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2022年07月30日

2022年度 第7回活動報告(後編)と活動を支える裏方しごと

▼7月24日(日)の概要
・参加人数:大人15人・子ども7人(合計22人)
・内容:畑の草取り、蝶々探しのフィールドワーク

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(天空田んぼの横の遊休地をフィールドに蝶々探し)
食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は24日、雨で延期とした活動の畑の草取りと蝶々探しのフィールドワークを実施しました。朝7:30に集合し、涼しい時間での草取りとしましたが、日差しの強さに、「通常の9:00スタートの活動では、熱中症の危険があることを体験」する機会になりました。蝶々探しのフィールドワークは、日頃、活動を支えていただいている山楽会さんから、蝶の先生の天尾さんをお招きし、日本・長野県・長野市・芋井地区の蝶の種類や分布、蝶の捕まえ方、標本の作り方などを教えてもらい、フィールドワークで多くの種類の蝶を捕まえ、模様の違いや名前について学びました。

▼先ずは畑の草取り
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(ジャガイモの箇所を草取りする参加者ら)
雨が多く、草の勢いは絶好調。ジャガイモ収穫前の草取りを、根の張る草に悪戦苦闘しながら実施しました。

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(草をかき集める子ども)
ジャガイモ収穫後はハクサイやダイコンにバトンを渡します。牛糞堆肥を施肥して耕運をするため、草は畝間に放置できず、畑の脇の草置き場へ運び出しました。

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(畝間の草を刈り進む)
野菜と同じ背丈に育った草を取り除き、スッキリさせてきました。成果がすぐ見える仕事で、集中して取り組みました。

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(ズッキーニを手に、ポーズ)
草取りを頑張ったご褒美に、ズッキーニを子どもたちで収穫しました。


▼蝶々探しのフィールドワーク
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(国蝶 オオムラサキを説明する天尾先生)
昨年に引き続き、2回目となった、山楽会さんの協力企画、蝶々探しのフィールドワークを実施しました。フィールドワークに入る前に、全国に生息している蝶の種類や長野県の種類、蝶の一生、蝶絶滅につながる要因は捕獲ではなく、人間の手による開発であることなど、お話をいただきました。「昨年は8種類見つけました。今年は何種類見つけられるか、みんなで蝶々探しに行きましょう」の先生のかけ声で、田んぼ横のフィールドへ出発しました。

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(田んぼの横の斜面で蝶を捕まえる参加者ら)

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(参加者のズボンに止まったミスジチョウ)
フィールドワークで、大人も子どもも真剣に蝶々を探し、捕まえ、次々に虫かごへ入れていきました。今年は、9種類の蝶を見つけることができました。

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(標本づくりを説明する天尾先生)
フィールドから社会会館に戻り、天尾先生からまとめのお話の中で、標本にする目的と作り方について教えていただきました。最後に、愛称の無い蝶々探しの企画に、天尾先生から「探ちょう会」と命名くださいました。来年も、蝶を通じた環境を考える機会を作っていきます。

▼別れの広瀬バス停
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(地域まるごとキャンパスの学生で、いもい農場修了第1号のみなさん)
地域まるごとキャンパスは、3回以上参加することが必須の高大生の学びの場です。いもい農場の活動に、4回参加いただき、今回、最後となった3人、広瀬バス停からバスに乗ってお別れとなりました。引き続き、高大生の参加がありますが、高大生の発想とアイデアで、居場所作りを進めてまいります。

後日、今回修了となったSさんからメッセージが届きました。
「一緒に活動した時間はとても短かったですが、ほんとにありがとうございました!いもい農場の雰囲気が好きで、毎回の活動が楽しみになっていました。子どもたちとも仲良くなれたし、保護者の方とも話せて、やっと馴染めてきたかなと思うことろで活動が終わってしまったこと、とても残念です。ですがまた機会があったら参加したいです!そのときはまたよろしくお願いしますm(_ _)m」
⇒いつでも、お待ちしています!

