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2020年08月16日

ステイクホルダー向けの活動通信、発行しました。

天空の里 いもい農場は16日、コロナ禍で、その時の状況に合わせて実施している2020年度前半の活動の様子を、地域やお世話になっている皆さまへお伝えする目的で、活動通信を発行しました。ぜひ、ご覧ください。

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※クリックすると拡大してみることができます。

この活動通信は、芋井地区住民自治協議会を通じて、地域の回覧板で回覧ができるように準備を進めています。
posted by 西沢 at 15:21| Comment(0) | 活動こぼれ話

2020年08月09日

活動報告ダイジェストVOL4(8月9日発行)

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(全員、頑張りました!ジャガイモ収穫!)

食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は、長引いた雨で7/25(土)「草取りをしよう!」企画を中止としましたが、8/8(土)には「ジャガイモ収穫!」企画で31人が集まり、ジャガイモ収穫の農業体験を開催しました。前回から今回までの活動の様子をダイジェストでお届けします。


▽ハクサイの苗づくり、スタート
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(7/19に種まきをしました)
ジャガイモの収穫後に植え付けをするハクサイの苗づくりで、種をまきました。植え付けまで無事育つか、大きさは大丈夫か、日差しは、急な雷雨は・・・心配は尽きませんが、大事に育てていきます。

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(7/30の様子)
若干、例年と比べて、成長が早い様子ですが、日差しの調整をして8/22の植え付けに合わせて育てていきます。


▽牛糞堆肥を三村牧場に取りに行きました
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(牛糞堆肥の山)
8/2(日)、秋野菜用の土づくりのための牛糞をいただきに、松本市波田の三村牧場へ行きました。道交法違反(車載重量オーバー)にならないよう気を付けて、乾燥した状態の良いところをはぎ取るようにケースに積み込みました。

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(生きものが住み着く完熟の牛糞堆肥)


▽「ジャガイモ収穫!」一般参加者とともに開催
8/8(土)、2020年度の活動に申込された方へ参加を呼びかけ、参加者を迎え入れて開催しました。この間、「草取りしよう!」企画で徐々に活動を立ち上げ、今回、さらにもう一段、本来の活動に近づけた形で実施しました。大人・子ども合わせて31人の参加。新型コロナウイルス感染症拡大防止を行う中で、久しぶりに賑やかな場となりました。

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(運営スタッフの朝礼の様子。塚野様(右・マルシェ)と大日方様(真ん中・写真家)から挨拶を頂戴しました)
JAM甲信ハート基金の助成金で購入したマイク・スピーカー、活動で本格的に活用を開始しました。地声で対応していたのが、飛沫をまき散らさなくてもよくなり、声が行き届くようにもなり、早速、大活躍。今後も、いもい農場のあらゆる場面で活用してまいります。

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(運営スタッフの谷川から芋ほりの仕方をレクチャー)

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(参加者それぞれ、ソーシャルディスタンス確保のため、畝の間をあけながら芋ほり)

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(腐ってしまっているジャガイモ)
今年は、雨が長く続いたため、土の中で腐ってしまったジャガイモが多くありました。自然の中での栽培なので仕方がありません。マルチを敷いての栽培であれば少しマシでしたが、逆に日照りが続くとマルチの中で腐ってしまうこともあるので、農業の難しさを感じる今年の栽培でした。


▽ミニトマトアイコ狩り、テンションアゲアゲ!
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(口にモグモグ、アイコを前に元気120%!)
今回も、お腹に収穫する子どもたちが続出。甘そうなアイコを狙い撃ち。手に取ると、そのまま口の中へ。疲れが吹き飛ぶ美味しさで、元気が120%復活している様子でした。

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(「こんな色のアイコを見つけるんだよ」と伝えて、真剣に探す子ども)

▽収穫量は150s(主催者発表)・・・
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(ジャガイモを仕分けする参加者と運営スタッフ)
今年の収穫量は約150sとなりました。昨年が約300sだったので、半減です。

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(塚野さんへ託す58.5sのジャガイモ)
ながのボランティア・市民活動支援ネットワークの込山会長からご縁をいただいた塚野さん(NPO法人さとやまネット信州)へ、今年の収穫したジャガイモをお渡ししました。塚野さんは、東京都内でマルシェを行ったり、都内の子ども食堂に関わったりされていて、今回収穫したジャガイモを販売や活動で活用されます。

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(運営スタッフと塚野さん)
会の終了後、運営スタッフと塚野さんで記念撮影。久しぶりの本格的な運営となり、賑やかなうちに終了することができました。


