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2021年07月31日

参加者レビュー 朝活、スッキリ空気で朝ごはん

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(朝日を浴びて、農作業)
天空の里 いもい農場では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応で、活動回毎、グループ分けや、時間をずらすといった工夫をして活動を組み立てています。その工夫をするために、フォームを活用して参加者から出欠確認に合わせて、参加者レビューも寄せていただきました。7月24日に参加した参加者の声の一部を紹介します。ぜひご覧ください。

▽朝活全般について
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●今の時期はいつもの時間(9:00〜)に草取り作業などになると、まだ子どもも小さいので参加は考えてしまいますが、「朝飯前の仕事ならば」と参加しました。(集合に)遅れてしまいましたが、いい汗かいたなぁーと思います!!

●「朝活」、案の定、遅刻してしまいました。すみません!でも遅刻ながらも朝早くからの活動、早起きした時の1日の長さを体験できて良かったです。早起きっていいですね!
5才の息子は最近早起きになってきたのですが、この前の朝活を機にますます早起きになった気がします。

●汗水流して行う農作業は、私にとっては新鮮で楽しかったです!農作業が終わったあとの充実感、達成感が気持ち良かったです!

●畑からの景色に感動しました!朝の空気の中、子どもと一緒に体を動かせ、こんな体験、なかなか自分たちでは出来ないなと。子どもは鎌で草取りしたのが楽しかったようです!

●朝早い集合でしたが、子ども、一番早く、ワクワクして起床していました。7時には、もう暑くなり始めていたので、良い時間からスタートが出来たと思います(母&子)。父は、朝ごはんを食べずに行う作業は、あまり力が入らなかったようです(^_^;)

●「朝5時集合という事は、何時に起きる必要があるだろう…」と逆算すると、3時台に起きないといけない事に気がつきました(汗)。今回は連休中の土曜日だったので早起きできましたが、普段の土曜日だったら参加を断念するところでした…。スタッフのみなさんはもっと集合が早かっただろう事を考えると頭が下がります。

●朝飯前作業という事もあり、息子が畑の草取りの途中で「おなかすいた〜。動けない。」と不機嫌になる場面があり、『リタイアかな』と思いましたが、手を動かしているうちに楽しくなってきたようで、終わる頃には「もっとやりたかった!」と言っていました。

●昨年の真夏の昼間の畑作業で、私と娘は暑さでギブアップした記憶がありますが、今回の早朝作業では、暑さにやられる事なく動く事ができました。やはり夏の農作業は朝夕涼しい時間でないと危険なんだなと感じました。

●帰宅後、こどもたちはぐっすりでした。

●朝がめっぽう弱く、最初は正直憂鬱でしたが、早起きし日が昇る前の活動、参加して本当に良かったと思います!朝ごはんをしっかり食べたのは何年ぶりだろう・・・と思いました。とてもおいしかったです!次回の7日も早起き頑張りますー!

▽田んぼの草取りについて
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(田んぼの畔で和田さんからお話を聞く参加者ら)
●田んぼの草取りでは、長靴、子どもは、着替え、靴下が必須です。長靴の丈が短めで、ズボンの裾がビチョビチョになってしまいました。万が一田んぼで転んだ時にも、備えたいです。田んぼは、ずっと日陰でひんやりした中で気持ちよく進められました。珍しく子どももたくさんの草取りを頑張ってくれました。年長の子どもも、草がいっぱい取れて良かったと大満足でした。
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●田んぼ、思った以上に草が生えていて、やりがいがありました。田んぼの草取りは珍しく、小さなカエルをみながら、おしゃべりしながらの草取り楽しかったです。

▽朝ごはんについて
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●朝ごはんのおにぎりと味噌汁は格別でした。

●朝食時間のインタビュー、色々な方の意見を聞く良い機会でした。ブログのレビューも良いですが、たまには直接意見を聞く機会もあると嬉しいです。

●地産池消の朝ごはん、おいしくいただきました。ごちそう様でした。

▽蝶探しについて
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(蝶の捕まえ方をレクチャーする山楽会の天尾さん)
●蝶のフィールドワーク、とても楽しかったです。最近昆虫に興味いっぱいの息子はもちろんのこと、主人と私も夢中になって蝶を追いかけていました。普段「飛んでるなぁ」くらいにしか思っていなかった蝶も、今回、天尾先生から名前を教えてもらって知ることができ、飛んでいる蝶を見ると、あれは何々かな!とても気になって楽しいです。天尾先生ありがとうございました。

