活動内容:田植え、田植えの感想共有と生き物のプチ学習
食農体験の場を作る天空の里 いもい農場は25日、信州環境カレッジより教材費の一部のサポートを受けて、今年度4回目の活動を開催しました。田んぼにズボッと足を入れて、ヌルヌルサラサラの感触を味わいながらお手植えと、田植え後には、芋井社会会館の広間で、田植えの感想の共有や、田んぼの生き物のプチ学習をしました。
▽1週間遅らせて、田植えをしました
苗の生育状態を受けて、予定よりも1週間遅らせて田植えをしました。先週に水が張られ、田植えの準備ができていた田は、この1週間の間に水が温まり、生き物が多く育まれている、そんな様子の中での田植えとなりました。田植えの冒頭、事務局より、「水の由来」や、「この田の特徴」、「植え方」を伝え、横一列になってお手植えを開始。途中からコツをつかんでスピードが上がり、1時間ほどで終了しました。
(田植え前の田んぼ)
(横一列になってお手植えをする参加者ら)
(作業中に写真をパチリ。田んぼに笑顔が広がりました。)
▽田植えの感想発表会とプチ学習会を開催
信州環境カレッジからサポートを受けて開催した今回の活動。田植えの感想を一人ひとり発表してもらい、共有する場を設けました。その後、全農から譲っていただいたテキストで、たくさんの生き物と一緒に育つ稲について学びました。
(テキストを手に説明をする事務局)
(説明で使用したテキスト)
■田植えの感想の一部を紹介します
・貴重な経験ができた。(大人・多数)
・田植えという集団行動ができて、子どもに良い経験の場となったと思う。(大人)
・土に足を入れて、はじめは気持ち悪かったけど、そのうち楽しくなった。(子ども)
・田に足を入れた感触、冷たかった。(子ども)
・小学生以来の田植え。匂いと土の感触が懐かしく感じた。(大人)
・虫にいっぱい出会えた。(子ども)
・虫が苦手だけど、抵抗感が消えた。(大人)
▽番外編〜無いものは工夫をして作りました
当日、水道のシャワーヘッドが見当たらなく、急きょ、簡易シャワーヘッドを作って、泥落としで使いました。
(ペットボトルを使ったシャワーヘッドを作る谷川さん)
(簡易シャワーヘッドの完成)
(田んぼの泥を落とすのに大活躍)
▽番外編〜生き物、触れちゃいました
水が張られて時間が経っていることと、水温が高いことが影響してか、いつもの田植えよりも多くの生き物に出会えました。写真の他に、アカハライモリやゲンゴロウもいて、田んぼの生き物調査も兼ねているような場となりました。
(サワガニ)
(「これ、ミズカマキリだよ!」と見せてくれた子ども)
▽番外編〜畑の様子
前回、サツマイモを植えたことで、100坪の畑、全面的に栽培が始まりました。これから、草取りが本格的に始まります。
(一斉に芽が出たジャガイモ)
(獣害?鳥に食べられた落花生)
(影が指さす先、種まき時に種をこぼした形跡。変わったところからダイコンの芽がでていました)
(トマトの花が咲き始めました)
【次回の予定】
6月1日(土)
たべものA「発酵食品」編「ぬか漬けづくり学習会」
たべもののことを勉強する第2回目、東海漬物さんプレゼンツ!ぬか漬けづくり学習会です。美味しい夏野菜の食べ方、手がすべすべに!美容と健康に!お楽しみ!
内容:草取り、ジャガイモ・長ネギの土寄せ、りんごの摘果、ハツカダイコン収穫、ぬか漬け作り学習
※この企画は、信州環境カレッジのサポートを受けて開催します。