▼活動を支える裏方しごと「朝活実施!」
7月16日(土)に、賛助会員の池田ご夫妻と事務局の西沢で、田畑の草刈りなどを行いました。お忙しい中、ご協力いただき、ありがとうございました。

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(田んぼに水を引き込む頭首工に引っかかったゴミを除去)
夕立が激しく降ると、川の水が増水し、川から水を引き込む施設の頭首工にゴミが引っ掛かり、流量が減少してしまいます。川に入り、転ばないよう気を付けながらゴミを除去しました。

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(リンゴの下草刈りと畑の周辺の草を刈る池田さん)

▼活動を支える裏方しごと「電気柵設置・ジャガイモ事前収穫実施!」
7月30日(土)6:00から、運営スタッフ・参加者含む大人6人・子ども4人で、田んぼへイノシシの侵入を防ぐ電気柵の設置と、ジャガイモの事前収穫を実施しました。この間、ジャガイモ収穫&料理を同日に実施していましたが、8/6の活動日、ソラニンやチャコニンによる食中毒を防ぐため、今年から事前収穫して、安全を期すこととしました。

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(田んぼののり面に電気柵を設置する北堀さんと滝澤さん)

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(電気柵の設置修了)

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(2畝分のジャガイモを収穫)


▼次回は、8/6(土)地域一斉清掃&ジャガイモ収穫です。お楽しみに!
posted by 西沢 at 20:22| Comment(0) | 【活動報告】食農体験

2022年07月28日

2022年度 第7回活動報告(前編)

▼7月23日(土)の概要
・参加人数:大人23人・子ども13人(合計36人)
・内容:水のお話(広瀬川・田んぼ)、朝食づくり、七夕飾り、田んぼの草取り

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(雨の中、田んぼ・市街地を見下ろす参加者ら)
食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は23日、朝5:00に参加者が集合し、朝飯前の農作業を体験する、「朝5:00集合「農家の朝」体験」を実施しました。市街地は晴れていましたが、芋井広瀬地区は本格的な雨により、参加者交えての農作業は中止とし、お米作りに欠かせない水と棚田での米作りの話、朝食づくりと朝食交流、七夕飾りを行いました。

▼田んぼに水を引き込む「頭首工」から
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(頭首工(川の中)の前に立ち、話をする事務局の西沢)
例年、和田さんにお願いしていたお話を、今年は西沢が代役で行いました。頭首工に詰まるゴミを取り除く実演をはじめ、水を引き込む設備を作った先代の苦労、平地と棚田でのお米作りの違いなどを伝えました。

▼朝食づくりIn子どもの教室
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(子どもたちが主役の、味噌汁づくり)
今回の子どもたちだけで取り組む子どもの教室は、朝食づくりのお手伝い。テーブルにまな板と包丁を準備し、玉ねぎを切る作業をしました。

▼朝食づくりIn調理室
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(とれたて野菜を具材にした味噌汁作りを行う運営スタッフ)
畑で試し掘りしたジャガイモ、ズッキーニ、ナスに、JAながの芹田支所様から頂戴した玉ねぎを使った味噌汁を作りました。

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(お味噌汁とおにぎり)
謙竹会様から寄付をいただいた炊飯器でお米を3升炊いて、おにぎりを作りました。これまでは5台近くの炊飯器を使って炊き上げていたため、「炊飯=ブレーカーが落ちる=お米が炊けない」という構図がありましたが、2台で炊けるようになり、安心して炊けるようになりました。

▼七夕飾り
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(七夕飾りを作る参加者ら)
朝が早すぎたのか、持ち物にしていた七夕飾り、持参いただいた方がとても少なかったので、飾りをイチから作りました。短冊に願い事を記入し、温かい七夕飾りができました。

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(完成した七夕飾りを前に記念写真)
短冊に書かれた願い事は、家族の健康を思うことや、平和、●●が欲しい〜、など、たくさん記入されていました。願いが叶うよう、後日お焚き上げを行う予定です。

▼雨⇒晴れ
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(運営スタッフを中心に、田んぼの草取りを実施)
朝食交流を行い、8:00ごろ解散としましたが、運営スタッフで次の企画をどうしようか検討していると雨が上がりました。草取りと蝶々探しのフィールドワークを翌日順延としましたが、雨上がりでもできる田んぼの草取りを、残った運営スタッフを中心に実施しました。

