
(大収穫!)
食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は7日、48人の参加者とともに、ダイコンやハクサイ、長ネギなどを収穫する農業体験を実施しました。同日、農場で収穫した野菜たちを即、味わう食育の活動として、焼き芋と焼きネギ、ゆで落花生をして、畑の恵を味わいました。15日には、種をつなぐために栽培をした綿花の収穫体験を、古里こども食堂のみなさんとともに開催しました。前回から今回までの活動の様子をダイジェストでお届けします。
▽11/7(土)秋野菜たちを収穫&食べる体験も実施

(焼き芋のための熾火づくり)
一足早く事務局が畑に乗り込み、熾火作りをしました。景色が良い畑で立ち上がる煙は“のろし”のようです。

(サツマイモを洗って新聞に包む作業)
前回の活動で収穫したサツマイモを洗って、新聞に包んで焼き芋にする準備をしました。

(「いっぱいついている!」落花生を収穫)
事務局から落花生の成り立ちを説明したのちに、落花生を収穫しました。今年は、苗から栽培したこと、追肥をしっかり行ったことが影響してか、たくさん収穫ができました。

(大きなハクサイを運ぶ子ども)
8月植え付け直後の干ばつで、2割ほど植えなおしをしましたが、その後の天候に恵まれ、ずっしりとする大きなハクサイが収穫できました。一方で、ダイコンは、種まき後に雨が無かったことで発芽が遅れ、いまいちなサイズ。農業は難しいです。

(熾火にネギをブスッと差し込む事務局)
熾火を活用して、焼きネギ作りをしました。このメニューは、ネギ嫌いな子どもたちが「好きになるきっかけ」、大人は「新たな発見」につながれば、と、毎年実施しているものです。

(「本当に甘い!!」と、驚くお母さん)

(「食べてごらん!(お母さん)」、「トロトロ!(お子さん)」)
収穫したての松本一本ネギを土付きのままアルミホイルに包み、焼き上げました。皮をむいて食べる焼きネギは、驚きの甘さだったようで、畑のあちこちから「おいしい!」と声が聞こえました。

(黄金色の焼き芋、出来上がり!)

(仲良く食べる女の子たちと、ソーシャルディスタンスを取る男の子)
たくさんの焼き芋で、火力調整に苦労しましたが、今回、サポートで参加いただいた山楽会(賛助会員)の見事な火守で、おいしい焼き芋ができました。

(ハクサイ100%)
軽バンに積み込んで、ハクサイを社会会館に運びました。過去にはダイコンも長ネギも一度に運べた時もありましたが、年々、出来が良くなっているのか、嬉しい悲鳴です。今回収穫した野菜は、参加者で平等に分けて、それぞれ持ち帰りとしました。コロナ禍でなければ、社会会館で即調理して味わうのですが、調理室が密になってしまうことから、保存方法を伝えた上で持ち帰って、おうちで味わっていただくスタイルとしました。

(ゆで落花生!)
ゆで落花生は、朝6:30に試食分だけ運営スタッフで収穫を行い、ハクサイなどの収穫作業から戻ってくる時間に合わせて、試食できるように準備をしました。弾力のある食感と、塩味がほどよく浸み込み、後を引くおいしさ。「やめられない、とまらない」参加者が続出でした。
▽11/15(日)綿花収穫体験を開催

(種をつなぐ目的・クラフトの材料で栽培した綿花)
天空の里 いもい農場での栽培を見送った綿花を、種をつなぐ目的とクラフトの材料にするために、事務局の家庭菜園で細々と栽培をしました。その綿花が大豊作となり、「体験活動に活用したいなあ・・・」と長野市ボランティアセンターに相談をしたところ、古里こども食堂さんをコーディネートしていただきました。前日の14日に新型コロナウイルス感染症の特別警報が発令となったため、検温、ソーシャルディスタンスの徹底を図ることで開催しました。

(収穫をする古里こども食堂の参加者のみなさん)
事務局から、綿花の成長過程や種類、幅広い活用などの話を行った後に、収穫作業。参加のみなさん、楽しそうに収穫体験をしていました。収穫後、綿花のご縁が来年につながれば・・・と願って、芽だし方法をお伝えしました。この参加者の中から、栽培にチャレンジする方がいると、この上ない喜びです。収穫した綿は、クリスマスリース作りやドライフラワーにして楽しむとのことです。
次回のダイジェストは、12月上旬に発行予定。お楽しみに!