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2019年10月20日

【新企画!】リンゴのオーナー制度「収穫交流会」を開催しました

10月20日(日)天気:晴れ 参加人数:大人24人、子ども7(合計31人)
活動内容:収穫、試食・交流会

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長野市芋井地区で食農体験の場を作る非営利ボランティア団体「天空の里 いもい農場」は20日、同地区の和田農園とともに、
@中山間地域の農地の保全・継承・発展につなげること
A芋井広瀬地区の美味いリンゴを広く周知し、地域の賑わいに貢献すること
この2点を目的に、リンゴのオーナー制度「収穫交流会」を開催しました。

▽手塩にかけて育てていただいたリンゴを丁寧に収穫しましょう!
先ず初めに、芋井社会会館でオリエンテーションを実施しました。五味代表の挨拶の後に、安全に活動するための注意点を事務局から報告を行い、圃場へ移動しました。
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(オリエンテーションの様子)

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(挨拶をする五味代表(写真中央))

▽シナノスイートを収穫!
今回のオーナー制度でお借りした木は、信州リンゴ3兄弟の一つ「シナノスイート」。高密植わい化栽培のため、手の届く所に多く実っていて、収穫しやすい様子でした。しかし、圃場は斜面に面していることから、コロコロと転がるリンゴが多く、斜面下でキャッチ、という光景も見られました。
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(五味代表から収穫方法のレクチャーを受ける池内さん)

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(オーナーエリアで収穫を進める参加者ら)

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(親子で収穫体験をする藤沢さん)

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(1ケース収穫保証の確認と圃場から社会会館への運び出し作業を行う参加者ら)

▽「同じ農業者として『悔しい』気持ちです」
収穫後、圃場の前の農道で、和田蔵次様(和田農園代表)よりご挨拶を頂きました。葉とらずリンゴとして、自然の状況に近い状況で栽培したことの報告からはじまり、高齢化で、農作業の手が回らない現状のお話、台風災害で水没した収穫直前のリンゴの惨状を見て「同じ農業者として『悔しい』」と、声を震わせながら、お話がありました。
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(葉とらずリンゴについて、リンゴと葉を手に説明する和田様)

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(和田様のお話を聞く参加者)

▽感謝状を贈呈しました
オーナー一同から、雨の日も、風の日も、暑い日も、寒い日も、愛情をかけてリンゴを育てあげてくださった和田様へ感謝の気持ちを伝えようと、オーナー参加者代表の曽根様(元運営スタッフ)から和田様へ感謝状を贈呈しました。贈呈後、和田様より、来年のリンゴ栽培に向けた意気込みについてお話がありました。
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(感謝状を贈呈する曽根様)

▽リンゴのオーナー制度のクロージング
芋井社会会館に戻り、リンゴケースから持ち帰りの箱へ詰め替えの作業をした後、参加者から感想を発表していただきました。オーナー制度を通じて、育てる喜び、収穫する喜びを感じられた場になった様子が伺えました。
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(美味しそうなリンゴを見つめる岩井さんご一家)

▽おわりに
この活動に後援をいただいた芋井地区住民自治協議会の田邉会長から、5月に「プレミアリンゴと都会で評判の芋井のリンゴ。農業と観光の側面から、この場を記憶に残る場にしてほしい」というお話を頂戴しました。交流会を終え、その通りになったのではと感じました。また、都市部と中山間地域の関係人口が増えることで地域活性化につなげていく、その一助にもなった様子です。天空の里 いもい農場では、今年の「リンゴの木のオーナー制度」を総括し、来年は、さらに広がりのある企画にしていきたいと考えています。

▽参加者レビュー(抜粋。Q参加していかがでしたか?)
・とても楽しく参加させていただきました。そして、農家の方がいかにリンゴを大切に、手塩をかけて育ててくださっていることが良く分かりました。
・とても楽しかったです。春は道に迷いつつ到着。今回は、(平和学習会で作成した)のぼり旗のおかげで迷わずたどり着けました。参加した友だちとの輪も一段と固くなりました。
・山あいの新鮮な空気のもと、気持ち良い時間を過ごせて良かったです。
・とても勉強になりました。
・団体行動が楽しかったです。
・1本の木、全ての収穫という、貴重な経験になった。
・リンゴ作りの大変さがわかった。
・想像以上にリンゴが収穫できてビックリした。
・和田さんの「葉とらずリンゴ」についてのお話、心にしみました。
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