●蝶の探検、子どもが大喜びで楽しんでいました。ありがとうございました。
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(蝶を捕まえて名前を確認する参加者ら)
●蝶探しは、身の周りにはたくさんの虫がいることに気づきました。周りをよく見ていないと気づかないことなので、視野を広げるということを学ばせていただきました。ありがとうございました!
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(蝶の標本作りを説明する天尾さん)

●蝶探し、子どもがとてもイキイキしていました。「蝶を捕まえて観察する」という共通の目的があるため、普段あまり話した事ない方とも自然な会話が生まれていました。楽しい時間をありがとうございました!

●お友だちとリンゴの袋掛けがてきて楽しかったです。また、蝶をいっぱい捕まえて嬉しかったのと、鼻に花をつけて鶏になれて楽しかったです。

●朝から農作業など、気持ちいい活動でした。蝶探しは大人も夢中になり、楽しめました。よい経験を、いつもありがとうごさいます!
posted by 西沢 at 17:50| Comment(0) | 参加者レビュー

2021年07月29日

【開催案内】戦後76年、戦争を知らない世代が大半となった今だから〜過去を学び平和を考える会

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食農体験の場を作る「天空の里 いもい農場」は、平和な社会であるからこそ、豊かな体験活動を実施することができると考えています。戦争の実相を知り、平和が続くことを願い、地域のみなさんとともに、平和を考える会を開催します。ご来場をお待ちしています。

▽内容 
3年目の開催となる今回は、76年前に学童疎開を受け入れた松参寺の本堂を会場に、広島平和記念館からお借りしたDVD「夏服の少女たち」(小学校高学年向け)を視聴し、その後、コミュニティーの拠点のお寺のお話や、76年前の学童疎開の様子などのお話をゲストスピーカーから聞きます。また、コープながのからお借りした「原爆と人間」パネル(日本被団協作成)展示を行います。

<ゲストスピーカー>
山口 久元さん(寛松寺・松参寺住職)
和田 蔵次さん(天空の里 いもい農場地主)

<DVD「夏服の少女たち」>アニメ・30分
原爆死した少女たちの物語と、原爆でボロボロに燃えた少女たちの夏服を今なお形見として守り続けている年老いた親たちの忘れることのできない原爆の悲劇を描いた作品。

▽概要
◆日時:8月28日(土)10:00〜11:30
◆会場:松参寺(長野市広瀬2546)
◆募集人数:20人
◆参加費:無料
※講師謝金として、一人500円のカンパをお願いします。

【申込方法】 「電話」または「メール」
「参加者の代表名」「参加人数(大人・子ども)」「連絡先携帯番号」をお伝えください。希望者には、後日、会場地図を郵送します。
(お預かりした個人情報は、企画運営の目的のみで使用します)
新型コロナウイルス感染症の状況によっては、中止とする場合がございます。申し込みの上、ご参加ください。尚、会場では、アルコール消毒・検温を行い、検温の結果37.5℃以上(平熱よりも高い)の場合は参加をご遠慮いただきます。

【申し込み・問い合わせ】
天空の里 いもい農場 運営事務局
電 話:090-1867-6595(スキガラ)
メール:imoi.hirose@gmail.com
posted by 西沢 at 09:46| Comment(0) | 平和学習会

2021年07月24日

活動報告 朝活、スッキリ空気で朝ごはん

▼7月24日(土)の概要
・参加人数:大人25人・子ども16人(合計41人)
・活動テーマ:「朝活、スッキリ空気で朝ごはん」
・内容:オリエンテーション、水と田んぼのお話、朝5:00からの農業体験(田んぼの草取り、仕上げ摘果、文字絵リンゴ用の袋掛け、草取り)、朝食交流、山楽会プレゼンツ「蝶々探しフィールドワーク」