▼後編を、お楽しみに!
posted by 西沢 at 21:37| Comment(0) | 【活動報告】食農体験

2022年07月23日

地域まるごとキャンパス特別企画を実施しました

▼7月17日(日)特別企画の概要
・参加人数:長野県立大学2年生2人、清泉女学院短期大学1年生2人、長野県立篠ノ井高校3年生3人、いもい農場運営スタッフ4人、和田さん、市民協働サポートセンター3人(合計15人)
・内容:野菜収穫、ハクサイ種まき、地域まるごとキャンパス中間報告、若者へつなぐ平和のお話「ウクライナと平和」、バーベキュー

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(畑で収穫したての野菜を中心にBBQを実施)
食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は17日、地域まるごとキャンパス特別企画を実施し、高大生が主役の活動で、学び・楽しみました。

地域まるごとキャンパス登録者は、活動に3回参加しないと修了できないルールがあります。今回、単位不足の方がいることから、特別企画を設けました。この企画を秋野菜栽培のキックオフに位置づけ、ハクサイ栽培の最初の作業を、高大生のみなさんにやってもらい、せっかくなので、地域まるごとキャンパスの受け入れの中間報告、地主の和田さんから「若者につなぐ平和」と題した和田さんご自身のウクライナ訪問絡めた平和のお話、収穫した野菜をすぐ炭火で焼き上げ、バーベキューをして交流をしました。
※玉ねぎは、ながの農協芹田支所様より寄贈いただきました。

▼活動の様子と参加者の感想
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(広瀬バス停から歩いて芋井社会会館に到着する参加者ら)

感想:バスに乗った際、殆どがいもい農場の参加者の方だったので驚きました。バスを降り集落を歩いた際、地域の方が笑顔で挨拶をしてくれてとても嬉しかったです。また、自然溢れる風景が絵本のようでとても綺麗だなと思いました。(ykさん)

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(ズッキーニを収穫)

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(BBQ用にズッキーニをカット)

感想:採れたての、肉厚でみずみずしいズッキーニやナスを食べたり、炭火で焼いた玉ねぎは香り高くて甘いなぁ。肉も然りすごく美味しいな、と感じたり、非日常を満喫できたことが嬉しかった。(柴田さん)

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(育苗ポットに培養土を詰める参加者ら)

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(ハクサイのタネをまく参加者)

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(事務局の西沢から地域まるごとキャンパスの中間報告)

感想:いもい農場さんのことを詳しく知ることが出来たし、貴重なお話を聞くこともできた。(なかじぇさん)

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(和田さんのお話を聞き入る参加者)

感想:和田さんからウクライナの平野に広がるヒマワリや栄養豊富な黒い土など、農家さんの目線のお話をしていただき、遠いどこかの国ではなく、より身近に感じることができました。一人ひとりが自分なりに考え関心を寄せることが大切なのだと思った。(柴田さん)

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(事務局の西沢謹製の梅シロップなどで乾杯)

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(野菜をひたすら焼き続ける参加者)

感想:BBQはとても久しぶりだったし収穫したての野菜をすぐに食べられたのもとても貴重な体験でした。他の大学生の方と会って話せて良かったです。どの方も明るく話しかけてくれて、いもい農場はとてもあたたかいところだな、と改めて感じました。(Sさん)

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(たまに焼き上げるお肉は大人気)

参加者らは、片付け後、15:12広瀬バス停からバスに乗車し、帰途につきました。

感想:広瀬集落は坂道が多く、バス停まで距離もあるので、お年寄りの方が歩いていくのにも大変そうだと感じた。(広瀬バス停までの上り坂を歩いたTYさんの感想)

▼引き続き、高大生の活躍、お楽しみに!
posted by 西沢 at 15:44| Comment(0) | 【活動報告】食農体験

長野市民新聞に掲載いただきました

7月9日(土)に開催したぬか漬け学習会の様子を取材いただき、紙面に掲載いただきました。
ぜひ、ご覧ください。

▽7月23日(土)長野市民新聞
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(クリックすると大きく見ることができます)

