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2024年09月28日

食農体験2024 第11回活動報告

▼9月28日(土)の概要
・参加人数:大人27人・子ども19人(合計46人)
・内容:脱穀、ワラ運び、草取り、秋野菜の間引き、リンゴの葉つみ(シナノスイート)、天寄せ試食

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食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は28日、脱穀を行いました。合わせて、畑では秋野菜の間引き・リンゴの葉つみを行い、それぞれの作業終了後、長野県諏訪地方の郷土料理の天寄せを勉強と試食を行いました。

▼脱穀
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(安全に気を付けながら、役割分担をして脱穀作業)
脱穀の機械のエンジンをかけた直後に通り雨があり、中止・続行のジャッジが一転二転。これから雨が降らないという天気予報を信じ、実施しました。

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(残り穂を探す参加者ら)
ハーベスターで脱穀しきれていない穂を探し、無駄が無いように対応を進めました。例年になく真剣に残り穂を集めてもらいました。

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(カッターで稲わらを細かくカット。吹き出すワラに子どもたちは大喜び)
来年の作付けのために、ワラを細かく切って田んぼに戻す作業をしました。カッターから吹き出すワラは吹雪のようですが、「皮膚がかゆくなるよ」と伝えても、子どもたちはワラ吹雪に大興奮でした。

▼畑の作業
参加申し込み時に畑を希望した参加者で、畑の作業を行いました。草がえらいことになっていますが、間引きや収穫を、今日の人員の中でベストを尽くしていただきました。ダイコンは、今回で1本仕立てとなったので、今後どのくらいの太さ・大きさになるのか楽しみです。

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(ダイコンの間引きを行う参加者ら)

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(リンゴの葉つみを行う参加者ら)

▼天寄せ試食
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(天寄せ(左から卵スープ・そうめん・みかん))
天空の里 いもい農場の活動で目指す事の一つ「食文化の継承」。昨年に引き続き、諏訪地方の郷土料理「天寄せ(※注)」をクイズ形式で学びながら、事務局が作った3種類の天寄せをみんなで味わいました。
(※注)天寄せは、「おもてなし料理」「食事の残った食材や料理を無駄にしないための料理」で、名産の寒天を使って固めたもの。夕飯の残り物など、余ったものを材料に使うことで食品ロス削減という、昔ながらのエコな料理でもある。

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(原材料の寒天や郷土料理の天寄せについてクイズ形式で説明する事務局)

▼午後の作業
午前で中締めし、午後に残れるメンバーだけで、電気柵の片付けやワラキリの残り、ワラをリンゴ畑への運び込みと、和田さんから依頼された細かい作業のあれこれを実施しました。午後の作業で、2024年のお米作りの区切りとなりました。和田さんのアドバイスと林農園のサポートをいただきながら、2024年の米作り、無事終了することができました。あとは、新米をみんなで味わうだけ!次回が楽しみです。

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(2024年の米作りのクロージングメンバー)

■次回は10月19日、芋ほり、リンゴ狩り、新米ごはん、天空ハロウィンです。活動報告、お楽しみに!
posted by 西沢 at 20:50| Comment(0) | 【活動報告】食農体験
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