12月21日(木)、天空の里 いもい農場は、芋井地区住民自治協議会(住自協)へ時計の贈呈を行いました。贈呈は、住自協で開催した2017年度の活動報告と2018年度の進め方の打ち合わせの場で行い、山岸いもい農場代表が、峯村住自協事務局長に時計を手渡しました。
(写真左:峯村事務局長、右:山岸代表)
時計は、芋井地区住民自治協議会が管理する芋井社会会館台所の時計で活用されます。(西沢)
2017年12月24日
2017年12月20日
綿花のお話2
(クリスマスリースを持つ立川さんと奥様)
12/19(火)、綿花の苗を栽培していただいた立川さん(公益財団法人長野県長寿社会開発センター賛助会員)宅へ、綿花を活用したクリスマスリースと活動報告書をお届けにお邪魔しました。
立川さんの手で大切に育てた苗をお分けいただき、いもい農場で育て、観察を楽しみ、収穫し、クリスマスリース作りで活用し、来年につながる種を収穫できました。いもい農場で初めて綿花を育てるきっかけを作っていただいたこと、いもい農場の活動が広がったこと、この場で感謝申し上げる次第です。
綿花のエピソードとして、立川さんから苗をお分けいただいたのちも、電話で綿花の様子伺いがあり、ご指導を頂きました。10月に収穫した野菜のお裾分けに伺った時に、「早めに収穫して乾燥させた方が良い」と、アドバイスを頂き、その通りに収穫・乾燥を開始したところ、その後、雨続きの天気。危うく、すべてをカビだらけにして全滅させてしまうところでした。そんなピンチを乗り越え、参加者とともにクラフト教室を実施でき、出来上がったクリスマスリースを立川さんのお手にお戻ししたときは、とてもうれしそうな表情をされていました。
綿花のご縁で、今年の栽培品目の中で一番の思い出となりました。今後も、思い出に残る活動、組み立てていきたいと思います。(西沢)
2017年12月15日
『長野県シニア大学長野学部「社会参加授業」報告会』参加報告
12月13日(水)長野県社会福祉総合センターに於いて、長野県シニア大学長野学部「社会参加授業」報告会が開催され、五味副代表と事務局の西沢で参加してきました。
参加目的は、社会参加授業(※注)の一環で天空の里 いもい農場に参加した、長野県シニア大学2年生の谷川リーダーをはじめととする7名が所属する「畑耕作楽団」の活動参加報告を拝聴すること。「畑耕作楽団」は、「ボランティアで遊休農地解消に向けた農作業をする」を活動テーマに据えて活動先を探していたところ、長野市ボランティアセンターの紹介で、いもい農場に合流。もともと遊休農地のいもい農場、参加を通じた農作業で畑を荒らさず、維持することができ、来年も畑耕作ができるよう、つないでいただきました。
(発表会の様子)
報告会では、谷川リーダーから多種多様の社会参加活動をしてきた他グループに向けて、「いもい農場の場所」「いもい農場の活動概要」「社会参加活動先として選んだ経緯」の説明がありました。多くのグループ発表がある中で唯一プロジェクターを活用し、視覚に訴えながら活動の様子を紹介、メンバーから一言づつ感想発表がありました。
「いもい農場から(長野市街地を)見下ろす風景は、まさに天空!」
「『木の一番上に実っている真っ赤なリンゴを、絶対に絶対、採りたい!』と言う子ども。(私が)脚立に立つ(子どもの)足をガッチリ押さえながらリンゴを収穫してもらった。子どもにとって、収穫できた達成感は、一生忘れないものになったのではないか。」
100人を超す会場で参加エピソードを発表されました。
発表の締めくくりに、谷川さんから
「参加をして、元気の良い子どもたちと知り合いになれた。子どもと一緒に行う農作業、とても楽しく、リフレッシュできた。(参加させてもらって)「ありがとう」と言いたいです!」
とまとめられました。
発表後、長野県長寿社会開発センターコーディーネーターの斎藤さんから「遊休農地の活用を、この間の2世代交流から、3世代交流の場に変えている活動」と講評をいただき、来年も今回のご縁を大切に、楽しい活動を組み立てていかなければ、と感じた報告会でした。
(発表会後、畑耕作楽団のみなさんと記念撮影)
シニア大学の皆さんと一緒に活動できて、こちらこそ「ありがとう!」です。来年の活動もご一緒できればなあ、と願っています。(西沢)
