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49日の別れ [2006年06月17日(Sat)]


もう四十九日になるんだよね


 『・・・ご家族や友人のけじめなんですね今日という日は』
 読経の後の坊さんの優しい言葉が直球でズドンと胸に響く。
 彼の坊さんも震災の時に隣の部屋の幼い子供たちを亡くし、
 でもなを周りの多くの人々やその家族を思う読経の数々を
 限りなくこなしてきた心中を思うと、その少ない言葉の重さ
 や優しさが限りなく尊く感じた。


今日の今日まで、友人の前で手を合わすことはしなかった。
できなかったと言ったほうが正しいかも知れない。
何故ならそこに居るのが分かるから。
でも今日の坊さんの言葉で理解しなければならないと思う。


『・・・オレやっぱり納骨まで無理やわ・・・』
 彼の兄姉たち、娘たちご両親と8時間ほど話し(飲み?)
 続けたが、僕には理解できないのだと言うことが分かった。
 だから今度は百か日までケジメは先延ばしにする事にする。

 なんだか彼の困った顔を思い出した気がした。