・参加人数:大人42人・子ども40人(合計82人)
・内容:リンゴの摘果、ブルーベリーのメンテナンス、田んぼの生きもの探し、おやきづくり
(田んぼの生きもの探しをしました)
長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は17日、前日までの雨により予定していた草取りは延期とし、ブルーベリーのメンテナンス、田んぼの環境を考える田んぼの生きもの探し、リンゴの摘果、食文化のおやきを作って味わうおやきづくりを行いました。
▼大きく育てるリンゴの見極めと摘果をしました
事務局から作業の説明をしたのち、大きく育てるリンゴの見極めと、摘果を行いました。このような中間管理を体験できるのも、消毒を含め対応いただいている和田農園・林農園のおかげです。
(斜面のリンゴ畑で摘果作業)
(ハサミをもって、残すリンゴを真剣に見極める親御さん)
今年初めての参加者さん、お子さんが小さいことでなかなか作業に関われず、他の方の活動を見ているだけが続いてきました。今回、周りの動きに刺激されたのか、初めてハサミを手に、摘果作業に関わりました。「残したリンゴは“記念リンゴ”だね〜!」と、参加者・スタッフで話しました。
▼参加者と一緒におやきづくり
(おやきの生地作りの説明をする運営スタッフの北原さん)
北原さんお手製の生地作りの資料説明を行ったのち、参加者とおやきづくりを行いました。
(地域まるごとキャンパスの学生も合流しておやきづくり)
今回の活動から、本格的に地域まるごとキャンパスの学生の受け入れをスタートしました。今回は、長野県立大学の学生3人が集まっていただき、調理室で生地作り、蒸しの作業を担ってもらいました。おやきづくりの作業が世代間交流の場となりました。
▼田んぼの生きもの探し
田んぼの環境を考える機会にしようと、田んぼにどのような生き物が住んでいるのか、探す活動を行いました。参加者は、田んぼの生きものを水陸両方で探し、バットに生き物を集め、その生きものを観察・生きものの絵を描きました。生きものの名前は、ポケット版 田んぼの生きもの図鑑 動物編・植物編の2冊を配布し、それぞれで調べてもらいました。お子さんはもちろんですが、大人が熱中して、宝探しのように目をキラキラさせていました。
描いた絵は、とりまとめ、拠点の芋井社会会館に掲示する予定です。
(天空田んぼで田んぼの中に入り、生き物を探す参加者ら)
(和田さんの田んぼの畔から生きものを探す参加者ら)
(バットに集めた生きものを観察し、絵を描く参加者ら)
▼おやきの試食タイム
今回作成したおやきの具は、「あんこ」「切干大根」「玉ねぎ」。合計で270個近くを作りました。兼竹会さんから寄贈いただいた蒸し器のおかげで、短い時間で作ることができました。昨年の2升炊き炊飯器とお米に続き、蒸し器の寄贈、ありがとうございました。
(おやきの説明をする運営スタッフジュニア)
(広間でおやきを食べながら思い思い交流する参加者ら)
■次回は7月8日、おいしい野菜作りのための草取りと手打ちうどん作り体験です。活動報告、お楽しみに!
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