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2018年12月30日

ゆく年くる年、活動のベースとなる話し合いをしました

芋井の遊休農地を活用して食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は、本格的に雪となった28日、23日のワーキング会議の内容を報告、具体化に向けた打ち合わせのために、芋井地区住民自治協議会と地主の和田さんのご自宅を訪問し、総会前の詰めの話し合いを行いました。

芋井地区住民自治協議会では、峯村事務局長と山口事務局次長が迎えていただき、ビデオの活動報告の視聴を行った後に、活動計画、葛山ハイキング、ぬか漬け学習会、地域の美化活動へのすすめ方について共有しました。次年度も、引き続き、芋井地区住民自治協議会の後援のもとで活動を進めていけることになりました。

地主の和田さん宅では、蔵次さんときぬ子さんが迎えていただき、活動計画を共有しました。和田さん宅での一番の議題は、地域の高齢化の進行・離農の増加により、耕作放棄地が増大する中、地域の地域コミュニティー持続に向けて、新たな参加の場の検討。総会前なので、要約して断片的に言うと、特産品のリンゴを活用した交流会を新規に立ち上げることで共有しました。

▽2018年、大変にお世話になりました。
2018年は、多くの皆さまより、たくさんのご支援、応援をいただく中で、無事、活動を終えることができました。来年もボランティア団体としてできる事で、更なる飛躍に向け、より一層の努力をいたします。2019年の活動を、乞うご期待!(西沢)

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(雪化粧の広瀬川。来年の活動で、川にふれあう場を作ることを計画中。)

posted by 西沢 at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 運営会議や懇談etc…

2018年12月23日

2019年度に向けたワーキング会議を開催しました

長野市芋井地区の中山間地域で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は23日、2019年度に向けたワーキング会議を開催し、活動計画や新企画の立案、運営体制の検討などを話し合いました。

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(話し合いをする、事務局の西沢と運営スタッフの浦中、五味副代表)

▽映像を駆使して話し合いを行いました。
詳しくは、総会後の公表となりますが、今日の場で検討した一部を紹介すると、
●活動計画について
・活動計画は、活動回数増。諸団体と一緒に活動ができる素地を作ること。
・活動回ごとの内容をシリーズ化して、活動回ごと、何を学び取ってほしいのか明確にする。
・「川」にふれあう機会を作る。
●地元応援について
・援農ボランティアの位置づけを明確にし、応援する内容の拡充を図る。
・リンゴ栽培について、新企画で地域の課題にこたえるフレームを検討し、持続的な企画となることを目指して、助成金に挑戦する。
●先を見据えた運営について
・SDGsを活動目的に据えられるよう、総会でワークショップを開催し、結果を内外に公表する。
・ノロ対策学習をグレードアップし、活動全般の安全向上につなげる。

などなど、映像を使って共有を進めたことで、楽しみながらキレのある話し合いができました。今後、関係諸団体と調整を行い、総会で承認を得られるよう準備を進めていきます。

▽綿花、旅立ちました。
クリスマスリース作り使用後の在庫として、今後の活用を模索していた残りの綿花。ながのボランティア・市民活動支援ネットワーク主催の情報市場と、長野市ボランティアセンターの仲介で、山楽会さんへ贈呈しました。山楽会さんは、山をこよなく愛し、知的障がい者の山登りをサポートしているボランティア団体。クラフトの材料として活用されるとのことです。(西沢)
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(豊作だった綿花。クラフトの材料として旅立ちました。)



posted by 西沢 at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 運営会議や懇談etc…

2018年12月22日

お世話になった皆さんへご挨拶周りをしました

長野市芋井広瀬地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は19日、山岸代表、五味副代表、事務局の西沢で、地主の和田さん、芋井地区住民自治協議会、長野市芋井支所を訪問し、今年度の活動のお礼と報告をしました。

▽地主さん宅でご挨拶
陰ながら支えていただいている和田さん宅では、謝金の支払いの後に、映像の活動報告を見ながら懇談を行い、来年に向けた構想を話し合いました。来年は、「川」を活動フィールドに加える方向で検討を進めていくことになりました。

▽住民自治協議会と芋井支所でご挨拶
芋井地区住民自治協議会では、芋井社会会館の会場費の支払いを行った後に、長野市芋井支所の羽賀支所長補佐を交えて懇談を行いました。今年開催して好評だった葛山ハイキングは、引き続き実施していく方向で検討することを共有しました。
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(支所入口の掲示板。活動通信を掲示いただき、感謝です。)

来年は、地域の高齢化と離農がさらに進行して、私たちの圃場周辺で遊休農地がさらに広がることになりました。ボランティア団体でできる事でで環境変化に対応しつつ、地域のお役立ちにつながれば良いなあ、と、思いながら、現在、運営スタッフの中で来年度の進め方について模索中です。(西沢)
posted by 西沢 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 運営会議や懇談etc…

2018年12月17日

第8回ながの環境団体大集合に参加しました

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子どもたちの「環境・農業・食べ物を大切に思う気持ち」を育むことを目指して活動する天空の里 いもい農場(代表:山岸茂晴)は15日、ながの環境パートナーシップ会議が主催する「第8回ながの環境団体大集合」に参加をして、これからの活動とSDGzについて考える機会としました。