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(活動中の日の出)
長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は24日、朝5:00に集合して、お米を作るのに必要不可欠な水について学ぶととともに、朝飯前仕事体験・朝食交流・蝶々探しのフィールドワークを行いました。

▽お米を育てる「水」の由来について知る機会
いもい農場では、SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」を掲げています。この目標には、すべての人が安全に水を飲めるようにすること、トイレを利用できるようにすることに加えて、水不足や水質向上など水に関するあらゆる問題を解決する内容となっています。お米作りに欠かせない「水」をキーワードに、水源についてや、棚田開発の歴史、中山間地域の現状を知るきっかけとするため、天空田んぼの地主で、毎日田んぼの面倒を見ていただいている和田さんから、お話を聞く機会を設けました。

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(天空田んぼに水を引き入れる頭首工(パイプの先))

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(マイクを手にして、水の由来についてお話をされる和田さん※中央)
「頭首工といっても、簡素なもので、4メートルのパイプを100メートルほどつないで、川から田んぼに水を引き込んでいる。(川が)大水となると頭首工やパイプの途中でゴミが詰まってしまい、(水が)引き込みできなくなる」と和田さん。棚田へ水を引き込む苦労話をいただきました。

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(田んぼの開発の歴史、お米の栽培過程を説明する和田さん)
田んぼの畔に場所を移し、穂が出始めた稲を前に、田んぼを切り開いた先人の苦労と、お米の栽培過程についてお話をいただきました。

▽朝飯前の農業体験
この企画は、夜明け前に起きて、家を出発。朝5:00に集合して現地で日の出を迎える、というなかなか他には無いワイルドな農業体験です。事前参加集約で、半分の方は「5:00集合に自信がない」と回答がありましたが、欠席はゼロで、全員朝飯前の農業体験をすることができました。
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(田んぼの草取り)
前回に引き続き、田んぼの草取り。7:00までの時間は日陰で、水の冷たさもあり、快適に作業を行うことができました。

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(仕上げ摘果と文字絵リンゴ用の袋掛け)
リンゴの仕上げ摘果を行いました。その後、文字絵リンゴを作成する準備として、シールを張り付けるリンゴへ遮光袋をかぶせていきました。

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(畑の草取り)
今日のメインは、草取り。ジャガイモとサツマイモの畝間を、一気に草取りをしていきました。

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(草取り、きれいにできたっ!でしょう!)
全員で協力して、目に見える成果を上げることができました。参加者それぞれ、中間管理の大変さと、朝飯前の作業の必要性を体感する機会になった様子でした。

▽朝食交流
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(地産地消スペシャル朝食セット)
朝飯前の活動だったので、おにぎりとお味噌汁をいもい農場で準備。とれたてキュウリも和田さんから差し入れがあり、みそ和えにして提供しました。お味噌汁の具は、ズッキーニ・ジャガイモ・ネギは、朝のとれたて。地産地消スペシャル朝食セット、いただきました。黙食後にマスク着用で交流会を開催。参加者全員で早起き選手権を実施。一番早起きは「2:50」。楽しみだったようで、早くに目が覚めてしまったとのことでした。この早起きさんの家族には、今日収穫した野菜セットをプレゼント。全員で、交流を楽しみ、人となりを知る機会にもなりました。

▽蝶々探しのフィールドワーク
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(活動拠点周辺の蝶々探しをしました)
朝食後に活動を終了すると、せっかく集まったのにもったいない、との思いから、山楽会さんプレゼンツのオプション企画「蝶々探しのフィールドワーク」を実施しました。講師に、山楽会の天尾さん。小学校4年生から蝶の魅力に惹かれ、蝶の名前を勉強したり、自ら標本を作ったりされてきたとのことです。芋井社会会館・田んぼ・畑に通じる道中で、蝶を捕まえ、その都度、天尾さんから名前や特徴などを教えてもらいました。20種類ほどいもい農場周辺には生息しているとのことですが、フィールドワークの中では、10種類ほど見つけることができました。蝶に目を向ける機会となりました。

▼次回は8月7日
次回は、ジャガイモの収穫後、大鍋でカレーを作って味わいます。究極の地産地消!活動報告、お楽しみに!
posted by 西沢 at 16:36| Comment(0) | 【活動報告】食農体験

