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2019年06月30日

こっち(天空)のイモはうまいぞ♪

長野市芋井広瀬地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は29日・30日の両日、梅雨の合間を縫って、獣害対策を行いました。久々の獣害に油断していた側面もあり、被害が拡大しないよう、対応をしました。
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(イノシシに穴を掘られてしまったジャガイモ)

【獣害対策 その1 ジャガイモ・イノシシ編】
6/22の活動で、草取りを一生懸命やりすぎた?と安気にしていましたが、イノシシ特有のにおいで「イノシシにやられた!」と気づく始末。
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(写真上・ジャガイモ畑の上部、無事なジャガイモ。写真下・下部の被害にあったジャガイモ)

即、地主の和田さんに相談をして、イノシシを光で撃退する「激光」を設置していただきました。
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(写真上・激光の正面。写真下・被害にあった場所をにらむように設置)

今後、被害がないことを祈るところです。

【獣害対策 その2 落花生・カラス編】
5/11の種まき以来、なかなか芽生えないなあ、と安気にしていたら、雑草に紛れ、芽生えているのは2株のみ。種まき後の援農ボランティア活動中に、代表から「えらい(たくさん)カラスが畑にいるね」と話があったことを思い出し、カラスのエサになっていたことを察知。2株だけでは参加者とシェアできないので、最低限味わえる対応ということで、苗を購入して植え直しをしました。
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(カラスの食べ残しの落花生の種から奇跡的に芽生えた「キセキの落花生」)

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(植え直しした落花生)

▽その他、畑の様子
いもい農場に自生するヒマワリは、毎年、元気すぎるほどアチコチから生えてきます。ジャガイモやネギ、サツマイモの所に生えるものは除去してしまうのですが、カブの周辺に生えたものは、除去が間に合わずに、カブを取り囲むようにぐんぐんと育っています。カブは次回活動で収穫。収穫後は、出口の無いヒマワリ迷路になるかも・・・と今後の成長を楽しみにする事務局です。
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(ヒマワリ迷路に迷い込んだカブたち)
posted by 西沢 at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動こぼれ話

2019年06月23日

かんきょうA「田んぼ」編「天空のコメ作り〜生き物さがし」

6月22日(土)天気:晴れ 参加人数:大人19人、子ども12人(合計31人)
内容:草取り、ハツカダイコン収穫、朝5:00の農業体験、田んぼのいきものさがし、朝飯作り、山楽会プレゼンツ昼食交流会

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長野市芋井広瀬地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は22日、たんぼの環境に触れる機会として、かんきょうシリーズの2回目、「田んぼの生き物さがし」と、農家の暮らしを知る機会として「朝5:00集合の朝飯前の農業体験」を実施しました。昼食は、山をこよなく愛する山楽会さんとのコラボ企画として昼食交流会を行い、とれたてのタケノコやセリを使ったすいとんを作って味わいました。

▽稲作で必要な「水」をテーマにした学習
地主の和田さんから田んぼの畔に集まった参加者を前に、稲作で必要な「水」をテーマにしたお話をしていただきました。その話は、飯縄山火山噴火から始まる水の成り立ちから、芋井の田んぼの開発史、棚田の特徴、日ごろの管理の苦労話、そして、収穫の喜びまで、時間を忘れるほどの内容でした。
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(田んぼの畔の取水口近くで和田さん(写真・右)の話を聞く参加者ら)

学習の場を、広瀬川から田に水を取り入れる頭取口(とうしゅこう)に移して、水の管理作業の一端を見学しました。昨日の夕立で木の枝葉のゴミが引っ掛かかってしまい、取り除く作業をされました
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(ゴミが詰まった頭取口(パイプの先))
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(ゴミを取り除く和田さん)

水の学習の最後に、和田さんは「先人の開墾の苦労が今の稲作につながっている。田の1枚1枚に、お米1粒1粒に、先人の魂が生きている」と表現されました。合わせて、「地域の深刻な課題である「耕作放棄」を止めていくために、現状の理解者を増やしていきたい」ともおっしゃいました。