2022年07月20日

炊飯器とお米の寄付をいただきました

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(炊飯器とお米)
長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は20日、事務局の西沢が理事を務めるながのボランティア・市民活動支援ネットワーク(以下、支援ネット)で毎月開催している情報市場に参加し、謙竹会の山本謙竹様より、令和元年台風19号災害支援で使用した炊飯器(2升焚き)と、お米10キロの寄付をいただきました。

▼さまざまな市民活動の情報が集まる「情報市場」
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(情報市場の様子)
支援ネットで開催している情報市場は、毎月第3水曜日16:00〜17:00と決まっており、その時間になると個人・団体が紹介したいこと、意見を聞きたいこと等、新鮮な情報を持ち寄り、交流する場です。221回目を数える今回の情報市場に、いもい農場の活動紹介と、諸団体との連携を模索する機会として参加をしました。今回、参加された謙竹会の山本様より、寄付の申し出があり、その場でコーディネートが成立。受領の運びとなりました。

すでに保有している炊飯器(2升焚き1台、5合炊き3台)を一気に炊飯すると、ブレーカーの関係で難しいため、今後の炊飯作業がスムーズにいくことが期待できます。お米と合わせて、7/23の朝食のおにぎりと、8/6の新ジャガイモカレーの活動で活用してまいります。

この場を借りて、謙竹会様へお礼を申し上げます。ありがとうございました。
posted by 西沢 at 18:19| Comment(0) | 活動こぼれ話

2022年07月16日

「2022年度第6回活動レビュー」参加いただいたみなさんとともに!

長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は、9日に開催した活動で参加者から感想をお寄せいただきました。参加者の声を主役に、どのような活動が開催したのかを紹介するコーナーとして、「参加いただいたみなさんとともに!」をお届けします。
普段は、カテゴライズしてお届けしていますが、今回は、お一人おひとりの生の感想です。

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(学習資料を分かりやすいお話で解説いただきました)

(Aさん)
ぬか漬けは、何回か挑戦してみようかと思ったことはありましたが、どうしても手間がかかるイメージが強く、続けられないような気がして挑戦したことがありませんでした。が、やはり専門家の方に教えていただくと、想像と違って、手軽にできることや新しい発見もたくさんあり、気軽に続けられそうです。
ズッキーニの漬物は食べたことなく、(今回試食をさせてもらって)息子も私もビックリ、感動しました。(いもい農場で収穫した)とれたてのズッキーニを早速漬けました。
息子はスーパーに行き、ぬか漬けにできそうな野菜を探し「細い方が早く漬かるかなぁ?」などと言いながら自分で選んで漬けています。子どもと一緒にぬか漬けライフを楽しみたいと思います。

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(ぬかの感触を手のひらで体感。「気持ちよい〜」)

(Bさん)
一度経験してあきらめたぬか漬けを、今回、再度挑戦できて嬉しかったです。このぬか床は、何とか長持ちさせて、いろんな野菜で楽しみたいと思います。

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(運営スタッフたちもほとんど未経験だったので、前半の学習会に参加してもらいました)

(Cさん)
ぬか床のハードルがぐんと低くなりました。
ぬか床に興味があるけど、踏み込めないでいるお友だちの背中をポンと押してみたいと思います。
子どもたちも自分たちのぬか床をとてもかわいがっています。
東海漬物さん、とても勉強になりました。ありがとうございました!

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(東海漬物様に準備いただいたぬか漬けの試食を味わう参加者)

(Dさん)
ぬか漬けは普段ほとんど食べないため、ぬか漬け講習会は未知の世界でした。
偏食傾向のある娘(小1)が「もっと食べる!」と、試食のぬか漬けを何回もおかわりしていたのに驚きました。畑の草取り後、汗をかいてお腹も空いていたタイミングで、程よい塩加減の旬の野菜がちょうど食べやすく、おいしくいただきました。
その場で漬けて持ち帰った野菜は、4日後に取り出して食べてみました。キュウリはしょっぱく、ナスはあまり味が染みておらず、これから色々試して、良い加減を見つけられたらなと思います。
新しい経験をさせていただき、ありがとうございました。

