活動タイトル:「収穫の秋!味覚の秋!」
活動内容:リンゴ(シナノスイート)やサツマイモの収穫、夏野菜の片づけ、新米ご飯
長野市芋井広瀬地区をフィールドに食農体験の場を提供する天空の里 いもい農場は20日、参加者で植えて育ててきたサツマイモの収穫や、リンゴ収穫、昼食交流では、新米のご飯を準備し、「収穫の秋、味覚の秋」を楽しみました。
▽天気が読めない今年、前日「雨」、今日も「曇りのち雨」。
今回は、曇り空、時々小雨が降る中での活動でした。前日の雨で土の水分が多く含んでいて、サツマイモ掘りはシャベルにまとわりつく土に阻まれ、重労働に。雨は、今年のキーワードのようです。
(たぬきが隣の畑をウロウロ。「また雨かよっ、雨やだなっ、」と言っているように聞こえました。)
▽サツマイモ収穫「おっきいの、とったよ♪」
畑の活動の最初に、参加者全員でサツマイモ(ベニアズマ)掘りを行いました。大人がサツマイモのツタを片付けた後、サツマイモの根がある部分を中心に土を掘り起こしました。子どもたちは、土の中から大きなサツマイモを見つけようとシャベルや手で一生懸命掘っていました。土の中から紫色の根を見つけると、「見つけたー!」と大人たちに知らせ、根の周りの土を丁寧によけて、折れないように慎重に掘り出していました。
(ここ掘れワンワン!宝探しのようにサツマイモを掘り起こしている子どもたち)
▽最後の夏野菜収穫、野菜棚の片づけ
ミニトマトやピーマン、シシトウ、ナスといった夏野菜、今日の活動で最後の収穫を行い、野菜棚を片付けました。子どもたちは、トマトの色に興味をもったようで、その場で緑色、オレンジ色、赤色とトマトの食べ比べをして、最後のトマトの収穫を楽しんでいました。
(トマトの棚を片付ける前に、最後の収穫をする子どもたち)
▽シナノスイート収穫
降り出した雨の中、畑の活動の最後に、今日がまさに収穫適期のリンゴ(シナノスイート)の収穫を行いました。シニア大学OBのみなさんと子どもたちが息を合わせて、木の下に実ったリンゴは子どもたち、木の上のリンゴは大人たちで収穫をすすめました。ただ、子どもたちは「少しでも高いところのリンゴを取りたい!脚立に乗って収穫したい!」と、シニア大OBのみなさんが子どもたちを支えながら、自ら脚立に乗ってリンゴを採っていました。
(脚立に乗って、収穫にご満悦の浦中茉子さん)
▽収穫感謝新嘗祭を実施
芋井社会会館に戻った後は、今日の収穫物を使って料理を作って、新米ごはんを炊いて昼食交流の準備をしました。新米のお供は、今回収穫したサツマイモと間引き菜のみそ汁をメインに、サツマイモのツタの炒めもの、大学イモ等が並びました。準備が整ったところで、県シニア大OB谷川さんの進行のもと、参加者用に小分けした天空米を目の前に、今年のお米の収穫に感謝をする儀式(収穫感謝新嘗祭)を行いました。
(1袋6合ずつ、参加者平等に分けた天空米。)
(収穫感謝新嘗祭に参列する参加者)
炊き上がったツヤツヤなご飯は、「ご飯だけでも美味しい!モチもちしているね!」、「サツマイモのツタは食べられるんだ!」と参加者それぞれ、新たな発見があった場になりました。
活動終了後、副代表と草間で地主さん宅へお邪魔し、天空の里 いもい農場で収穫した新米をお届けして、この間の感謝の気持ちを伝えました。(草間)
【次回の予定】
11月10日(土)
活動タイトル:「白菜・大根・長ネギetc…収穫隊!」
活動内容:秋野菜の収穫、焼き芋、移住体験施設ヤングブルー村の参加者との交流
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