▽朝飯前の農作業
いもい農場で定番となった朝5:00集合企画。涼しい中で草取りや収穫に励みました。農家の「飯前仕事」の一端を感じる企画になりました。
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(ジャガイモの畝間の草取りをする参加者ら)
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(長ネギの畝を挟むように草取りを進める米田親子)
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(間引きダイコンを収穫する子どもら)

▽朝飯作りと朝食交流
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(朝食のおかず。写真左下はスベリヒユのお浸し)
朝食は、いもい農場で準備したご飯と味噌汁、畑で収穫したカブ・ダイコン・ハツカダイコンに雑草。雑草(スベリヒユ)は、参加者の北原さん(シニア大OB)の発案で食卓に並びました。初めて食べる方がほとんど。程よい酸味でご飯が進みました。

▽田んぼのいきもの調査
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(生き物調査で使う資料等。信州環境カレッジの助成を受けて手配しました。)
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(天空の田んぼ、水の中、畔で生き物を探す参加者ら)
今年は、米づくりの環境面を学ぼうと、田んぼだけをフィールドにして実施しました。参加者にポケット図鑑を準備し、名前の分からない生き物はみんなで「考える、探す」。それでもわかんない場合は、「自由に命名してみよう」というゆるいスタンスで取り組みました。

【参加者の感想】
・ 生き物探し、宝探しの様だった。(大人)
・ 一口に「オタマジャクシ」と言っても、色、大きさ、形、いろいろあることを知った。(大人)
・ オタマジャクシを11匹捕まえられてうれしかった。(子ども)
・ 子どもたちが田んぼに入り、泥まみれになりながらも楽しんでいた。(大人)
・ 虫たちとの出会いに喜びを感じている様子が感動した。(大人)
・ 網で虫をとるのが楽しかった。(子ども)

▽山楽会プレゼンツ、地産地消すいとん交流会
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(山楽会スタッフからすいとんの生地の延ばし方を教わる子ども)
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(100人前近くの地産地消すいとん)
今回の活動は、山楽会さんとコラボ企画の2本立て。前半の生き物探しまではいもい農場で実施し、すいとん交流は山楽会さんで実施していただきました。すいとんの具には、田んぼの周辺に生えているタケノコ、セリを入れ、地産池消すいとんとして味わいました。食後、すいとんを作った火を使い、焼きマシュマロもして楽しみ、子どもたちの笑顔が広がる場になりました。

【次回の予定】
7月6日(土)
かんきょうB「自然」編「林のトンネル!?、探検隊」
7/6は、野菜たちの面倒をしっかり見た後に、林のトンネルに散策しに行って、じっくり自然観察をします。お楽しみ!
内容:草取り、長ネギの土寄せ、ナスなどの収穫、綿花植え付け、林のトンネル散策
※この企画は、信州環境カレッジのサポートを受けて開催します。

2019年06月16日

【公開審査会参加報告】2019年度ボランティア活動振興事業助成金をいただきました

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長野市芋井広瀬地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は15日、長野市ふれあい福祉センターで開催された、「2019年度ボランティア活動振興事業助成金・ささえあい応援金公開審査会」に、事務局の西沢と運営スタッフの谷川・鋤柄が参加をしました。要検討の意見が行き交う厳しい公開審査の結果、申請金額の満額を助成いただくことになりました。

▽プレゼンテーションの内容
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天空の里 いもい農場は、8月に計画をしている平和学習会、「『1945年夏、和田少年が見たこと。〜芋井発、未来へつなぐ平和〜』平和学習会開催事業」についてプレゼンテーションを行いました。平和だからこそ成立する食農体験活動。かねてから、平和について考える場を設けたいと考えていた中、地主の和田蔵次さんに相談し、「芋井地区の戦争の実相を知り、参加者の平和と未来を考えるきっかけにすること」「中山間地と都市部の人々の交流を図ること」を開催目的とする公開学習会を、広く市民に参加を呼びかけて開催することを計画しました。その開催費用の充当に、助成金申請を行いました。