(Eさん)
漬け物大好きな子どもたちと私。ぬか漬けには手が出せなかったけど、この機会に乗じて、近所から夏野菜の差し入れも増えてきたので、楽しんでみたいと思います。

(Fさん)
初めてのぬか漬け体験でした。最初の漬物は若干塩辛く、これからが楽しみです。

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(学習会の最後に、参加者からの質疑応答と感想を共有する時間を設けました)

(Gさん)
地産地消を実感できる機会になった。ぬか漬けのコツを知ることができた。自分の暮らしに活かせる知識を得ることができた。

(Hさん)
キュウリをぬか漬けしました。少し塩分が強く感じますが、キュウリ以外のぬか漬けも楽しんでみようと思います。

(Iさん)
勉強になりました。試食でいただいたぬか漬けもとてもおいしかったです。今後のぬか漬けライフの参考にさせていただきます。貴重な機会をありがとうございました。

(Jさん)
アボカドのぬか漬けがおいしかったです。
暑さのため、草取りができませんでした。
次回は、早朝の活動。涼しい朝の活動や草取りの後の朝ごはんが楽しみです。

▼番外編
地域まるごとキャンパスの学生がダイコン収穫をしてくれました。雨が少なく、カチカチの土だったので、引き抜くには少々コツが必要でしたが、運営スタッフの谷川先生からテクニックを教わり、シャベルを上手に使って作業を行いました。そのダイコンは、参加者全員、持ち帰り野菜としておうちに持ち買ってもらいました。
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(ダイコンを引き抜いて喜ぶ学生ら)

次回もお楽しみに!
posted by 西沢 at 14:28| Comment(0) | 参加者レビュー

2022年07月10日

2022年度 第6回活動報告

▼7月9日(土)の概要
・参加人数:大人29人・子ども19人(合計48人)
・内容:オリエンテーション、草取り、ダイコン・カブ等の収穫、ぬか漬け学習会

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(ぬか漬け学習会の学習資材)
食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は9日、キュウリのキューちゃんでおなじみの東海漬物株式会社ご協力のもと、「ぬか漬けづくり学習会〜発行の世界を体感!」を開催し、暮らしに活かせる野菜の食べ方について学びました。地産地消の実感につながることも目指し、畑のとれたて野菜を活用して実施しました。

▽コロナ禍でも中止としにくい工夫が参加を広げました
東海漬物様を講師に開催するぬか漬け学習会は、2017年・2019年に続く3回目となりました。コロナ禍でも中止にしにくい工夫として、1部・2部制の少人数・時間差開催を行い、試食実施のガイドラインも明確した上で実施しました。工夫のおかげで、前回・前々回を大きく上回る人数になりました。

▽畑の作業先行チームの活動の様子
グループ分けを行い、学習会を先行して実施するチーム、畑作業を先行して実施するチームの2つに分かれました。畑の作業先行チームでは、収穫作業やリンゴの摘果を行いました。

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(カブを収穫する参加者ら)

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(リンゴの摘果を真剣な眼差し!?で行う北信州応援団のみなさん)

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(谷川先生から教わりながらダイコン収穫を行う地域まるごとキャンパスの学生)

▽ぬか漬け学習会の様子
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(東海漬物の皆さん)
東海漬物の本社・支社から5名の皆さんがお見えになり、学習会の準備から運営を支えていただきました。コロナ禍によるオンライン開催が多い中、講師との交流や雑談を含めた質疑応答、野菜を実際に漬けたり、ぬかの感触を確かめるといった、リアル開催の良さを改めて感じる機会になりました。

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(講師の今村さん(甲信越営業所所長・2級漬物製造管理師))
今村さんからは、ぬか床の味を科学的に分析した結果から、ぬか床の管理方法、失敗しないぬか床の作り方などを教えていただきました。参加者は、講義の後、実際に野菜を漬けこみ、おうちにお土産として知識とともに持ち帰りました。

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(メンズの参加も目立った会場で講義を聞く参加者ら)