▽秋野菜の作付け準備
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(ジャガイモ畑をハクサイ・ダイコン畑へチェンジの準備)
8/8にジャガイモ収穫跡に牛糞堆肥を施肥し、8/9に耕耘作業を行い、秋野菜の植え付け準備をしました。土に耕運機の歯が立たない・・・。雨が多かったために、土がチョコレートの板のように固くなってしまい、例年なら1時間で終わるところ、3時間を超える作業となりました。


次回のダイジェストは、9月中旬に発行予定。お楽しみに!
posted by 西沢 at 21:13| Comment(0) | 【活動報告】食農体験

2020年08月08日

長野市民新聞に平和学習会の様子を紹介いただきました。

長野市民新聞に掲載いただきました。ぜひ、ご高覧ください。

▽8月8日(土)長野市民新聞
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クリックすると大きく見ることができます

2020年08月07日

8/1活動こぼれ噺

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天空の里 いもい農場は1日、平和学習会の他に、いろいろな活動を組み合わせて実施しました。その様子をご覧ください。

▽畑の収穫隊
収穫適期ギリギリの野菜たちの収穫作業に、平和学習会対応以外の運営スタッフとその子どもたちが対応に当たりました。

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(ジャガイモ畑。芋ほりを待つのみ)
草だらけになってしまったジャガイモ畑、収穫を前に最後の草取りをしました。天気さえよければ、スムーズに収穫できそうです。

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(激アマのアイコ)
畑で完熟(ほったらかし栽培)のアイコ。甘味は太鼓判!畑作業中、つまみ食い連発で、知らず知らずのうちに消えていきました。

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(収穫を頑張った運営スタッフジュニアたち)
アイコの収量がかなり少ないのは、お腹にしまってしまったから?!みんな、暑い中、頑張りました。

▽獣害からの稲を守れ!ネット張り。
昨年はお盆の時期にイノシシに入られてしまいました。そのことから、一足早く、田の周りをネットで覆う作業を行いました。ネット張りの日にち確保ができず、平和学習会当日、5:30からのすがすがしい中で作業をしました。

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(下の天空田んぼと、上の大きな和田農園の田んぼの2枚をネット張り)

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(ネットを張る、運営スタッフ4人)


▽芋井広瀬区の一斉清掃に参加しました
同じく、8/1の5:30から、広瀬区の一斉清掃に参加しました。今回も、芋井社会会館から畑に通じる農道を、いもい農場の谷川と西沢、いいづな学園グリーンヒルズ小・中学校の太田先生と直江先生の4人で分担して実施しました。


▽平和学習会準備
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(コープながのからお借りしたパネルを張り付けるスタッフ)
7:00までネット張りと一斉清掃を行い、30分、朝食休憩の後に、平和学習会の準備をしました。

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(エントランスのパネルボード)
天空の里 いもい農場のロゴマークのデザイナーが所属するマルサン工芸様から、デザイナーの皆さんが描いたアマビエステッカーをお分けいただきました。エントランスに張って、新型コロナウイルス感染症対策の一つにしました。

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(12帖一間をパネル展示スペースにしました)



posted by 西沢 at 18:52| Comment(0) | 活動こぼれ話

2020年08月02日

【開催報告】8月6日ヒロシマで何が起こったか。原爆被害の実相と知り、平和と未来を考える

8月1日(土)天気:晴れ 参加人数:大人18人・子ども1人(合計19人)
内容:平和学習会

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長野市芋井地区で食農体験の場を作るボランティア団体「天空の里 いもい農場」は1日、活動拠点の長野市芋井社会会館を会場に、「平和」と「未来」を考える場となることを願い、原爆パネル展示と広島平和記念資料館所有のDVD上映会を開催しました。

▽原爆パネル見学とDVD視聴で学びました。
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(主催者挨拶を行う五味代表)
9:30〜12:30までの時間は、パネル(コープながの貸し出しパネル/日本原水爆被害者団体協議会作成))展示を行い、10:30〜11:30の時間にDVD(The A-bombヒロシマで何が起こったか/46分、ヒロシマ 被爆者からの伝言/22分)の視聴を行いました。

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(パネルを見る参加者ら)

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(ビデオを視聴する参加者)

パネルでは、絵画や写真で原爆被害の惨状の紹介があり、DVDでは、被爆者の証言、原爆被害の実情を紹介。リアルに伝わる映像から、より具体的に原爆の怖さを実感出来る内容で、あっという間のDVD視聴の1時間でした。

▽参加者の感想を共有する機会も設けました。
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(感想をお話いただいた和田さん)
限られた時間でしたが、参加者の感想を共有し合う機会として、いもい農場の地主の和田蔵次さんと、最近、フランスから芋井地区に移住されたタイロンさんの感想をいただきました。

