区住民自治協議会の後援について
(2)活動計画&地元招聘計画
(3)畑レイアウト
(4)広報予定記事と広報計画、食農体験チラシ
(5)「天空の里 いもい農場」のご案内【参加要項】
(6)楽しく安全に参加するために
(7)諸団体との関わりについて
(8)回覧板・壁新聞について
(9)援農ボランティア・地域の環境美化活動の進め方
(10)2023年度長野県青少年サポーター登録について
(11)10周年記念企画の進め方
(12)果物乾燥機を活用した取り組みについて
(13)運営スタッフ研修について
(14)「長野県みらい基金クラウドファンディング」取り組みの進め方
(15)「ろうきん安心社会づくり助成金」を活用した取り組みの進め方
6.2023年度体制(案)
(1)2023年度運営方法の変更と運営スタッフ体制・役割について
7.その他
(1)BLOG・Facebook・Instagram・Mail等の決まりごと
(2)和田さんからのメッセージ

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(総会終了後、参加者全員で記念写真)

▼2023年度の進め方
● 基本的な考え方
10周年の節目の活動となる2023年。ボランティア団体としてできる事で、地域とのつながりを深め、頼りにされる存在を目指します。新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の対応を行い、安全な場の運営を行います。

@楽しい食農活動を実施します。
・参加が楽しくなる視点をもって、教室型の運営の充実を図ります。
・運営スタッフのできることを活かして、多世代交流の機能の充実を図ります。
・参加することで「参加者それぞれの暮らしが豊かになるような気付きの場」となることを目指します。
・参加者それぞれ「参加して良かった」「楽しかった」と思ってもらえるような場を作ります。
・地域がにぎやかになることを目指して、地域まるごとキャンパスへ登録し、高大生を巻き込んだ楽しい活動の組み立てを行います。
・諸団体との連携で、企画が充実することを目指します。
・10周年記念イベントの検討・準備・具体化を進めます。

A活動を社会貢献につなげます。
・対応可能な範囲となりますが、私たちの活動は、地域の応援や理解があってからこそ成り立つものと捉え、援農ボランティアを充実させます。
・芋井地区住民自治協議会、長野市芋井支所のつながりを軸に、諸団体とコミュニケーションを深め、活動の広がりと充実につなげます。
・栽培した野菜の一部は、社会貢献の位置づけで諸団体に提供します。
・様々な媒体、さまざまな場で、活動の情報発信を強めます。

▼総会ダイジェスト
・畑のレイアウトで、夏カレーゾーン(地産地消カレー)、すいとんゾーン(地産地消すいとん)を設け、より食育につながる野菜作りを行なうことにしました。

・芋井地区への活動通信を活用した活動の可視化について、ろうきん安心社会づくり助成金を活用して、これまで回覧板を配布している地区は、全戸配付とし、その他の地区は回覧板配布を行うこととしました。

・10年を迎えられたことへの感謝を、活動を支えていただいている「地域・参加者・運営スタッフ・諸団体」と共有するともに、15年目、20年目へと、未来へ活動がつながることが感じられるよう、10周年記念企画に取り組みます。

・芋井社会会館に設置される果物乾燥機を活用して、食農体験活動を充実させていくこととしました。

▼「ろうきん安心社会づくり助成金」贈呈式を行いました。
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「ろうきん安心社会づくり助成金」は設立当初から、助成金のお渡しに際して贈呈式を行ってきましたが、2020年度からは新型コロナウイルス感染症のまん延状況を踏まえ、郵送による目録贈呈に代えて行ってきました。今回、総会の場で、目録を頂戴しました。

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(五味代表と山崎副代表が受け取りました(写真の真ん中・上))

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私たちは、この助成金を、より多くの参加者と環境美化活動に取り組むための「環境美化活動備品」、屋内でも安心して交流ができるようにするための「コロナ対策備品」、芋井地区一部の地域だけの回覧板情報提供を芋井地区全域へ拡大する「活動の可視化」に活用して、限界集落がにぎやかになるよう、場を作ってまいります。