(※注)
「社会参加授業」は、2年制のシニア大学の「1年時・2年時」を通じて、社会参加活動への導入意識づけから始まり、学生自ら計画を立てて実践し、報告するまでを授業としています。畑耕作楽団の他、施設ボランティアとして花を植えたグループや、居場所をテーマにサロン活動したグループがあったり、シニアのお得情報を調査・公表することで出かけるきっかけづくりを研究したグループ等々、多種多様な「社会参加」がありました。
参加目的は、社会参加授業(※注)の一環で天空の里 いもい農場に参加した、長野県シニア大学2年生の谷川リーダーをはじめととする7名が所属する「畑耕作楽団」の活動参加報告を拝聴すること。「畑耕作楽団」は、「ボランティアで遊休農地解消に向けた農作業をする」を活動テーマに据えて活動先を探していたところ、長野市ボランティアセンターの紹介で、いもい農場に合流。もともと遊休農地のいもい農場、参加を通じた農作業で畑を荒らさず、維持することができ、来年も畑耕作ができるよう、つないでいただきました。
(発表会の様子)
報告会では、谷川リーダーから多種多様の社会参加活動をしてきた他グループに向けて、「いもい農場の場所」「いもい農場の活動概要」「社会参加活動先として選んだ経緯」の説明がありました。多くのグループ発表がある中で唯一プロジェクターを活用し、視覚に訴えながら活動の様子を紹介、メンバーから一言づつ感想発表がありました。
「いもい農場から(長野市街地を)見下ろす風景は、まさに天空!」
「『木の一番上に実っている真っ赤なリンゴを、絶対に絶対、採りたい!』と言う子ども。(私が)脚立に立つ(子どもの)足をガッチリ押さえながらリンゴを収穫してもらった。子どもにとって、収穫できた達成感は、一生忘れないものになったのではないか。」
100人を超す会場で参加エピソードを発表されました。
発表の締めくくりに、谷川さんから
「参加をして、元気の良い子どもたちと知り合いになれた。子どもと一緒に行う農作業、とても楽しく、リフレッシュできた。(参加させてもらって)「ありがとう」と言いたいです!」
とまとめられました。
発表後、長野県長寿社会開発センターコーディーネーターの斎藤さんから「遊休農地の活用を、この間の2世代交流から、3世代交流の場に変えている活動」と講評をいただき、来年も今回のご縁を大切に、楽しい活動を組み立てていかなければ、と感じた報告会でした。
(発表会後、畑耕作楽団のみなさんと記念撮影)
シニア大学の皆さんと一緒に活動できて、こちらこそ「ありがとう!」です。来年の活動もご一緒できればなあ、と願っています。(西沢)
(※注)
「社会参加授業」は、2年制のシニア大学の「1年時・2年時」を通じて、社会参加活動への導入意識づけから始まり、学生自ら計画を立てて実践し、報告するまでを授業としています。畑耕作楽団の他、施設ボランティアとして花を植えたグループや、居場所をテーマにサロン活動したグループがあったり、シニアのお得情報を調査・公表することで出かけるきっかけづくりを研究したグループ等々、多種多様な「社会参加」がありました。
2017年12月12日
2017年の活動報告書が完成しました
2017年度の活動内容を網羅した報告書が完成しました。2016年版では、活動のまとめは抜粋で記述しましたが、2017年版はすべてを記述してありますので、今年の活動の全容を振り返ることができる冊子です。また、日ごろお世話になっている皆さん、循環型農業にも触れ、農作業だけでない、いもい農場の様子が掲載されています。
ご希望の方には郵送でお送りしますので、メールまたは、電話でお知らせください。
imoi.hirose@gmail.com
090-9358-3286(西沢)
今後、お世話になった皆さまへお届けを行う予定です。
2017年12月07日
ツイッター絵手紙、頂戴しました。
2017年度参加者のお一人、谷川さんより、絵手紙を頂戴しました。参加者から、絵手紙で感想を寄せていただき、スタッフ一同うれしい限りです。引き続き、遊休農地を活用を通じた「癖になるほど楽しい食農体験活動」、組み立てていきます。
