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2025年09月21日

特別企画「第4回地域まるごとキャンパス草刈りバスターズ」

▼9月20日(土)の概要
・参加人数:大人6人(内、高大生2人)
・活動内容:オリエンテーション、農道清掃、遊休地草刈り、ミニトマト・イチジク試食、おやき作り

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(高大生、路線バスを使って広瀬に到着!)
長野市芋井広瀬地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は20日、地域まるごとキャンパス参加の高大生2人を迎え、天空の里 いもい農場の活動を通じて地域課題を知るきっかけを作ろうと、特別企画を実施しました。

▼フィールドでの活動の様子
今回の草刈りバスターズは、高校生・大学生の2人に参加いただきました。冒頭に草刈りの必要性・安全な作業を伝えたのち、スパイダーモア「もあもあちゃん」で天空の田んぼのに隣接する遊休地の草刈りをしました。天空の畑では、備品小屋の裏手など、普段手の届かない場所の草取りや野菜の収穫、ネギの株間の草取りも行いました。

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(オリエンテーションで、獣害予防や景観を守る草刈りの必要性、来年使用する資材の紹介をする事務局)

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(もあもあちゃんとエンジンブロワを説明する事務局)

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(遊休地をもあもあちゃんで草刈り)

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(エンジンブロワで路面清掃)

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(草が緑色の箇所を高大生に草刈りをしてもらいました)

草刈り・農道清掃があっという間に終わったため、場所を天空の畑に移し、ネギ間の草取りやミニトマト・イチジクの試食を行い、畑の活動も実施しました。子どもファームののり面に自生しているミョウガも、リンゴコンテナ1つ分を大量収穫しました。

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(ネギ間の草取り)

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(きれいになりました。今年は土寄せもしっかりできて、ネギ栽培は上手に進んでいます)

▼おやき作りを実施
この日は雨の予報であったため、雨も想定しておやき作りを準備していました。結果、雨は降らず、フィールドでの作業も早く終わったことから、おやき作りも行いました。具材はあんこと切干大根。天空のリンゴジュースも一緒に味わい、交流をしました。

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(生地に具材を包む高大生)

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(おやきとリンゴジュース)

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(みんなで「いただきます」をして味わいました)

活動終了後、活動を支援いただいている林農園の林さんから、リンゴ(秋映・ピッコロ)収穫のご了解をいただき、収穫したリンゴをもって帰途につきました。

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(広瀬バス停の看板からひょっこり、顔出し)

▼エンジンブロワの愛称、決定
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(エンジンブロワを手に作業をする高校生)
今回参加の二人へ、草刈り中にエンジンブロワの愛称を検討するよう、課題を出していました。作業中、おやき作り中に話し合ってくれて、次の愛称が決まりました。

「強(つよし)」

「強い風で、スイスイ作業がはかどる」というのが命名の由来とのことです。「強(つよし)」、大事に活用していきます。
posted by 西沢 at 14:27| Comment(0) | 活動こぼれ話

2025参加者レビュー「参加者の声で『活動・地域』の魅力発信!」_9.13

天空の里 いもい農場は、毎回、活動終了後に、参加者の皆さんから感想をお寄せいただいています。その声は、活動がどのような場だったのかを可視化する、いわゆる宣伝部長!普段は高齢者がほとんどの静かな集落ですが、そのフィールドから生まれるさまざまな声を、ぜひご覧ください。

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(久しぶりに栽培をした天空の田んぼの下の田で稲刈り。全部手刈りをしました)

▼Aさん
人生初の稲刈りでした。きっと子どもたちがお米のありがたみを感じてくれるだろう、と期待して参加しましたが、そんなことよりも、とにかく自分が感動していました。
稲はザクッと、気持ちのいい感触だったのが意外でした。足元のぬかるみはまぁ大変で、それはそれは、記憶に残る貴重な経験となりました。
家では子どもたちと、一杯のお茶碗に稲何束分?と話しながらご飯を食べました。あの苦労が一瞬で食べ終わっちゃうね、と。本当にそうだなと思いました。
今年は田植え、脱穀共に予定が合わず残念でした。来年は田植えから脱穀まで、(通して作業が)できたらいいなと思います!!