▽参加者それぞれの「平和」と「未来」を考える機会になった様子でした。
DVD視聴後、参加者はパネル展示の方に移動し、その場でも参加者同士の交流が行われていました。コロナ禍の影響もあり、参加者を絞っての企画ではありましたが、被爆体験の重さ、原爆投下直後に何の症状がなかった人が、次々と亡くなっていく怖さ。参加者それぞれ、核兵器の悲惨さと戦争の本質を考えるきっかけとなった様子でした。

企画終了後の運営スタッフ振り返りで、多くの学校の児童や生徒に見てほしい、政治家の皆さんにも見てほしい、と、多くの意見が出されました。(鋤柄)


▽開催フレーム
主催:いもい農場
後援:被爆体験を聴く会実行委員会・芋井地区住民自治協議会 
協力:コープながの


▽参加者アンケート(アンケート提出分のみの抜粋・要約)
【20代2名、50代2名、60代1名、70代4名、80代1名】

Q1:原爆パネルを見て、感じたこと、考えたこと。
・ヨーロッパの終戦が1944年、何故日本は1年後まで継続したのか、その説明に、パネルの内容は非常に説得力があったと思う。
・原爆の恐ろしさがよくわかるパネルでした。
・生々しい写真に、心が痛みました。
・1983年に初めて広島に行き、原爆記念館に行き、衝撃を受けたのを思い出しました。
・毎年パネルは様々な所で見ていますが、何度見ても原爆は殺人兵器で、人々の平和をおびやかすものと思う。地球から核をなくしたい。
・ゆっくり読めてよかった。
・瞬間をとらえ、伝えていくことの大切さを感じました。
・改めて悲しさを覚えた。

Q2:75年前ヒロシマで起こった現実をビデオで見て、感じたこと、考えたこと
・同様のことを歴史はくりかえしていないだろうか・・・。
・初めのうちだけ見させてもらいました。
・忘れてはならない日本。世界の悲しい歴史を繰り返し観る必要がある。その機会を頂き、感謝します。
・当時は新型爆弾と言われていたそうですが、元気だった人がいきなり亡くなる。本当に怖かっただろう、と思います。
・ビデオはリアリティーがあって、とても良い学習になりました。また良くこれだけ資料を集めたものだと改めて感心しました。
・死んだ子とわかってても呼びかけ続ける母の姿。これが人、本来の姿。今の子どもたちに見てほしい。
・今まで写真や、アニメ映画ではみていたが、今回のDVDで現実として、身にも心にも迫ってきました。
・知らない事ばかり。本当に平和の尊さを実感した。
・映像で全体を知らされた。

Q3:被爆伝承者が高齢化して警鐘が困難になった今、何が必要だと思いますか?
・「伝えなければいけない」と思う。
・2017年に広島を訪れたときに、20代のガイドの方と出会いました。彼は広島の出身で大学在学中に自らガイドを始めたそうです。彼のように当時を知らなくても、戦争について伝えていく人材は必要だと思います。一方で戦争の当事者がいなくなることで、初めて中立の立場で事実に基づいて第2次大戦についても考えられるのでは、とも思います。
・原爆資料館がリニューアルされました。新しい資料館を通じて、日本の歴史を知る機会を増やすPRが必要だと思います。。
・今、行われていることですが、語り部としての体験を継承、こうした記録ビデオを広く視聴してもらうこと。
・まだ達者な高齢者から学び、これからの子どもたちに我々が伝えるため、勉強していく事が必要と思う。
・中学生、高校生に見てほしい。
・生の体験を出来る限り、聞き、次の世代に私たちが伝える努力が必要だと思う。
・どう平和を守るために一人に伝えることが大切だが、政府の取組、またメディアの力が大きいと思う。どう展開するか?
・芋井、広瀬という地域の大小さまざまな戦争体験を「記録化」すること

Q4:今回のイベントについて、感じたこと、ご意見など
【とても良かった5名、良かった4名、普通4名】
・参加者が少なく、残念!
・お誘いくださり、ありがとうございます。
・もっと多くの人に見て欲しい。企画してくださってありがとうございます。
・忘れていた原爆の恐怖を思いだしました。核は廃絶すべきという思いを新たにしました。
・全ては人々の平和と幸せのために、このような事を開催する事は必要であり、大切な事です。ありがとうございました。
・もっと多くの人に共有できたら良かった。
・昨年も参加したが、本当によい取り組みをしている。ありがとうございました。

Q5:次回もこのようなイベント(学習会)に参加したいですか?
【ぜひ参加したい5名、出来たら参加したい3名、参加したくない0名】

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(被爆体験を聴く会実行委員会の土田さんを中心に記念写真)
posted by 西沢 at 20:42| Comment(0) | 活動こぼれ話