谷川さんは、長野県シニア大学2年生。「遊休農地でボランティア活動(農作業)をすること」を活動テーマに据えて、長野市ボランティアセンターの紹介を通じていもい農場に参加いただくことになりました。この間の「世代間交流」は、形だけのテーマとなっていましたが、谷川さんはじめ、シニア大学生が関わっていただいたことで、シニア層、子育て層、子どもまでの3世代で交流しながら活動を進めることができました。
「言葉が多いので、ツイッターと絵手紙をコラボした『ツイッター絵手紙』です。ハイテクでしょ!(笑)」(谷川さん談)
(西沢)
2017年12月03日
2017年度天空の里 いもい農場打ち上げを開催しました
12月2日(土)、2017年度の打ち上げを、イグレックさん(長野市北石堂町)で開催しました。大人はお酒が入りながら、子どもはフリースタイルで、今年の活動を振り返った話に花が咲きました。ボランティア団体ではありますが、芋井地区が活性化につながる取り組み(遊休農地の活用や都市部と中山間地域の人々との交流など)を、長野市街地を見下ろす素晴らしいロケーションで実施することができました。
来年度は、新しいスタッフが加わる予定です。運営スタッフで知恵を出し合い、新しい活動を組み立てて、「楽しく参加していたら自然に地域貢献していた〜!」というスタイルで活動を組み立てていきたいと思います。
2017年12月02日
芋井社会会館の大掃除+αを開催しました
12月2日(土)天気:晴れ 参加人数:大人10人・子ども8人(合計18人)
活動内容:芋井社会会館の大掃除、焼き芋、綿花を使ったクリスマスリース作り
2017年度の活動の締めくくりとして、今年度参加者の有志が集まって、芋井住民自治協議会からお借りしている芋井社会会館の大掃除、雨天続きで延期に延期を重ねてきた焼き芋、収穫した綿花を使ってクリスマスリースを作るクラフト教室を開催しました。
(綿花を使って作ったクリスマスリースを前に記念撮影)
3回延期し、ようやく実施にこぎつけた焼き芋。サツマイモを洗って新聞紙に包んで湿らせ、アルミホイルで包んでいきます。お父さんとお子さん2人で参加をしている高橋さん、手際よくサツマイモを包み、火に投入する準備をしていきました。
(焼き芋準備)
通算15年目の活動で初めて、地主の和田さんが管理しているリンゴ園のはねだしリンゴを購入する取り組みを実施しました。少しでも地元の応援につながればと考え、賛同を募ったところ、10人の参加者が購入。買って支援、食べて支援、微力ではありますが、地元応援の一つの形としました。
(味は正規品と変わらない、はねだしリンゴ。芋井は、標高、土質、斜面からスポット的に美味しいリンゴができる場所です。)
この間、障子張り替えや換気扇を実施してきた中で、今年の大掃除は、普段使いの箇所を集中して綺麗にしました。日ごろの施設への感謝の気持ちを込めて、トイレ、台所、廊下、玄関の他に、くもの巣を取り除いたり、隅々まで手分けして実施しました。
(大人から子どもまで、みんなで大掃除)
事務局の役割は、大掃除の全体把握と焼き芋の火の番。火をおこすついでに、栗や綿花で炭つくりの実験。みんな掃除を頑張っている傍らで、来年の活動に組み込めるかの実証実験をしました。素敵な炭ができましたが、参加人数分を作るとなると段取りの検討が必要なことがわかりました。
(炭つくり。空き缶に炭にしたいものを入れ、アルミホイルでふたをして火中に投入。アルミホイルにあけた小さな穴から出る白い煙が青っぽく変わったら出来上がりのサイン。)
本来は、畑で綿がフワフワと開いて収穫となるのですが、天候が要因してか、ふわふわと開かなったので、あらかじめ収穫して乾かしておいた綿の塊をほぐしてリースの材料にしました。ほぐす際には、綿に包まれた種も取り出しました。綿花の苗は、長野県長寿社会開発センター賛助会員の立川さんが大切に育ててもらったものをいもい農場に移植し、育ててきました。綿花のご縁、来年につなげていきたいものです。
(上左:綿花をほぐす前、上右:綿花をほぐしたところ、下:綿花の種)