ながの環境団体大集合には、2年前に参加して以来、2回目の参加。前回の参加では、活動のプレゼンをして、賞を頂戴しました。(前回参加の様子

今回は、孤軍奮闘した前回と違い、代表以下、運営スタッフ4名で参加。
前半の基調講演で「SDGz時代に求められる環境活動」について報告を聞き、後半に、SDGzのどの目標が環境活動につながるのか、仮想の環境活動をワークショップ形式で組み立てる中で、SDGzと活動のつながりについて考えました。

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(ワークショップに臨む山岸代表と事務局の西沢のグループ)

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(考えた環境活動を、SDGzにつなげて考え、結果を発表。山岸代表のグループ)

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(考えた環境活動を、SDGzにつなげて考え、結果を発表。鋤柄のグループ)

あわせて、会場にはポスターセッションもあり、天空の里 いもい農場のコーナーでは、チラシの掲示と、この間の新聞記事の紹介をすることで、活動のPRをおこないました。
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(今年作成した青がベースのチラシ。大いに活用しました。もうすぐ、来年度のチラシへバトンタッチです。)
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(長野市民新聞や信濃毎日新聞に掲載いただいた内容を資料として設置しました。)

天空の里 いもい農場では、今回、見聞きした内容を、次年度の活動の進め方に活かしてまいります。(西沢)



posted by 西沢 at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント参加報告

2018年12月09日

2018年度活動の打ち上げを開催しました

芋井地区をフィールドに活動するボランティア団体の天空の里 いもい農場は8日、2018年度の打ち上げを開催しました。

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(懇親会前の打ち合わせ終え、早くのどを湿らせたいと思う面々)

▽5年後、10年後、どうありたいか。ビジョン論議のスタートとなる話し合い。
会場は、例年、お世話になっている北石堂交差点近くのIGREK(イグレック)さん。和風居酒屋の雰囲気が漂いますが、フレンチを頂けるお店です。

17:00に集合して、活動報告のビデオを視聴したのちに、総会の議題になる「2018年度のまとめと2019年度の進め方」について協議をしました。協議の中で参加者から、「この間、単年度ごとのまとめと進め方を確認してきた中で、もっと先を見据えた進め方を考える必要があるのでは」を提起がありました。この点については、SDGzと絡めて、総会でワークショップをしてみよう、ということになりました。

集中して協議を行い、ワインで乾杯。次年度の活動につながるアイデアを、お酒の力を借りながらあれこれ話し合いました。

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(懇親会前の打ち合わせで映像を見る参加者ら)

▽この日は、地域の一斉清掃に参加してきました。
8日の朝、地主の和田蔵次さんからの依頼で、地域で開催された一斉清掃に、いもい農場執行部3人で参加をしてきました。内容は、芋井社会会館からいもい農場までの農道の側溝の落ち葉拾い。この時期にやっておかないと、春先、側溝が溢れかえり大変なことになる、とのことです。

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(農道の側溝から落ち葉を拾い上げ。側溝にたまった泥もあるので、重労働。)

広瀬地区にお住いの参加者とともに取り組み、地域のみなさんとコミュニケーションを図る場になりました。
posted by 西沢 at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 運営会議や懇談etc…

2018年12月05日

2018ボランティアのつどい「楽縁祭」に初出展!

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長野市芋井広瀬地区に3世代の参加者が集い、食農体験を中心とした交流の場を作る天空の里 いもい農場は12月2日(日)、長野市ふれあい福祉センターを会場に開催された2018ボランティアのつどい「楽縁祭」に初めて出展しました。

天空の里 いもい農場のブースでは、「活動を内外にPRすること」「諸団体との交流を通じて、活動の充実につながるきっかけを得ること」を目指して、ブース展開をしました。具体的には、「7分30秒の活動報告の映像を視聴する」または「Facebookで『いいね!』」で天空リンゴをプレゼント。プレゼント時に、さまざまな角度からいもい農場のレビューを教えていただきました。

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(五味美穂子副代表、事務局の西沢と西沢の次女の3人で参加。)

▽たくさんのレビュー、ありがとうございました!
レビューの中から、一部を紹介します。
・ 楽しそう。参加してみたい。
・ 「天空」の名前がいいね!
・ 世代間交流、良いね。広瀬の●さん宅に月1~2回訪問するけど、(いもい農場の)看板のあるあたりから長野市街地を見下ろすと、癒される。
・ 草取りは大切な活動。
・ 芋井に住んでいる同じ職場の人に、チラシを渡したいので、3枚ください。
・ (野菜を贈呈した団体から)野菜の提供、ありがとうございました。
・ いもい農場のように、地域振興の活動、興味あります。

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(活動報告の映像を見入る参加者ら)

今回の出展を通じて、まだまだ認知度が足りないな、と感じるのと同時に、同じ長野市内で様々なボランティアで頑張る方々と交流することで、自分たちも元気をもらえる場となりました。次年度のボランティアのつどいにも、2019年度の楽しい活動報告を持ち込み、たくさんのレビューをいただけるように検討していきたいと思います。今回いただいたレビューの全ては、1月に開催する総会で共有し、2019年度の活動につなげていきます。(西沢)
posted by 西沢 at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント参加報告

