11月30日(土)天気:晴れ 参加人数:大人20人・子ども11人(合計31人)
内容:社会会館大掃除、クラフト、閉講式

長野市芋井広瀬地区で食農体験の場を作る「天空の里 いもい農場」は、2019年度最終日となった30日、感謝の気持ちを込めた「芋井社会会館の大掃除」、「山楽会プレゼンツ!綿花などを使ったクラフト」、自分たちが育てたねずみダイコンを使った「おしぼりうどん」、「バイオリンミニコンサート」を、五感を使って楽しみながら、活動を締めくくりました。
▽芋井社会会館の大掃除
天空の里 いもい農場の拠点として、芋井地区住民自治協議会からお借りしている「芋井社会会館」。この施設のおかげで、今年度の活動の広がりを持つことができました。また、事故なく活動を終えることできたことに感謝の気持ちを込めて、大勢の参加者とともに、大掃除をしました。

(軒先のくもの巣取り)

(調理室は念入りに、大勢で掃除)

(男・女・身障者トイレもピカピカに磨き上げ)
▽参加者に感謝の気持ちを込めて「うどん振る舞い」
大掃除の後、きれいにした調理室で早速昼食準備。参加者に感謝の気持ちを込めて、打ち立てのうどんをふるまう準備をしました。おしぼりうどんに使うネズミダイコンは、先週の活動で収穫したもの。おしぼりうどんの本場、坂城町の方に教えていただいた簡便な食べ方で提供するために、たっぷり、ネズミダイコンおろしを作りました。

(30人前のうどんを切る事務局)

(ネギを切る北原さんと和田さんからの差し入れのリンゴの皮を剥く五味代表)

(「おろしてもおろしても、ゴールが見えない」と言いながら昼食のメインの大量のダイコンおろしを作ってくれた水越さん)
▽山楽会プレゼンツ「クラフト」
山楽会から4名の応援をいただき、クラフトをして楽しみました。竹コップへのペイントは、天空田んぼから調達した竹を切って活用。綿は、立川さん(長野県長寿社会開発センター賛助会員)から頂戴したもので、苗から育てて活用しました。

(グルーガンを手にクリスマスリースを作る参加者ら)

(竹コップにペイント。「どの色にしようかな?」)

(力作ぞろいのリースや竹コップ、バッチなどなど)
▽閉講式を兼ねた昼食交流会とバイオリンミニコンサート
大鍋でうどんを茹で上げ、準備が整ったところで昼食交流をしました。30人分のうどんは、あっという間に無くなるほど大盛況。ただ、ねずみダイコン、栽培の土地が違うと本来の辛味がでないのか、「辛くないね」と、声がチラホラ。辛くないので、ダイコンおろしメガ盛りうどんとなりました。

(おしぼりうどんと、山岸前代表からの差し入れの干し柿や漬物)
うどんを食べながら、2019年度活動報告の映像の視聴を行い、その後、五味代表から今年度の活動を閉じるにあたっての挨拶をしました。活動をささえていただいた参加者への謝意を述べるとともに、それぞれの家庭で、この場での体験を活かしてほしいと発信がありました。

(活動の締めくくりの挨拶をする五味代表)
閉講式クライマックスに、バイオリンミニコンサートを開催。演奏は、山楽会さんのつながりでお招きした中堀さん。「パプリカ」や「童謡」を中心に演奏していただき、心地よい音色に聞き耳をたてました。

(バイオリンで演奏をする中堀さん)
▽おわりに
日ごろ、関係各位におかれましては、多大なご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございます。2019年度天空の里 いもい農場の活動は、11月30日に、6年目の活動を無事に終えることができました。
私たちの活動は、「長野市芋井地区の里山をフィールドに、野遊びや農作業体験を通じて、自然を身近に感じ、環境・農業・食べ物を大切に思う気持ちが育むこと」、「中山間地域の人々と都市部の人々との交流を図ること」、「中山間地域の森や農地の保全、食文化の継承・発展につながること」を目指して、芋井社会会館を舞台に実施しました。数え切れないほどのすばらしい体験活動を地域からいただくことができました。総じて、いもいのファン(土地・人・農作物)が増えた取り組みになりました。
7年目の活動となる2020年度は、参加が広がること、暮らしの知恵が得られるような楽しい活動を目指してまいりますので、引き続き、ご指導とご鞭撻を賜れれば幸いです。
代表 五味 美穂子
▽2019年最終日、「楽しい」をテーマに、今日の活動のこぼれ写真を一挙公開!

天空田んぼの脇から竹の切り出し(熊ではないです)

お父さんと一緒に竹を切る

へい、30人前、おまち!

中堀さんと仲良し!

クラフト作品@

クラフト作品A

クラフト作品B

冠とバッチ

映像を視聴

中堀さんのバイオリン、アンコール!

いもい農場として、台風19号災害の被災地支援活動。長野市災害ボランティア委員会活動支援募金の呼びかけ。