7月6日(土)天気:曇り 参加人数:大人14人、子ども15人(合計29人)
内容:草取り、長ネギ・ジャガイモの土寄せ、ナスなどの収穫、プチ七夕まつり、林のトンネル散策

長野市芋井広瀬地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は6日、中間作業の草取りを中心にした活動を実施しました。合わせて、信州環境カレッジからのサポートを受けて、拠点の芋井社会会館から圃場までの道中にある林のトンネルで自然観察を行い、トンネル通過が楽しくなるアイデアを、参加者で話し合いました。
▽一生懸命取り組んだ草取り

(一面、雑草だらけになった、草取り前の圃場)
「できることは、できるだけ自前で対応する」ことを活動の趣旨としているため、2週に一度だけの管理では致し方ない状況ですが、今回の活動では「野菜を育てるための苦労を知る場」として、草取りを中心に取り組みました。

(全員で圃場に入り、草取り)

(達成感を味わった仕上がり)
「子どもも一生懸命、草をとってくれた」「体力がないことに気づいた〜!」「きれいになっていく様子が実感できて気持ちよかった!」など、声が聞かれました。笑顔がアチコチからみられる活動でした。
▽収穫は、子どもたちにおまかせ!

(なかなか抜けないダイコンを、子どもと一緒に収穫する運営スタッフの谷川)
BLOG冒頭の写真にあるズッキーニや、ダイコン、カブ、丸ナスの野菜は、子どもたちに収穫してもらいました。その野菜たちは、台所のお母さんたちにバトンタッチして、早速調理してお昼の食卓に並びました。
▽新企画「プチ七夕まつり」を昼食交流の中で実施しました

(飾りつけを行う参加者ら)
@8/11平和学習会のために作成した「のぼり旗」と、その作成と同時に具現化した「イノシシとジャガイモの妖精『くるりん』」のお披露目
A子どもたちのお楽しみ
B田んぼの畔を壊してしまう「竹林化の課題共有」
これら@〜Bを目的に、七夕かざりを作って「プチ七夕まつり」を実施しました。飾りつけをする竹は、天空の田んぼから伐採してきたもの。きれいに飾り付けていきました。「くるりん」については、別途BLOGでお知らせします。

(昼食交流。みんなで「いただきます!」)
先ずは、昼食交流で腹ごしらえ。カブとダイコンの漬物、ズッキーニと丸ナスの味噌炒め、スベリヒユ、ジャガイモとダイコン・ズッキーニの味噌汁を作って味わいました。

(コカリナの伴奏で歌を歌う参加者)
昼食交流の後、プチ七夕まつりの開幕。事務局の西沢のコカリナの伴奏に合わせて、“たなばたさま”などを歌って楽しみました。

(完成した七夕かざりの前で記念撮影)
参加者は、いろいろな願いを短冊に書いていました。「平和が続きますように」「バスの運転手になりたい」「足し算ができるようになりたい」「若返りの薬がほしい」などなど。それぞれの思いが成就すると良いなあ、と思う七夕飾りです。
▽新企画「林のトンネル!?探検隊」を実施しました
新企画のこの企画は、芋井社会会館から畑に通じる林のトンネル、普段は何気なく通過してしまっていますが、「通過することが楽しくなるような成果物を作ること」を目的に、足元から空中まで3次元に観察ながら探検をしました。参加者が気づいた林の中の特徴を、運営スタッフが記録に残し、グループで気づいたことをまとめ、全員で共有しました。

(林のトンネルに入っていく参加者ら)

(林のトンネルを抜けた所でポケット図鑑を手に観察をする参加者ら)

(写真左:杉の木に絡みつく「大蛇ツタ」(命名は北原さん)等、普段は見過ごす様々な風景を見つけました)
この企画で、林のトンネルを「わくわくトンネル」と命名しよう、とみんなで話し合いました。
▽番外編
社会会館の和室で、傷んでいた障子の補修を行いました。シニアの技、あっという間にきれいになりました。

(障子の補修をする北原さんと谷川)
【次回の予定】
7月20日(土)
かんきょうC「川」編「天空のコメ作り〜水を感じて」
この会は、翌日、参議院選挙の投票所で活用されるため、午前だけの活動となります。
内容:草取り、ナスなどの収穫