2021年07月19日

いもい農場ブラッシュアップの機会の紹介

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(耕作放棄地の草刈前の様子)
長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場では、この間、様々な取り組みで、活動のブラシュアップを図っています。その内容をご覧ください。

▽TOYOSAKAベースで活動紹介
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(TOYOSAKAベースでいもい農場のプレゼン)
長野市松代地区にある、皆神の里 すのちゃん家「TOYOSAKAベース」。大人の居場所として、採れたて野菜を使ったDashiカレーを作って味わったり、映画、全天候型の焚火など、大人が集って楽しめる場づくりをしています。場づくりの参考に、と、いもい農場のプレゼンの機会をいただきました。貴重な機会、ありがとうございました。プレゼンはとてもとても緊張しましたが、みんなで作るDashiカレー、最高においしかったです。

▽耕作放棄地の草刈を実施
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(背丈を超える草むらは、快適な獣の住処)
イノシシやシカなど、農作物被害が深刻な中山間地域。この地が荒れて住処になっているから、市街地にもクマやイノシシがこんにちは、となる原因にもなります。私たちの活動の周辺の環境整備を行うことで、少しでもそういった被害が減ることの一助になればと、耕作放棄地の草刈を実施しました。耕作放棄地には、バラやナンテン、カスミソウなどが植えてあり、クズに絡まっているところを救出しました。


↑草刈の様子(約30秒)

▽刈払機取扱作業者安全衛生教育、刈払い機操作スタッフ全員、修了しました
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(安全衛生教育修了証を手にする西沢)
3月に3人が受講し、7月に1人の受講で、いもい農場の刈払い機取り扱い者全員、修了証を得ることができました。私たちは、営利活動でないため、この講習は必須ではありませんが、安全な場づくりのために、いもい農場として安全衛生教育の修了を進めてきました。今後は、今回の安全衛生教育を活かして、事故のない活動となるよう、努めて行きます。
posted by 西沢 at 19:50| Comment(0) | 活動こぼれ話

2021年07月17日

参加者レビュー おやき名人、大募集!

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(収穫した夏ダイコン)
天空の里 いもい農場では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応で、活動回毎、グループ分けや、時間をずらすといった工夫をして活動を組み立てています。その工夫をするために、フォームを活用して参加者から出欠確認に合わせて、参加者レビューも寄せていただきました。7月10日に参加した参加者の声の一部を紹介します。ぜひご覧ください。

●スタッフの皆様、おやきやすいとんの準備ありがとうございました。家族揃っておやき作りを楽しみに参加しました。多くの皆さんの愛情入りの「おやきとすいとん」は格別でした。家庭でもチャレンジしてみたいので、生地の作り方とキャベツの具のレシピを知りたいです。
甘い梅や、ビワもおいしくいただきました。ありがとうございました。

●七夕飾り、各家庭から持参したものを飾り付けると、とても素敵な作品になりました。(事務局から)連絡をもらってから、コツコツと作りました。子どもは飾り付けを楽しみ、大人は(母)飾り作りに夢中でした。参加者が楽しめる企画に感謝です。
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(七夕飾り)

●(事務局から)連絡を頂いておきながら、マイ食器&箸をすっかりと忘れておりました。次回は忘れないようにします。

●ダイコンの収穫では、前回の収穫経験が活きたのか、子どもが自分でやり方を思い出し、ダイコンを上手く抜いていて驚きました。ここでの取り組みが身になっている様で嬉しかったです。

●いろいろと先々に用意してもらってあり、スタッフの方々ありがとうございました。(主人が参加したため)私は参加出来なかったのですが、夫と子どもから話を聞いて、とても充実した内容だったようで羨ましかったです。
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(食卓を彩る、花々)

●子どもに感想を聞いたところ、田んぼの草取りが楽しかったのと、すいとん焼きマシュマロがおいしかったそうです。
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(焼きマシュマロ)

●活動、とても楽しく、特に子どもたちはすいとんが大好きになり、当日夕食にも作ってみました!田んぼの草取りは足がとられ、大変な作業と実感。普段の生活では味わえないことをたくさん経験できて嬉しいです。
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(すいとんの生地を鍋に投入する子どもたち)

