
(啓蟄前に、羽ばたくテントウムシ)
▽圃場での打ち合わせ

(いもい農場から長野市街地を望む)
天気が良く、リンゴの枝切りとリンゴの根本にわら敷きを行っていた和田さん。ご自宅でゆっくりと打ち合わせ・・・という状況ではなく、畑で打ち合わせを済ませました。打ち合わせ後は、限られた時間でしたが、微力ながら作業のお手伝いをしました。

(和田農園のリンゴの木)

(せん定した枝は、秋の焼き芋用にお分けいただきました。)

(鳥はリンゴの皮だけ残して、中身の美味しいところだけ食べていました。)
▽「田舎」に学べ
和田さんから、私たちに貴重なお話を頂戴しました。
「『文明社会の諸問題(格差や貧困などのさまざまな社会問題)に行き詰ったとき、田舎に学べ』
縄文時代来、時代を築いてきた田舎には「生きる知恵」が埋まっている。ヒトが生きるために生み出した「知恵」を、田舎から学ぶことは多いはず。」
今や、限界集落という地となってしまった芋井広瀬地区。その状況でも、芋井広瀬地区から「見て・聞いて・体験する学び」がたくさんあるからこそ、私たちの食農体験活動が続いているのではないか、と感じるお話でした。
▽いよいよ、小屋の増改築を行います。

(中の荷物を運び出した小屋)
同日、備品小屋の増改築に対応いただく松山工務店さんと打ち合わせを行いました。松山工務店さんとは、広瀬神社の竣工奉告祭でご一緒したのがご縁で、台風19号災害対応で大変にお忙しい中、施工いただけることになりました。
▽この小屋の秘密
この小屋の骨組みは、廃材。屋根材は、五味代表のご自宅のお庭で不要となった木の柵を活用。小屋の中の棚は、事務局の西沢の娘が使ったベビーベットを活用して、2015年、その時の参加者と組み立てました。隙間だらけで、雨だけしのげる愛着のあるお手製の小屋ですが、参加人数が増えた今、手狭で、農機具管理がままならず、長野県みらい基金のクラウドファンディングの資金を活用して増改築することにしました。
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