▽緊張のプレゼンテーションと公開審査
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(パワーポイントを使って説明する事務局の西沢)
プレゼンは3分間、審査員の質疑応答は7分間という構成。3分ちょうどに収めた後、審査員から、波及効果や発展性、継続性について、鋭い指摘や質問が飛びかいました。プレゼン3分はあっという間に非情のベルがなり、質疑応答の7分は、なかなかベルが鳴らない、とても長く緊張する時間でした。
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(審査委員のみなさん。有名企業・社協の役職員の他、学生の特別審査員もいました)
全グループのプレゼンが終わると、審査員による公開審査に移り、「赤(可)」「黄(事業内容の検討の余地あり)」「緑(趣旨と異なるから再考の必要あり)」のシール貼りが行われ、いもい農場には1枚の「黄」が付きました。
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(1次審査結果。ささえあい応援金には緑がつく事業が数枚ありました。)
まず、ファシリテーターの内山二郎氏から、「黄」をつけた審査員に「黄色を付けた理由」の説明を求められ、その後「黄色から赤色になるように、いもい農場から反論をしてください」と、弁明の機会を与えていただきました。弁明が終わると、最終判定。

結果、「黄色⇒赤色」となり、申請金額の満額(5万円)支給が決定。参加したスタッフ3人で、ハイタッチ。いただいた助成金を活用して、充実した企画にしていけるよう頑張っていきます。

▽審査会が化学反応の場!?
同審査会には、9団体の参加がありました。他のグループとも交流が出来て、今後の活動の広がりが期待できる場ともなりました。その辺は、今後、お知らせしていきます。(鋤柄)
posted by 西沢 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント参加報告

2019年06月09日

東海漬物鰍フホームーページでぬか漬け学習会の様子を紹介いただきました

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6月1日(土)に開催した「ぬか漬け学習会」。東海漬物様のホームページ「食育活動の紹介」で、学習会の様子を紹介いただきました。ステキな写真を多く掲載いただいた活動報告、ぜひ、ご覧ください。

長野市「天空の里 いもい農場」にてぬか漬教室を開催しました
※活動報告は、リンクをクリックしてご覧ください。

東海漬物「こくうま」キューちゃん
ホームページはこちら

▽プロジェクターを使って学ぶ仕様の学習会でしたが・・・
今回、機材の準備ができず、紙資料とパネルでご対応いただきました。「より深く学ぶ」には、プロジェクターを活用したかった場でもありました。

天空の里 いもい農場では、活動を通じて、参加者それぞれの暮らしに活きる「学び」を深めてもらいたい、と考えています。そのための環境整備を行おうと、現在

「長野市芋井の限界集落で学びと賑わいのムーブメントを作る!!「天空の里 いもい農場」環境整備事業」

で、クラウドファンディングに挑戦中です。引き続き、多くの皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

2019年06月08日

【開催報告】綿花の苗植えと、リンゴ園に防草シートを敷いちゃおう!〜あなたの暮らしに活かしませんか?綿花と防草シート

6月8日(土)天気:曇りのち雨 参加人数:大人6人、子ども3人(合計9人)
内容:綿花の植え付け、ダイコン間引き、防草シート敷設、リンゴの摘果

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長野市芋井広瀬地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は8日、「綿花の苗植えと、リンゴ園に防草シートを敷いちゃおう!あなたの暮らしに活かしませんか?綿花と防草シート」と題した特別企画を実施し、朝7:30に長野市内外から9人が集まりました。

▽綿花の苗植え
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(綿花を植える参加者ら)
綿花の苗作りの名人である立川さん(長野県長寿社会開発センター賛助会員)より譲っていただいた綿花の苗。今年も天空の里 いもい農場の圃場に植え付けをしました。綿花の成長過程を観察していくことと、冬にはクラフト教室で活用していきます。今年は、綿の種を採取し、来年の苗づくりにも挑戦したいと思います。