●準備は大変だったかと思いますが、やはり作って食べる企画は、子どもたちも喜び、大人も含めて楽しめたと思います。
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(昨年購入したいもい農場のかまどと、コープながの旧上田センターから譲り受けた大鍋)

●初めて皆さんで作ること、食べることの活動に参加させていただきました。賑やかでおいしくて、とても楽しい時間でした。ありがとうございました。5才の息子も楽しそうにおやきを包んでいました!
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(段取りよく作ることができたおやき)

●10日は内容盛りたくさんで、ひとつひとつの活動にもっとじっくり取り組みたい!と思うような内容でした。活動の順番が決まってる中、子どもは目移りしたり、短時間で活動を切り上げるのが難しい時があり、準備していただいた内容に沿って行動するのが大人と違って少し大変でしたが、それ以上に色んな体験ができて楽しかったです。

●子どもは「手作りのブランコや縄ばしご(?)があって、七夕飾りを飾って、社会会館が秘密基地みたいで楽しかった。」「兄の長靴が田んぼにはまったのが面白かった。」と言っていました。楽しい活動をありがとうございました(^_^)
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(木登りをする子どもたち)
posted by 西沢 at 20:58| Comment(0) | 参加者レビュー

2021年07月11日

活動報告 おやき名人、大募集!

▼7月10日(土)の概要
・参加人数:大人35人・子ども22人(合計57人)
・活動テーマ:「おやき名人、大募集!」
・内容:オリエンテーション、田んぼの草取り、ダイコン・ナス・ズッキーニの収穫、おやき・すいとん作り

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(全員で「願いよ、届け!」)
長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は10日、長野の郷土料理「おやき」や畑のとれたて野菜を活用して「すいとん」を作って味わいました。食べることだけでなく、田んぼの草取りも行い、お米作りの中間作業を行いました。コロナ対策は、3グループに分散した活動の進行と、飲食の場面では「距離を保つ・黙食」を徹底して実施しました。

▽田んぼの草取り
天空田んぼでは、水田雑草のオモダカが茂っていることから、田んぼへ入り、草取りを行いました。参加者とともに実施するのは初めての試みで、貴重な機会になった様子でした。

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(稲の生長具合を確認)
3本で田植えをした稲が、どのくらいまで分けつして増えたのか、参加者の目の前の稲で数えてもらいました。「9」「14」「10」・・・と、全員でちょっとしたワークしたのちに、いざ、草取り!

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(田んぼの草取り、頑張りました!)

▽畑では、ぬかるみのため草取りできず…
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(栽培過程の説明聞く参加者ら)
この間、毎日続く雨で畑の草取りは断念。ダイコンの収穫と、畑の野菜たちの様子を参加者とともに共有をしました。よくよく野菜たちを見ると、雑草に紛れながらも、たくましく育っている様子や、土壌の栄養によって、成長に差があることが分かりました。

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(ダイコン、とりました!)

▽地産地消すいとんづくり
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(生地を丸めて大鍋へ投入)
今回のすいとんと、ダッチオーブンで作るおやきは、山楽会さんにサポートいただき、実施しました。すいとん作りのほか、火おこしや木登り、手作りブランコ、七夕飾りなどなど、今日しかできない体験ができました。

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(地産地消すいとん)
材料のお品書き:ズッキーニ(畑)、ジャガイモ(畑)、ダイコン(畑)、ダイコンの葉(畑)、ナス(畑)、セリ(田んぼ)、お味噌・だし・小麦粉は市販品、愛情(参加者)。

▽おやきづくり
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(ダッチオーブンでおやきづくり)
おやきづくり、本来は生地作りから体験してもらいたかったのですが、コロナ禍であることと、大人数であることを受けて、生地は運営スタッフで作り、具材を詰める作業を参加者にしてもらいました。具材は、あんことキャベツ炒め。笹の葉で包み「蒸すタイプ」と、ダッチオーブンで「焼くタイプ」の2つを作りました。「食文化を継承」とまではいきませんが、郷土料理に親しむ機会になりました。

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(おやきバイキング)