2018年12月02日

特別企画「綿花を使ったクリスマスリース作り」

12月1日(土)天気:晴れ 参加人数 参加人数:大人11人、子ども7人(合計18人)
活動タイトル:特別企画「綿花を使ったクリスマスリース作り」
活動内容:芋井社会会館大掃除、避難訓練、おしぼりうどん振る舞い、クリスマスリース作り

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(それぞれで作ったクリスマスリースを前に記念撮影。上手にできました。)
長野市芋井広瀬地区にある芋井社会会館を拠点とする天空の里 いもい農場は1日、芋井社会会館の大掃除、避難訓練、おしぼりうどん振る舞い、クリスマスリース作りと、盛りだくさんの内容で今年度の締めくくりの活動を実施しました。

▽施設に感謝の気持ちを込めて、隅々まで掃除をしました。
この大掃除は、地域への恩返しの意味合いで、天空の里 いもい農場の自主的な活動の一環で実施しているものです。毎年、場所を変え、施設全体がきれいになるよう、おおよその掃除箇所を参加者に割り振って掃除を行いました。
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(長い廊下の雑巾がけ競争。真ん中の立て柱が中間点のゴール。佐藤さん(お母さん)の勝ち。)

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(台所をピカピカに磨く草間さん)

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(台所の調理器具を置く板を磨く事務局の西沢)

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(トイレ当番の米田さん親子。お父さんがホコリを払って、子どもがホコリをまとめる、連携プレーでした。)

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(トイレの鏡を磨く佐藤さん姉妹)

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(コキアを使ったお手製のホコリ払いでくもの巣を払う谷川さん)

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(障子の補修・張り替えを行う山崎さんと五味副代表)

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(小さい子どもが小さい子どもの面倒を見ていることで、掃除が円滑に進みました)

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(今年の目玉、扇風機掃除を行う谷川さん。十数年の羽の汚れを落としてピカピカにしました)

▽避難訓練開催中の緊急出動
避難訓練は、施設管理者の芋井地区住民自治協議会からの要請に応えて実施しました。
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(日ごろお世話になっている芋井地区住民自治協議会の山口様)

山口様から、社会会館で発生する可能性のある災害と避難場所について説明があり、いもい農場参加者は真剣に聞き入っていました。

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(消火器を中央に、消火訓練を実施する予定でしたが・・・)

さあ、消火訓練、と、思った矢先に、消防車の中から無線が鳴り響き、そのまま緊急出動となり、避難訓練は終了となりました。子どもたちは、間近で消防車を見る機会、本物の出動場面を見る機会は滅多にないので、心の中はワクワクしている様子(不謹慎な表現でごめんなさい)でした。サイレンを鳴らして出動する消防隊のみなさんへ、「いってらっしゃい!」「がんばってね~!」と、声をかけていました。

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(出動する消防車と、見送る参加者ら)

▽おしぼりうどん振る舞い
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(「美味しいうどんを食べてもらいたい・・・」うどんを食べる直前に準備をする西沢)

手打ちうどんは、7月21日(土)「手打ちうどん修行 ザ!手打ちうどん」の時に、講師役を務めた事務局の西沢が準備しました。大掃除の労をねぎらうことと、1年、参加いただいた感謝の気持ちを込めて、作り置きはしない、打ち立てホヤホヤで提供。坂城町で仕入れたネズミダイコンをスリスリ、おろし汁を生坂村のお味噌で溶いていただきました。
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(いもい農場恒例の「いただきます」の挨拶をしてから食べ始めました)

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(ネズミダイコンをおろす米田さん。おろしたてはとても辛く、味噌を足さないとヒリヒリします。)

▽綿花を使った世界に一つだけのクリスマスリース作り
綿花は、長野県長寿社会開発センター賛助会員の立川さんから苗を譲り受け、いもい農場で育てました。西沢から綿花の育つ過程とリースの作り方について説明を行い、それぞれ、思い思いに作成に取り掛かりました。
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(西沢から綿花の育つ過程を説明)

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(雨に一度もあたらずに乾燥をさせたコットンボール)

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(親子で、仲良く作る参加者ら。親子で良いコミュニケーションになりました)

▽山岸代表の退任(予定)挨拶
今年度で退任予定の山岸代表から参加者に向けて、最後の挨拶をしました。山岸代表は、「農業は、1年2年やっただけでは、何も覚えられない。農家の高齢化の昨今、技術を教えてくれる農家が少なくなり、教えてもらえる機会がなくなってしまう。そうなる前に、しっかりと農業を覚えたい。覚えたら、その知識を地域にお返ししたい。農業の足場を固めるために退任します。」と述べました。
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(挨拶をする山岸代表)

天空の里 いもい農場は、5年目の活動を終えるのと同時に、執行部体制も変更となります。新しい体制と新しい方針を総会で確認できるよう、準備を進めてまいります。(西沢)
posted by 西沢 at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動こぼれ話