・参加人数:大人37人・子ども17人(合計54人)
・内容:農道清掃、ネギ収穫、芋井社会会館大掃除、山楽会プレゼンツ「クリスマスクラフト・すいとん作り」、閉講式
(雲海から現れた女神さま!?)
天空の里 いもい農場は3日、2022年度の活動の最終回として、活動の拠点として芋井地区住民自治協議会からお借りしている芋井社会会館の大掃除とともに、山楽会さんのご協力のもと「クリスマスクラフト」と「すいとん作り」を行いました。合わせて、1年締めくくりの地域農道清掃も行いました。
すいとんの具は、畑でとれたジャガイモ・カボチャ・長ネギ・ダイコンを使用し、特に長ネギは、運営スタッフでユースリーチの学生2人に収穫してもらった、朝どれを使用しました。その収穫は、雲海を見下ろす幻想的な風景の中でおこない、まるで、女神さまがいもい農場に降臨したかの様子でした。
▼地域農道清掃

(農道清掃に集まった参加者とグリーンヒルズ小中学校の先生)
7:20に、いもい農場の参加者大人9人・子ども5人と、グリーンヒルズ小・中学校の島田先生と尾形先生が集まり、農道の側溝にたまった落ち葉掃除と路面清掃を行いました。いもい農場としては、今年4回目の地域一斉清掃への参加で、「芋井広瀬地区応援隊」ともいえるような参加者、4回の合計で57人が関わりました。地域は高齢化で担い手不足が深刻な状況ですが、次年度も、環境美化活動の担い手として関われるよう、組み立てを行います。


(雪解けに備えて、側溝から落ち葉を上げ、路面清掃をする参加者ら)
▼芋井社会会館大掃除
私たちの活動が、楽しく実施できる一番のベースが、拠点である芋井社会会館があることです。地域からお貸しいただいたことへの感謝の気持ちを込めて、調理室・トイレ・廊下・玄関周り・軒先を、みんなで掃除しました。

(廊下を雑巾がけする参加者ら)

(トイレの鏡を拭き掃除する子どもたち)
▼すいとん作り
あったかい食べものを作ろうと、山楽会さんと話し合って「地産地消すいとん」を作りました。材料として買ったのは豚肉とすいとん粉。それ以外は、いもい農場でとれた野菜だけで作りました。事務局が大雑把な性格故に、材料や水の量、味付けも適当でしたが、みんなで調整をしながら仕上げていきました。まるでチームメイキング。コープながのから譲ってもらった大鍋だからこそできる、ダイナミックな量の仕上がりとなりました。

(山楽会の高沢さんから、ライターの使い方のレクチャーがあり、子どもが点火)

(材料を切って大鍋に投入)

(だしの素もどのくらい入れて良いのか分からず、”なから”な量を投入)

(できあがったすいとん。ざっと、100人分!)

(思い思いの場所ですいとんを食べる参加者ら)
▼クリスマスクラフト
山楽会さんのご協力で、クリスマスリース作りをしました。山楽会さんのスタッフさんが作り方をやさしく教えてくださり、小さいお子さんからその親、高大生、シニア大学生まで、思い思いのクラフトを楽しみました。

▼「クリスマスお楽しみ応援便」が届きました
一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団より、「ポケモン こども食堂応援隊!」活動の一環で、全国のこども食堂を対象としたクリスマスプレゼント(かぶって、楽しめるペーパークラフトのとんがり帽子)が届きました。
クリスマスリース作りに合わせて、とんがり帽子も作り、クリスマスムード全開のいもい農場になりました。

(とんがり帽子をかぶりながら、みんなで作った干し柿をほおばる子ども)
▼2022年度「閉講式」
4月23日の第1回の活動で開講式を行い、今日、閉講式を迎えることができました。閉講式には、活動を支えていただいている和田さんも駆けつけてくださり、私たちの活動や参加者への労いを頂戴しました。

(和田さんの挨拶)
閉講式では、代表の挨拶、和田さんのご挨拶に続き、2022年活動報告ビデオの視聴を行いました。今期で退任を予定している五味代表へ、参加者から寄せられた心温まるビデオメッセージと色紙の贈呈をサプライズで行いました。感謝の気持ちがたくさん溢れる、心豊かな時間になりました。
2022年度活動報告ビデオ
※クリックするとビデオが見られます(9分05秒)
(谷川さんから五味さんへ色紙の贈呈)

(閉講式を仕切ってくれた県大生の女神さま!?)
閉講式は、県大生の二人が企画立案・進行をしてくれました。閉講式の中で、五味さんへの感謝を伝えるプロジェクト(五味さんに気付かれないようビデオメッセージの収録や、色紙の作成)を、参加者を巻き込んで進めていただき、いもい農場の歴史に刻む閉講式となりました。
▼代表ご挨拶「2022年の活動を終えて」

日ごろ、関係各位におかれましては、多大なご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
2022年度の天空の里 いもい農場は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の対策を講じ、安全な場の運営を基本に、ボランティア団体としてできる事で、地域とのつながりを深め、頼りにされる存在を目指して活動を進めました。12月3日、無事、9年目の全15回の活動を終えることができました。
新型コロナウイルス感染症の拡大と縮小に翻弄されつつも、運営スタッフで感染対策をよく話し合い、不安と感じないような場の運営を行うことで、過去最大の参加人数(延べ665人)が芋井広瀬地区に集いました。コロナ禍においても、大勢の参加者が集い、食育につながる「食べる活動」、農業の大変さを体験する「農業体験」を推進することができ、地域ににぎやかな雰囲気をお届けすることができました。また、諸団体との連携を深めると同時に、シニア大学生・ユースリーチの大学生・地域まるごとキャンパスの高大生の力をお借りし、活動の幅も広がりました。
2023年度は、天空の里 いもい農場発足10年目の活動となります。もとは芋井小学校第二分校の学び舎であった芋井社会会館に「子どもたちの声をたくさん響かせられるような場の運営」で、より参加満足が広がるような楽しい活動を目指してまいります。
引き続き、ご指導とご鞭撻を賜れれば幸いです。
私事ではございますが、今期で退任することとしました。在任中は、皆さまの温かいご支援とご高配をいただき、厚く御礼申し上げます。今後とも、変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
代表 五味 美穂子

(みんなで記念写真「From2022 To2023」また、会いましょう!)
※撮影 山楽会 高沢様