▽願い、届け!七夕飾り
今回の参加人数集約を7/3に締め切ったところ、大人数ということが分かり、急遽、七夕飾りを作りました。あらかじめ、短冊に願いを記入してもらい、持ち寄ってもらった飾りとあわせて、飾り付け。にぎやかな七夕飾りが完成しました。ささやかながら事務局の西沢のコカリナ演奏も行い、花を添えました。

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(飾り付けをする参加者ら)
願い事に目を通すと、「家族で仲良く過ごせますように!」「家族みんな健康でありますように」「お友だちといっぱいあそびたい!」「世界が平和でありますように」などなど、家族・お友だちみんな仲良しということが垣間見える願い事が多く、あたたかい気持ちになりました。

▼次回は7月24日
次回も、草取りが中心ですが、朝飯前の体験企画として、朝5:00集合です。活動報告、お楽しみに!
posted by 西沢 at 14:36| Comment(0) | 【活動報告】食農体験

2021年07月06日

信濃毎日新聞「建設標」に掲載されました

信濃毎日新聞(発行部数47.8万部)の投稿コーナーである「建設標」へ、五味代表の投稿した原稿が掲載されました。地域課題を考えるきっかけとして、ぜひご高覧ください。

▽7月6日(火)信濃毎日新聞(朝刊)
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(クリックすると大きく見ることができます)

2021年07月04日

参加者レビュー&生きものの絵ギャラリー 田んぼの生きもの探し

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(生きものの絵を描く子どもたち)
天空の里 いもい農場では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応で、活動回毎、グループ分けや、時間をずらすといった工夫をして活動を組み立てています。その工夫をするために、フォームを活用して参加者から出欠確認に合わせて、参加者レビューも寄せていただきました。6月20日に参加した参加者の声の一部を紹介します。ぜひご覧ください。

▽参加者レビュー(抜粋・要約)
●ブログ見ました。緑がきれいに撮れていて、暑かったけど爽やかに撮れてますね。子ども、田んぼの生き物探しはとても楽しかったようです。

●子ども、おたまじゃくしを初めて触ったかもしれません。草取りはあまり好きではなく、すぐ飽きてしまっていました。

●田んぼの生き物探し、親子で楽しく参加させて頂きました。ありがとうございました。私が子どもの頃は、家のまわりにまだたくさん田んぼがあって、祖父母の田んぼもあったりして、誰に断るでもなく、田んぼの生き物を捕まえたりして楽しんでいたのを今でも覚えています。その田んぼも、祖父母の田んぼもやめてしまい無くなり、知らないお宅の1枚だけとなってしまいました。息子はその田んぼによく生き物を見に行っています。今になって思うと、あんな風に自由に田んぼの生き物を捕まえられたことってなんて幸せなことなんだったんだろうと思います。息子にもあの祖父母の田んぼで自由に遊ばせてやりたかったなぁと思っていました。そんな時、芋井の田んぼであんな風に生き物を探して獲ることを息子が体験することができてうれしかったです。息子もとても楽しんでいました!
それから摘果したりんご、無駄なく美味しくしてしまうなんて、スゴイなぁと思いました。

●はしごを使ってのりんごの摘果作業を子ども(小2)にやらせていただき、大人がやった方がよっぽど早いだろうに、良い経験をさせていただいて、とてもありがたかったです。頼りにしてもらい、褒めてもらい、新しい経験をして子どもも満足そうでした。ありがとうございました。

●摘果りんごの甘煮、しっかり煮りんごの味でびっくりしました。摘果りんご、食べられるんですね!ニラの薄焼きもおいしかったです。

●いきもの探し面白かった。1番印象に残った生き物は「害虫♡(葉っぱを食べるゴミムシの1種)」(小2男子)、「おたまじゃくし」(5歳女子)、だそうです。

●生き物探しで使った道具の用意・片付けや調理など、全て段取りしていただきありがとうございました。私たちにできる事があれば、やらせてもらえたらと思いますので、声をかけてください。こちらからも動くように心がけられたらと思います。"

▽生きもの絵ギャラリー
子どもたちの力作、当日、わくわくしたことなど、ぜひご覧ください。7/10以降、芋井社会会館にも掲示しますのでお楽しみに!

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posted by 西沢 at 10:36| Comment(0) | 参加者レビュー