・参加人数:大人24人・子ども19人(合計43人)
・活動テーマ:「野草の天ぷらを食べてみよう!」
・内容:開講式 ジャガイモ・長ネギの植え付け、ハツカダイコン・カブの種まき、野草の天ぷらのタネ集め、野草の天ぷらの試食

(2年ぶりの開講式を開催!)
食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は24日、「2020年にできなかったことを、Withコロナで実施を目指します!」を掲げ、2021年度の活動をスタートさせました。
▽開講式
(ご挨拶をされる中澤様)
活動開始に先立って、いもい農場の活動を広報の側面からサポートをいただいている、長野市芋井支所支所長補佐の中澤様よりご挨拶を頂戴しました。2年ぶりの開講式で、この日を迎えられたことが、とてもうれしく、テンションアゲアゲの司会をした事務局でした。
▽いざっ!畑へ!
(2021年度の畑へ初入場!坂を一歩一歩のぼる、参加者ら)
2021年度、多くの思い出を作ることになる畑へ、第一歩を踏み込みました。コロナ対策のため、細かい段取りで運営となりますが、できるだけ平等に体験の機会を設けていきます。
(山を指さして案内をする和田さん)
畑での作業開始前に、地主の和田さんからご挨拶を頂戴しました。活動から得られる体験の意義や、畑から眺める山々の紹介などの話があり、参加者らは聞き入っていました。
(長ネギの植え付け。畑作業もソーシャルディスタンス)
外の活動ではありますが、「濃厚接触の場面を作らない」運営に終始しました。長ネギの種類は、松本一本ネギ。本来は植え替えすることで曲がったネギに仕立てますが、植え替えを行わない栽培方法で育てていきます。
(種まきはお任せ!)
参加者を分散させるために、長ネギやジャガイモの植え付けの進捗を見ながら、小さな子どもたちを種まき隊として招集し、ハツカダイコンやカブの種まきをしてもらいました。筋蒔きをしてもらいましたが、筋になってなくてもOK、間隔が空きすぎていてもOKというゆるゆるの体験。野菜の成長が楽しみです。

(ドローンで農作業の様子を空撮)
私たちのお借りしている畑は、もともとは遊休農地。活用することで荒廃農地としないようにしています。周りを果樹園に囲まれた傾斜地で、活用しにくい場所でもあるため、畑の機能があると、雑草が生い茂らず、獣の住処にもなりにくく、結果的に地域の環境を守ることにつながります。
(ジャガイモ、植え付け終了!)
長ネギ隊とジャガイモ隊に分けて実施した今回の農作業。ジャガイモ隊は先に野草の天ぷらを(たくさん)試食してから畑にやってきたため、参加者の動きが少々ゆっくり目な様子でしたが、13sのキタアカリの種芋の植え付けを頑張ってもらいました。
▽野草の天ぷら、タネ集め、そして試食!
(野草の天ぷらのタネ集めをする参加者)
畑と芋井社会会館の間の農道周辺で、天ぷらのタネ(タンポポやフキ、ヨモギ、ヒメオドリコソウなど)集めをしました。カンゾウの葉は、例年ならみそ和えにして食べる対象ですが、山楽会の高沢さんのレクチャーで、草笛にして楽しんでいる様子があちこちで見られました。
(コロナ対策をして天ぷらを揚げた調理室)
一番悩んだコロナ対策が、調理室の対応をどうするか、です。この点は、論議を重ね、調理室への入室制限を行うことで、対応をしました。天ぷら専属の運営スタッフ3人で工夫を行い、揚げたての野草の天ぷらを提供しました。
(外で食べるタンポポ、おいしい!)
試食は、屋内は活用せずに、外を広々使って、思い思いの場所で試食をしてもらいました。コロナ禍により「食べる」活動を自粛してきましたが、運営を工夫することで「食べる」活動が復活。引き続き、新型コロナウイルス感染症感染症の状況に合わせ、工夫をしていきます。
▽初めての空撮で、一体感!
(2021年の活動スタートに「ドローン」で花を添えていただいた北澤さん)
今回のBLOGの最初の写真や、畑の作業の様子を、北信州応援団の塚野さんの紹介で、“えありある”の北澤さんに撮影していただきました。密にならないように運営している様子を撮影してもらうことで、運営方法の再確認になりました。なにより、参加者が「ドローンの撮影、楽しかった!」との声があり、活動の一体感を生み出すことにつながりました。この場を借りて、北澤さんのご対応に感謝申し上げます。
▼次回は5月8日!
次回は、一挙に9種類の野菜の苗の植え付けです。活動報告、お楽しみに!