(写真1:地域連携活動にかかわっていただいたみなさん)
こんにちは!天空の里 いもい農場です。
2026年8月7日(金)、私たちは国の天然記念物「素桜神社の神代桜」を守り、次世代へ繋ぐとともに、里山の課題解決と知名度向上を目指す特別なプロジェクトを開催しました!
題して、更級農業高等学校×いもい農場×地域合同「神代桜見学と芋井広瀬環境美化プロジェクト」!
今年4月に続く第2弾となった今回は、神代桜の後継樹育成に取り組む長野県更級農業高等学校アグリデザインコースの生徒さん19名をはじめ、芋井地区住民自治協議会・いもい農場スタッフなど総勢28名が集結。夏の過酷な里山管理を体感し、多世代で汗を流しながら深い交流と学びを育む、熱気あふれる1日となりました。
■ 地域の課題に挑む!プールサイド・農道・圃場の環境美化作業
(写真2:芋井社会会館グランドの日陰でオリエンテーション、羽田事務局長の挨拶)
朝8:00、オリエンテーションを経て作業がスタート! 前日の雨や近年の猛暑で草刈りが追いつかず、課題となっていた各エリアへ手分けして向かいました。
@ 芋井社会会館周辺・プールサイドグループ 地域の高齢化に伴い整備が行き届かず、獣の住処になりかけていた旧プールサイドや階段周辺、そして入口フェンスに絡みついたツタの除去と桜の木の剪定を実施。見通しの悪かった場所が、高校生たちの溢れるパワーと地域の熟練の技で見違えるほどスッキリと綺麗になりました!
(写真3:芋井社会会館周辺グループ、プールサイドをきれいにする生徒ら)
(写真4:芋井社会会館周辺グループ、社会会館入り口のフェンスのツタ除去や桜の木の剪定を行う様子)
A いもい農場 圃場グループ 連日の雨で手が出せず、秋野菜栽培に向けた堆肥施肥も滞っていた畑の草取りに集中着手。ピーマンやズッキーニ、綿花の根元を丁寧に手入れし、力を合わせて畑本来の美しい姿を取り戻しました。
(写真5:天空の畑グループ、運営スタッフジュニアといもい農場の参加者が生徒らを先導して農道を歩く様子)
(写真6:天空の畑グループ、ピーマン・ズッキーニ・綿花の根本周りの草取り)
(写真7:天空の畑グループ、暑い中、力を合わせて畑をきれいにしました。)
■ 4月の学びを生かして!生徒主体で準備した「おもてなしランチ」
(写真8:昼食準備グループ、カレーピラフ(アルファー米)、ジャガイモとブナシメジの味噌汁を作る生徒)
(写真9:昼食準備グループ、パンバイキングの準備を行う生徒ら)
今回のもうひとつの進化は「調理・準備の生徒主体化」です。4月の課題を生かし、今回は高校生3名が昼食準備グループとして腕を振るいました。
(写真10:カレーピラフとお味噌汁、ご支援いただいたお菓子など)
(写真11:昼食交流)
「長野地域こどもカフェプラットフォーム」様からご寄贈いただいたパンのバイキングに加え、採れたての新ジャガとタマネギ、ブナシメジがたっぷり入った特製味噌汁を自分たちの手で手際よく調理。一生懸命汗を流した後にみんなで囲む食事は、格別のおいしさ!笑顔あふれる温かい交流のひとときとなりました。
■ 芋井の魅力を全国へ!共通認識を示したワークショップ
(写真12:高校生の視点で芋井の魅力を発信するためのワークショップ、ファシリテーターを務めた西沢事務局長)
(写真13:情報発信のアイデアを説明する生徒)
昼食後は、更級農業高校の丸山教諭から神代桜のクローン作成や後継樹育成の貴重な経過報告をいただいた後、高校生の視点で芋井の魅力を発信するためのワークショップを開催しました。
今回のワークショップでは、更級農業高校・いもい農場・芋井地区住民自治協議会の3者が「知名度向上と広報・発信」に向けた共通認識の行動計画をしっかりと確認・共有することができました。
1.地域内への浸透・広報展開
まずは地域住民の皆さまへの理解と協力を深めるため、回覧板での告知や区長会での活動報告・提案を推進し、地域と密接に連携する道筋を確立します。
2.多角的な情報発信
SNSやメディア連携を通じ、高校生の新鮮な視点から「神代桜の守り手としての取り組み」と「芋井広瀬の豊かな自然・食農体験」の魅力を発信していきます。
(写真14:ワークショップで様々な意見へのお礼と締めの挨拶をされる羽田事務局長)
最後は、芋井地区住民自治協議会の羽田事務局長から、高校生たちの頼もしいアイデアと熱意に対する感謝とエールの言葉で締めくくられました。
[] ライターズ・ノート(今回のまとめ)
過暮化や高齢化が進む中山間地において、若い高校生たちが汗を流して環境を整備し、地域の歴史(神代桜)や課題に向き合う姿は、地域全体に大きな勇気を与えてくれます。 単なる作業で終わらせず、調理を通じた協働、そして回覧板や区長会を通じた「地域に根差す広報計画」へと昇華させた今回の取り組みは、地域・学校・農場が一体となった持続可能な先進モデルです。
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!