・参加人数:大人29人・子ども20人(合計49人)
・内容: 稲刈り、文字絵リンゴ作り(シナノスイート)、葉物野菜の種まき、落果青りんごのパウンドケーキ

(天空田んぼの稲刈り、終了!)
食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は10日と11日の両日に活動日を設け、稲刈り、長野市きらめき隊との協働企画「文字絵リンゴ作り」、葉物野菜の種まきを実施しました。活動の最後に、落果した青りんごを使ったパウンドケーキを味わいました。
▼芋井地区のファンづくり・観光振興の「文字絵リンゴ」作り
(芋井地区の魅力を発信する中澤芋井支所長補佐と地域おこし協力隊の岸様)
観光振興を目的に取り組む「芋井」文字絵リンゴ作りは、今年で3年目となりました。オリエンテーションで企画の目的を参加者へ伝えたのちに、中澤様より、芋井地区の魅力を。岸様より、地域おこし協力隊で取り組んでいる任務のご報告がありました。
(シールを参加者に配る中澤補佐)
(シールを貼り付ける参加者)
(飯綱高原 DAIZAHOUSHIなど、アレンジシールも貼りつけました)
(貼り付け終わったリンゴの様子)
昨年は霜被害で思うようなモノができませんでしたが、今年は、今のところ順調なので、きれいな出来栄えに期待したいところです。
▼畑で葉物野菜の種まきなど
(野菜の種まきをする参加者ら)
今年度最後の野菜の種まき(カブ・ホウレンソウ・コマツナ・チンゲンサイ)をしました。これらの野菜を使って、11月にいもい農場恒例の大収穫祭を計画していきます。
(収穫した野菜たち)
収穫した野菜は、参加者で均等にシェアします。分けることを念頭に入れてか、「ミニトマトは●個あったよ〜」と、数えてくれた子どもがいました。さすが!と思うのと同時に、子どもの成長を感じることができました。
▼9/10の稲刈り
(上が和田さんの田んぼ、下が参加者とお手植えや草取りなどをした天空田んぼ)
毎日、水回りの面倒をみていただいた和田さんへお礼の気持ちを込めて、先ずは上の田んぼから着手しました。事務局の西沢がバインダーを操作し、参加者が、バインダーの切り返し地点の手刈りを行い、束ねていきました。
(取水口周辺でぬかるみにはまり込み、人力でできることをあれこれ模索)
取水口周辺は水の抜けが悪く、ターンをするときにバインダーが沈み込まないよう気を付けていましたが、テンポを緩めた瞬間、泥にはまり込んでしまいました。参加者の藤沢さんと伝田さんで板を敷いたり、棒を差し込んだり、ひもで引っ張って見たり、力づくで引き抜こうとあれこれ対応しましたが、人の力では立ち行かず。外周6条を刈り、これから本番、という時に、この日の稲刈りを断念しました。
(癒しのMVP「こまち」ちゃん)
泥にはまったバインダーは、活動をサポートいただいている林農園の林さんに、ウインチで引き上げていただきました。その引き上げの間、林農園の草刈隊「羊のこまちちゃん」は、田んぼの横の遊休農地で愛らしい表情をふるまっていました。
▼落果リンゴのパウンドケーキ
(落果リンゴを活用したパウンドケーキ)
「落下したリンゴ、もったいないね」の声をきっかけに、運営スタッフの浦中さんがパウンドケーキを作ってきていただき、この日の活動の最後にふるまっていただきました。疲れたカラダに、酸味と甘みが絶妙なバランスでしみわたりました。
▼9/11の稲刈り

(天空田んぼのみを稲刈り)
翌日の11日、この日は、上の田んぼはぬかるみが変わらず引き続き実施を断念。天空田んぼのみを稲刈りしました。
(ハゼかけを行い、シートをかけて完了)
まだ、上の田を残したままなので、道半ばですが、天空田んぼだけでも稲刈りを終えることができてホッとすることができました。どんな状況にでも合わせて対応していかなければならない農家さんは、ホント「すごい」と感じる、2日間でした。
▼次回は、9/24(土)脱穀、秋野菜の間引き、ワラ遊びです。お楽しみに!