▼運営スタッフ体制変更について
五味代表の退任と顧問への着任、運営スタッフの鈴木さん・八代さん・沼波さん・宝谷さんの退任、浦中さんの新代表への着任、北堀さんの運営スタッフへの着任を確認しました。2023年度は、新体制・11人の運営スタッフで活動を組み立ててまいります。

【新代表挨拶】
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長年にわたり「天空の里いもい農場」の活動を支え、代表を務めてこられた五味さんからバトンを受け取り、2023年度より代表を務めさせていただきます浦中 綾子です。

五味さんの存在がとても大きく、引き継ぐのは不安な気持ちが大きいですが、私自身が今までと変わらず心から楽しむ!ことを実行し、笑顔あふれる活動にしていかれたらと思っております。
 “天空の里” という素晴らしいフィールドを舞台に、各々の楽しみが見つかる活動づくりにご協力をよろしくお願いいたします。
posted by 西沢 at 17:09| Comment(0) | 運営会議や懇談etc…

2023年02月03日

【残り25日!】小さな子どもたちに、いっちょ前な農業体験をさせたい!

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長野市芋井広瀬地区の限界集落で食農体験の場を作るボランティア団体「天空の里 いもい農場」は、食農体験で大切にしたい「見て・聞いて・体験する」活動を発展させるために、長野県みらい基金のプラットホームを活用したクラウドファンディングに取り組んでいます。

これまで、78,000円のご寄付をお寄せいただきました。ご寄付いただいたみなさま、ありがとうございます。
残り25日、引き続き、取り組みの趣旨をご高覧いただき、みなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

https://www.mirai-kikin.or.jp/donation-program/3479/
(↑長野県みらい基金のホームページ)
【目標金額:45万円】
【挑戦期間:12/13〜2/28】

このクラウドファンディングは、信州の豊かな自然環境の中で遊び、学びながら、生きぬく力を育む「やまほいく」・「山村留学」や、子どもたち一人ひとりの個性・状況に応じた「フリースクール」など、子どもたちの個性を大切にし、さらにそれを伸ばす取り組みに対して寄付を募る、長野県みらい基金と長野県共同の取り組みです。

私たちは、この仕組みを活用し、
「長野市芋井の限界集落で多世代交流の学びと賑わいのムーブメントを作る!」
をキャッチコピーに寄付を呼びかけ、天空の里 いもい農場の環境整備を行います。

具体的な取り組みは、
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1.子どもの農業体験の充実:子ども用のクワ・シャベルを新規導入し、子どもたちの農業体験を充実させます。
2.活動を内外に伝える取り組み:ホームページを作成し、多くの人に活動を伝えるツールとしてさまざまな場面で活用します。
3.アクセス向上:池平バス停(自家用車で集まる方向け)・広瀬バス停(バスで集まる高大生向け)・芋井社会会館の3カ所に案内看板を設置し、いもい農場に迷わずたどり着けるようにします。

の実現を目指しています。

これらの実現は、ボランティアで運営する私たちの力だけでは、到底、具体化は難しく、広くお力添えを頂戴いただかないと取り組むことができません。

何卒、皆さまのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

▼寄付いただいた方へ、返礼を用意いたしました。 ※寄付者情報を公表された方が対象。
@ もれなく、お礼文をお届けします。
A もれなく、芋井社会会館に設置する看板に「寄付者氏名を記載」します。
B 5千円以上寄付いただいた寄付者は、2023年度の活動に無料で参加できます。
C 1万円以上寄付いただいた寄付者へ、参加者とともに栽培・収穫した「リンゴ(シナノスイート)」を進呈します。

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(長野市芋井支所の掲示板)
活動通信を掲示いただいている長野市芋井支所の掲示板に、この取り組みのポスターを掲示いただきました。周知活動、さらに進めてまいります。
posted by 西沢 at 22:00| Comment(0) | クラウドファンディング