▽ダイコンの間引き・リンゴの摘果をしました
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(ダイコンの間引きを行う参加者ら)
綿花の植え付けのあと、ダイコンの間引きを行いました。間引いた菜っ葉は、「油いためや味噌汁の具にして」と、今日のお土産にしました。
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(リンゴの摘果をする参加者ら)

▽和田農園の圃場で援農ボランティア活動
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(シートにU字ピンを打ち込む子ども)
今回の活動は、めったに敷く機会のない防草シート敷設体験を、それぞれの家庭で活かせる体験にしようと、和田農園の防草シート敷きを援農ボランティア活動として実施しました。「この時期は、雑草との戦い」と表現する和田さん。少しでも負担軽減につなげる活動を、参加者とともに行いました。

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(電気柵のコーナーも工夫して敷いていきました)
敷設場所は、リンゴの木のオーナー制度の木の周辺。いもい農場参加者は、リンゴ園に立ち入る機会が無いので、圃場探検にもなった様子でした。

▽天空の里 いもい農場圃場の様子
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(田引き車を使って植えたジャガイモ、きれいに整列しています)

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(サツマイモ、ほぼすべて、根付きました。秋に収穫が楽しみです。)

2019年06月06日

長野市民新聞にぬか漬け学習会の様子を紹介いただきました

6月1日(土)に東海漬物鰍フご協力を頂きながら開催した「ぬか漬け学習会」。長野市民新聞の紙面に掲載いただきました。ぜひ、ご覧ください。

▽6月6日(木)長野市民新聞
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※クリックして大きく見ることができます

天空の里 いもい農場では、引き続き、食農体験の場を通じて、暮らしに活かせるような知恵を学ぶことを大切に活動を進めてまいります。

2019年06月04日

天空の里 いもい農場環境の紹介

天空の里 いもい農場では、活動報告に力を入れることで、活動の見える化に努めています。活動報告で紹介にこぼれた写真を紹介します。いもい農場は、こんな所です!!

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(6月1日、雲海チックな雰囲気の朝5:30)

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(活動日、芋井社会会館に設置した看板。迷わず到着できたゴールの証)

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(天空田んぼにカモが飛来。羽を休めてました。今年はエサが豊富なのか、よく飛来します。)

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(田んぼにはホウネンエビが優雅に泳いでいました。)

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(新たに、芋井地区住民自治協議会より、備品庫をお借りしました。事務局宅がいもい農場の備品で押しつぶされそうになっていたので大助かり。)

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(リンゴのオーナー制度の木。摘果作業が進んでいます。)
posted by 西沢 at 18:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動こぼれ話

2019年06月02日

たべものA「発酵食品」編「ぬか漬けづくり学習会」

6月1日(土)天気:晴れ 参加人数:大人17人、子ども17人(合計34人)
内容:草取り、ジャガイモ・長ネギの土寄せ、ジャガイモの芽かき、ハツカダイコン収穫、ぬか漬け作り学習会

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食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は1日、「いもい農場の活動が地産地消の実感につながること・暮らしに活かせる食べ方の知識を得る場となること」を目的にした「ぬか漬けづくり学習会」を開催しました。「ぬか漬け作り学習会〜発酵の世界を体感!」と題した学習会は、東海漬物鰍フ協力と、信州環境カレッジより教材費の一部のサポートを受けて実施。一般公募も行い、地域の賑わいにつながる場となりました。

▽通常の活動も漏れなく実施
学習会の前に、ジャガイモ・長ネギの土寄せ、ジャガイモの芽かき、ハツカダイコンの収穫、を行いました。子どもたちは、土寄せに挑戦。ネギ坊主のカットにも、積極的に参加していました。これらの中間管理は1時間ほどで終了。芋井社会会館に戻りました。

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(土寄せをする参加者ら)

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(大人の姿をみて土寄せをする子ども)

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(子ども中心にハツカダイコンを収穫する参加者ら)

