(天空の里 いもい農場から眺める長野市街地の風景)
この間、Facebookをはじめとする媒体で、多くの皆様に「いいね!」を頂戴し、ありがとうございました。本来であれば、個別にお礼を申し上げなければならいところ、略儀ながらこの場でのお礼となりますこと、ご容赦の程、お願い申し上げます。
▽時代が変わっても、活動で目指すことは変わりません。
長野市芋井地区で食農体験の場を作る非営利ボランティア団体「天空の里 いもい農場」は、平成15年(2003年)来、地元のご理解とご協力のもと、食農体験の場を運営してきました。平成26年(2014年)に運営母体が変わる大きな変化の中でも、開催目的である「芋井地区の里山をフィールドに、野遊びや農作業体験を通じて、自然を身近に感じ、環境・農業・食べ物を大切に思う気持ちが育まれること、さらには中山間地域の人々と都市部の人々との交流や、中山間地域の森や農地の保全、食文化の継承・発展につながることを目指す」ことを変えずに、現在も活動をしています。この目指すことは、私たちが活動を続ける限りは、時代が変わっても変わることの無い、不変なものです。
▽変わらぬもの、変わるもの
この地の歴史は、平安朝の開墾以来、現在に続いています。この地から眺める風景は、時代が変わる中でも変わらないものです。これからの令和の時代でも、この畑から眺める景色は同じです。一方、この畑の地元の長野市芋井広瀬地区は、子どもがゼロ、超高齢化の波が押し寄せ、限界集落となった今、地域の形を根底から変えようとしています。
私たちは、この地域で活動をさせていいただいているご縁を活かして、少しでも地域課題解決につながる活動ができないか考えてきました。その課題解決の一つに、食農体験の場の充実につなげようと、「長野市芋井の限界集落で、学びと賑わいのムーブメントを作る!!」をキャッチコピーとする環境整備のためのクラウドファンディングに挑戦しています。時代が変わっても、この土地の変わらない風景の中で得られる学びを、多くの人に届けたい。多くの人がこの地に訪れることで、地域に賑わいと元気を届けたいと考えています。ぜひ、多くの皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
長野県みらい基金「天空の里 いもい農場」のページ
令和の新時代がいよいよ幕開けです。
皆様のご多幸をお祈り申し上げ、平成から令和に続くご挨拶に代えさせていただきます。
天空の里 いもい農場 運営スタッフ一同