2020年05月17日
活動報告ダイジェストVOL1(5月17日発行)
食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は、新型コロナウイルス拡大防止と、地域の安全を守るために、2020年度の活動をすべて中止としましたが、運営スタッフのみで、来年へつなぐ最低限の活動でスタートを切りました。その様子をダイジェストでお届けします。
▽ジャガイモ・ネギの作付けをしました
4月24日(金)に、畝つくりとマルチ敷、25日(土)に、ジャガイモと長ネギの植え付けを、運営スタッフ全員と山楽会で実施しました。
24日、臨時総会に向けた協議会実施に合わせて、植え付け場所の事前準備で、畝作りとマルチ敷を実施しました。
25日、運営スタッフだけで開講式を実施。その中で、和田蔵次さんからメッセージを頂戴しました。和田さんは、「コロナ禍は、たくさんの問題を噴出させている中で、農林業など第一次産業を改めて評価しないといけない」と、産業革命以降の文明社会を振り返り、未来を見据える大切さを語られました。その中で、「いもい農場は、大きな教育と体験の総合教育の機会の場といえる。いもい農場を通じて、自らと社会の在り方と未来を見つめる確かな自信を持ってほしい」と、述べられました。
この日は、SBCの取材があり、その様子は、5/16(土)エコロジー最前線で放映されました。
ジャガイモの種芋と長ネギの植え付けをしました。
▽野菜の苗を植えや種まきをしました
5月10日(日)に、ミニトマト、シシトウ、丸ナス、長ナス、ピーマン、落花生の苗植えと、ダイコンの種まきを行いました。
植え付けをする苗たち。ほとんどを事務局で種から苗を作りました。落花生については、昨年、直播で栽培をはじめたところ、カラスのエサになってしまった反省から、落花生も苗にしました。
植え付けをする、運営スタッフと子どもたち
▽援農ボランティア活動を実施
5月17日(日)、和田農園の田の草刈りと、リンゴの摘果のボランティア活動を実施しました。2020年度は、お米作りやリンゴオーナー制度は実施しませんが、将来にわたった持続的な畑の活用を可能にしていくために、援農ボランティアに取り組んでいきます。
摘果作業
斜度40度の棚田の土手の草刈り
田植えを待つ田んぼの縁で草刈り
▽活動は中止でも、その時にできることを進めていきます。
天空の里 いもい農場では、引き続き、長野県をはじめとする指針を参考に、その時の情勢に合わせ、新型コロナウイルス感染拡大防止と活動の両立を模索していきます。
次号のダイジェストは、6月末に発行予定です。お楽しみに。
posted by 西沢 at 18:20| Comment(0)
| 【活動報告】食農体験
2020年05月10日
2020年度全活動中止を議決する臨時総会を開催しました
(満開となったリンゴの花)
天空の里 いもい農場は10日、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、2020年度全ての活動中止・会則の変更等を議決するために、臨時総会を開催しました。
(直前の通り雨で、スタンディング会議)
各案は、全会一致で可決し、正式に中止が決まりました。議決を受け、早速、申し込みいただいた皆様へ、中止のご案内と返金対応方法を記載した文書を発送しました。
中止となっても、季節は例年通り、移り変わっています。その時に必要な作業も、変わりありません。非常事態宣言下、最低限の作業で今年を乗り切り、来年の活動につなげてまいります。
【臨時総会概要】
●日時 5月10日(日)9:00〜9:15
●場所 天空の里 いもい農場 圃場
●参加構成員
・ 正会員(議決権あり)9名中9名参加(内、4名は書面参加)
●議案
(1)「2020年度全活動の中止」の件
(2)「会則に付則を加筆」の件
現行の会則『第3章第11条「既納の入会金、会費およびその他の拠出金品は返還しない』⇒『第3章第11条 付則 新型コロナ蔓延防止の中止に伴い、既納の会費は、返還を可能とする』
(3)「活動再開基準」の件
(4)年間計画修正の件
タグ:天空の里 いもい農場 臨時総会
posted by 西沢 at 20:16| Comment(0)
| 運営会議や懇談etc…
2020年05月03日
綿花のお話3
天空の里 いもい農場は2日、綿花の苗づくりを行いました。
(綿をほぐすと出てくる種。水につけて発芽しやすいようにしたのち、ポットに種をまきました)
この間、長野県長寿社会開発センターの紹介で、立川さんが育苗された苗を譲っていただき、育ててきましたが、綿花のご縁を、来年につなぐために、今年から、自前で苗づくりを行うこととしました。この綿花は、ポットで育苗したのち、畑に定植して、成長過程を鑑賞しながら育てて、クラフトの材料として活用していく予定です。
▽綿花がつなぐ「偶然の出会い」
立川さんは、偶然にも、事務局の西沢の小学校時代、教頭先生でした。西沢、背がクラスで一番低かったことから、卒業アルバムの集合写真で、一番前に座る自分の隣に写っているのが、立川先生。30年ぶりの再会で、綿花のご縁が無ければ出会うことはありませんでした。先生やご家族の方から聞くところによると、その小学校の教頭先生時代に、地域の方から綿花の作り方を教えてもらい、それ以来、ずっと、育ててこられたとのこと。このタネひとつに「つなぐ」というキーワードを感じます。
▽綿花のお話バックナンバー
綿花のお話2
綿花のお話1
このほかに、このBLOGで「綿花」と検索すると、楽しい思い出作りに活躍している綿花の様子を見ることができます。
(綿をほぐすと出てくる種。水につけて発芽しやすいようにしたのち、ポットに種をまきました)
この間、長野県長寿社会開発センターの紹介で、立川さんが育苗された苗を譲っていただき、育ててきましたが、綿花のご縁を、来年につなぐために、今年から、自前で苗づくりを行うこととしました。この綿花は、ポットで育苗したのち、畑に定植して、成長過程を鑑賞しながら育てて、クラフトの材料として活用していく予定です。
▽綿花がつなぐ「偶然の出会い」
立川さんは、偶然にも、事務局の西沢の小学校時代、教頭先生でした。西沢、背がクラスで一番低かったことから、卒業アルバムの集合写真で、一番前に座る自分の隣に写っているのが、立川先生。30年ぶりの再会で、綿花のご縁が無ければ出会うことはありませんでした。先生やご家族の方から聞くところによると、その小学校の教頭先生時代に、地域の方から綿花の作り方を教えてもらい、それ以来、ずっと、育ててこられたとのこと。このタネひとつに「つなぐ」というキーワードを感じます。
▽綿花のお話バックナンバー
綿花のお話2
綿花のお話1
このほかに、このBLOGで「綿花」と検索すると、楽しい思い出作りに活躍している綿花の様子を見ることができます。
タグ:綿花 天空の里 いもい農場
posted by 西沢 at 18:34| Comment(0)
| 活動こぼれ話