2022年11月30日
芋井グリーンモンスター活用プロジェクトVol1
(芋井地区の葛(撮影は9月))
長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は26日、長野市芋井地区地域おこし協力隊の岸さんの呼びかけに応え、雑草の帝王とも呼ばれる「葛(通称:グリーンモンスター)」を活用した地域おこしプロジェクト「芋井グリーンモンスター活用プロジェクト」に取り組みました。
▼「葛」を芋井地域活性化の資源にできないか!
(葛根掘り出し前の元気な岸さん(写真左)と運営スタッフでシニア大OBの北原さん(写真右))
このプロジェクトは、「厄介者の葛つる」を「葛粉にして活用」し、「地域の特産品開発」につなげようという、岸さんが考案したプロジェクトです。「荒廃地対策」にもつながる要素も内包されているため、いもい農場の目指す「荒廃農地の削減と観光振興による芋井地区のファンづくり」に合致。いもい農場の活動に位置づける前段階として、先ずは運営スタッフで試験的に取り組み、リスクの洗い出しを行いました。
▼雑談100%、おしゃべりに花が咲く葛根「掘り出し中!」
(ツルハシ・レーキ・シャベルを駆使して、気ままに根を張る葛根を掘り出す二人)
葛根掘り出しは北原さん、事務局の西沢含めて初体験。小春日和であったため、汗ばみながら葛根を傷つけないよう、掘り出していきました。掘り出し作業は単調ではあるものの、あれこれおしゃべりをしながら、交代しながら作業を進めました。おしゃべりをしながらの作業は、時間と疲れを忘れるほど、のんびりと進めることができました。
▼先ず先ずの収穫!?
(土中から掘り出した葛根)
作業開始して2時間ほどで、太いと思われる葛根を掘り出しました。今後、繊維状にほぐし、繊維は漉し器を使って洗います。その洗い水に含まれる沈殿物が葛粉で、漉す作業を繰り返して、きれいな葛粉を抽出を行います。お菓子作りには、いもい農場の子どもたちも関わりながら進める予定です。
▼観光振興の拠点を目指す古民家で昼食交流
岸さんのご自宅の隣には、立派な古民家があります。岸さんは、その古民家を活用して芋井地区を盛り上げる取り組みを推進しています。
作業終了後、あたたかな日差しが届く部屋の中で昼食をいただき、いもい農場の取り組みや岸さんの地域振興の任務についてあれこれ話し合いをしました。葛根を掘り出すのと同じくらい、おしゃべりにもエネルギーを費やし、楽しい時間を過ごすことができました。
今後の取り組みもレポートしていきます。お楽しみに!
posted by 西沢 at 22:59| Comment(0)
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