2025エキスポ散歩　その11　夢洲駅

万博開幕の2か月前に開業した大阪メトロ中央線の夢洲駅。近未来のわくわく感あふれる駅です。
大阪メトロの車両であれば、車両とホームとの差は2センチほど。渡し板なしでもたいていの車いすはそのまま乗り降り出来ます。近鉄車両も多数乗車時は車両が沈み同じよう。
コンコースには見事に機能分散されたトイレが設置されています。奥から女性用・男性用・オールジェンダー・車いす用となっており、入口のパネルでその使用状況の表示があります。
そして一番手前が授乳室です。外にはいくつかのベンチがあり、座って待つことも。
改札口に向かう途中右側に巨大スクリーンがあります。でも、目がくらみそうな人は左側面を見て改札にお進みください【KB】

トラウマと向き合う 半年間の治療記録
2025年4月29日(火) 午後8:00〜NHKEテレで放送

虐待や性被害などによって生じる心の傷“トラウマ”。当事者は長期にわたってフラッシュバックなどで苦しみ続けている。都内のクリニックで治療に取り組む精神科医・白川美也子さんは、２７年間でおよそ５０００人のトラウマ性疾患の患者を診察してきた第一人者。今回、白川さんの治療の現場に半年間密着。回復に向け奮闘する医師と患者の日々を見つめ、トラウマが当事者に及ぼす深刻な影響と、治療のために必要なことを伝える。

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「絶望名言」を探して
2025年4月28日(月) 午前0:00〜NHKGテレビで放送

「生きている事。生きている事。ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか」（太宰治）「涙とともにパンを食べたことのない者には、人生の本当の味は分からない」（ゲーテ）偉人たちが残したネガティブなことば、「絶望名言」。「ラジオ深夜便」の人気コーナーで、書籍化もされた。ポジティブが是とされる現代で、なぜ心に刺さるのか。その答えを探しに、街で人々にそれぞれの「絶望名言」を聞いた。

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「いつもとなりで〜大阪・ジュリと老医師の日々〜」
2025年4月27日(日) 午前8:25〜NHKGテレビで放送

大阪・泉佐野市で４０年に渡って地域の医療を支えてきた整形外科医・中村薫さん（６９）。５５歳の時、難病を発症。人生をかけてきた天職を失い、生きる意味を見失った。絶望のさなかに中村さんの元に介助犬としてやってきたのがジュリエット（５歳・雌）。医師であるがゆえに自らの病を直視せざるをえない過酷な日々を送る中村さん。そこにそっと寄り添い続けるジュリエット。病と闘いながら懸命に生きる１人と１匹の人生行路。

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最長の橋を造れ！男達の魂　〜高さ50m超の“空中作戦”〜
2025年4月26日午前11時からテレビ大阪で放送

日本最長のつり橋造りに、前代未聞の「空中作戦」で挑む！熱き男たちの職人魂に迫るドキュメンタリー。
大阪・茨木市では、かつて25戸の住宅があった、とある集落が、新しくできたダムの底に沈んだ、知られざる歴史があります。その集落の人たちが「希望のかけ橋」と呼ぶのが、この春にできたばかりの「日本一長いつり橋」です。
長さは420メートル。目玉は大迫力のバンジージャンプで、多い日には5000人以上が訪れる人気スポットとなったほか、かつて集落に住んでいた人たちの新しい移動ルートにも。
ところが工事は無理難題だらけ。特殊な形をしているため、足場を組むことができず、ロープからぶら下がりながら作業をする、高さ50メートル超の「空中作戦」を敢行。身震いしてしまう光景のなか工事は進むが、ある大トラブルに直面…男達の前代未聞の解決策とは？

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2025エキスポ散歩　その10　関西空港リノベーション

万博の開催に合わせて関西国際空港のリノベーション工事が完了し、3月に新装オープンとなりました。
今回の工事で大きかったのは障害当事者の参画だ全面的に行われ、工事に反映されたことたことです。
車いす利用者や視覚障害者、また聴覚障害者などに加え、知的障害者や発達障害者などの意見が取り入れらています。
バリアフリー動線の確保、わかりやすい案内表示、機能分散された多くのトイレ、カームダウンクールダウンスペースの設置などです。
内外の遠方から万博に来阪される方はその成果をご体験ください【KB】

2025エキスポ散歩　その9　障がい者用駐車場

万博会場東ゲート横に障がい者用駐車場が設けられています。
障がい者用駐車場は、事前予約制（有料）です。
「特別割引券対象者」または「傷病等で車椅子又は歩行具を利用しないと移動が困難である者」が乗車する車両が利用対象となります。
一般の自家用車は利用できません。
料金は複雑で駐車場に入る時間帯と来場時に利用した道路によって異なります。これも会場入場の混雑を緩和するための方法です。
予約は、利用日の前日まで可能です。
詳しくは万博の公式サイトで確認してください。【KB】

2025エキスポ散歩　その８　シャトルバスターミナル

万博会場までのシャトルバスは、大阪駅や新大阪駅、上本町駅、尼崎駅などいくつかあります。
その中で最大のものが桜島駅です。本数も多く料金も片道350円で最も安い設定です。障害者割引はありません。
今回臨時に設けられたターミナルにはバリアフリートイレはもちろん、カームダウンクールダウンルームも設けられました。混雑した人ごみにしんどくなった人は利用してください。
そして大きな駐車場を併設した舞洲・堺・尼崎の3か所のP&Rのシャトルバスターミナルにもバリアフリートイレとカームダウンクールダウンルームが設置されています。
必要な方はどうぞ【KB】

2025エキスポ散歩　その7　待っててベンチ

知的障害者がガイドヘルパーさんと共にお出かけをする。万博もその目的地の一つ。
会場に向かう際の主要な乗換駅の一つがJR大阪環状線の弁天町駅です。
地下鉄への乗り換えをスムーズにするために、大掛かりな改修がなされました。
弁天町駅のホーム下にはかつて「交通科学館」があり、10年ほど前に展示物は京都鉄道博物館に移設されました。
その空いたスペースが万博会場へのスムーズな移動空間として再整備されたのです。
わかりやすい案内表示、きめ細かい改札、エレベーターやエスカレーター、バリアフリートイレなどです。
そしてガイドヘルパーさんが用を足す際に、知的障害者が座って待てる「待っててベンチ」です。
弁天町駅のホーム下コンコースにある「待っててベンチ」せいぜいご利用ください。【KB】

2025エキスポ散歩　その6　広いトイレ

車いす利用者向けのトイレは福祉のまちづくりが進み着実に増えています。
このトイレを排泄に介助が必要な障害の重い知的障害者も利用しています。
下着をおろしたりあげたりお尻を拭いたりなどの介助に必要な広めの空間や、つかまり立ちのできる手すり、介助者が代わって用を足すときの待機スペースなど、「車いすトイレ」ではなく、名付けて「広いトイレ」。
会場内にはこの「広いトイレ」がユニバーサルトイレに組み込まれて各所に設置されいます。
中にはトイレ内を仕切るカーテンがあるところも。プライバシーを守る配慮も見られます。
万博を契機に街中に「広いトイレ」が普及することを願います。【KB】