▼Bさん
子どもも私も人生初めての稲刈りでした。ぬかるみの中、はじめはこんなたくさん(の稲刈り)、終わるのかなあせあせ(飛び散る汗)と正直思いましたが・・・、息子もどんどんやる気が増して、次から次へとぬかるみに入って稲刈りしたり運んだり、気づくと自ら仕事を見つけてせっせと働いていたので、とても成長を感じられました。そして、みなさんの一生懸命な働きのおかげで、稲刈りが終わった(田んぼの)様子を、帰る時に上から見て、息子もとても達成感を感じていました。息子がスタスタと行くので着いて行ったらすごいぬかるみで足を取られ、私は泥に大尻もちを着いたり(笑あせあせ(飛び散る汗))。親子共々、泥だらけで大変でしたが楽しい稲刈りでした。
今まで、姨捨の棚田を綺麗だなぁと何度か見に行った事がありましたが、あの風景にはたくさんの苦労があることも西沢さんのお話と今回の体験によって知れて良かったです。
貴重な経験のおかげで、お米のありがたみを家族で感じました。また、下の子が以前のブログ写真でりんごに自分の絵がつけられる事を楽しみにしていたので、来年以降いつかできたら嬉しいです。

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▼Cさん
足もとの悪いなかの作業は大変でしたが、毎日食べているお米の事を知る貴重な機会となりました。稲刈り後、子どもはお茶碗のご飯を最後の一粒まで頑張って食べるようになりました。

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▼Dさん
稲刈りを体験して、子どもの頃に祖母宅で少しだけ、手伝った事を思い出しました。当時は、戦力外でしたが、今回、大人になり稲刈りを体験し、一言『大変でした』。けれど、貴重な体験ができたので良かったです。上の子は、『ちょっとだけ、農家の人の大変さがわかった気がする』と言っていました。下の子は、虫、探しに夢中で、自然を満喫していました。

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▼Eさん
今年の稲刈りは、田植え以上に泥だらけになりながらの作業でした。ぬかるみに長靴を取られないように慎重に一歩ずつ移動し、手刈りした稲が泥だらけにならないように畔まで運び⋯。一枚の田んぼの稲刈り・はぜかけをするのに、大人数で作業したのに3時間以上かかり、お米作りの大変さを感じました。機械で刈るので「手刈りはあまりできない」と思っていましたが、ぬかるみの面積が広く、たくさん手刈りができたのは楽しかったです。
稲刈り終了後に雨が降り出し、なんとか稲刈りをさせてくれたお天気に感謝でした。

▼Fさん
昨年は参加できなかった稲刈りを、「今年は絶対子どもにやらせたい!」と、楽しみにしていました。
ぬかるんだ田んぼでの作業は想像以上に大変でしたが、子どもはドロで遊んだり、サワガニを捕まえたりと大満喫の様子でした。(毎度戦力にならずにすみません、、、)
大人は疲れ果てましたが(笑)、作業後の梨と梅シロップをおいしくいただき、癒されました。ありがとうございました。また次回よろしくお願いいたします。

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▼Gさん
・田んぼがぬかるんでいて、足がはまって全く動かせなくなって泥だらけになって、他の参加者さんに助けてもらって脱出できました。むかるんでいると体力を消耗しやすく、次の日、筋肉痛でした。でも田植え(のような稲刈り)、楽しかったです。

・小学1年生の娘が田んぼでカニを見つけました。他のお友だちに「見せて」と言われ、渡したら持っていってしまい大泣き。お姉さんお兄さん数人でカニを探してもらい、見つけて、みんなで喜びました。(このことを)どうすればよかったのか、お姉さんお兄さんの小学校での体験談などを娘に話してくれて、いろいろなやり方があるんだと知りました。
農業体験だけでなく、いろんな年代のお友だちと交流ができてありがたいです。

▼Hさん
子どもたちはとても楽しかったようです。帰り道でもう「脱穀も行きたい!」と話していました。貴重な機会をありがとうございました。

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▼Iさん
ブログ拝見しました。雨の欲しいときには降らず、雨は勘弁して欲しいな〜と、思うときに降って、機械に気を遣いながら、手刈りの面積も増えたのだろうと・・・。本当にお疲れ様でした。

▼Jさん
稲刈りの作業に参加しました。想像を絶する田んぼのぬかるみに足がはまり、私の経験上一番過酷な稲刈りでした(笑)。普段、泥まみれになることがないので、とてもいい体験ができました。芋井の自然の中でスクスクと育った稲がおいしいお米になるのが楽しみです!

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▼Kさん
欠席者ですが、輝く稲穂に囲まれた、皆さんのキラキラした笑顔の写真を見て「自然の恵み・人力に感謝して暮らす人の平和」を垣間見れたように感じます。

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(稲刈り前)

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(稲刈り後)

次回の参加者レビューも、お楽しみに!
posted by 西沢 at 13:59| Comment(0) | 参加者レビュー