・参加人数:大人21人・子ども13人(合計34人)
・活動テーマ:「お米を作ろう!(脱穀)」
・内容:オリエンテーション、脱穀、リンゴ葉摘み、草取り、夏野菜収穫
※26日は、雨天中止
(天空田んぼで110キロのお米、収穫!)
長野市芋井地区で食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は25日、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策で、時間・内容を細かく設定した上で開催しました。今回は、9/11・12の稲刈りに続き、脱穀と、畑で夏野菜の収穫、リンゴの葉摘みと、様々な取り組みを実施しました。
▽晴天に恵まれた脱穀作業
25日午前中の脱穀チーム(24人)は、援農ボランティア活動として、和田農園の田んぼの脱穀を手伝い、その後天空田んぼの脱穀をしました。和田農園の棚田3枚分の稲束を、ハーベスターの周りに集め、チームワーク良く稲束を運ぶ、脱穀する、ワラ束を束ねる、運ぶなど、作業に取り組みました。
(作業に先立って、挨拶をされる和田さん)
(シートを外し、準備作業をする参加者ら)
(ハーベスターで脱穀作業をする参加者ら)
脱穀したワラを束ね、運ぶのに子どもたちが大活躍。お手伝いをする中で、自然に「どれだけたくさんの束を運べるか」を競い合っていて、子どもたちが頼もしく見えたのと同時に、可愛く感じました。
(飛脚のようにワラ運び!)
(和田農園の棚田の脱穀、全員の協力で終了!)
1時間ほど作業を行い、休憩をはさんで、和田農園の田んぼの脱穀が終了しました。
(天空田んぼで、参加者それぞれ役割を持って作業する様子)
その後、天空田んぼへ移動し、引き続き脱穀作業。天空田んぼでは、コンバイン袋で4体(約110キロ)の収穫となりました。田植え、田んぼの草取り、土手や畔の草刈、電気柵で獣害予防はもとより、毎日、水回りを確認いただいた和田さんのお力添えのおかげで、収穫を迎えることができました。「コロナ禍でコメの価格が下がっていて大変な状況」と、和田さんからお話がありましたが、今後の活動で、大切に味わいたいと思います。
▽事情があって、ポツンとボッチ作業
25日午前中、脱穀チームに加わらず、事務局1人ボッチで長ネギの草取りと土寄せを行い、収穫前の最後の中間管理を行いました。ネギの背丈と草丈が同じになっていた中、すべて取り除き、スッキリ。収穫が楽しみです。
(「草はヤダね!」と、隣の畑の方と労いあいながら草取りをする事務局)
▽畑作業では「大収穫!」
(ミニトマトの収穫とつまみ食いをする参加者ら)
25日午後には、畑作業チーム(10人)が、ミニトマト、ナス、ピーマン、シシトウを収穫しました。たくさんの収穫は、まさにバイキング。しかも、皆でつまみ食いをしながらの収穫。無限ミニトマト状態で、チームで思う存分、収穫を楽しみました。おうちに帰っても、持ち帰り野菜を味わうことで2度おいしい活動となりました。最後はリンゴの葉摘み。文字リンゴの周辺の葉を取り、活動を終了しました。
(文字がくっきり浮かび上がるよう、葉摘みを行う参加者ら)
(大収穫!)
作業中のおしゃべりから、最近、特に値上がりしているハクサイの事が話題になりました。畑のダイコン、ハクサイの育ちの良さに、「収穫が楽しみ!」という声が聞かれました。
▽新型コロナウイルス感染症拡大防止対策による活動の変更で、楽しみは持越し・・・。
本来の予定では、「宵の明星“金星”を見つけよう!」企画で、脱穀ののち、ワラ遊びを行い、夕方に精米したての超新米を味わい、焚火を囲みながら金星を見つけよう、を計画していました。残念ながら、お楽しみ企画はすべて中止で、農業体験のみを実施しました。コロナ感染拡大が収まることを切に願っています。
▼次回は10月16日
次回は、サツマイモ収穫とリンゴ収穫です。活動報告、お楽しみに!
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