・参加人数:大人39人・子ども30人(合計69人)
・内容:リンゴ収穫(山口さん・いもい農場のリンゴの木)、芋井社会会館の掃除(トイレ・廊下・倉庫・外回り)、大収穫祭

(山口計さんのリンゴの木の下に集った参加者ら)
長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は18日、畑のお隣さんの山口さんのリンゴの木の下で、収穫交流会を実施するともに、天空のリンゴ(フジ)の収穫を行いました。また、大収穫祭と銘を打って、この間の収穫物を活用した料理を地域まるごとキャンパスの学生たちの力を借りて作り、参加者とともに味わいました。
▼山口さんのリンゴの木の下で収穫交流会
山口さんのリンゴの木は、高齢によりこの木を残して皆伐されました。「地域での交流の場になれば」と、長野市安茂里で子ども食堂を運営している「あもはぐ」さんとのご縁により、いもい農場の参加者と交流の機会を設けることになりました。今回で2回目の収穫交流会。笑顔で畑に迎え入れていただき、山口さんからリンゴ栽培の歴史、栽培上のご苦労のお話と、収穫方法について教えていただきました。終始、和やかな雰囲気で、収穫交流会を行うことができました。
(笑顔で迎え入れていただきました(写真右、山口さん))

(参加者に向かってお話をされる山口さん)
▼天空のリンゴの木の収穫

(たくさんのリンゴをとったよ!)
お借りしているリンゴの木の内、2本のフジリンゴを収穫しました。摘果が甘かったことで、小ぶりのリンゴが大量に収穫することができました。たくさんのリンゴは参加者で分けきれず、19日に開催される長野市の子育てフェスティバルでワークの参加賞としても活用する予定です。

(天空のリンゴの木、収穫が終わりました!)
▼活動回の前倒し作業
毎回たくさんの方に参加いただいている中で、参加者の方が手持ち無沙汰にならないよう活動内容を調整して進めています。芋井社会会館の大掃除は次回の予定でしたが、大人数の参加を活かして、前倒でトイレ・外回り・外倉庫などの作業を進めました。次回の活動で、農道清掃に注力できることになりました。

(外の倉庫を整理する参加者ら)

(外倉庫を掃除する参加者ら)
▼2023年度大収穫祭!
(参加者の料理の盛り付けをサポートする地域まるごとキャンパスの学生たち)
コロナの類型変更を受け、通常の収穫祭のスタイルに戻して実施しました。料理は、運営スタッフの北原さん中心に畑でとれた野菜を使ったメニューを考案していただきました。地域まるごとキャンパスの学生たちは、学校と年齢の違いを感じないチームワークで、70人近い参加者の料理の盛り付けをサポート。スムーズな運営の要となっていました。

(挨拶をする山崎副代表)
収獲祭の冒頭に、山崎副代表から「一年の思い出を振り返りながら(料理を)いただきましょう」と挨拶があり、運営スタッフジュニアの「いただきます」の挨拶で手を合わせてから食事を開始しました。今回の収穫祭に当たり、お世話になっている林農園さんからもち米の提供をいただきました。もち米は、あずきバーを使ったお赤飯にして活用しました。この場をお借りして、お礼申し上げます。

(地産地消料理を楽しむ参加者ら)
▼お別れに、感謝を伝える拍手が参加者から寄せられました

(地域まるごとキャンパスの学生たち)
路線バスに乗っていもい農場にやってきて、子どもたちとの交流や、料理作り、自分自身が非日常の体験を楽しむことを内容として参加してきた地域まるごとキャンパスの学生たち。今日でお別れになる学生もいることから、別れ際に、挨拶をしていただきました。参加者から温かい拍手が寄せられました。
■次回は12月2日、2023年度最後の活動、農道清掃、お正月クラフト、すいとん作りです。お楽しみに!