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(ぬかの感触を確かめながら野菜をぬか床に漬け込む子どもたち)

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(東海漬物謹製のぬか漬けの試食)
東海漬物様より、アボカドやパプリカなどの変わり種のぬか漬けをご準備いただきました。また、漬ける期間を通常より長くしたぬか漬けも提供いただき、味の差を味覚で知ることもできました。参加者それぞれの学びの視点は、後日改めてBLOGにUPする予定です。

今回、学習会の対応をいただいた東海漬物様へ、この場を借りて御礼申し上げます。

▽ポケモン「夏休み絵日記帳」を参加者へ
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(えにっきちょうを手にする子どもたち)
ポケモン・ウィズ・ユー財団「ポケモン こども食堂応援隊!」様より提供いただいた「ポケモンえにっきちょうとシールのセット」を、参加者へ提供しました。

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(今日の感想を1ページ目記入する子どももいました)
早速、今日の感想を記入する子どももいました。いもい農場として、体験を記憶だけでなく記録されることは、とてもうれしいことです。できれば、2ページ3ページと、続くと良いなあ、と思います。

▼次回は7月23日、朝5:00集合「農家の朝」体験です。活動報告、お楽しみに!
posted by 西沢 at 13:11| Comment(0) | 【活動報告】食農体験

2022年07月07日

ポケモン「夏休み絵日記帳」を提供いただきました

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2021年にこども食堂支援を開始したポケモン・ウィズ・ユー財団「ポケモン こども食堂応援隊!」様より、子ども食堂に参加する子どもたちへのプレゼントとして、「ポケモンえにっきちょうとシールのセット」を提供いただきました。この場を借りて、御礼申し上げます。

早速、いもい農場に集う子どもたちへお渡しし、絵日記帳にいもい農場の思い出が書き込まれるような、笑顔の輪が広がる活動を進めてまいります。
posted by 西沢 at 21:02| Comment(0) | 活動こぼれ話

2022年07月03日

夜明け前からの「朝活」涼しいヨ!

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(夜明け前の畑)
長野市芋井広瀬地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は2日、第5回6/18と第6回7/9の間が3週間空くことから、運営スタッフ5人が集まり、野菜の中間管理を実施しました。合わせて、田んぼの横の背丈以上の茂みになっている遊休農地について、獣害予防で草刈りを行いました。

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(日の出と同時に作業を開始)
連日猛暑となる中、通常の時間では熱中症の危険があるため、早朝の作業としました。猛暑とは無縁の涼しい空気の中、それぞれ作業を進めました。

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(背丈以上の草を刈り進める2人)
田んぼの横の遊休農地は、草が覆い茂り、よくよく見ると獣道があちらこちらにあります。獣被害の軽減で、獣の隠れる箇所を減らすために、運営スタッフの草刈り隊が気合を入れて草刈りを行いました。が、今回の作業は斜面の草刈りとは違い、背丈が高い草、葛のように絡みつく草などに手こずり、大変でした。

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(ミニトマトの誘引や脇芽の除去を行う2人)
畑でも、畑周辺の遊休地の草刈りを行った上で、野菜の中間管理を行いました。

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(来週末の迎え入れ準備で、芋井社会会館の庭も草刈り)
それぞれ田んぼの遊休農地と畑での作業を終え、芋井社会会館に戻りました。来週末に、ぬか漬け学習会があり、家族数(グループ数)で過去最高の方々が集うので、少しでもきれいな環境で迎え入れようと、社会会館の庭の草刈も行いました。

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(朝飯前の作業を終え、桜の木陰で和田さんと一緒に一休み)
疲れたカラダを癒す自家製梅シロップを準備し、炭酸で割っていただきました。朝飯前の作業を終えた和田さんも顔を出していただき、活動の様子や、これからの活動の進め方、高大生が集う活動などについて、交流を行いました。

私たちの活動は、地域のみなさんの支えがあって、初めて実施できます。少しでもその支えに応えようと実施している環境整備の取り組み、引き続き、推進してまいります。

posted by 西沢 at 20:12| Comment(0) | 活動こぼれ話