綿花の量がさほど多くないため、綿花をワンポイント使うことを条件にクリスマスリースを作りました。リースのベースは紙皿。紙皿の真ん中をくりぬき、毛糸を巻き付けてベースを作った上に、ビーズや装飾品などを思い思いに飾り付け、綿花を添えて完成。大人から子どもまで、集中してあっという間に過ぎた1時間半でした。長野県シニア大の谷川さんが作られたゴージャスなリースは、家に飾るために奥様と交渉をしてみるとの事。きっと、素敵なプレゼントになったのではないかなあ、と思います。
(リースつくり。毛糸の巻き付けも色を変えたり、厚く巻いたり、工夫がありました。)
2017年度天空の里 いもい農場の活動は、これで最終日となりました。今年度の活動をしっかり振り返って、2018年度の活動がさらに楽しいものになるよう、検討を進めていきたいと思います。ご参加いただいたみなさん、活動を支えてたいただきたみなさん、本当にありがとうございました。(西沢)
活動内容:芋井社会会館の大掃除、焼き芋、綿花を使ったクリスマスリース作り
2017年度の活動の締めくくりとして、今年度参加者の有志が集まって、芋井住民自治協議会からお借りしている芋井社会会館の大掃除、雨天続きで延期に延期を重ねてきた焼き芋、収穫した綿花を使ってクリスマスリースを作るクラフト教室を開催しました。
(綿花を使って作ったクリスマスリースを前に記念撮影)
3回延期し、ようやく実施にこぎつけた焼き芋。サツマイモを洗って新聞紙に包んで湿らせ、アルミホイルで包んでいきます。お父さんとお子さん2人で参加をしている高橋さん、手際よくサツマイモを包み、火に投入する準備をしていきました。
(焼き芋準備)
通算15年目の活動で初めて、地主の和田さんが管理しているリンゴ園のはねだしリンゴを購入する取り組みを実施しました。少しでも地元の応援につながればと考え、賛同を募ったところ、10人の参加者が購入。買って支援、食べて支援、微力ではありますが、地元応援の一つの形としました。
(味は正規品と変わらない、はねだしリンゴ。芋井は、標高、土質、斜面からスポット的に美味しいリンゴができる場所です。)
この間、障子張り替えや換気扇を実施してきた中で、今年の大掃除は、普段使いの箇所を集中して綺麗にしました。日ごろの施設への感謝の気持ちを込めて、トイレ、台所、廊下、玄関の他に、くもの巣を取り除いたり、隅々まで手分けして実施しました。
(大人から子どもまで、みんなで大掃除)
事務局の役割は、大掃除の全体把握と焼き芋の火の番。火をおこすついでに、栗や綿花で炭つくりの実験。みんな掃除を頑張っている傍らで、来年の活動に組み込めるかの実証実験をしました。素敵な炭ができましたが、参加人数分を作るとなると段取りの検討が必要なことがわかりました。
(炭つくり。空き缶に炭にしたいものを入れ、アルミホイルでふたをして火中に投入。アルミホイルにあけた小さな穴から出る白い煙が青っぽく変わったら出来上がりのサイン。)
本来は、畑で綿がフワフワと開いて収穫となるのですが、天候が要因してか、ふわふわと開かなったので、あらかじめ収穫して乾かしておいた綿の塊をほぐしてリースの材料にしました。ほぐす際には、綿に包まれた種も取り出しました。綿花の苗は、長野県長寿社会開発センター賛助会員の立川さんが大切に育ててもらったものをいもい農場に移植し、育ててきました。綿花のご縁、来年につなげていきたいものです。
(上左:綿花をほぐす前、上右:綿花をほぐしたところ、下:綿花の種)
綿花の量がさほど多くないため、綿花をワンポイント使うことを条件にクリスマスリースを作りました。リースのベースは紙皿。紙皿の真ん中をくりぬき、毛糸を巻き付けてベースを作った上に、ビーズや装飾品などを思い思いに飾り付け、綿花を添えて完成。大人から子どもまで、集中してあっという間に過ぎた1時間半でした。長野県シニア大の谷川さんが作られたゴージャスなリースは、家に飾るために奥様と交渉をしてみるとの事。きっと、素敵なプレゼントになったのではないかなあ、と思います。
(リースつくり。毛糸の巻き付けも色を変えたり、厚く巻いたり、工夫がありました。)
2017年度天空の里 いもい農場の活動は、これで最終日となりました。今年度の活動をしっかり振り返って、2018年度の活動がさらに楽しいものになるよう、検討を進めていきたいと思います。ご参加いただいたみなさん、活動を支えてたいただきたみなさん、本当にありがとうございました。(西沢)