・参加人数:大人29人・子ども17人(合計46人)
・活動テーマ:大収穫祭「田畑の恵みを味わおう!」
・内容:リンゴ収穫(フジ)、畑の石とり、牛糞堆肥施肥、収穫祭

(収穫を終えた畑)
長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は20日、大収穫祭と銘打って、田畑で収穫した農産物を調理して、参加者とともに味わいました。大収穫祭は、昨年は中止としたので、2年ぶりの開催。さらに今回は、夏に新型コロナウイルス感染症の第5波で、新ジャガを使ったカレーを見送ったことを受け、はじめて冬ジャガイモ(デジマ)を栽培し、料理のメインに新ジャガカレーを作りました。
▽最後の収穫作業は、リンゴ(フジ)

(収穫する参加者ら)
畑では、いもい農場のリンゴの木に実ったリンゴ(フジ)を収穫しました。リンゴ栽培に興味を持ってもらうきっかけ作りとして、長野市きらめき隊とともに取り組んだ文字絵リンゴ作りは、文字絵がきれいに浮かび上がったリンゴ、浮かび上がらなかったリンゴ様々でしたが、世界で一つだけのリンゴを収穫しました。

(文字絵が浮かび上がったリンゴを手にする大塚さん)
▽来年へつなげる畑作業
リンゴ収穫と同時に、畑の石とり、踏み固められた土をほぐす作業、牛糞堆肥と米ぬか施肥をしました。土をほぐす作業は、畝間が踏み固められてカチカチになっていて、耕運機でも歯が立たないことから、気合十分なお父さんたちに、スコップの歯を入れてもらいました。

(特に、収穫を長期間行ったミニトマト周辺がカチカチ。相当な重労働、ありがとうございました)

(牛糞に米ぬかを施肥)
▽畑作業・リンゴ収穫部隊と収穫祭料理部隊の合間をぬった特別企画

(急遽、田んぼの横の柿を収穫)
畑作業・リンゴ収穫部隊は、予定より早く終了しました。一方の料理部隊は、準備に手間取って遅れ気味。その時間調整で、急遽、参加者全員で田んぼに行き、おうちで干し柿を作ってもらおうと、柿収穫をしました。柿の木の下には、耕作放棄された田んぼがあり、中山間地域の課題を現地視察しながら共有しました。

(社会会館の干し柿は、もみほぐしを実施。次回味わいます。)
▽調理室の定員を設定して食事の準備
調理室が密にならないよう、運営スタッフを中心にした定員を設定して食事の準備を進めました。


(食事の準備)
▽大収穫祭「田畑の恵みを味わおう!」

(一同に介して、2年ぶりの収穫祭!)
コロナ禍により、広間を活用した活動を中止してきましたが、食事のルールを共有した上で、Withコロナの収穫祭を開催することができました。地主の和田さんが駆けつけていただき、ご挨拶を頂戴するとともに、長野市芋井支所支所長補佐の中澤様にも同席いただきました。収穫に感謝しつつ、たくさんの料理を食べながら楽しい時間を過ごすことができました。共食は楽しい!

(感謝の色紙を手にする和田さん)
収穫祭の冒頭、田畑の中間管理をいただいた和田さんへ感謝の気持ちをお伝えしようと、長野県立大学生が考案してくれたリンゴ型の色紙をお渡ししました。

(どれも、田畑の恵み)
食事は、いもい農場で収穫した農産物を活用して準備。コロナ対応しつつ、バイキング形式で提供しました。
・カレー(11/6収穫の新ジャガ(デジマ)を使用)
・小松菜のナムル(11/20収穫)
・ほうれん草・ハクサイの豆乳みそスープ(11/20収穫)
・ダイコンのピクルス(11/20収穫)
・長ネギのぬた(11/20収穫)
・聖護院ダイコンの煮物(11/20収穫)
・ダイコンサラダ(11/20収穫)
・落花生味噌(11/6収穫)
・サツマイモパイン金時(10/16収穫)
・リンゴ(11/20収穫)
・新米(9/11収穫・11/13精米)

(2021年度の活動報告ビデオを視聴する参加者ら)
毎年恒例となった、活動を写真でたどるビデオを事務局が作成。全員で視聴しました。
視聴後、参加者全員から「参加して成長したこと」や、「芋井の魅力ってなんだろう」といった、活動に参加しての感想を発表してもらいました。来年も参加したい!という方が全員で、運営側としては感無量な感想でした。
※動画は、以下のリンクから視聴できます。
https://youtu.be/rqu4nQ4fVyI
▼次回は12月4日
次回は、芋井社会会館大掃除、クラフト、閉講式です。活動報告、お楽しみに!