▽漬物のプロから教わる「ぬか漬け」
ぬか漬け学習会の講師は、2017年に引き続き、今村明宏さん(東海漬物株式会社 甲信越営業所所長 2級漬物製造管理師)にご対応いただきました。わかりやすくて軽快なトークで、発酵食品である「ぬか漬け」の基礎知識から、「ぬか漬けづくりのコツ」について学び、時折、ぬか漬けクイズを実施しながら親子で楽しく学ぶことができました。

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(資料を手にして説明する、講師の今村さん)

▽ぬか漬けの歴史はまだ浅い!?
前回の学習会と同様、東海漬物様の食育活動の一環としていもい農場にお越しいただきました。今村さんのお話の中の一つ「ぬか漬けの歴史」は、他の漬物が奈良時代に遡るのに対し、江戸時代と意外と新しいとのことに驚かされました。江戸、明治以降に精米技術(=白米食)の普及とともに、ぬか漬けに必須である米ぬかが、手に入れられるようになったとか。

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(大きくてみずみずしい(漬けごたえのある)、コープ長野稲里店で購入した教材のキュウリとナス。)

▽ぬか漬け挑戦記念日!?
学習会の中で実施した「ぬか床クイズ」。これが結構難しく、首を傾げる大人もいましたが、ぬか床のメンテナンスについて学ぶ良い機会になりました。そして、いよいよ、東海漬物様から学習会用教材で提供いただいたぬか床に、野菜を漬けてみました。夏野菜が出回る直前のこの季節、ぬか床について知り、夏野菜を美味しく食べられる知識を得られた場になりました。参加者それぞれの暮らしが、この学習会を機会に豊かになれば良いなあ、と思います。

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(ぬか床クイズ。本当はパワーポイントで学びたい内容でしたが、何とか工夫して対応いただきました。)

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(ぬかの味見!?)

学習会の後、浅漬けと時間をかけた漬物を試食。材料は、ナス、カブ、ニンジン、セロリ、キュウリ、アボガド。あっという間に完食するグループもあり、「今まで全く野菜を食べなかったのに、自分が食べる間もなく、子どもが食べました」という声もありました。

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(試食をする参加者ら)

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(子どもに感想を引き出す運営スタッフの谷川さん。ぬか漬けに挑戦した感想を参加者全員で共有しました。)

▽参加者アンケートで頂いた声(一部抜粋)の紹介です
・ぬか漬けについて、歴史から栄養素から、詳しい説明付きで教えてもらい良かった。ぬか床をまぜるではなく、「天地返し」は知らなかった。
・ぬか漬けは大変というイメージがあり、手が出ませんでしたが、今回はチャレンジしてみようと思う。
・手ごろな大きさの容器と、量のものが作れて、それを持ち帰れるのがうれしい。家でも出来そうだな、と思えた。
・試食のぬか漬け、美味しかった。今回の講習で「割と簡単に、1日1回のお世話でなんとかなりそう」という気になりました。
・アボガドの漬物は初めて頂きました。体に良さそうです。ぬか漬けのコツを教えて頂いて、これから自宅で、夏野菜をたくさん漬けたいと思います。ずっとぬか漬けをやってみたかったので、いい機会になりました。
・とても楽しかったです。郷土料理とか、味噌作り体験とか、また機会があったら、参加したいです。

この企画に全面的にご協力いただいた東海漬物様へ、この場を借りて御礼申し上げます。(鋤柄)


【次回の予定】
6月22日(土)
かんきょうA「田んぼ」編
「天空のコメ作り〜生き物さがし」
6/22は、たんぼの環境に触れる機会のかんきょうシリーズ2回目。網を手に、田んぼの生き物を探そう!そしてそして、この回は、朝5:00集合!早起きして、朝のすがすがしさを体感しよう!お楽しみ!
内容:草取り、ハツカダイコン収穫、朝5:00の農業体験、田んぼのいきものさがし、朝飯作り、山楽会プレゼンツ昼食交流会
※この企画は、信州環境カレッジのサポートを受けて開催します。